JP3054347U - 電線共同溝蓋開閉装置 - Google Patents

電線共同溝蓋開閉装置

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JP3054347U
JP3054347U JP1998004066U JP406698U JP3054347U JP 3054347 U JP3054347 U JP 3054347U JP 1998004066 U JP1998004066 U JP 1998004066U JP 406698 U JP406698 U JP 406698U JP 3054347 U JP3054347 U JP 3054347U
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JP
Japan
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lid
opening
common groove
horizontal pipe
elevating
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Application number
JP1998004066U
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English (en)
Inventor
勝志 森下
Original Assignee
株式会社ジェイコス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 持ち上げ作業が困難な共同溝の蓋を極めて簡
便且つ短時間で開閉することができる装置を提供する。 【解決手段】共同溝の開口部の対向する側縁の近傍に配
置された走行車輪を有する一対の昇降移動装置と、該昇
降移動装置間に昇降可能に配設された水平管と、該水平
管から垂下されると共に前記共同溝の蓋を適宜手段によ
り固定する支持体とを備えた共同溝の開口部に連続配設
された蓋を取り外すための電線共同溝蓋開閉装置におい
て、支持体を水平管に着脱可能に取付られるクランプ装
置と、該クランプ装置の下方に中央上方辺を固定させる
と共に前記蓋の長さ程度に至るまで両翼を延設させた板
状の支持部材と、該支持部材の両端部に取付られると共
に先端部に蓋の角部の孔へ挿入固定可能な鈎状のフック
で構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電話線等の各種ケーブル、水道管等を収容するための共同溝の蓋の 開閉作業に使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電話線、電線等のケーブルを水道管等と共に共同溝内に収容するこ とが知られている。そして、この共同溝には、歩道の下に連続して埋設されてお り、歩道と同様の模様等が描かれた蓋に覆われている。
【0003】 そして、収容されたケーブル等のメンテナンス作業を行う際には、この蓋をクレ ーン車等で持ち上げて開蓋させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記の共同溝の蓋は1トン以上の重量を有していると共に、周囲の間 隙にミルクセメントを充填させることで閉塞していることから、この持ち上げ作 業は容易ではなく、隣接する蓋を同時に共上がりさせたり、場合によっては、負 荷に耐えかねてクレーン車自体を転倒させる可能性があった。
【0005】 また、これらの共同溝は市街地の歩道の下に設けられているため、クレーン車 の駐車場所の確保が難しく、更に、交通渋滞、騒音、排気ガス公害等の原因とも なる等の問題もあった。
【0006】 これに対して、実用新案登録第3035811号には、共同溝の開口部の対向す る側縁の近傍に配置された走行車輪を有する一対の昇降移動装置と、該昇降移動 装置間に昇降可能に配設された水平管と、該水平管から垂下されると共に前記共 同溝の蓋を適宜手段により固定する支持体とを備えた共同溝の開口部に連続配設 された蓋を取り外すための電線共同溝蓋開閉装置が開示されている。
【0007】 ところで、この装置では、隣接する蓋にジャッキを当てて反力を得るため、隣接 する蓋を共上がりさせることなく持ち上げる点で有利であるものの、ジャッキア ップの際の加重バランスの補正に支持片を設ける等の装置構成がやや複雑となり 、安定性に欠ける等の問題があった。
【0008】 そこで、本考案は、上述のような課題を解決し、極めて簡便且つ短時間で共同溝 の蓋を開閉することができる装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如く、共同溝の開口部の対向する側縁の近傍に配置された走行 車輪を有する一対の昇降移動装置と、該昇降移動装置間に昇降可能に配設された 水平管と、該水平管から垂下されると共に前記共同溝の蓋を適宜手段により固定 する支持体とを備えた共同溝の開口部に連続配設された蓋を取り外すための電線 共同溝蓋開閉装置において、支持体を水平管に着脱可能に取付られるクランプ装 置と、該クランプ装置の下方に中央上方辺を固定させると共に前記蓋の長さ程度 に至るまで両翼を延設させた板状の支持部材と、該支持部材の両端部に取付られ ると共に先端部に蓋の角部の孔へ挿入固定可能な鈎状のフックで構成した。
【0010】 前記板状の支持部材は、左右対称の形状をしており、この構成により、その先端 部に設けたフックで蓋の角部の孔を利用して安定して蓋の持ち上げ作業を行うこ とが可能となった。また、上記の如く構成することで、装置構成を簡略化するこ とができた。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき、考案の実施の形態について説明する。
【0012】 図1は、本考案の電線共同溝蓋開閉装置の第1実施例の外観図である。この図に おいて示される通り、本装置は、少なくとも共同溝の開口部(図示せず)の対向 する側縁の近傍に配置された2つの走行車輪11をそれぞれ設けた一対の昇降移 動装置1.1と、該昇降移動装置1.1間に昇降可能に配設された水平管2と、 該水平管2から垂下されると共に前記共同溝の蓋Aを固定する支持体3とで構成 されている。
【0013】 前記昇降移動装置1は、中央部の縦方向に軸5に沿って垂直移動する昇降プレー ト4を備えた二等辺三角形状の基体から成り、この昇降プレート4に特殊鋼心棒 等から成る水平管2の管端部が固定されている。また、昇降プレート4は、取手 付きの操作レバー6の回動操作によって軸5に沿って昇降するハッチリフター( 回転昇降装置)と成っている。
【0014】 支持体3は前記昇降移動装置1.1間に掛け渡された水平管2にクランプ装置3 2を介して取り付けられている。
【0015】 図2は、前記支持体3の概要図である。図示の如く、支持体3は、上部に水平管 2を取り付けるクランプ装置32を有し、該クランプ装置32の下方には共同溝 の蓋Aの長さ程度に至るまで両翼を延設させた板状の支持部材31が形成されて いる。そして、支持部材31の両端部には蓋Aの角部の孔aへ挿入固定可能な鈎 状のフック33が着脱自在に取り付けられている。
【0016】 以上の如く構成された装置により、蓋Aを開蓋させるには、先ず、蓋Aの長円状 の孔aにフック33を挿入すると共に、外方向にややずらして引っかける。そし て、この位置において、支持部材31にフック33を取り付ける。
【0017】 次に、上記の作業を蓋Aの両側で行うと共に、共同溝の開口部(図示せず)の対 向する側縁の近傍に昇降移動装置1.1を配置した後、支持部材31を前記昇降 移動装置1.1間に掛け渡された水平管2にクランプ装置32を介して取り付け る。
【0018】 そして、把手をもって操作レバー5を回転させることで、蓋Aを持ち上げる。こ の際、支持部材31の形状により蓋Aは四方の端部で均等に力を受けるので、安 定して垂直に持ち上がる。
【0019】 尚、昇降移動装置1を安定して配置するには、図3の第2実施例に示される如く 、前記共同溝の開口部の対向する側縁の近傍に前記昇降移動装置1の走行車輪1 1の走行方向と停止位置とを案内するガイトレール7を配置することで改善され る。この様にガイドレール7を使用することで、蓋Aの移動の際の進行方向の安 定も図ることができ、未舗装の路面での使用が可能である。又、車輪が共同溝に 落ち込む等の事故を防ぐことができる。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、上記の如く構成したので、この装置を使用することで、クレーン車 を利用することなく、極めて容易且つ安全に共同溝の蓋の開放作業ができ、持ち 上げる蓋に隣接する蓋が共上がりをすることもなく、開蓋作業を、短時間で且つ 少人数で行うことができる。また、装置構成を簡素化したので、取扱いが便利で 軽量のために運搬が容易である。本考案は、更に、ガイドレールを採用すること で、設備への損傷を防止できる等の利点も兼ね備えた画期的な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電線共同溝蓋開閉装置の第1実施例の
外観図である。
【図2】支持体の概要図である。
【図3】本考案の電線共同溝蓋開閉装置の第2実施例の
平面図である。
【符号の説明】
A 蓋 a 孔 1 昇降移動装置 11 走行車輪 2 水平管 3 支持体 31 支持部材 32 クランプ装置 33 フック 4 昇降プレート 5 軸 6 操作レバー 7 ガイトレール

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも共同溝の開口部の対向する側縁
    の近傍に配置された走行車輪を有する一対の昇降移動装
    置と、該昇降移動装置間に昇降可能に配設された水平管
    と、該水平管から垂下されると共に前記共同溝の蓋を適
    宜手段により固定する支持体とを備えた共同溝の開口部
    に連続配設された蓋を取り外すための電線共同溝蓋開閉
    装置において、前記支持体は水平管に着脱可能に取付ら
    れるクランプ装置と、該クランプ装置の下方に中央上方
    辺を固定させると共に前記蓋の長さ程度に至るまで両翼
    を延設させた板状の支持部材と、該支持部材の両端部に
    取付られると共に先端部に蓋の角部の孔へ挿入固定可能
    な鈎状のフックから成ることを特徴とする電線共同溝蓋
    開閉装置。
  2. 【請求項2】少なくとも共同溝の開口部の対向する側縁
    の近傍に配置された走行車輪を有する一対の昇降移動装
    置と、該昇降移動装置間に昇降可能に配設された水平管
    と、該水平管から垂下されると共に前記共同溝の蓋を適
    宜手段により固定する支持体とを備えた共同溝の開口部
    に連続配設された蓋を取り外すための電線共同溝蓋開閉
    装置において、前記共同溝の開口部の対向する側縁の近
    傍に前記昇降移動装置の走行車輪の走行方向と停止位置
    とを案内するガイトレールを設けたことを特徴とする電
    線共同溝蓋開閉装置。
JP1998004066U 1998-05-26 1998-05-26 電線共同溝蓋開閉装置 Expired - Lifetime JP3054347U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017075490A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 大洋設備工業株式会社 重量物持ち上げ装置

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