JP3115473U - 車椅子用ひざ掛け - Google Patents

Abstract

【課題】車椅子で使用するずれ落ちることなく尚かつ座る、立ち上がり離れる等の動作の妨げにならないひざ掛けを提供する。
【解決手段】車椅子用ひざ掛けは上部左右両端にフック２を備え両開きとし、左右前布３、３’の重なる部分を深くし圧着テ−プを付け開閉する構成とする。４は、ポケット。
【選択図】図５

Description

考案の詳細な説明

本考案は車椅子で使用するずれ落ちないひざ掛けに関する

従来、ひざ掛けは車椅子で使用するには移動時の振動等でずれ落ちる心配があり、座る、立ち上がる等の動作時はひざ掛けを一時的に置く場所を確保する必要があるなどの困難がある。

このため介助者等はひざ掛けがずれ落ちないよう気を配る必要があり自動車に乗る、あるいはトイレの使用時など車椅子から離れる時にひざ掛けを一時的に置く場所の確保も必要である。公共の車椅子用トイレには手荷物を置く場所が確保されていない所が多く見受けられる。

したがって本考案の解決すべき技術的課題はひざ掛けがずれ落ちることなく車椅子の離着座の動作を妨げることがなく、ひざ掛けを一時的に置く場所を確保する必要がないようにすることである。

課題を解決するための手段・効果

本考案に係る車椅子用ひざ掛けは上述の技術的課題を解決するため以下のように構成された車椅子用ひざ掛けで、ずれ落ちることなく座る、立ち上がる等の動作を妨げないことを特徴としている。

本考案において車椅子用ひざ掛けの上部左右両端にフックを備え、車椅子に引っ掛けて固定させる。これによりひざ掛けはずれ落ちることなく安定し着脱を容易にすることで手間取ることがない。

また上記構成においてひざ掛けは前部分を両開きとすることにより車椅子に装着したまま離着座の動作を妨げることがない。本ひざ掛けは前布左右に圧着テ−プを取り付け開閉を簡易にすることを特徴としている。

上記構成においてひざ掛けの前布部分には大きめのポケットを備えるのが好ましい。このことにより外出時等、手を入れる事により保温にも効果的でありハンカチ等の小物を入れることができる。

本車椅子用ひざ掛けに別途収納袋を設ける。これにより未使用時は収納袋に入れ車椅子に設けられているポケット等に収めることで汚すことなく携帯ができる。

考案の実施形態

以下に本考案の実施形態について図１から図５を参照して詳細に説明する。

図１は車椅子用ひざ掛け１の正面図、図２は車椅子用ひざ掛け１の表側正面図３−Ａと３’−Ａ、裏側正面図３−Ｂと３’−Ｂである。

車椅子用ひざ掛け１は前布３，３’の上部端にフック２を備え付けてある。これによりフック２を車椅子に引っ掛け固定する。

図３に示すように前布３，３’の片方表側３’−Ａともう片方裏側３−Ｂの重な部分に圧着テ−プ５を付けることにより車椅子用ひざ掛け１の開閉が簡易である。

ポケット４はハンカチ等の小物入れ、手を入れる事による保温効果を兼ね備えている。

図４に示す収納袋６は車椅子用ひざ掛けを収納する。

以上のように構成された車椅子用ひざ掛けはフック２を車椅子に引っ掛け固定させ、離着座時には前布３，３’を開閉することで車椅子用ひざ掛けが安定し離着座の動作を妨げることがない。

本考案に係る車椅子用ひざ掛けを示した正面図である。 図１の表側を示した正面図と裏側を示した正面図である。 図１の展開を示した正面図である。 収納袋を示した正面図である。 本考案の使用形態を示した正面図である。

符号の説明

１ 車椅子用ひざ掛け本体
２ フック
３，３’ 前布
３−Ａ，３’−Ａ 表側
３−Ｂ，３’−Ｂ 裏側
４ ポケット
５ 圧着テ−プ
６ 収納袋

Claims (4)

1. 車椅子用のひざ掛けであって車椅子用ひざ掛けの上部左右両端にフック２を備え、車椅子用ひざ掛けは両開きとすることを特徴とする。
2. 上記車椅子用ひざ掛けは前布３と３’の重なる部分を深くとり前布３，３’の重なった部分に圧着テ−プ５を付け車椅子用ひざ掛けの開閉を簡易とすることを特徴とする。
3. 上記車椅子用ひざ掛けにはポケット４を備えることを特徴とする。
4. 上記車椅子用ひざ掛けを収納する収納袋６を設けることを特徴とする。

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