JP3053104U - タッピンねじ - Google Patents
タッピンねじInfo
- Publication number
- JP3053104U JP3053104U JP1998002345U JP234598U JP3053104U JP 3053104 U JP3053104 U JP 3053104U JP 1998002345 U JP1998002345 U JP 1998002345U JP 234598 U JP234598 U JP 234598U JP 3053104 U JP3053104 U JP 3053104U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tapping screw
- head
- conical wall
- chip
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 対象物にねじ込んだとき、ねじ切られたくず
が迅速に外に排出されるように構成されたタッピンねじ
を提供する。 【解決手段】 タッピンねじ1は、頭部に円錐状壁13
を形成し、この円錐状壁に一個あるいは二個以上の切れ
くず排出口14を形成し、この排出口のへこみ壁面14
1は一方から他方に傾斜している。また、上端は頭部の
上側面に通じ、その下端は本体のねじ山の上端と連接
し、かつ上端の幅は下端の幅より大きくすることでねじ
切られたくずが容易に外に排出できるようにした。
が迅速に外に排出されるように構成されたタッピンねじ
を提供する。 【解決手段】 タッピンねじ1は、頭部に円錐状壁13
を形成し、この円錐状壁に一個あるいは二個以上の切れ
くず排出口14を形成し、この排出口のへこみ壁面14
1は一方から他方に傾斜している。また、上端は頭部の
上側面に通じ、その下端は本体のねじ山の上端と連接
し、かつ上端の幅は下端の幅より大きくすることでねじ
切られたくずが容易に外に排出できるようにした。
Description
【0001】
本考案は、タッピンねじに関するものである。
【0002】
従来のタッピンねじは、その尾部がドリル状に形成されており対象物にねじ込 まれながら対象物のこまかいくず、例えば木材、プラスチック、金属等をねじ山 に沿って外に排出していた。
【0003】
しかし、普通のタッピンねじが対象物にねじ込まれたあと、そのねじあけられ た穴とねじ頭部との間には排出されない切れくずが残っており、対象物とねじ頭 部の下側の円錐状壁との間につまっており、ねじの品質が不良な点を形成する。 さらに月日が経過すると、それらの切れくずが振動のためにぬけ落ちて小さい隙 間となりねじがゆるんだ状態になる。
【0004】 本考案の目的は、対象物にねじ込んで締め付けると同時にその切れくずを有効 に容易に外に排出できるように改良した構造のタッピンねじを提供することにあ る。
【0005】
前記の課題を解決するために本考案の請求項1記載タッピンねじは、螺旋状の ねじ山を有する桿状本体と、円錐形壁を有する頭部とを備え、切れくずを容易に ねじ込む穴から外に排出させるために、頭部の円錐形壁に一個あるいは一個以上 の切れくず排出口を形成させ、切れくず排出口の下端はねじ山の上端と連結し、 さらにこの排出口の上端は下端よりも幅を大きくして頭部の上端面に通じており 切れくずの排出を容易にしている。
【0006】 本考案のタッピンねじは、その頭部の円錐形壁に切れくずが外に排出できるよ うに一個または一個以上の切れくず排出口を形成しているので、切れくずは従来 のねじのように切れくずが頭部の下につまることもなく、その後のねじのゆるみ 等がなくなる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例) 本案のタッピンねじ1は図1、2、3が示すように、頭部12とねじ本体10 とを持ち、ねじ本体10の尾部11はドリル状に形成され、ねじ山の上端は頭部 12の円錐状壁13と連接し、この円錐状壁13に一個あるいは一個以上の切れ くず排出口14を形成し、この排出口14はそのへこみ壁面141の一方から他 方に傾斜し、その下端はねじ山の上端と接続され、その上端は頭部12の上端面 に通じ、さらにその上端の幅は下端の幅より大きくなっている。
【0008】 (第2実施例) 図4は本案のタッピンねじの実際の使用例を示し、対象物の外層壁2はプラス チック製であり、その外層壁3は木質あるいは金属質で、このねじがねじ込まれ ていくときは、そのねじ切られるくずが迅速にねじ山に沿って頭部12の円錐形 壁13に設けてある切れくず排出口14に押し上げられて排出口14から外に排 出される。これにより頭部に切れくずはつまらず、しかも緊密にねじ穴の外層壁 2の上に接触して、対象物を固く締め付ける。
【0009】 本案のタッピンねじは、その頭部の円錐形壁に一個あるいは一個以上の切れく ず排出口を形成しているので切れくずは順調に外に排出されて、頭部の円錐形壁 の所につまらないので、対象物の上表面に緊密に接触できて、対象物を固く締め 付ける効果がある。
【図1】本考案実施例によるタッピンねじの正面図であ
る。
る。
【図2】本考案実施例によるタッピンねじの図1の上面
図である。
図である。
【図3】本考案実施例によるタッピンねじの図1の右側
面図である。
面図である。
【図4】本考案実施例によるタッピンねじの使用状態図
である。
である。
1 タッピンねじ 2 外層壁 3 内層壁 10 ねじ本体 11 ドリル状尾部 12 頭部 13 円錐状壁 14 切れくず排出口 141 へこみ壁面
Claims (1)
- 【請求項1】 螺旋状のねじ山を有する桿状本体と、円
錐形壁を有する頭部とを備え、 前記円錐形壁には一個あるいは一個以上の切れくず排出
口が形成され、前記切れくず排出口の上端の幅は下端の
幅より大きく、前記切れくず排出口の下端は前記ねじ山
の上端と連結され、前記切れくず排出口の上端は前記頭
部の上端面に通じるように形成されていることを特徴と
するタッピンねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002345U JP3053104U (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | タッピンねじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002345U JP3053104U (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | タッピンねじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3053104U true JP3053104U (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=43187198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002345U Expired - Lifetime JP3053104U (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | タッピンねじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053104U (ja) |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP1998002345U patent/JP3053104U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |