JP3053157U - 車椅子用取り替えカバー - Google Patents

車椅子用取り替えカバー

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JP3053157U
JP3053157U JP1998000646U JP64698U JP3053157U JP 3053157 U JP3053157 U JP 3053157U JP 1998000646 U JP1998000646 U JP 1998000646U JP 64698 U JP64698 U JP 64698U JP 3053157 U JP3053157 U JP 3053157U
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JP
Japan
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wheelchair
cover
backrest
seat
pocket
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JP1998000646U
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Inventor
俊明 安藤
健逸 吉田
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SUNYOU CO., LTD.
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SUNYOU CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 車椅子のシート、背もたれは本体部の
フレームに固定されており、その色、柄は限定されたも
ので使用者の好みに合うものを選ぶには制約があった。
着脱可能なカバーを用意することで色、柄の選択範囲が
大きくなり、またレンタル時には清潔な車椅子が提供で
きる。 【解決手段】 既存の車椅子に適用でき、シートおよ
び背もたれのサイズに合わせ、別途の生地を使用し、
ファスナー等を利用した着脱可能なカバーであって、ポ
ケット取り出し口を設けて、従来の車椅子の機能が損な
われないようにする方法を提案している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
高齢者、身体障害者、交通事故等による、特に下肢の不自由な人々に利用される 車椅子のシート、背もたれのカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
車椅子のシートは人が座ると同時に持ち運びに便利な折り畳み式のものが多く、 強度と柔軟な屈曲性を持った材質で作られており、従来のカバーは折り畳むため には不向きで広げた車椅子にあてがうか、洗浄等で本体部が傷まないようにする ためのものが多く、機能的ではなかった。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】
前記のカバーは実用上に次の問題点があった。 (1) ビニール製のものが多い。 (2) 布地のカバーに色調を持たせたものもあるが、単一色で柄等をもった 個性のあるファッション性のあるものではなかった。 (3) 折り畳むときには外さなければならなかった。 (4) 背もたれ後部には物入れ用のポケットがついており、かぶせてしまう とポケットから取り出す方法がなかった。
【0004】 本案は上記の問題を改善し、車椅子についているポケットがそのまま使用でき、 折り畳み時には外さなくてもよいようにしたものである。
【0005】 今後車椅子のレンタルが多くなった場合に、容易に着脱ができ洗濯したもの、あ るいは新品と交換することによって、より衛生的なものにすることができる。
【0006】 生地には綿、ポリエステル、ナイロン等を使用し、かつ一般に使用されるあらゆ る柄を採用できるため、本体部に固定され限定された色調から解放して、ファッ ション性がえられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
カバーに使用する生地には特殊なものはなく、市販の材料を用いて安価にでき、 容易に着脱ができるようにマジックテープ、フック、ボタン、ファスナーを利用 している。
【0008】 背もたれ後部にある本体部のポケットに対しては、容易に手が入るように工夫さ れた通り口をカバーに設け、使用時にダレないようにマジックテープ、ボタン、 あるいはファスナーを使用している。
【0009】
【考案の実施の態様】
以下本案に関わる着脱可能なカバーの実施の態様を図面に即して詳しく説明する 。図1〜図10に本考案の実施の態様が示されている。
【0010】 図1は車椅子に装着されるカバーの位置を示し、1はシートカバー、2は背もた れカバーを示す。 車椅子は図2に示すように折り畳みができるようにしたものが多く、ブレースと 呼ばれるX型のフレーム3、4によって折り畳みが可能となっており、上部のシ ート部5(想像線で示す)があって、フレーム3、4と一体となった左右のシー ト取り付け用パイプ6、7にビス等で固定される。 図3は図1で示されたシートカバー1の裏面を示し、シートカバーの前後左右を 折り曲げて車椅子の左右にあるシート取り付け用フレームパイプ6、7を巻き込 んだ状態で包み、弾性のある幅広のゴムバンド8、9、10で図示のように引っ 張り状態にして、各ゴムバンドをX部でオス、メスのマジックテープ11〜13 を取り付け拘束する。
【0011】 図4は背もたれカバー2の展開図を示し、14〜19はマジックテープ、または フック、ボタンであり、点線は紙面の反対側にある。 折り曲げて本体に被せると従来の背もたれ部を一回りする状態となり、各々対に なるマジックテープ、またはフック、ボタン14′〜19′で固定させる。
【0012】 この場合、背もたれの後部本体部には図5で点線で示す位置にポケットPがつい ており、このポケットに通じるポケット取り出し口となる開口部Qを背もたれカ バー2に設ける。
【0013】 図6ではポケット取り出し口の開口部Qの側面断面を示し、上部Aと下部Bを重 ね合わせてラップさせ、図7で示す中央部Cにマジックテープ、またはボタンで 取り外しできるようにしておくと開口部のダレが防止できる。 図8では開口部Qにファスナー20を使用することにより、上下一体にすること もできる。
【0014】 また図9に示すようにシート取り付け用パイプ6、7を包み込んだシートカバー の先端部は延ばして、下方に折り曲げて該シート取り付けパイプ6、7の先端で 図10で示すように巻き返してオス、メスのマジックテープ21、21′で固定 する。この方法により形の良いシート先端部ができ、フレームパイプの先端がか くされる。
【0015】
【考案の効果】
今後老人、下肢の不自由な人が増える社会にあって、それぞれ個性とファッショ ン性を車椅子にも持たせることが必要であり、シート、背もたれは車椅子全体か ら大きな面積を占め、その色、柄は使用する者にとって非常に重要視されている にも拘わらず限定されていたが、着脱、取り替え可能なカバーを装着できるよう にすることで本人の好みに合った色、柄が提供でき、多様化した車椅子になる。
【提出日】平成10年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
高齢者、身体障害者、交通事故等による、特に下肢の不自由な人々に利用される 車椅子のシート、背もたれのカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
車椅子のシートは人が座ると同時に持ち運びに便利な折り畳み式のものが多く、 強度と柔軟な屈曲性を持った材質で作られており、従来のカバーは折り畳むため には不向きで広げた車椅子にあてがうか、洗浄等で本体部が傷まないようにする ためのものが多く、機能的ではなかった。
【0003】
【考案が解決しようとしている課題】
前記のカバーは実用上に次の問題点があった。 (1) ビニール製のものが多い。 (2) 布地のカバーに色調を持たせたものもあるが、単一色で柄等をもった 個性のあるファッション性のあるものではなかった。 (3) 折り畳むときには外さなければならなかった。 (4) 背もたれ後部には物入れ用のボケットがついており、かぶせてしまう とポケットから取り出す方法がなかった。
【0004】 本案は上記の問題を改善し、車椅子についているポケットがそのまま使用でき、 折り畳み時には外さなくてもよいようにしたものである。
【0005】 今後車椅子のレンタルが多くなった場合に、容易に着脱ができ洗濯したもの、あ るいは新品と交換することによって、より衛生的なものにすることができる。
【0006】 生地には綿、ポリエステル、ナイロン等を使用し、かつ一般に使用されるあらゆ る柄を採用できるため、本体部に固定され限定された色調から解放して、ファッ ション性がえられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
カバーに使用する生地には特殊なものはなく、市販の材料を用いて安価にでき、 容易に着脱ができるように面ファスナー、フック、ボタン、ファスナーを利用し ている。
【0008】 背もたれ後部にある本体部のポケットに対しては、容易に手が入るように工夫さ れた通り口をカバーに設け、使用時にダレないように面ファスナー、ボタン、あ るいはファスナーを使用している。
【0009】
【考案の実施の態様】
以下本案に関わる着脱可能なカバーの実施の態様を図面に即して詳しく説明する 。図1〜図10に本考案の実施の態様が示されている。
【0010】 図1は車椅子に装着されるカバーの位置を示し、1はシートカバー、2は背もた れカバーを示す。 車椅子は図2に示すように折り畳みができるようにしたものが多く、ブレースと 呼ばれるX型フレーム3,4によって折り畳みが可能となっており、固定部のシ ート 5(想像線で示す)があって、X型フレーム3,4と一体となった左右のシ ート取り付け用パイプ6,7にビス等で固定される。 図3は図1で示されたシートカバー1の裏面を示し、シートカバーの前後左右を 折り曲げて車椅子の左右にあるシート取り付け用パイプ6、7を巻き込んだ状態 で包み、弾性のある幅広のゴムバンド8,9,10で図示のように引っ張り状態 にして、各ゴムバンドをX部でオス、メスの面ファスナー11〜13を取り付け 拘束する。
【0011】 図4は背もたれカバー2の展開図を示し、14〜19は面ファスナー、またはフ ック、ボタンであり、点線は紙面の反対側にある。 折り曲げて本体に被せると従来の背もたれ部を一回りする状態となり、各々対に なる面ファスナー、またはフック、ボタン14′〜19′で固定させる。
【0012】 この場合、背もたれ部Bの後部本体部には図5の破線で示す位置にポケットPが ついており、このポケットに通じるポケット取り出し口となる開口部Qを背もた れカバー2に設ける。
【0013】 図6ではポケット取り出し口の開口部Qの側面断面を示し、上部Aと下部Bを重 ね合わせてラップさせ、図7で示す中央部Cに面ファスナー、またはボタンで取 り外しできるようにしておくと開口部のダレが防止できる。 図8では開口部Qにファスナー20を使用することにより、上下一体にすること もできる。
【0014】 また図9に示すようにシート取り付け用パイプ6、7を包み込んだシートカバー の先端、および後端部は延ばして、下方に折り曲げて該シート取り付けパイプ 6、7の端部で図10で示すように巻き返してオス、メスの面ファスナー21、 21′で固定する。この方法により形の良いカバー端部ができ、シート取り付け 用パイプ6、7の端部も かくされる。
【0015】
【考案の効果】
今後老人、下肢の不自由な人が増える社会にあって、それぞれ個性とファッショ ン性を車椅子にも持たせることが必要であり、シート、背もたれは車椅子全体か ら大きな面積を占め、その色、柄は使用する者にとって非常に重要視されている にも拘わらず限定されていたが、着脱、取り替え可能なカバーを装着できるよう にすることで本人の好みに合った色、柄が提供でき、多様化した車椅子になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車椅子に取り付ける位置関係を示す外観図。
【図2】シート部折り畳みを示す構造図。
【図3】シートの裏面を示す図面。
【図4】背もたれカバーの展開図。
【図5】背もたれ後部を示す図面。
【図6】背もたれの取り出し口側面図。
【図7】ポケット取り出し部の外観図。
【図8】ファスナー取り付けを示す図。
【図9】シートの先端部を示す斜視図
【図10】シート先端部の折り曲げ状態を示す。
【符号の説明】
1 シートカバー 2 背もたれカバー 3 X型フレーム 4 X型フレーム 5 固定部のシート 6 シート取り付け用パイプ(左) 7 シート取り付け用パイプ(右) 8 ゴムバンド 9 ゴムバンド 10 ゴムバンド 11 マジックテープ 12 マジックテープ 13 マジックテープ 14(14′)マジックテープ 15(15′)マジックテープ 16(16′)マジックテープ 17(17′)マジックテープ 18(18′)マジックテープ 19(19′)マジックテープ 20 ファスナー 21(21′)マジックテープ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 車椅子用取り替えカバー
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】車椅子に取り付ける位置関係を示す外観図。
【図2】シート部折り畳みを示す構造図。
【図3】シートの裏面を示す図面。
【図4】背もたれカバーの展開図。
【図5】背もたれ後部を示す図面。
【図6】背もたれの取り出し口側面図。
【図7】ポケット取り出し部の外観図。
【図8】ファスナー取り付けを示す図。
【図9】シートの先端部を示す斜視図
【図10】シート先端部の折り曲げ状態を示す。
【符号の説明】 1 シートカバー 2 背もたれカバー 3 X型フレーム 4 X型フレーム 5 固定部のシート 6 シート取り付け用パイプ(左) 7 シート取り付け用パイプ(右) 8 ゴムバンド 9 ゴムバンド 10 ゴムバンド 11 面ファスナー 12 面ファスナー 13 面ファスナー 14(14′)面ファスナー 15(15′)面ファスナー 16(16′)面ファスナー 17(17′)面ファスナー 18(18′)面ファスナー 19(19′)面ファスナー 20 ファスナー 21(21′)面ファスナー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動式、または手動式自操車、あるい
    は介護車と言われる車椅子において、本体部フレームに
    ネジ等で固定されたシートならびに背もたれに使用され
    るビニールまたは布地に着脱自在にしたポケット取り出
    し口を設けてなる車椅子用取り替えカバー。
  2. 【請求項2】 車椅子に使用されるカバーは、マジッ
    クテープ、フック、ボタン、およびバンド等で互いに拘
    束、またはそれらの一方を固定本体部側に取り付けて拘
    束される請求項1記載の車椅用取り替えカバー。
  3. 【請求項3】 ポケット取り出し口にはマジックテー
    プ、ボタン、あるいは開口部を互いに拘束するファスナ
    ー等を取り付けてなる請求項1記載の車椅子用取り替え
    カバー。
  4. 【請求項4】 シート前部は折り込み方式として、図
    10で示すように外部から本体部が見えないようにした
    車椅子用取り替えカバー。
JP1998000646U 1998-01-08 1998-01-08 車椅子用取り替えカバー Expired - Lifetime JP3053157U (ja)

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ID=43187251

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109132166A (zh) * 2018-09-30 2019-01-04 中山市太力家庭用品制造有限公司 一种排气快速且具有悬挂功能的真空压缩袋

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109132166A (zh) * 2018-09-30 2019-01-04 中山市太力家庭用品制造有限公司 一种排气快速且具有悬挂功能的真空压缩袋

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