JP3053102U - グラフィック式携帯型測定装置 - Google Patents

グラフィック式携帯型測定装置

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JP3053102U
JP3053102U JP1998002343U JP234398U JP3053102U JP 3053102 U JP3053102 U JP 3053102U JP 1998002343 U JP1998002343 U JP 1998002343U JP 234398 U JP234398 U JP 234398U JP 3053102 U JP3053102 U JP 3053102U
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JP1998002343U
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Inventor
康一 赤間
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アイコーエンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽便で、かつ、リアルタイムでグラフ表示で
きる携帯型測定装置を提供する。 【解決手段】 荷重センサ5、増幅器6、A/D変換器
7、CPU8、メモリ回路9を設けた携帯ケースにドッ
トマトリクス式液晶表示パネルを設ける。荷重センサ5
の検出電圧はA/D変換器7でデジタル値に変換され、
CPU8により、メモリ回路9に順次保存される。メモ
リ回路9の前記保存領域は、所定の間隔でCPU8に読
み出され、読み出したデータに基づいて表示パネル2を
書換える(リフレッシュ)。このようにすることによ
り、軽便、かつ、リアルタイムでグラフ表示することの
できる携帯型測定装置を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、測定結果をその場でグラフィック表示できるようにしたハンディ タイプのグラフィック式携帯型測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、測定器の分野では、ハンディタイプのケースに測定機構を組み込み、針 式のメータを設けたものや、前記測定機構を電子化してデジタル式のメータを設 けた携帯型の測定装置が使用されている。
【0003】 このような携帯型の測定装置は、手軽に計測ができるので多用されているが、 計測量を表示するだけなので試料の特性が判り難い。そのため、読み取ったデー タを整理して後でグラフ用紙にプロットしたり、パソコンに入力してグラフ表示 させなければならなかった。
【0004】 ところが、上記のように、読み取ったデータを後でグラフ用紙にプロットした り、コンピュータに入力するのは面倒である。
【0005】 この問題を解決する一つの方法として、電子化した測定装置では、メモリ手段 を設けて計測値を記憶させ、その記憶したデータをプロッタやパソコンなどの外 部装置に直接出力できるようにしたものが考えられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の外部装置に直接出力できるようにしたものでは、ハンデ ィタイプとしたのに、グラフ表示の際にプリンタやパソコンなどの外部装置を必 要とするため、軽便性が生かせない。
【0007】 また、メモリした計測値を計測後に外部装置に出力するようになっているので 、リアルタイムで観測できないという問題がある。
【0008】 そこで、この考案の課題は、軽便で、かつ、リアルタイムでグラフ表示できる 携帯型測定装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1では、携帯ケースの上面に設けたグラフ ィック用のドットマトリクス式表示パネルと、センサ入力を所定のサンプリング 周期でデジタル値に変換するA/D変換器と、前記A/D変換したデータを順次 記憶するメモリ手段と、そのメモリ手段に記憶したデータに基づいて前記表示パ ネルを所定の周期で書き換えてグラフをプロットする処理手段とを備えた構成を 採用したのである。
【0010】 このような構成を採用することにより、センサ入力をA/D変換器でデジタル 値に変換し、メモリ手段に順次記憶させ、そのメモリ手段に記憶させたデータに 基づいて前記表示パネルを所定の周期で書き換えるので、計測データをリアルタ イムで表示できる。
【0011】 このとき、携帯ケースの上面に設けたドットマトリクス式表示パネルは、ドッ ト単位で表示を変えられるので、精緻な表示ができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】 図1に第1実施形態としてグラフィック式の携帯型荷重ゲージを示す。
【0014】 このゲージは、携帯ケース1の上面に表示パネル2と操作スイッチ3とが設け られ、周囲にシリアルやパラレルのI/Oポート4,4’が設けられている。
【0015】 また、ケース1の内部には、図2に示すように、荷重センサ5、増幅器6、A /D変換器7、CPU8、メモリ回路9、外部インターフェース10が設けられ ている。
【0016】 表示パネル2は、58×30.2ミリ寸法のドットマトリクス式液晶表示パネ ルで、128×64ドットの表示能力をもっている。
【0017】 操作スイッチ3は、メンブレンスイッチで、POWERキーa、FUNCキー b、UNITキーc、ZEROキーdと上下と左右のスクロールキーe,fで構 成されている。
【0018】 POWERキーaは、ゲージのオン・オフをするためのキーで、一回押すとオ ン、もう一度押すとオフにすることができる。
【0019】 FUNCキーbはメニュー画面を呼び出すためのキーで、呼び出したメニュー をスクロールキーe,fを操作して選択する。
【0020】 UNITキーcは、単位の切り換え用スイッチで、押すたびにKg→N→LB →Kgと表示される単位を切り換える。
【0021】 ZEROキーdは、荷重0のセット及びクリアなどに使用する。
【0022】 荷重センサ5は、ロードセルを用いたもので、ケース1の先端部に取り付けら れており、図1に示すような、「押し治具」、「引っ張り治具」、「延長棒」な どのアタッチメント11を取り替えて使用できるようになっている。
【0023】 この荷重センサ5は、増幅器6を介してA/D変換器7に接続されており、前 記増幅器6は荷重センサ5の出力をA/D変換器7の入力レベルまで増幅するプ リアンプである。
【0024】 A/D変換器7は、逐次比較型で、サンプルレートは測定信号の周波数より充 分に高い周波数(ナイキスト周波数以上)に設定されており、センサ5出力をデ ジタル値に変換する。
【0025】 CPU8は、ワンチップの中にグラフィック用のLCDドライバー、表示用の グラフィクRAM、タイマ回路、スイッチ読み込み用のインターフェース・・・ などを備えている。
【0026】 このCPU8は、A/D変換器7から出力されるデータを順次メモリ回路9に 登録する。このデータを登録する領域は、リングバッファとなっており、バッフ ァが一杯になると古いデータを捨てて先頭に登録する。
【0027】 前記メモリ回路9は、上述したようなデータ登録用のエリアや作業用のエリア が設けられたRAMと、後述するデータ処理や外部機器とのシリアル、パラレル インターフェース用のハンドラなどのプログラムを書き込んだROMとで構成さ れている。
【0028】 さらに、このゲージには、荷重センサ5の検出出力を直接出力するアナログ出 力12とA/D変換した出力を出力するデジタル出力13が設けられている。
【0029】 また、これ以外に位置管理入力14が設けられ、例えば図3(a),(b)の 測定スタンド20のロータリエンコーダ、リニアスケール、リニアゲージなどの 位置センサ出力を直接入力できるようになっている。
【0030】 この形態は上記のように構成されており、このゲージは、図3(a),(b) の測定スタンド20に取り付けて、スタンド20のテーブルに置いた試料、例え ば、スイッチ、接点・・・などにアタッチメント11を引っ掛けたり、接触させ ることにより、追従荷重値、引っ張り最大荷重値、圧縮最大荷重値、解放時荷重 値などを測定する。
【0031】 また、データ集計機能として、上記測定データの記憶、前記記憶した任意のデ ータの削除(簡易編集機能)、表示、印刷、外部へのデータ出力の機能を有して いる。
【0032】 さらに、集計データの最大、最小、平均、標準偏差、行程能力指数などの統計 データを求める統計機能も有している。
【0033】 そして、測定項目の任意の1項目に対して行程能力図をグラフィック表示する ことができるようになっている。
【0034】 例えば、図3(a)のようにゲージをセットし、POWERキーaを押して電 源をオンにすると、表示パネル2は、図4(a)の測定画面になり、左右のスク ロールキーfを押すと、図4(b)のグラフ画面に移行する。
【0035】 すなわち、測定を開始すると、荷重センサ5の検出電圧は増幅器6で増幅され A/D変換器7に入力される。A/D変換器7は、入力した電圧をデジタル値に 変換し、変換されたデジタル値はCPU8に読み込まれ、メモリ回路9に順次保 存される。また、メモリ回路9の前記保存領域は、所定の間隔、例えば、毎秒5 回程度の間隔でCPU8に読み出され、読み出したデータに基づいて表示パネル 2が書換えられる(リフレッシュ)。
【0036】 例えば、読み出したデータは、表示するグラフのY(レベル)軸方向の表示点 なので、分解能に応じて量子化し、LCD表示用のグラフィクRAMに書き込む ことにより、表示させることができる。
【0037】 このように、逐次A/D変換器7から出力されるセンサ5の検出値を保存する メモリ回路9を所定の間隔で読み出し、表示するようにしたので、図4(b)に 示すように、応答をリアルタイムに表示することができる。
【0038】 このように本体のみでグラフ表示ができるので、軽便に使用できる。
【0039】 また、大画面のドットマトリクス式液晶表示パネル2を備えたことにより、図 5のように、グラフの他に、数字、文字などを大きさを変えて自由な表示が行え 、しかも、それらを混在させて表示させることもできる。
【0040】 さらに、図6(a),(b),(c)に示すように、表示の向きも観測者の視 線に応じて0°,180°,270°と回転させることもできる(図3(a), (b)に示すようにスタンドに装着する場合は非常に有効である)。
【0041】 そのため、従来のものに比べて多くの情報量を観測者に伝えることができるの で、測定の効率アップに寄与する。
【0042】 また、操作性の面においても、表示パネル2を使って機能を選択するようにし たので、少ないスイッチ3で操作ができる。このため、コストの低減が図れ、操 作も表示画面を見て行えるので容易にできる。
【0043】 なお、この形態では、本体にセンサを組み込んだものを示したが、これに限定 されるものではない。例えば、図7に示すように、センサがプローブ型となった ポータブルトルクゲージなどにも適用でき、また、携帯ケース形状についてもこ の限りではない事は明らかである。
【0044】
【考案の効果】
この考案は、上記のように構成し、携帯ケースにドットマトリクス式表示パネ ルを設け、そのパネルをメモリ手段に記憶した検出データに基づいて所定の周期 で書き換えてグラフ表示するようにしたので、軽便で、かつ、計測データをリア ルタイムでグラフィック表示できる携帯型測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の正面図
【図2】実施形態のブロック図
【図3】(a)実施形態の作用説明図 (b)実施形態の作用説明図
【図4】(a)実施形態のグラフィク画面の正面図 (b)実施形態のグラフィク画面の正面図
【図5】実施形態のグラフィク画面の正面図
【図6】(a)実施形態の作用説明図 (b)実施形態の作用説明図 (c)実施形態の作用説明図
【図7】実施形態の他の態様を示す正面図
【符号の説明】
1 携帯ケース 2 ドットマトリクス式液晶表示パネル 5 荷重センサ 7 A/D変換器 8 CPU 9 メモリ回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯ケースの上面に設けたグラフィック
    用のドットマトリクス式表示パネルと、 センサ入力を所定のサンプリング周期でデジタル値に変
    換するA/D変換器と、 前記A/D変換したデータを順次記憶するメモリ手段
    と、 そのメモリ手段に記憶したデータに基づいて前記表示パ
    ネルを所定の周期で書き換えてグラフをプロットする処
    理手段とを備えたグラフィック式携帯型測定装置。
JP1998002343U 1998-04-10 1998-04-10 グラフィック式携帯型測定装置 Expired - Lifetime JP3053102U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006098182A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Dow Corning Toray Co Ltd 施工シーラントの検査方法および検査用具
JP2022550234A (ja) * 2019-06-24 2022-12-01 アルベルト-ルドビクス-ウニベルジテート フライブルク 触覚センサ及び触覚センサの動作方法

Cited By (3)

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