JP3238301U - スクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】木ネジのねじ込みと締め付けの際の切り屑の排出をスムーズにして製品の亀裂を予防する。【解決手段】スクリューヘッドのドリルビットを備えたタッピングねじの構造において、フランジ11を有するヘッド12、該ヘッドから延長する円柱体13、該円柱体の外周に多重に周回して形成されたねじ山14からなり、該ヘッドから突出する複数のドリルビット15が該フランジから円柱まで延長形成され、該円柱体の外周表面のねじ山を切り欠いて中断する中間切り削り面20が形成され、該円柱体の自由端に位置するテール部30は凸曲面31と切り削り面32が交差して尖端となる。【選択図】図1

Description

本考案は、割れ防止ねじ、木ねじまたはそのほかのねじのヘッド部に適用するドリルビットに関し、さらに改良タッピングねじ構造に関する。
製品の材質によって、形が異なるねじを使用することは、穿孔のスピードアップ、屑排出量の増加、さらに締め付ける時の省力程度などに関係する。これらの条件を考慮して様々なねじを研究開発することによって、実用上理想的な効果を達成する。
しかし、ねじが製品にねじ込まれる時、製品を削って切り屑が絶えず生じて孔の外に排出される。一部の製品は割れやすい材質であるため、ねじがねじ込まれる時、切り屑の排出が遅れて堆積してしまう状況を発生し、沈み込むヘッドが製品に割れを生じさせてしまう可能性がある。その原因は、ヘッド部の直径が孔の直径より大きく、切り屑が堆積して孔壁に割れを発生させてしまうことにある。
そのほか、何種類かのねじではタッピングの構造を重視し、テールとねじの円柱体に凹溝を設け、通常は切り削り壁と挟角側壁を有し、両壁面は互いに挟角に形成される。削り取りながら切り屑が排出される時、切り屑が側壁に阻止されるため、両壁面の挟角に堆積してしまい、さらに凹溝に充満してしまうため、切り屑を排出する機能がまったく達成できなくなる。
これらの先行技術に存在する欠点を克服することは本考案が解決しようとする課題である。
特開2016-121777号公報 特表2004-526891号公報
本考案は新しいねじを提供し、その主な目的は、ドリルビット構造を採用して、ねじを改良してタッピング構造に適合することにより先行技術に存在する前記欠点を有効に解決する。
上述の目的を達するために、本考案のねじは、スクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造において、
フランジを有するヘッド部と、
前記ヘッド部から延伸する円柱体と、
前記円柱体の自由端に位置するテール部とからなり、
前記円柱体の外周に多重に周回するねじ山が形成され、
前記ヘッド部の表面から突出する複数のドリルビットを設けると共に、
該ドリルビットは前記フランジから前記円柱体に至るまで延伸して形成され、
前記円柱体の外表面にねじ山を切り欠いて中断する中間切り削り面を形成し、
前記テール部には凸曲面と切り削り面を形成すると共に交差して尖端とした、ことを特徴とするスクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造からなる。
また、より好適には、該ドリルビットは中心線と挟角をなすか、または該ドリルビットは中心線に平行とする。或いは、該ドリルビットが外へ突出する円弧型刃、または内側へ凹む円弧型刃をなす。
さらにより好適には、該中間切り削り面は円柱体内部へ凹む平面を有し、該平面の上、下両端はそれぞれ頂面と底面によって円柱体の外表面に連結される。
さらにより好適には、該中間切り削り面は円柱体の内部に凹む凹曲面である。
さらにより好適には、該テール部の尖端は中心線にあり、または該テール部の尖端は中心線にない。
さらにより好適には、該切り削り面は傾斜の平面であり、または凹曲面である。
孔穴に対してリーミング、穿孔と拡径に伴う屑排出動作を行い、ヘッド部がスムーズに孔穴に入り、製品の亀裂を予防するなどの効果を達成しながら、切り屑の排出を加速させ、ねじ込みと締め付けを簡単に、スムーズに行う実用上の効果を兼ねる。
図1は、本考案のねじの第一実施例を示す図である。 図2は、本考案のねじの第二実施例のドリルビットの構造を示す図である。 図3は、本考案のねじの第三実施例のドリルビットの構造を示す図である。 図4は、本考案のねじの第四実施例のドリルビットの構造を示す図である。 図5は、本考案のねじの第五実施例のドリルテールを示す図である。 図6は、本考案のねじの第六実施例のドリルテールを示す図である。 本図7は、考案のねじの第七実施例のドリルテールの側面図である。 図8は、本考案のねじの第七実施例のドリルテールの正面図である。
図1に示すように、ねじ10の第一実施例は一体成形されるヘッド部12、円柱体13とテール部30を備える。その中、該ヘッド部12は円錐体状を呈し、該円錐体13の大きい直径の端からフランジ11が延伸して形成される。該円柱体13はヘッド12の小さい直径の端から下方へ延伸し、その外周に多重のねじ山14と中間切り削り面20が形成される。
該中間切り削り面20は、少なくとも一周回のねじ山14を切り欠いて中断させ、該中間切り削り面20は平面22を有し、該平面22の上、下両端はそれぞれ頂面21と底面23によって円柱体13の外表面に連結される。このため、該平面22は円柱体13の内部に陥没するようになる。
また、複数のドリルビット15を該ヘッド部12の表面から突出して形成し、それぞれのドリルビット15はフランジ11の底部から円柱体13に延伸して設ける。
上記テール部30は、円柱体13の自由端に設けられ、凸曲面31と切り削り面32が該自由端に向けて交差して尖端33になる。
本実施例では、ヘッド部12(またはフランジ11)からテール部30までねじの軸心10を通る仮想の中心線17を描くと、上記ドリルビット15は中心線17に対して挟角16をなし、ドリルビット15の向きは該中心線に対して傾斜する。
第二実施例では(図2を参照されたい)、該ドリルビット15aは円錐状のヘッド部12aの外周表面が突出して形成され、前記中心線17と平行をなす。言い換えれば、該ドリルビット15aはヘッド部12aの外周表面に垂直に立って延伸して形成される。
第三実施例では(図3を参照されたい)、該ドリルビット15bは垂直に延伸し、かつ外方へ円弧状に突出する円弧型刃である。
第四実施例では(図4を参照されたい)、該ドリルビット15cは円錐型ヘッド部12aの外周表面に垂直に立設して隆起して形成され、凹弧状に凹む円弧型刃である。
第五実施例では(図5を参照されたい)、前記中間切り削り面20は凹曲面24であり、該凹曲面24は円柱体13の内部方向へ陥没する。
本実施例では、該テール部30の切り削り面32は凹曲面であり、凹曲面と平面22(即ち中間切り削り面20)はねじ10の同じ側にある。そのほか、該テール部30の尖端33は中心線17上にある。
第五実施例では(図5を参照されたい)、該テール部30の切り削り面32aは中心線に対して傾斜する平面であり、該平面と凹曲面24(即ち中間切り削り面20)はねじ10の同じ側にある。そのほか、該テール部30の尖端33は同図において中心線17の左側に位置する。
第六実施例では(図6を参照されたい)、該切り削り面は凹曲面24であり、該凹曲面24(即ち中間切り削り面20)はねじ10のテール部の尖端33の近くに位置する。
第七実施例では(図7と図8を参照されたい)、側面図からわかるように該切り削り面32aはねじ10の中心線17を超え、また、該テール部30の尖端33は中心線17の右側に位置することで、該テール部30の尖端33は硬い木材にもねじ込まれやすい。
ねじ10が木材(図に未表示)を削る時、該テール部30は尖端33を木材にねじ込ませ、該切り削り面32が木屑を切り除き、ねじ山14を継続して進め、木材に亀裂を入るのが防げられる。
次に、該中間切り削り面20は迅速に切り屑を排出でき、ねじ10を容易にかつスムーズにねじ込まれることにより、実用的効果を兼ねる。
さらに、該ヘッド部12の直径は円柱体13からねじ10の頂端に向けて徐々に拡大し、ドリルビット15によって孔径を拡張すると同時に、切り屑を排出させるため、ねじ10により容易に穿孔でき、ヘッド部12が孔内に沈埋する効果を得られ、効果的に亀裂防止と切り屑を除去する機能を奏する。
10 ねじ
11 フランジ
12、12a ヘッド部
13 円柱体
14 ねじ山
15、15a、15b、15c ドリルビット
16 角
17 中心線
20 中間切り削り面
21 頂面
22 平面
23 底面
24 凹曲面
30 テール部
31 凸曲面
32、32a 切り削り面
33 尖端

Claims (11)

  1. スクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造において、
    フランジを有するヘッド部と、
    前記ヘッド部から延伸する円柱体と、
    前記円柱体の自由端に位置するテール部とからなり、
    前記円柱体の外周に多重に周回するねじ山が形成され、
    前記ヘッド部の表面から突出する複数のドリルビットを設けると共に、
    該ドリルビットは前記フランジから前記円柱体に至るまで延伸して形成され、
    前記円柱体の外表面にねじ山を切り欠いて中断する中間切り削り面を形成し、
    前記テール部には凸曲面と切り削り面を形成すると共に交差して尖端とした、ことを特徴とするスクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造。
  2. 前記ドリルビットは、前記ヘッド部から前記テール部に至るねじの軸心を通る仮想の中心線と挟角をなすことを特徴とする請求項1のスクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造。
  3. 前記ドリルビットは、前記ヘッド部から前記テール部に至るねじの軸心を通る仮想の中心線と平行をなすことを特徴とする請求項1のスクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造。
  4. 前記ドリルビットは、外側へ突出する円弧型刃であることを特徴とする請求項1のスクリューヘッドのドリルビット及びタッピングねじの構造。
  5. 前記ドリルビットは、内側へ凹む円弧型刃ことを特徴とする請求項1のスクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造。
  6. 前記中間切り削り面は、円柱体の内部に陥没する平面があり、該平面の上、下両端はそれぞれ頂面と底面によって前記円柱体の外表面に連結されることを特徴とする請求項1のスクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造。
  7. 前記中間切り削り面は、前記円柱体の内部へ陥没する凹曲面であることを特徴とする請求項1のスクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造。
  8. 前記テール部の尖端は、前記ヘッド部から前記テール部に至るねじの軸心を通る仮想の中心線にあることを特徴とする請求項1のスクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造。
  9. 前記テール部の尖端は、前記ヘッド部から前記テール部に至るねじの軸心を通る仮想の中心線にないことを特徴とする請求項1のスクリューヘッドのドリルビット及びタッピングねじの構造。
  10. 前記切り削り面は、前記ヘッド部から前記テール部に至るねじの軸心を通る仮想の中心線に対して傾斜する平面であることを特徴とする請求項1のスクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造。
  11. 前記切り削り面は、凹曲面であることを特徴とする請求項1のスクリューヘッドのドリルビットを具えるタッピングねじの構造。

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