JP2004308732A - 木ねじ - Google Patents
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Abstract
【課題】木屑を順調に速く排出できる木ねじを提供する。
【解決手段】頭部50と、頭部50の下に連接しておすねじ部510を持つ軸部51と、軸部51の下に連接して複数の縦方向の切り削り溝520と切り削り溝520と平行に設けられている外に突出する複数の翼部521とを持つ切り削り部52と、軸部51と切り削り部52との間に設けられている環状溝53とで構成されている。環状溝53は迅速に沢山の切り削られる木屑を排出させ、切り削る功能を保持し、ねじ付けに要する力を減少する。
【選択図】 図8
【解決手段】頭部50と、頭部50の下に連接しておすねじ部510を持つ軸部51と、軸部51の下に連接して複数の縦方向の切り削り溝520と切り削り溝520と平行に設けられている外に突出する複数の翼部521とを持つ切り削り部52と、軸部51と切り削り部52との間に設けられている環状溝53とで構成されている。環状溝53は迅速に沢山の切り削られる木屑を排出させ、切り削る功能を保持し、ねじ付けに要する力を減少する。
【選択図】 図8
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、木材をねじ付けて固定するのに使用される木ねじに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の第一種の木ねじは、図1と図2に示すように、頭部10と、頭部の下方に設けられてねじ部110を持つ軸部11と、軸部11の下に連接して設けられ、複数の切り削り溝120と切り削り溝120と平行に設けられている複数の翼部121とを持つ切り削り部12とを持っている。それで、切り削り部は一回の鍛造加工で形成できる優点がある。更に、翼部121は傾斜面1210を形成している。
【0003】
更に、図3は、従来の第二種の木ねじを示し、この木ねじはやはり頭部20と、軸部21と、切り削り部22とを持っている。切り削り部22に又複数の縦向きの切り削り溝220を形成してあり、切り削り部の上方に複数の翼部221を設け、翼部221は切り削り溝220とは平行でない様に形成されている。それで、切り削り溝220と翼部221とは別々に加工せねばならず、二回の加工作業が必要となり、第一回は切り削り溝を鍛造し、第二回は翼部221を加工形成する。それで、この木ねじはコストが高くつく。
【0004】
次に、図4は、従来の木ねじの第三実施例を示し、第一実施例と第二実施例と同様に頭部と、軸部と、切り削り部32とを持っているが、切り削り部32は特別長くしてあって、それで、切り削り溝320は切り削られる木屑を容納できる量が余計に多くなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の三種の従来の木ねじは、切り削り溝の長さの如何にかかわらず、皆ねじ部の下方にあるので、図5に示すように、木ねじを対象物にねじ込んで固定させる時、対象物の木板のあけられた孔40から発生する木屑は、図1、図3または図4が示す様に、尖端部13、尖端部23または尖端部33の切り削り溝から上方に向かって移動し、孔の頂上の開き口400から排出される。切り削り溝は下部が大きく、上部に徐々に小さくなっているので、その過程で木屑は次第に切り削り溝の中に溜り積もって、切り削り溝の切り縁と尖端とは次第にその鋭利性が鈍って、切り削りや孔あけの功能が低下して、木ねじは継続して切り削りや孔あけの作業を行うことができなくなり、鉄板42を穿孔して通過することができなくなる。それで、従来の木ねじは、切り取った木屑が順調に速くあけられた孔から排出できる様に改良する必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上述の課題を解決するために、木ねじの軸部と切り削り部との間に環状溝を設けて、切り削られた木屑があけられた木板の孔の上開き口から順調に押し上げられて環状溝に入って、速やかに排出される様にする。又、木屑があまり沢山切り削り溝の中に溜まらない様に切り削り部の長さを従来の木ねじのものよりも短くして、速く排出される様にする。又、製造の速度を早くするために、切り削り部はできるだけ一回の加工で形成できる様にする。
【0007】
本発明の木ねじは、従来の木ねじが持っていない環状溝を切り削り部の丁度上の所に設けているので、切り削られた木屑は切り削り溝から迅速に順調におしあげられて環状溝の中に入り、排出される作用がある。それで、切り削り溝にたまる木屑があまり沢山ではなくなるので、切り削り溝の切り縁や尖端の鋭利性が正常に保持されて、鈍くならない作用がある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
木ねじの第一実施例は、図8と図9と図15とが示すように、頭部50と、頭部50の下に連続し、おすねじ部510を持つ軸部51と、軸部51の下に連接する切り削り部52とで構成される。
【0009】
切り削り部52には、縦方向に複数の切り削り溝520と、切り削り部52の表面から外に突き出た複数の翼部521とを形成し、切り削り溝520と翼部521とは平行に設けられている。更に、各翼部521の下端は傾斜面5210を持つ。それで、切り削り部52を一回加工だけで形成できる。
【0010】
次に、図10と図11とは、本発明の木ねじの第二実施例と大体同じ構造を持つが、ただ切り削り部52の切り削り溝520と翼部521とは平行していない。それで、切り削り部52は二回の加工が必要になる。
【0011】
更に、第一実施例と第二実施例には従来の木ねじが持たない環状溝53を軸部51と切り削り部52との間に設けていて、切り削られた木屑の排出量530を迅速に多く出せるようにする。それで、本実施例の木ねじ5のねじ付け固定作業の過程中に木板6にねじあけられた孔60から出る木屑600(図12が示す)は切り削り溝520から迅速に環状溝53に移動して排出されるので、切り削り溝52の中に木屑が沢山溜まらず、切り削り溝52の切り縁や尖端522の鋭利性は依然として保持され、電動ドリルは適当なねじこみトークを維持し、その作用に要する力を節約できる。
【0012】
次に、図16は、本発明の木ねじの第三実施例を示し、大体上述の第一実施例と第二実施例と同じ構造を持つが、ただ環状溝53の形状をコーンの形にして、上部を下部より広くしてある。
【0013】
その外、図17は、本発明の木ねじの第四実施例を示し、第三実施例と殆ど同じ構造を持ち、異なる点は環状溝53を逆様のコーン形にしてあり、上部を下部より狭くしている。
【0014】
又、本実施例の木ねじ5の切り削り部52が対象物の鉄板7を通過した(図13が示す)あと、翼部521の傾斜面5210が孔70の内径以外の所に突き当たって裂き切れても、翼部521は孔部70を大きくする作用はなく、鉄板7の厚みと木ねじ5との噛み合せを確保し(図14が示す)、本実施例の木ねじは最良なしめ付け能力を提供する。
【0015】
更に、図18、図19および図20は、それぞれ本発明の木ねじの第五実施例、第六実施例または第七実施例を示し、大体上述の四種の実施例と同じ構造を持ち、頭部50と、頭部50の下に設けられてねじを持つ軸部51と、軸部51の下に設けられて複数の切り削り溝520を持つ切り削り部52と、更に、軸部51と切り削り部52との間に環状溝53とを設けている。ただし、翼部はない。これらの実施例の木ねじ5で対象物に対してねじ付け固定作業をする時は、木板6(対象物)にあけられた孔60から出る木屑600は切り削り溝520から迅速に上に移動して環状溝53の中に入り、排出されて、切り削り溝520の中に沢山溜まらず、それで、切り削り溝520の切り縁と尖端522との鋭利性は依然として正常に保持される。
【0016】
又、図19が示すように、第六実施例は環状溝53を上部が広く下部が狭くなったコーン形にしてあり、図20の第七実施例は環状溝53を上部が狭くて下部が広いコーン形にしてある。それで、この両実施例は電動ドライバーに適当なねじドライブのトークを維持させ、ねじ込み作業に要する力を節約できる。
【0017】
本実施例の木ねじは、切り削りされた木屑を順調に迅速に対象物のあけられた孔から排出させることができる外、ねじ込み作業中に切り削り部の鋭利性を正常に保持することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の第一種の木ねじの側面図である。
【図2】図1をI―I線で切断した断面図である。
【図3】従来の第二種の木ねじの側面図および部分拡大図である。
【図4】従来の第三種の木ねじの側面図および部分拡大図である。
【図5】従来の木ねじが木板にねじ込まれる状態を示す断面図である。
【図6】従来の木ねじの翼部が鉄板と接触する状態を示す断面図である。
【図7】従来の木ねじの翼部が鉄板とねじ合う状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第一実施例による木ねじを示す側面図および部分拡大図である。
【図9】図8をII―II線で切断した断面図である。
【図10】本発明の第二実施例による木ねじを示す側面図である。
【図11】図10をIII―III線で切断した断面図である。
【図12】本発明の一実施例による木ねじが木板にねじ込まれる状態を示す断面図である。
【図13】本発明の一実施例による木ねじの翼部が鉄板に接触する状態を示す断面図である。
【図14】本発明の一実施例による木ねじの翼部が鉄板とねじ合う状態を示す断面図である。
【図15】本発明の一実施例による木ねじを示す斜視図である。
【図16】本発明の第三実施例による木ねじを示す側面図である。
【図17】本発明の第四実施例による木ねじを示す側面図である。
【図18】本発明の第五実施例による木ねじを示す側面図である。
【図19】本発明の第六実施例による木ねじを示す側面図である。
【図20】本発明の第七実施例による木ねじを示す側面図である。
【符号の説明】
5 木ねじ
50 頭部
51 軸部
52 切り削り部
53 環状溝
510 ねじ部
520 切り削り溝
521 翼部
522 尖端
【発明の属する技術分野】
本発明は、木材をねじ付けて固定するのに使用される木ねじに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の第一種の木ねじは、図1と図2に示すように、頭部10と、頭部の下方に設けられてねじ部110を持つ軸部11と、軸部11の下に連接して設けられ、複数の切り削り溝120と切り削り溝120と平行に設けられている複数の翼部121とを持つ切り削り部12とを持っている。それで、切り削り部は一回の鍛造加工で形成できる優点がある。更に、翼部121は傾斜面1210を形成している。
【0003】
更に、図3は、従来の第二種の木ねじを示し、この木ねじはやはり頭部20と、軸部21と、切り削り部22とを持っている。切り削り部22に又複数の縦向きの切り削り溝220を形成してあり、切り削り部の上方に複数の翼部221を設け、翼部221は切り削り溝220とは平行でない様に形成されている。それで、切り削り溝220と翼部221とは別々に加工せねばならず、二回の加工作業が必要となり、第一回は切り削り溝を鍛造し、第二回は翼部221を加工形成する。それで、この木ねじはコストが高くつく。
【0004】
次に、図4は、従来の木ねじの第三実施例を示し、第一実施例と第二実施例と同様に頭部と、軸部と、切り削り部32とを持っているが、切り削り部32は特別長くしてあって、それで、切り削り溝320は切り削られる木屑を容納できる量が余計に多くなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の三種の従来の木ねじは、切り削り溝の長さの如何にかかわらず、皆ねじ部の下方にあるので、図5に示すように、木ねじを対象物にねじ込んで固定させる時、対象物の木板のあけられた孔40から発生する木屑は、図1、図3または図4が示す様に、尖端部13、尖端部23または尖端部33の切り削り溝から上方に向かって移動し、孔の頂上の開き口400から排出される。切り削り溝は下部が大きく、上部に徐々に小さくなっているので、その過程で木屑は次第に切り削り溝の中に溜り積もって、切り削り溝の切り縁と尖端とは次第にその鋭利性が鈍って、切り削りや孔あけの功能が低下して、木ねじは継続して切り削りや孔あけの作業を行うことができなくなり、鉄板42を穿孔して通過することができなくなる。それで、従来の木ねじは、切り取った木屑が順調に速くあけられた孔から排出できる様に改良する必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上述の課題を解決するために、木ねじの軸部と切り削り部との間に環状溝を設けて、切り削られた木屑があけられた木板の孔の上開き口から順調に押し上げられて環状溝に入って、速やかに排出される様にする。又、木屑があまり沢山切り削り溝の中に溜まらない様に切り削り部の長さを従来の木ねじのものよりも短くして、速く排出される様にする。又、製造の速度を早くするために、切り削り部はできるだけ一回の加工で形成できる様にする。
【0007】
本発明の木ねじは、従来の木ねじが持っていない環状溝を切り削り部の丁度上の所に設けているので、切り削られた木屑は切り削り溝から迅速に順調におしあげられて環状溝の中に入り、排出される作用がある。それで、切り削り溝にたまる木屑があまり沢山ではなくなるので、切り削り溝の切り縁や尖端の鋭利性が正常に保持されて、鈍くならない作用がある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
木ねじの第一実施例は、図8と図9と図15とが示すように、頭部50と、頭部50の下に連続し、おすねじ部510を持つ軸部51と、軸部51の下に連接する切り削り部52とで構成される。
【0009】
切り削り部52には、縦方向に複数の切り削り溝520と、切り削り部52の表面から外に突き出た複数の翼部521とを形成し、切り削り溝520と翼部521とは平行に設けられている。更に、各翼部521の下端は傾斜面5210を持つ。それで、切り削り部52を一回加工だけで形成できる。
【0010】
次に、図10と図11とは、本発明の木ねじの第二実施例と大体同じ構造を持つが、ただ切り削り部52の切り削り溝520と翼部521とは平行していない。それで、切り削り部52は二回の加工が必要になる。
【0011】
更に、第一実施例と第二実施例には従来の木ねじが持たない環状溝53を軸部51と切り削り部52との間に設けていて、切り削られた木屑の排出量530を迅速に多く出せるようにする。それで、本実施例の木ねじ5のねじ付け固定作業の過程中に木板6にねじあけられた孔60から出る木屑600(図12が示す)は切り削り溝520から迅速に環状溝53に移動して排出されるので、切り削り溝52の中に木屑が沢山溜まらず、切り削り溝52の切り縁や尖端522の鋭利性は依然として保持され、電動ドリルは適当なねじこみトークを維持し、その作用に要する力を節約できる。
【0012】
次に、図16は、本発明の木ねじの第三実施例を示し、大体上述の第一実施例と第二実施例と同じ構造を持つが、ただ環状溝53の形状をコーンの形にして、上部を下部より広くしてある。
【0013】
その外、図17は、本発明の木ねじの第四実施例を示し、第三実施例と殆ど同じ構造を持ち、異なる点は環状溝53を逆様のコーン形にしてあり、上部を下部より狭くしている。
【0014】
又、本実施例の木ねじ5の切り削り部52が対象物の鉄板7を通過した(図13が示す)あと、翼部521の傾斜面5210が孔70の内径以外の所に突き当たって裂き切れても、翼部521は孔部70を大きくする作用はなく、鉄板7の厚みと木ねじ5との噛み合せを確保し(図14が示す)、本実施例の木ねじは最良なしめ付け能力を提供する。
【0015】
更に、図18、図19および図20は、それぞれ本発明の木ねじの第五実施例、第六実施例または第七実施例を示し、大体上述の四種の実施例と同じ構造を持ち、頭部50と、頭部50の下に設けられてねじを持つ軸部51と、軸部51の下に設けられて複数の切り削り溝520を持つ切り削り部52と、更に、軸部51と切り削り部52との間に環状溝53とを設けている。ただし、翼部はない。これらの実施例の木ねじ5で対象物に対してねじ付け固定作業をする時は、木板6(対象物)にあけられた孔60から出る木屑600は切り削り溝520から迅速に上に移動して環状溝53の中に入り、排出されて、切り削り溝520の中に沢山溜まらず、それで、切り削り溝520の切り縁と尖端522との鋭利性は依然として正常に保持される。
【0016】
又、図19が示すように、第六実施例は環状溝53を上部が広く下部が狭くなったコーン形にしてあり、図20の第七実施例は環状溝53を上部が狭くて下部が広いコーン形にしてある。それで、この両実施例は電動ドライバーに適当なねじドライブのトークを維持させ、ねじ込み作業に要する力を節約できる。
【0017】
本実施例の木ねじは、切り削りされた木屑を順調に迅速に対象物のあけられた孔から排出させることができる外、ねじ込み作業中に切り削り部の鋭利性を正常に保持することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の第一種の木ねじの側面図である。
【図2】図1をI―I線で切断した断面図である。
【図3】従来の第二種の木ねじの側面図および部分拡大図である。
【図4】従来の第三種の木ねじの側面図および部分拡大図である。
【図5】従来の木ねじが木板にねじ込まれる状態を示す断面図である。
【図6】従来の木ねじの翼部が鉄板と接触する状態を示す断面図である。
【図7】従来の木ねじの翼部が鉄板とねじ合う状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第一実施例による木ねじを示す側面図および部分拡大図である。
【図9】図8をII―II線で切断した断面図である。
【図10】本発明の第二実施例による木ねじを示す側面図である。
【図11】図10をIII―III線で切断した断面図である。
【図12】本発明の一実施例による木ねじが木板にねじ込まれる状態を示す断面図である。
【図13】本発明の一実施例による木ねじの翼部が鉄板に接触する状態を示す断面図である。
【図14】本発明の一実施例による木ねじの翼部が鉄板とねじ合う状態を示す断面図である。
【図15】本発明の一実施例による木ねじを示す斜視図である。
【図16】本発明の第三実施例による木ねじを示す側面図である。
【図17】本発明の第四実施例による木ねじを示す側面図である。
【図18】本発明の第五実施例による木ねじを示す側面図である。
【図19】本発明の第六実施例による木ねじを示す側面図である。
【図20】本発明の第七実施例による木ねじを示す側面図である。
【符号の説明】
5 木ねじ
50 頭部
51 軸部
52 切り削り部
53 環状溝
510 ねじ部
520 切り削り溝
521 翼部
522 尖端
Claims (4)
- 頭部と、前記頭部の下に連接しておすねじ部を持つ軸部と、前記軸部の下に連接して複数の縦方向の切り削り溝と前記切り削り溝と平行に設けられている外に突出する複数の翼部とを持つ切り削り部と、前記軸部と前記切り削り部との間に設けられている環状溝とで構成され、
前記環状溝は迅速に沢山の切り削られる木屑を排出させ、切り削る功能を保持し、ねじ付けに要する力を減少することを特徴とする木ねじ。 - 前記切り削り部の前記翼部は、下端に傾斜面を持つことを特徴とする請求項1記載の木ねじ。
- 頭部と、前記頭部の下に連接しておすねじ部を持つ軸部と、前記軸部の下に連接して複数の縦方向の切り削り溝を持つ切り削り部と、前記軸部と前記切り削り部との間に設けられている環状溝とで構成され、
切り削り功能を保持し、ねじ付けに要する力を減少することを特徴とする木ねじ。 - 前記軸部と前記切り削り部との間に設けられている環状溝は、コーン状に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の木ねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003101453A JP2004308732A (ja) | 2003-04-04 | 2003-04-04 | 木ねじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003101453A JP2004308732A (ja) | 2003-04-04 | 2003-04-04 | 木ねじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004308732A true JP2004308732A (ja) | 2004-11-04 |
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ID=33465239
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JP2003101453A Pending JP2004308732A (ja) | 2003-04-04 | 2003-04-04 | 木ねじ |
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JP (1) | JP2004308732A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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