JP3053749B2 - セル受信装置 - Google Patents

セル受信装置

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JP3053749B2
JP3053749B2 JP17776595A JP17776595A JP3053749B2 JP 3053749 B2 JP3053749 B2 JP 3053749B2 JP 17776595 A JP17776595 A JP 17776595A JP 17776595 A JP17776595 A JP 17776595A JP 3053749 B2 JP3053749 B2 JP 3053749B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定速度の情報をAT
M形式で伝送する際に使用するATMセル受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報をセルと呼ばれる固定長のパ
ケットにより伝送・交換するATM伝送・交換方式で
は、伝送途中でセルの損失(廃棄)やビット誤りが発生
する。このため、セルの損失やビット誤りを復元するた
めに、オクテットインタリーブとエラー訂正符号とを組
み合わせたエラー訂正方式が用いられる場合がある(I
TU−T勧告I.363)。
【0003】以下、オクテットインタリーブとエラー訂
正符号とを組み合わせたエラー訂正方式について説明す
る。図8はこの方式で扱うセルの構造を示している。ヘ
ッダ81は、セルの宛先などを示す情報であるが、この
方式では使用しない。AALヘッダ82は、セルの損失
(廃棄)を受信側で検出するために使用する情報であ
る。AALヘッダ82には、送信側において連続した番
号が挿入される。情報はペイロード83に挿入されて転
送される。
【0004】図9は端末から受信した情報にエラー訂正
方式の処理を施してセルの組み立てを行なうセル送信側
の処理を説明するためのタイミング図である。セル送信
側では、まず端末から受信した情報(図9(a))を1
24オクテット受信する毎に4オクテットのエラー訂正
符号を付加し、128オクテット長のブロックを組み立
てる(図9(b))。この128オクテット長のブロッ
クは、128×47オクテットの大きさを持つインタリ
ーブ用メモリにx方向に順次書き込まれる。そして、イ
ンタリーブ用メモリに全てデータが書き込まれた後、y
方向に順次読み出され、オクテットインタリーブされた
47オクテット毎のデータとなる(図9(c))。セル
送信側では、この47オクテットのデータをセルのペイ
ロードに挿入して伝送する(図9(d))。
【0005】次に、このセルを受信して、元の固定速度
の情報を復元するセル受信側の処理について説明する。
図10はセル受信側の処理を説明するためのタイミング
図である。受信したセルは、まずAALヘッダに挿入さ
れている連続番号が確認される。連続番号に抜けがない
場合、受信したセルのペイロードに挿入されている47
オクテットのデータ(図10(a))は、128×47
オクテットの大きさを持つインタリーブ用メモリのy方
向に順次書き込まれる(図10(b))。連続番号に抜
けがある場合、受信したセルのペイロードに挿入されて
いる47オクテットのデータは、廃棄セル数分の領域を
空けてインタリーブ用メモリに書き込まれる(図10
(c))。インタリーブ用メモリに全てペイロードが書
き込まれると、その後、x方向に順次読み出され、12
8オクテット毎のデータに戻される(図10(d))。
この128オクテットのデータの最後の4オクテット
は、送信側において付加したエラー訂正符号である。こ
のエラー訂正符号により、セル廃棄により失われた情報
や伝送途中でのビット誤りを復元する。
【0006】例えば、1セルの廃棄が発生した場合(図
10(c))、インタリーブ用メモリのy方向1列分の
データが失われる。この場合、インタリーブ用メモリか
らx方向に128オクテット毎にデータを読み出すと、
128オクテットのうち1オクテットが失われたデータ
となる(図10(e))。この失われた1オクテットを
エラー訂正符号により復元する。
【0007】エラー訂正方式では、このようにして伝送
途中でセル廃棄により失われた情報や伝送途中でのビッ
ト誤りを復元する。
【0008】図11は従来のセル受信装置の構成を示し
ている。本発明において説明する装置は、固定速度の情
報から組み立てられたセルを受信し、元の固定速度の情
報を復元するセル受信装置であり、上記のエラー訂正方
式の処理を行なう。図11において、111は受信した
セルのAALヘッダを処理するセル分解手段である。1
12はセル分解手段111から出力されるペイロードを
格納し、オクテットインタリーブの処理を行なうインタ
リーブ用メモリである。インタリーブ用メモリ112
は、複数のメモリ(1)〜(n)により構成されてい
る。113はインタリーブ用メモリ112から出力され
る情報に含まれるエラー訂正符号を処理し、インタリー
ブ用メモリ112から出力される情報の誤りを訂正する
エラー訂正手段である。114はエラー訂正手段113
から出力される情報からエラー訂正符号を除いた情報を
格納し、固定速度の情報に変換する速度変換用FIFO
メモリである。115は受信セルの遅延ゆらぎを吸収す
るために、受信セル数を計数し、インタリーブ用メモリ
112からデータを読み出し始めるタイミングを生成す
る遅延ゆらぎ吸収制御手段である。
【0009】以上のように構成されたセル受信装置につ
いて、以下でその動作を説明する。受信した受信セル1
101は、まずセル分解手段111においてAALヘッ
ダに挿入されている連続番号が確認される。連続番号
は、送信側で挿入する連続番号であり、連続番号の抜け
を検出することにより、伝送途中でのセル廃棄を検出す
るとができる。連続番号の確認の後、セルのペイロード
(図10(a))は、インタリーブ用メモリ112のy
方向に順次書き込まれる(図10(b))。連続番号に
よりセル廃棄を検出した場合は、廃棄セル数分の領域を
空けてセルのペイロードを書き込む(図10(c))。
インタリーブ用メモリ112のメモリ(1)に全てペイ
ロードが書き込んだ後は、次のメモリ(2)にペイロー
ドを書き込む。
【0010】遅延ゆらぎ吸収制御装置115では、受信
セル1101の遅延ゆらぎを吸収するために、受信セル
数を計数し、設定した遅延ゆらぎ吸収量分のセル数を計
数すると、インタリーブ用メモリ112からデータを読
み出し初めても良いことを示すインタリーブ用メモリ読
み出し開始信号1102を1として、インタリーブ用メ
モリ112に出力する。インタリーブ用メモリ112で
は、インタリーブ用メモリ読み出し開始信号1102が
1となると、インタリーブ用メモリ112からデータを
出力する。インタリーブ用メモリ112からは、x方向
に順次128オクテット毎にデータが読み出され、エラ
ー訂正手段113に送られる(図10(d))。エラー
訂正手段113では、インタリーブ用メモリ112から
出力される128オクテット毎のデータ中の4オクテッ
トのエラー訂正符号により、セル廃棄や伝送誤りにより
失われた情報を復元する。エラー訂正手段113から
は、4オクテットのエラー訂正符号を除いた124オク
テットの情報が出力され、速度変換用FIFOメモリ1
14に書き込まれる。このデータは、速度変換用FIF
Oメモリ114から固定速度で読み出され、元の固定速
度の情報に復元されて端末に出力される。
【0011】このように上記従来のセル受信装置によっ
ても、受信したセルから固定速度の情報を復元すること
ができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のセル受信装置では、受信したセルに遅延ゆらぎがあ
る場合、遅延ゆらぎを吸収するために複数(3つ以上)
のインタリーブ用メモリが必要となり、ハードウェア規
模が増大するという問題があった。
【0013】受信したセルに遅延ゆらぎがある場合の動
作について図12を用いて説明する。図12は遅延ゆら
ぎによりセルを受信しない期間が256セル時間生じた
場合の例である。受信した受信セル(図12(a))
は、インタリーブ用メモリ112に書き込まれる(図1
2(b))。遅延ゆらぎ吸収制御手段115は、受信セ
ルの遅延ゆらぎを吸収するために、遅延ゆらぎ分のデー
タがインタリーブ用メモリ112に書き込まれた後、イ
ンタリーブ用メモリ112からの読み出し開始を示すイ
ンタリーブ用メモリ読み出し開始信号1102を1とす
る。図12の場合であれば、インタリーブ用メモリ11
2に129セル分のペイロードが書き込まれた後、イン
タリーブ用メモリ112のメモリ(1)からの読み出し
を開始する(図12(c))。これにより、遅延ゆらぎ
によりセルを受信しない期間がある場合でも、インタリ
ーブ用メモリ112から連続して正しいデータを読み出
すことができる(図12(d))。
【0014】しかしながら、セルの遅延ゆらぎが大きい
場合は、インタリーブ用メモリに大量のセルを格納した
後にデータの読み出しを開始する必要があり、セルを格
納するために複数のメモリ(1)〜(n)がインタリー
ブ用メモリとして必要となり、セル受信装置のハードウ
ェア規模が増大する。
【0015】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、ハードウェア規模の小さい優れたセル受
信装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上記従来のセル受信装置が有しているセ
ル分解手段、インタリーブ用メモリ、エラー訂正手段、
速度変換用FIFOメモリ、遅延ゆらぎ吸収制御手段の
他に、受信したセルの遅延ゆらぎを吸収するための遅延
ゆらぎ吸収バッファと遅延ゆらぎ吸収バッファからの読
み出しを制御する遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御
手段とを設け、受信したセルの遅延ゆらぎを遅延ゆらぎ
吸収バッファで吸収した後、セルのペイロードをインタ
リーブ用メモリに格納してオクテットインタリーブの処
理をするとともに、遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制
御手段を、カウンタとテーブルと読み出し信号生成手段
とで構成し、遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御手段
を、復元する情報の伝送速度よりも速い速度で処理する
ようにしたものである。
【0017】
【作用】本発明は、上記構成により、受信したセルの遅
延ゆらぎを遅延ゆらぎ吸収バッファで吸収した後、セル
のペイロードをインタリーブ用メモリに格納するととも
に、遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御手段を、復元
する情報の伝送速度よりも速い速度で処理することによ
り、インタリーブ用メモリにおいて遅延ゆらぎの吸収を
行なう必要がなくなり、インタリーブ用メモリとして必
要なメモリの数を削減することができ、また、遅延ゆら
ぎ吸収バッファ読み出し制御手段をディジタル回線だけ
で構成することができるので、ハードウェア規模を小さ
くすることができるという作用を有する。
【0018】
【実施例】(実施例1) 図1は本発明の第1の実施例の構成を示している。図1
において、1は受信したセル101のAALヘッダを処
理するセル分解手段である。2はセル分解手段1から出
力されるセルを格納して遅延ゆらぎの吸収を行なう遅延
ゆらぎ吸収バッファであり、先入れ先出しによりデータ
を格納するFIFOメモリにより実現される。3は遅延
ゆらぎ吸収バッファ2から出力されるセルのペイロード
を格納し、オクテットインタリーブの処理を行なうイン
タリーブ用メモリである。4はインタリーブ用メモリ3
から出力される情報のエラー訂正符号によりインタリー
ブ用メモリ3から出力される情報の誤りを訂正するエラ
ー訂正手段である。5はエラー訂正手段4から出力され
る情報からエラー訂正符号を除いた情報を格納し、固定
速度の情報に変換する速度変換FIFOメモリである。
6は受信セル101の遅延ゆらぎを吸収するために受信
セル数を計測し、遅延ゆらぎ吸収バッファ2からの読み
出し開始信号102を生成する遅延ゆらぎ吸収制御手段
である。7は速度変換FIFOメモリ読み出し信号10
3をもとに遅延ゆらぎ吸収バッファ2からセルを読み出
すための読み出し信号104を生成する遅延ゆらぎ吸収
バッファ読み出し制御手段である。
【0019】 次に、本実施例における動作を図2を用い
て説明する。図2(a)は送信セルであり、等間隔で送
信されている。図2(b)はセル受信装置において受信
した受信セル101であり、遅延ゆらぎによりセルの間
隔にばらつきが生じている。
【0020】 本実施例において、受信セル101は、ま
ずセル分解手段1においてAALヘッダに挿入されてい
る連続番号が確認される。連続番号の確認の後、セルは
遅延ゆらぎ吸収バッファ2に書き込まれる。
【0021】 遅延ゆらぎ吸収制御手段6では、受信セル
101の遅延ゆらぎを吸収するために、受信セル数を計
数し、設定した遅延ゆらぎ吸収量分のセル数を計数する
と、遅延ゆらぎ吸収バッファ2からセルを読み出し初め
ても良いことを示す遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し開
始信号102を1として遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出
し制御手段7に出力する。図2の例では、2セル受信し
た後、遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し開始信号102
を1として出力する(図2(c))。
【0022】 遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御手段
7は、遅延ゆらぎ吸収制御手段6から出力される遅延ゆ
らぎ吸収バッファ読み出し開始信号102が1となった
後、遅延ゆらぎ吸収バッファ2からセルの読み出しを開
始する。
【0023】 遅延ゆらぎ吸収バッファ2から読み出され
たセル(図2(d))のペイロードは、インタリーブ用
メモリ3のメモリ(1)のy方向に順次書き込まれる。
インタリーブ用メモリ3のメモリ(1)に全てペイロー
ドを書き込んだ後は、もう一つのメモリ(2)に書き込
む。全てペイロードを書き込んだ後、再びメモリ(1)
に書き込む。インタリーブ用メモリ3からは、メモリ
(1)に全てデータを書き込んだ後、x方向に順次12
8オクテット毎にデータを読み出し(図2(f・・))、
エラー訂正手段4に送る。この場合、再びメモリ(1)
にデータを書き込んでも、メモリ(1)に以前書き込ん
だデータは既に全て読み出されており、データの上書き
は生じない。このため、オクテットインタリーブ処理の
ためには、メモリ(1)、(2)の2つだけで良い。
【0024】 エラー訂正手段4では、インタリーブ用メ
モリ3から読み出した128オクテットのデータ(図2
(f))の中のエラー訂正符号により、セル廃棄や伝送
誤りにより失われた情報を復元する。エラー訂正手段4
からは、4オクテットのエラー訂正符号を除いた124
オクテットの情報が出力され(図2(g))、速度変換
用FIFOメモリ5に書き込まれる。このデータは、速
度変換用FIFOメモリ5から固定速度で読み出され、
元の固定速度の情報に復元されて端末に出力される(図
2(h))。
【0025】エ ラー訂正方式では、124セル分のデー
タに対して、4セル分のエラー訂正符号が付加されるた
め、速度変換用FIFOメモリ5から124セル分のデ
ータを出力する間に、遅延ゆらぎ吸収バッファ2からは
エラー訂正符号を含めた128セル分のデータを読み出
す必要がある。このため、遅延ゆらぎ吸収バッファ読み
出し制御手段7では、速度変換用FIFOメモリ5から
データを読み出すための速度変換用FIFOメモリ読み
出し信号103から、(速度変換用FIFOメモリ読み
出し信号103)×128×124の速度の遅延ゆらぎ
吸収バッファ読み出し信号104を生成し、この信号を
遅延ゆらぎ吸収バッファ2からセルを読み出すための読
み出し信号として使用する。
【0026】図 3は本実施例における遅延ゆらぎ吸収バ
ッファ読み出し制御手段7Aの構成を示している。遅延
ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御手段7Aは、カウンタ
31とテーブル32と読み出し信号生成手段33により
構成される。テーブル32は、カウンタ31の値をアド
レスとし、予め設置されている値を出力するメモリであ
り、遅延ゆらぎ吸収バッファ2からセルを読み出すかど
うかを示す値が設定されている。カウンタ31は、遅延
ゆらぎ制御手段6から出力される遅延ゆらぎ吸収バッフ
ァ読み出し開始信号102が1となった後、速度変換用
FIFOメモリ読み出し信号103をカウントする。ま
た、カウンタ31は、124×47(インタリーブ用メ
モリ3に格納できるエラー訂正符号以外のデータ数)ま
でカウントすると0にリセットされる。読み出し信号生
成手段33は、テーブル32から出力されるセルの読み
出しタイミング信号306と動作クロック304から、
遅延ゆらぎ吸収バッファ2からセルを読み出すための読
み出し信号105を生成する。動作クロック304は、
復元する情報の伝送速度よりも速い速度(例えば、セル
が転送されてきた伝送路の速度)の信号である。
【0027】 次に、本実施例における遅延ゆらぎ吸収バ
ッファ読み出し制御手段7Aの動作について図4を用い
て説明する。エラー訂正方式では、124セル分のデー
タに対して4セル分のエラー訂正符号が付加されるた
め、速度変換用FIFOメモリ5から124セル分のデ
ータを出力する間に、エラー訂正符号を含めた128セ
ル分のデータを遅延ゆらぎ吸収バッファ2から読み出す
必要がある。このため、遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出
し制御手段7Aでは、遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し
開始信号102(図4(a))が1となった後、速度変
換用FIFOメモリ5から読み出したデータの数(速度
変換用FIFOメモリ読み出し信号103が1となった
回数)をカウンタ31によりカウントし、この値(図4
(c))をテーブル32に入力し、テーブル32は、遅
延ゆらぎ吸収バッファ2からセルを読み出すための読み
出しタイミングを生成する(図4(d))。テーブル3
2には、遅延ゆらぎ吸収バッファ2からセルを読み出す
かどうかを示す値が設定されており、速度変換用FIF
Oメモリ5から124セル分のデータを出力する間に、
遅延ゆらぎ吸収バッファ2から128セルを読み出せる
ように、テーブルの値が設定される。遅延ゆらぎ吸収バ
ッファ読み出し制御手段7Aでは、テーブル32の出力
(図4(d))と動作クロック304(図4(e))と
から、遅延ゆらぎ吸収バッファ2からセルを読み出すた
めの遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し信号104(図4
(f))を生成する。
【0028】 このようにして、本実施例における遅延ゆ
らぎ吸収バッファ読み出し制御手段7Aでは、速度変換
用FIFOメモリ5から124セル分のデータを出力す
る間に、エラー訂正符号を含めた128セル分のデータ
を遅延ゆらぎ吸収バッファ2から読み出すことができ
る。
【0029】したがって、本実施例によれば、受信した
セルの遅延ゆらぎを遅延ゆらぎ吸収バッファ2で吸収す
るため、インタリーブ用メモリ3において遅延ゆらぎの
吸収を行なう必要がなく、インタリーブ用メモリとして
必要となるメモリの数を2つに削減することができ、セ
ル受信装置のハードウェア規模を小さくすることができ
るという効果を有する。また、遅延ゆらぎ吸収バッファ
読み出し制御手段7の処理を、復元する情報の速度より
も速い速度(例えば、セルが転送されてきた伝送の速
度)で行なうことにより、遅延ゆらぎ吸収バッファ読み
出し制御手段7を、カウンタ31、テーブル32、読み
出し信号生成手段33のディジタル回路だけで実現する
ことが可能となり、遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制
御手段7のハードウェア規模を小さくできるという効果
を有する。
【0030】 (実施例) 次に、本発明の第の実施例について説明する。本実施
例は、第1の実施例における遅延ゆらぎ吸収バッファ読
み出し制御手段7を、第1のカウンタと第2のカウンタ
とテーブルと読み出し信号生成手段とにより構成したも
のである。
【0031】 図5は本発明の第の実施例における遅延
ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御手段7Bの構成を示し
ている。図5において、51は遅延ゆらぎ吸収バッファ
2からセルを読み出すタイミングを生成する第1のカウ
ンタである。第1のカウンタ51は、遅延ゆらぎ吸収バ
ッファ読み出し開始信号102が1となった後に動作を
開始し、速度変換用FIFOメモリ5からデータを出力
する毎に1ずつ減算される。また、第1のカウンタ51
の値が0である場合、テーブル52の出力する値を第1
のカウンタ51にロードするとともに、第2のカウンタ
53と読み出し信号生成手段54とにセル読み出しタイ
ミング信号501を1として出力する。52は第2のカ
ウンタ53の値をアドレスとし、設定されている値を出
力するテーブルである。このテーブル52には、遅延ゆ
らぎ吸収バッファ2からセルを読み出す間隔が設定され
ており、速度変換用FIFOメモリ5から124セル分
のデータを読み出す間に、遅延ゆらぎ吸収バッファ2か
らエラー停止符号を含めた128セル分のデータを読み
出せるように間隔が設定されている。53はテーブル5
2のアドレスを出力する第2のカウンタであり、セル読
み出しタイミング信号501によりカウントアップされ
る。54は遅延ゆらぎ吸収バッファ2からセルを読み出
すための遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し信号105を
生成する読み出し信号生成手段である。
【0032】 次に、本実施例における遅延ゆらぎ吸収バ
ッファ読み出し制御手段7Bの動作について図6を用い
て説明する。第1のカウンタ51は、遅延ゆらぎ吸収制
御手段6から出力される遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出
し開始信号102(図6(a))が1となった後、ま
ず、テーブル52の出力するセルの読み出し間隔(図6
(b))をロードし、速度変換用FIFOメモリ読み出
し信号103(図6(c))によりカウンタの値を減じ
ていく(図6(d))。この第1カウンタ51の値が0
となった時、セル読み出しタイミング信号501を1と
して出力する(図6(e))。この時、第2のカウンタ
53は、セル読み出しタイミング信号501によりカウ
ントアップされ、テーブル52に対して新しいアドレス
値を出力する(図6(f))。テーブル52は、第2の
カウンタ53の出力する新しいアドレスに格納している
新たなセル読み出し間隔を第1のカウンタ51に出力す
る。第1のカウンタ51は、このテーブル52の出力す
る新たなセル読み出し間隔をロードし、再び速度変換用
FIFOメモリ読み出し信号103によりカウンタの値
を減じていく。読み出し信号生成手段54は、セル読み
出しタイミング信号501と動作クロック304(図6
(g))とから、遅延ゆらぎ吸収バッファ2からセルを
読み出すための遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し信号1
05を出力する(図6(h))。
【0033】 このようにして、本実施例における遅延ゆ
らぎ吸収バッファ読み出し制御手段7Bでは、速度変換
用FIFOメモリ5から124セル分のデータを読み出
す間に、エラー訂正符号を含めた128セル分のデータ
を遅延ゆらぎ吸収バッファ2から読み出すことができ
る。
【0034】 したがって、上記第実施例によれば、遅
延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御手段の処理を復元す
る情報の速度よりも速い速度(例えば、セルが転送され
てきた伝送の速度)で行なうことにより、遅延ゆらぎ吸
収バッファ読み出し制御手段を第1カウンタ、第2カウ
ンタ、テーブル、読み出し信号生成手段のディジタル回
路だけで実現することが可能となり、遅延ゆらぎ吸収バ
ッファ読み出し制御手段のハードウェア規模を小さくで
きるという効果を有する。
【0035】 (実施例) 図7は本発明の第の実施例を示している。本実施例
は、上記第1の実施例のセル受信装置の構成に加えて、
速度変換用FIFOメモリ5へ出力する信号を切り替え
るセレクタ71と、新たな処理を行なう処理手段72と
を追加したものであり、他の構成は第1の実施例と同じ
なので重複した説明は省略する。本実施例では、複数の
処理から1つを選択できるように構成する必要がある場
合は、必要な処理を遅延ゆらぎ吸収バッファ2と速度変
換用FIFOメモリ5との間に設けた処理手段72で行
ない、セレクタ71によって必要な処理を選択すること
により、複数の処理から1つを選択できるようにしたも
のである。本実施例は、上記第2および第3の実施例に
対しても同様に適用できる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、従来のセル受信装置に遅延ゆらぎ吸収用の遅延ゆら
ぎ吸収バッファと遅延ゆらぎ吸収バッファからのセルの
読み出しを制御する遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制
御手段とを追加したものであり、受信したセルの遅延ゆ
らぎを遅延ゆらぎ吸収バッファで吸収した後、セルのペ
イロードをインタリーブ用メモリに格納するとともに、
遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御手段を、復元する
情報の速度よりも速い速度で処理するようにしたので、
インタリーブ用メモリにおいて遅延ゆらぎの吸収を行な
う必要がなく、インタリーブ用メモリの数を削減するこ
とができ、遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御手段お
よびセル受信装置のハードウェア規模を小さくできると
いう効果を有する。
【0037】 また、本発明は、上記構成に複数の処理を
行なう処理手段と、複数の処理から1つを選択するため
の切り替え手段とを追加し、切り替え手段によって必要
な処理を選択することにより、複数の処理から1つを選
択するとができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるセル受信装置の
構成を示すブロック図
【図2】第1の実施例におけるセル受信装置の動作を説
明するためのタイミング図
【図3】本発明の第の実施例における遅延ゆらぎ吸収
バッファ読み出し制御手段の構成を示すブロック図
【図4】第の実施例における遅延ゆらぎ吸収バッファ
読み出し制御手段の動作を説明するためのタイミング図
【図5】本発明の第の実施例における遅延ゆらぎ吸収
バッファ読み出し制御手段の構成を示すブロック図
【図6】第の実施例における遅延ゆらぎ吸収バッファ
読み出し制御手段の動作を説明するためのタイミング図
【図7】本発明の第の実施例におけるセル受信装置の
構成を示すブロック図
【図8】本発明のセル受信装置が扱うセルのデータ構成
【図9】エラー訂正方式を説明するためのタイミング図
(その1)
【図10】エラー訂正方式を説明するためのタイミング
図(その2)
【図11】従来のセル受信装置の構成を示すブロック図
【図12】従来のセル受信装置の動作を説明するための
タイミング図
【符号の説明】
1 セル分解手段 2 遅延ゆらぎ吸収バッファ 3 インタリーブ用メモリ 4 エラー訂正手段 5 速度変換用FIFOメモリ 6 遅延ゆらぎ吸収制御手段 7、7A、7B 遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御
手段 31 カウンタ 32 テーブル 33 読み出し信号生成手段 51 第1のカウンタ 52 テーブル 53 第2のカウンタ 54 読み出し信号生成手段 71 セレクタ 72 処理手段 81 ヘッダ 82 ALLヘッダ 83 ペイロード 101 受信セル 102 遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し開始信号 103 速度変換用FIFOメモリ読み出し信号 104 遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し信号 111 セル分解部 112 インタリーブ用メモリ 113 エラー訂正部 114 速度変換用FIFOメモリ 115 遅延ゆらぎ吸収手段 304 動作クロック 306 セル読み出しタイミング信号 501 セル読み出しタイミング信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 崎 克 之 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−123100(JP,A) 特開 平4−177945(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信したセルを格納して遅延ゆらぎの吸
    収を行なう遅延ゆらぎ吸収バッファと、前記遅延ゆらぎ
    吸収バッファから出力される情報を格納してオクテット
    インタリーブを行なうインタリーブ用メモリと、前記イ
    ンタリーブ用メモリから出力される情報に付加されてい
    るエラー訂正符号により情報の誤りを訂正するエラー訂
    正手段と、前記エラー訂正手段から出力される情報から
    エラー訂正符号を除いた情報を格納して、元の固定速度
    の情報に変換する速度変換用FIFOメモリと、受信し
    たセルの数を計数して前記遅延ゆらぎ吸収バッファから
    セルを読み出し始めるタイミングを生成する遅延ゆらぎ
    吸収制御手段と、前記遅延ゆらぎ吸収バッファからセル
    を読み出すための読み出し信号を生成する遅延ゆらぎ吸
    収バッファ読み出し制御手段とを備えたセル受信装置
    あって、前記遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御手段
    が、前記遅延ゆらぎ吸収制御手段からの遅延ゆらぎ吸収
    バッファ読み出し開始信号をもとに、前記速度変換用F
    IFOメモリからデータを読み出すための速度変換用F
    IFOメモリ読み出し信号をカウントするカウンタと、
    前記カウンタの値をアドレスとして予め設定されている
    値を出力するテーブルと、前記テーブルから出力される
    セル読み出しタイミング信号と復元する情報の伝送速度
    よりも速い速度の動作クロック信号とから遅延ゆらぎ吸
    収バッファ読み出し信号を生成する読み出し信号生成手
    段とを備えたセル受信装置。
  2. 【請求項2】 受信したセルを格納して遅延ゆらぎの吸
    収を行なう遅延ゆらぎ吸収バッファと、前記遅延ゆらぎ
    吸収バッファから出力される情報を格納してオクテット
    インタリーブを行なうインタリーブ用メモリと、前記イ
    ンタリーブ用メモリから出力される情報に付加されてい
    るエラー訂正符号により情報の誤りを訂正するエラー訂
    正手段と、前記エラー訂正手段から出力される情報から
    エラー訂正符号を除いた情報を格納して、元の固定速度
    の情報に変換する速度変換用FIFOメモリと、受信し
    たセルの数を計数して前記遅延ゆらぎ吸収バッファから
    セルを読み出し始めるタイミングを生成する遅延ゆらぎ
    吸収制御手段と、前記遅延 ゆらぎ吸収バッファからセル
    を読み出すための読み出し信号を生成する遅延ゆらぎ吸
    収バッファ読み出し制御手段とを備えたセル受信装置で
    あって、前記遅延ゆらぎ吸収バッファ読み出し制御手段
    が、前記遅延ゆらぎ吸収制御手段からの遅延ゆらぎ吸収
    バッファ読み出し開始信号をもとに、前記速度変換用F
    IFOメモリからデータを読み出すための速度変換用F
    IFOメモリ読み出し信号をカウントして値を減じ、所
    定の値になった時にセル読み出しタイミング信号を出力
    する第1のカウンタと、前記第1のカウンタからのセル
    読み出しタイミング信号により値を増加する第2のカウ
    ンタと、前記第2のカウンタからの値によりアドレス値
    を更新して新たなセル読み出し間隔を前記第1のカウン
    タに出力するテーブルと、前記第1のカウンタからのセ
    ル読み出しタイミング信号と復元する情報の伝送速度よ
    りも速い速度の動作クロック信号とから遅延ゆらぎ吸収
    バッファ読み出し信号を生成する読み出し信号生成手段
    とを備えた セル受信装置。
  3. 【請求項3】 前記遅延ゆらぎ吸収バッファと前記速度
    変換用FIFOメモリとの間に、複数の処理を行なう処
    理手段と、複数の処理から1つを選択するための切り替
    え手段とを備え、前記切り替え手段によって必要な処理
    を選択することにより、複数の処理から1つを選択でき
    るようにした請求項1または2記載のセル受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101842952B1 (ko) * 2016-12-07 2018-03-28 인천대학교 산학협력단 견인차량의 운행과 연동되는 탈착형 후방지시등

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KR101842952B1 (ko) * 2016-12-07 2018-03-28 인천대학교 산학협력단 견인차량의 운행과 연동되는 탈착형 후방지시등

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