JP3054670U - ファンモータの単一軸受けの固定構造 - Google Patents

ファンモータの単一軸受けの固定構造

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JP3054670U
JP3054670U JP1998004384U JP438498U JP3054670U JP 3054670 U JP3054670 U JP 3054670U JP 1998004384 U JP1998004384 U JP 1998004384U JP 438498 U JP438498 U JP 438498U JP 3054670 U JP3054670 U JP 3054670U
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JP
Japan
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bearing
shaft tube
fixing ring
inner diameter
fan motor
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JP1998004384U
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Inventor
洪惠玲
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Sunonwealth Electric Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Sunonwealth Electric Machine Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 フレームに軸管が設けられ、軸管の内径
は軸受けが非緊密結合方式で嵌め込むのに用いられ、軸
受けは少なくとも片端から一個の固定リングにより位置
決めされ、固定リングは軸管の内径とは緊密結合方式で
固定するように形成され、軸受けのもう一端は他の固定
リングにより位置決めされ、または、軸管の内径から一
体化された突出物により位置決めされるよう構成されて
いる。 【効果】 単一軸受けにより固定されるため、ローター
が回転する時には中心線が偏る問題はなくなると共に、
回転時の騒音を低減することができ、また、軸受けを簡
単に固定することができるため、生産コストを低く抑え
ることができ、さらに、単一軸受けの厚さを最も薄く抑
えることができるため、ファンモータの厚さを最小に設
計することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主としてファンモータの単一軸受けの固定構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
【0003】 台湾の公告番号第302056号の実用新案「ファン心軸の単球軸受けの支持 構造(一)」で開示されたものは、心軸に球軸受けと含油軸受けを設けて構成さ れたものである。
【0004】 従来の技術におけるファン心軸の単球軸受けの支持構造については、以下のよ うな問題を指摘することができる。
【0005】 上述した従来の技術に掲示された構造について、このような従来の構造のファ ンロータでは、その主軸は球軸受けと含油軸受けにより支持されるため、球軸受 けと含油軸受けの中心線は同一の中心線に位置するべきであり、そうでないと、 ロータが回転する時には中心線が偏ったり、又は騒音が生じたりする問題が出て くる。また、軸受けについては、緊迫方式により結合するのは宜しくなく、とい うのは、軸受けの中で圧迫力により変形して摩擦が生じやすくなり、ひどい場合 には、心軸が引っ掛かることにより回転できなくなることもある。このように、 球軸受けが非緊迫の方式で位置決めをする場合は、もう一個の含油軸受けを頼っ て緊迫に結合されることにより固定を補助しなければならず、そうしないと、軸 受けを固定してロータが回転するのを支持することはできない。このように、そ の軸受けの組立方式は、業界にとっては大変困る組立方式であり、しかも、二個 の軸受けを設けなければならないことは、コストも高くなる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、 その目的とするところは、次のようなことを達成できるファンモータの単一軸受 けの固定構造を提供しようとするものである。
【0007】 本考案の第一目的は、ファンモータの単一軸受けの固定構造を提供し、単一軸 受けにより固定されるため、ロータが回転する時には中心線が偏る問題はなくな ると共に、回転時の騒音を低減することができる。 本考案の第二目的は、ファンモータの単一軸受けの固定構造を提供し、軸受けを 簡単に固定することができるため、生産コストを低く抑えることができる。 本考案の第三目的は、ファンモータの単一軸受けの固定構造を提供し、単一軸受 けの厚さを最も薄く抑えることができるため、ファンモータの厚さを最小に設計 することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案によるファンモータの単一軸受けの固定構 造は下記のようになるものである。
【0009】 すなわち本考案のファンモータの単一軸受けの固定構造は、フレームに軸管が 設けられ、軸管の内径は軸受けが非緊密結合方式で嵌め込むのに用いられ、軸受 けは少なくとも片端から一個の固定リングにより位置決めされ、固定リングは軸 管の内径とは緊密結合方式で固定するように形成され、軸受けのもう一端は他の 固定リングにより位置決めされ、または、軸管の内径から一体化された突出物に より位置決めされる。
【0010】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
【実施例1】 図1に示す本考案の実施例の分解斜視図において、本考案はフレーム1および 固定リング2などの部品より構成されている。
【0012】 フレーム1に軸管11が設けられ、軸管11は軸受け12が置き入れられるの に用いられ、軸受け12は球軸受け、含油軸受け、銅軸受けなどから形成するこ とができると共に、非緊密結合方式で軸受け12を軸管11に置きいれることが でき、軸受け12の上下両側には固定リング2により固定される。
【0013】 固定リング2はプラスチックや金属などの材質より製造され、固定リング2の 外周は軸管11の内径よりやや大きく形成されるため、固定リング2を強い力で 緊迫方式により軸管11の内径に押し入れ、そして、上下から軸受け12を圧迫 して挟むことにより、軸受け12は上下に位置決めされるように形成される(図 2、3、4に示す如く)。
【0014】
【実施例2】 図5に示す本考案の実施例2の局部拡大図において、軸管11の中に一個の固 定リング2だけ設置され、そして、軸受け12の他方の軸管11の内径より突出 した突出物13が形成され、突出物13はリング状または塊状に形成することが できるため、軸受け12は実施例1と同じ効果を有するように位置決めされるよ うに形成される。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
【0016】 本考案のファンモータの単一軸受けの固定構造は、固定リングを利用して軸受 けを軸管の中において上下から制限することにより、軸受けを位置決めすること ができるため、組立上においては大変便利であり、また、軸受けを一個だけ使用 ので中心線が偏ったり騒音が生じたりする問題はなくなり、さらに、軸受けの数 が減ったため、生産コストも低減され、しかも、軸受けの数が減ったために厚さ が薄くなることにより、軸管の長さを短くすることができるため、放熱ファン全 体の厚さも薄くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例1の組み合わせた状態の上面図
である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の4の局部拡大図である。
【図5】本考案の実施例2の局部拡大図である。
【符号の説明】
1 フレーム 11 軸管 12 軸受け 13 突出
物 2 固定リング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(1)に軸管(11)が設けら
    れ、軸管(11)の内径は軸受け(12)が非緊密結合方式
    で嵌め込むのに用いられ、軸受け(12)は少なくとも片
    端から一個の固定リング(2)により位置決めされ、固
    定リング(2)は軸管(11)の内径と緊密結合方式で固
    定するように形成され、軸受け(12)のもう一端は他の
    固定リング(2)により位置決めされ、または、軸管(1
    2)の内径から一体化された突出物により位置決めされ
    ることを特徴とするファンモータの単一軸受けの固定構
    造。
JP1998004384U 1998-06-04 1998-06-04 ファンモータの単一軸受けの固定構造 Expired - Lifetime JP3054670U (ja)

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