JP3053912U - タンス転倒防止機能付き収納家具 - Google Patents
タンス転倒防止機能付き収納家具Info
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- JP3053912U JP3053912U JP1997008677U JP867797U JP3053912U JP 3053912 U JP3053912 U JP 3053912U JP 1997008677 U JP1997008677 U JP 1997008677U JP 867797 U JP867797 U JP 867797U JP 3053912 U JP3053912 U JP 3053912U
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- Japan
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- eleventh embodiment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タンスや壁面にねじ穴を開けなくてすみ、天
井への影響も少なく、設置・撤去が容易なタンス転倒防
止機能付き収納家具を、容易に作成し、安価に提供す
る。 【構成】 本体下部12と本体上部13を、互いに充分
力重なり部分をもつ箱型の形状とし、本体下部12に設
けられたダボ14等で本体上部13を支えることによ
り、全高とそれに伴い収納容積を調整できるようにす
る。また、本体上部13の上部に、ざぶとん型のエアバ
ッグ19を固定する。
井への影響も少なく、設置・撤去が容易なタンス転倒防
止機能付き収納家具を、容易に作成し、安価に提供す
る。 【構成】 本体下部12と本体上部13を、互いに充分
力重なり部分をもつ箱型の形状とし、本体下部12に設
けられたダボ14等で本体上部13を支えることによ
り、全高とそれに伴い収納容積を調整できるようにす
る。また、本体上部13の上部に、ざぶとん型のエアバ
ッグ19を固定する。
Description
【0001】
この考案は、地震発生時などにおけるタンスの転倒防止を目的とした収納家具 に関するものである。
【0002】
図1にしたがって、従来のタンス転倒防止器具の代表的な例を説明する。A図 7は、タンス4上部と天井面3に接する部品を伸縮するパイプで「エ」の字型に なるように連結したもので、タンス4上部の奥の位置でパイプを伸長させること により、タンス4を天井面3と床面1との間に固定する機能を持つ。この器具を 、以下、「エ」の字型器具と呼ぶ。B図8は壁面2とタンス4上部に取り付ける 金具で、9は金具8同士をつなぐワイヤー・チェーン・ベルトなどである。この 組み合わせを、以下、ワイヤー型器具と呼ぶ。C図10は「L」字型金具で、ね じでタンス4と壁面2を固定するものである。
【0003】
従来のタンス転倒防止器具には以下のような欠点がある。
【0004】 前述3例共通の欠点として、設置位置がタンス4上部の奥となるため、平均的 な身長の利用者5は、踏み台6等に乗り、さらに奥まで手を伸ばして設置・撤去 を行う必要があり、タンスの据え置き・移動にともなう設置・撤去が容易でない という点が挙げられる。
【0005】 「エ」の字型器具7の欠点としては、前述に加え、上部部品が狭い面積で天井 面3に接するため、接触部分における天井部材が強固でない場合、あるいはその 部分に梁などがない場合には、地震発生時に天井部材の破損が生じ、転倒防止の 機能を果たさなくなるおそれがあるという点が挙げられる。また、伸縮・固定が 可能な強度のあるパイプを使用するため、製造コストも高い。
【0006】 ワイヤー型器具8,9、「L」字型金具10に共通の欠点としては、前述の欠 点に加え、ねじ留めする位置の壁面部材が強固かつねじ留めに適したものである か、ねじ留め位置に梁などが位置することが必要で、それが満たされない場合、 地震発生時に、ねじの抜け落ちによって転倒防止機能が損なわれるという点が挙 げられる。また、賃貸住宅等においては、ねじ穴を開けることが禁じられている 等の理由で、使用が困難である。
【0007】
上記課題を解決するために、本考案請求項1の実施例11では、図2A図に示 すように、タンス4上部と天井面3の間に容易に設置できる範囲で、できるだけ 本考案請求項1の実施例11上部と天井面3の隙間aが少なくなるよう、全高と それに伴い収納容積を調整できる機能を持つ、箱型・棚型収納家具の形態をとる 。
【0008】 本考案請求項1の実施例11の詳細な構造を図3に沿って説明する。A図は正 面図、B図は側面図である。C図はA図d方向の断面図、D図はB図e方向の断 面図、E図はB図f方向の断面図(部分)である。
【0009】 本体下部12と本体上部13は、互いに充分な重なり部分をもつ箱型の形状で 、後述する地震発生時におけるタンスの転倒防止機能を発揮できるだけの強度を 持つ材質とする。
【0010】 E図は、「課題を解決するための手段」の項で述べた、「タンス4上部と天井 面3の間に容易に設置できる範囲で、できるだけ本考案請求項1の実施例11上 部と天井面3の隙間aが少なくなるよう、全高とそれに伴い収納容積を調整」す る方法の例を断面図で示すもので、g図では、一例としてダボ14を使用してい る。本体下部12の両側面それぞれの2カ所以上に上下方向に適当な間隔で列状 に設けられたダボ穴15のうちの適当な箇所にダボ14を差し込み、このダボ1 4に本体上部13の下縁部分が当たるようにする。これにより、本考案請求項1 の実施例11は、全高と収納容積の段階的な調整が可能となる。
【0011】 h図は、全高と収納容積を無段階に調整するための方法の一例を示すもので、 g図と同じ部分の断面図である。本体下部12に、ボルト16のねじ部分の太さ にあわせた幅で設けられたスリット18の適当な位置にボルト16を差し込み、 ナット17を用いて締めることにより、ボルト16の頭の部分によって、任意の 高さで本体上部13を支えることが可能となる。
【0012】 図3、図4A図において、本考案請求項1の実施例11は箱型の形状をしてい るが、この前面部分を切り落として内部に適宜棚板を配した棚型の形状とするこ とも可能である。
【0013】 本考案請求項2の実施例を図4A図に従って説明する。
【0014】 本考案請求項1の実施例11の本体上部13の上部に、コック21を介するチ ューブ20を取り付けたざぶとん型のエアバッグ19を固定する。エアバッグ1 9は、適当な強度を持った、空気漏れのない、摩擦係数の高い材質とする。
【0015】 本考案請求項1の実施例11のタンス等転倒防止効果を、図2に従って説明す る。図2は、いずれも側面からの見取り図である。
【0016】 A図は、本考案請求項1の実施例11を、タンス4と天井面3の間に設置する 方法を表したもので、隙間aがあるため、白矢印方向へ押して設置することが容 易である。また、本考案請求項1の実施例11の下部を持ってこれを行うことが できるため、平均的な身長の利用者5は、踏み台などを使用しないか、使用する としても低い踏み台の使用で容易に設置作業を行うことができる。
【0017】 B図は、本考案請求項1の実施例11設置後の平常の状態を表したものである 。
【0018】 C図は、地震発生時に、タンス4のみが白矢印方向へ傾き、それにより本考案 請求項1の実施例11が天井に押しつけられた状態を表すものである。タンス4 の傾きは、この図においては、支点bを中心とする左方向への回転運動となる場 合が多いが、その際、タンス4の側面対角線c(スモール)が垂直に近くなるに つれて本考案請求項1の実施例11が上に押し上げられ、天井に密着した時点で 、タンス4の傾きは本考案請求項1の実施例11によって制止される。このとき 、天井面3は、広い面積で下からの圧力を受け止めることになり、「エ」の字型 器具と比較して天井部材の破損の可能性が低く、したがって、天井部材破損によ るタンス転倒防止機能の喪失の可能性も低い。
【0019】 D図は、地震発生時に、タンス4と本考案請求項1の実施例11がともに白矢 印方向へ傾き、それにより本考案請求項1の実施例11の一部が天井に押しつけ られた状態を表すものである。本考案請求項1の実施例11とタンス4をあわせ た側面の対角線c(スモール)’が垂直に近くなるにつれて、本考案請求項1の 実施例11の上面奥の稜線が天井面3にあたり、タンス4と本考案請求項1の実 施例11のそれ以上の傾きを制止する。この場合、天井面3は狭い面積で下から の圧力を受け止めることになるため、天井部材の強度によっては部分的に破損す る可能性もあるが、その後天井部材の別の部分(D図においては、本考案請求項 1の実施例11と天井面3の接点の左側)でも圧力を受け止めることができるた め、「エ」の字型器具と比較して、転倒防止効果の喪失の可能性は低い。
【0020】 実際の地震発生時においては、本考案請求項1の実施例11とタンス4の位置 関係が、C図とD図の中間の状態になることが考えられるが、その場合でも、D 図の状態になった場合と同等以上の転倒防止効果が期待できる。
【0021】 本考案請求項2の実施例の効果を、図2A図、図4B図にそって説明する。
【0022】 利用者5は、エアバッグ19の内部の空気を抜いて平らにした状態で図2A図 におけるaの隙間を確保した上で、本考案11をタンス4と天井面3の間に押し 込んで設置するため、容易に設置することができる。設置後、利用者5は、コッ ク21を解放してチューブ20を介してエアバッグ19の内部に空気を送り込み 、エアバッグ19によて、天井面3と本考案11の間の隙間aをふさぎ、適当な 圧力としたところでコック21を閉鎖する。
【0023】 図4B図は、本考案請求項2の実施例の設置後の側面見取り図である。撤去は 前述と逆の手順で行う。本考案請求項1の実施例11のみの場合と比較すると、 設置・撤去にやや手間がかかるが、従来の転倒防止器具との比較においては、取 り付け、撤去とも容易である。
【0024】 地震発生時にタンス4と本考案請求項1の実施例11にこれらを倒す力がかか っても、エアバッグ19のために本考案請求項1の実施例11の横方向への移動 が制止されるので、タンス4の傾きが抑制される。また、タンス4の傾きによっ て生じる本考案請求項1の実施例11を介した天井面への圧力が、エアバッグ1 6によって広い面積に均等化されるため、天井部材の破損の可能性が低く、転倒 防止効果の喪失の可能性が低い。
【0025】 請求項1の実施例、請求項2の実施例とも、壁面やタンスへのねじ留めの必要 がなく、また、構造的にも複雑なところがないため、製造コストを低く抑えるこ とができる。収納機能を併せ持ち、外見的にもすっきりしているという利点も付 加される。
【提出日】平成10年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
この考案は、地震発生時などにおけるタンスの転倒防止機能を兼ね備えた収納 家具に関するものである。
【0002】
図1にしたがって、従来のタンス転倒防止器具の代表的な例を説明する。A図 7は、タンス4上部と天井面3に接する部品を伸縮するパイプで「エ」の字型に なるように連結したもので、タンス4上部の奥の位置でパイプを伸長させること により、タンス4を天井面3と床面1との間に固定する機能を持つ。この器具を 、以下、「エ」の字型器具と呼ぶ。B図8は璧面2とタンス4上部に取り付ける 金具で、9は金具8同士をつなぐワイヤー・チェーン・ベルトなどである。この 組み合わせを、以下、ワイヤー型器具と呼ぶ。C図10は「L」字型金具で、ね じでタンス4と壁面2を固定するものである。
【0003】
従来のタンス転倒防止器具には以下のような欠点がある。
【0004】 前述3例共通の欠点として、設置位置がタンス4上部の奥となるため、平均的 な身長の利用者5は、踏み台6等に乗り、さらに奥まで手を伸ばして設置・撤去 を行う必要があり、タンスの据え置き・移動にともなう設置・撤去が容易でない という点が挙げられる。
【0005】 「エ」の字型器具7の欠点としては、前述に加え、上部部品が狭い面積で天井 面3に接し、さらに上下方向にパイプ部を伸長させて天井部材に圧力をかけるた め、 接触部分における天井部材が強固でない場合、あるいはその部分に梁などが ない場合には、設置に当たって天井部材が浮き上がったり、地震発生時に天井部 材の破損が生じ、転倒防止の機能を果たさなくなるおそれがあるという点が挙げ られる。また、伸縮・固定が可能な強度のあるパイプを使用するため、製造コス トも高い。
【0006】 ワイヤー型器具8,9、「L」字型金具10に共通の欠点としては、前述の欠 点に加え、ねじ留めする位置の璧面部材が強固かつねじ留めに適したものである か、ねじ留め位置に梁などが位置することが必要で、それが満たされない場合、 地震発生時に、ねじの抜け落ちによって転倒防止機能が損なわれるという点が挙 げられる。また、賃貸住宅等においては、ねじ穴を開けることが禁じられている 等の理由で、使用が困難である。
【0007】
上記課題を解決するために、本考案請求項1の実施例11(図2における実施 例11の詳細は、図3の符号12〜18の構成要素から構成されるものとする。 ) では、図2A図に示すように、タンス4上部と天井面3の間に容易に設置でき る範囲で、できるだけ本考案請求項1の実施例11上部と天井面3の隙間aが少 なくなるよう、全高とそれに伴い収納容積を調整できる機能を持つ、箱型収納家 具 の形態をとる。
【0008】 本考案請求項1の実施例11の詳細な構造を図3に沿って説明する。A図は正 面図、B図は側面図である。C図はA図d方向の断面図、D図はB図e方向の断 面図、E図はB図f方向の断面図(部分)である。
【0009】 本体下部12と本体上部13は、互いに充分な重なり部分をもつ箱型の形状で 、後述する地震発生時におけるタンスの転倒防止機能を発揮できるだけの強度を 持つ材質とする。
【0010】 E図は、「課題を解決するための手段」の項で述べた、「タンス4上部と天井 面3の間に容易に設置できる範囲で、できるだけ本考案請求項1の実施例11上 部と天井面3の隙間aが少なくなるよう、全高とそれに伴い収納容積を調整」す る方法の例を断面図で示すもので、I図では、一例としてダボ14を使用してい る。本体下部12の両側面それぞれの2カ所以上に上下方向に適当な間隔で列状 に設けられたダボ穴15のうちの適当な箇所にダボ14を差し込み、このダボ1 4に本体上部13の下縁部分が当たるようにする。これにより、本考案請求項1 の実施例11は、全高と収納容積の段階的な調整が可能となる。
【0011】 II図は、全高と収納容積を無段階に調整するための方法の一例を示すもので 、I図と同じ部分の断面図である。本体下部12に、ボルト16のねじ部分の太 さにあわせた幅で設けられたスリット18の適当な位置にボルト16を差し込み 、ナット17を用いて締めることにより、ボルト16の頭の部分によつて、任意 の高さで本体上部13を支えることが可能となる。
【0012】 図3において、本体上部13は一体構造となっているが、利用者の便宜を図る ために、本体上部13の天板部分を蓋として独立させることも可能である。
【0013】 本考案請求項2の実施例を図4A図に従って説明する。
【0014】 本考案請求項1の実施例11の本体上部13の上部に、コック21を介するチ ューブ20を取り付けたざぶとん型のエアバッグ19を固定する。エアバッグ1 9は、適当な強度を持った、空気漏れのない、摩擦係数の高い材質とする。
【0015】 本考案請求項1の実施例11のタンス等転倒防止効果を、図2に従って説明す る。図2は、いずれも側面からの見取り図である。
【0016】 A図は、本考案請求項1の実施例11を、タンス4と天井面3の間に設置する 方法を表したもので、隙間aがあるため、白矢印方向へ押して設置することが容 易である。また、本考案請求項1の実施例11の下部を持ってこれを行うことが できるため、平均的な身長の利用者5は、踏み台などを使用しないか、使用する としても低い踏み台の使用で容易に設置作業を行うことができる。
【0017】 B図は、本考案請求項1の実施例11設置後の平常の状態を表したものである 。
【0018】 C図は、地震発生時に、タンス4のみが白矢印方向へ傾き、それにより本考案 請求項1の実施例11が天井に押しつけられた状態を表すものである。タンス4 の傾きは、この図においては、支点bを中心とする左方向への回転運動となる場 合が多いが、その際、タンス4の側面対角線c(スモール)が垂直に近くなるに つれて本考案請求項1の実施例11が上に押し上げられ、天井に密着した時点で 、タンス4のそれ以上の傾きは本考案請求項1の実施例11によって制止される 。このとき、天井面3は、広い面積で下からの圧力を受け止めることになり、「 エ」の字型器具と比較して天井部材の破損の可能性が低く、したがって、天井部 材破損によるタンス転倒防止機能の喪失の可能性も低い。
【0019】 D図は、地震発生時に、タンス4と本考案請求項1の実施例11がともに白矢 印方向へ傾き、それにより本考案請求項1の実施例11の一部が天井に押しつけ られた状態を表すものである。本考案請求項1の実施例11とタンス4をあわせ た側面の対角線c(スモール)’が垂直に近くなるにつれて、本考案請求項1の 実施例11の上面奥の稜線が天井面3にあたり、タンス4と本考案請求項1の実 施例11のそれ以上の傾きは制止される。この場合、天井面3は狭い面積で下か らの圧力を受け止めることになるため、天井部材の強度によっては部分的に破損 する可能性もあるが、その後天井部材の別の部分(D図においては、本考案請求 項1の実施例11と天井面3の接点の左側)でも圧力を受け止めることができる ため、「エ」の字型器具と比較して、転倒防止効果の喪失の可能性は低い。
【0020】 実際の地震発生時においては、本考案請求項1の実施例11とタンス4の位置 関係が、C図とD図の中間の状態になることが考えられるが、その場合でも、D 図の状態になった場合と同等以上の転倒防止効果が期待できる。
【0021】 本考案請求項2の実施例の効果を、図2A図、図4B図にそって説明する。
【0022】 利用者5は、エアバッグ19の内部の空気を抜いて平らにした状態で図2A図 におけるaの隙間を確保した上で、本考案11をタンス4と天井面3の間に押し 込んで設置するため、容易に設置することができる。設置後、利用者5は、コッ ク21を解放し、チューブ20を介してエアバッグ19の内部に空気を送り込み 、エアバッグ19によって天井面3と本考案11の間の隙間aをふさぎ、適当な 圧力としたところでコック21を閉鎖する。
【0023】 図4B図は、本考案請求項2の実施例の設置後の側面見取り図である。撤去は 前述の設置の場合と逆の手順で行う。本考案請求項1の実施例11のみの場合と 比較すると、設置・撤去にやや手間がかかるが、従来の転倒防止器具との比較に おいては、取り付け、撤去とも容易である。
【0024】 地震発生時にタンス4と本考案請求項1の実施例11にこれらを倒す力がかか っても、エアバッグ19のために本考案請求項1の実施例11の横方向への移動 が制止されるので、タンス4の傾きが抑制される。また、タンス4の傾きによっ て生じる本考案請求項1の実施例11を介した天井面への圧力が、エアバッグ1 9によって広い面積に均等化されるため、天井部材の破損の可能性が低く、転倒 防止効果喪失の可能性が低い。
【0025】 請求項1の実施例、請求項2の実施例とも、壁面やタンスへのねじ留めの必要 がなく、また、構造的にも複雑なところがないため、製造コストを低く抑えるこ とができる。収納機能を併せ持ち、外見的にすっきりしているという利点も付加 される。
【図1】従来の技術を説明するための側面見取り図であ
る。
る。
【図2】本考案の設置方法・設置後の状態・転倒防止の
しくみを説明するための側面見取り図である。
しくみを説明するための側面見取り図である。
【図3】本考案請求項1の実施例11の構造の詳細を説
明する正面図・側面図・断面図である。
明する正面図・側面図・断面図である。
【図4】本考案請求項2の実施例の正面図と設置後の側
面見取り図である。
面見取り図である。
【符号の説明】 1,床面 2,壁面 3,天井面 4,タンス等
5,利用者 6,踏み台 7,「エ」の字型器具 8,ワイヤー
等取り付け金具 9,ワイヤー等 10,「L」字型金具 11,本
考案請求項1の実施例 12,本体下部 13,本体上部 14,ダボ
15,ダボ穴 16,ボルト 17,ナット 18,スリット
19,エアバッグ 20,チューブ 21,コック a,本考案と天井面との隙間 b,タンス転倒時の支
点 c,タンス側面対角線 c’,タンス・本考案側面対
角線 d,断面図Cの方向 e,断面図Dの方向 f,断
面図Eの方向
5,利用者 6,踏み台 7,「エ」の字型器具 8,ワイヤー
等取り付け金具 9,ワイヤー等 10,「L」字型金具 11,本
考案請求項1の実施例 12,本体下部 13,本体上部 14,ダボ
15,ダボ穴 16,ボルト 17,ナット 18,スリット
19,エアバッグ 20,チューブ 21,コック a,本考案と天井面との隙間 b,タンス転倒時の支
点 c,タンス側面対角線 c’,タンス・本考案側面対
角線 d,断面図Cの方向 e,断面図Dの方向 f,断
面図Eの方向
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 タンス転倒防止機能付き収納家具
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術を説明するための側面見取り図であ
る。
る。
【図2】本考案の設置方法・設置後の状態・転倒防止の
しくみを説明すめの側面見取り図である。
しくみを説明すめの側面見取り図である。
【図3】本考案請求項1の実施例11の構造の詳細を説
明する正面図・側図・断面図である。
明する正面図・側図・断面図である。
【図4】本考案請求項2の実施例の正面図と設置後の側
面見取り図である。
面見取り図である。
【符号の説明】 1,床面 2,壁面 3,天井面 4,タンス等
5,利用者 6,踏み台 7,「エ」の字型器具 8,ワイヤー
等取り付け金具 9,ワイヤー等 10,「L」字型金具 11,本
考案請求項1の実施例 12,本体下部 13,本体上部 14,ダボ
15,ダボ穴 16,ボルト 17,ナット 18,スリット
19,エアバッグ 20,チューブ 21,コック a,本考案と天井面との隙間 b,タンス転倒時の支
点 c,タンス側面対角線 c’,タンス・本考案側面対
角線 d,断面図Cの方向 e,断面図Dの方向 f,断
面図Eの方向
5,利用者 6,踏み台 7,「エ」の字型器具 8,ワイヤー
等取り付け金具 9,ワイヤー等 10,「L」字型金具 11,本
考案請求項1の実施例 12,本体下部 13,本体上部 14,ダボ
15,ダボ穴 16,ボルト 17,ナット 18,スリット
19,エアバッグ 20,チューブ 21,コック a,本考案と天井面との隙間 b,タンス転倒時の支
点 c,タンス側面対角線 c’,タンス・本考案側面対
角線 d,断面図Cの方向 e,断面図Dの方向 f,断
面図Eの方向
Claims (2)
- 【請求項1】タンス等の高さのある家具(以下、「タン
ス」と略す。)の上部と天井面の間に、容易に出し入れ
ができる範囲で天井面との隙間をできるだけ少なくした
状態に設置することを目的とした、全高とそれに伴い収
納容積を調整できる箱型・棚型収納家具。 - 【請求項2】上部に空気の出し入れが可能なざぶとん型
のエアバッグを取り付けた、請求項1の収納家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008677U JP3053912U (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | タンス転倒防止機能付き収納家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008677U JP3053912U (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | タンス転倒防止機能付き収納家具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3053912U true JP3053912U (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=43187978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997008677U Expired - Lifetime JP3053912U (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | タンス転倒防止機能付き収納家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053912U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011145942A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Yuusuke Kin | 設置物据付け台 |
-
1997
- 1997-10-01 JP JP1997008677U patent/JP3053912U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011145942A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Yuusuke Kin | 設置物据付け台 |
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