JP3053027B2 - 学習装置における実行制御方法 - Google Patents

学習装置における実行制御方法

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JP3053027B2
JP3053027B2 JP3272798A JP27279891A JP3053027B2 JP 3053027 B2 JP3053027 B2 JP 3053027B2 JP 3272798 A JP3272798 A JP 3272798A JP 27279891 A JP27279891 A JP 27279891A JP 3053027 B2 JP3053027 B2 JP 3053027B2
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明浩 池田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,教材のシート画面を表
示して利用者との対話により学習を行わせる学習装置に
おいて,各シート画面の実行に必要なデータを先読みす
る実行制御方法に関する。
【0002】学習装置のコース教材が,文字データのほ
かにグラフィックデータや音声データなどを利用するマ
ルチメディアタイプのものである場合,通常それらの教
材データをファイル媒体から全て読み込もうとするとか
なりの時間が必要となる。本発明は,教材データの読み
込みにより生じる利用者の無駄な待ち時間をできるだけ
少なくして学習を実行できるようにする効率的な制御方
法を提供するものである。
【0003】
【従来の技術】図5に従来の学習装置の概要を示す。図
5の(a)はマルチメディアタイプの学習装置の構成図
である。図中,1は学習制御装置,2は表示装置,3は
マウスやキーボード等の入力装置,4はディスク,5は
LD(レーザディスク),6はCD(コンパクトディス
ク),7はMPU,8はメモリ,9はコース教材プログ
ラム,10はコース教材データである。
【0004】コース教材は,図5の(b)に示すような
順序づけられた複数のシート画面で構成され,コース教
材プログラム(コースウェアとも呼ばれる)9中に記述
されている。
【0005】また各シート画面で表示される質問文,解
答文などのテキストデータや静止のイメージデータ,ベ
クトルデータ,音声データなどはディスク4に格納され
ており,さらに他の映像データや音楽データなどがLD
5とCD6に格納されている。
【0006】学習制御装置1は,MPU7によってコー
ス教材プログラム9を実行する際,予め各シート画面で
使用されるテキストデータやベクトルデータ,音声デー
タなどをディスク4から先読みし,コース教材データ1
0としてメモリ8にいったん格納する。
【0007】そして実行されるシート画面ごとに必要な
教材データをメモリから読み出して表示装置2にテキス
トや図形などを表示し,あるいは図示されていないスピ
ーカから音声あるいは音響を出力させる。先読みされる
コース教材データの量はメモリの空き領域の大きさによ
ってきまり,一度に先読みできないときは,シート画面
の実行終了ごとに分割して先読みを行う。先読み期間中
は,‘データの先読み中です。しばらくお待ち下さい’
などのメッセージを表示する。
【0008】利用者は,表示装置2に表示されたシート
画面の情報を読み,入力装置3から解答や説明要求など
の学習上の指示を入力する。学習制御装置1は入力され
た指示(以後,イベントという)を受け付けて,対応す
る処理を行う。表示中のシート画面の実行を終了したと
きメモリに空きがあれば,残りのコース教材データを先
読みし,次のシート画面の表示あるいは音声出力等を行
う動作を繰り返す。なお先読み期間中はイベントの受け
付けは行われない。
【0009】図6は,このような従来の学習装置におけ
る制御タイミングを示す。図6において,はディスク
からメモリへのコース教材データの先読み処理,はベ
クトルデータをドットパターンに展開する処理などの出
力データ変換処理,はシート画面の表示出力,は利
用者による指示の入力と対応する処理の各動作期間を示
している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の学習装置では,
コース教材データの先読み中はイベントが受け付けられ
ないため,その間利用者は何もすることができず,無駄
時間となっていた。また空きメモリが少ない場合,全部
のコース教材データを一度に先読みできず,後のシート
画面では先読みが間に合わない場合,データ出力に時間
がかかるという問題があった。
【0011】本発明は,学習装置において,コース教材
データの先読み時における利用者の無駄な待ち時間をで
きるだけ少なくする効率的な実行制御方法を提供するこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は一般に,各シー
ト画面の表示開始後の一定期間内では,利用者は主とし
て画面内容の読み取りと判断を行っていて,イベントの
入力は少ないことに着目して,このシート画面の表示開
始後の一定期間内にだけコース教材データを先読みし,
またこの先読み中にイベントが入力されても受け付けを
行って,イベントの受け付けの有無を一定時間ごとに監
視し,イベントが受け付けられていればその処理を行
い,処理終了後なお上記の一定期間内にあればデータの
先読みを継続することにより,課題の解決を図るもので
ある。
【0013】図1は,本発明の原理説明図である。図1
において,1は学習制御装置であり,学習装置全体の管
理と実行制御を行う。
【0014】2は表示装置であり,コース教材のシート
画面やメッセージなどを表示し,利用者と対話を行うた
めに用いられる。3はマウスやキーボードなどの入力装
置であり,指示やデータの入力に用いられる。
【0015】4はディスクであり,シート画面の出力に
必要なテキストデータや,イメージデータ,ベクトルデ
ータ,音声データが格納されている。5はLD(レーザ
ディスク)であり,映像データが格納されている。
【0016】6はCD(コンパクトディスク)であり,
音声データが格納されている。7はMPUであり,プロ
グラムを実行して学習装置の制御を行う。8はメモリで
あり,実行されるプログラムや各種のデータを保持する
ために用いられる。
【0017】9はコース教材プログラムであり,複数の
シート画面を管理し,フローを制御する。10はコース
教材データであり,各シート画面ごとの出力データを先
読みして保持されている。
【0018】11はタイマAであり,シート画面を表示
するごとに先読みを可能にする一定期間TA が設定され
る。TA はたとえば数秒の長さを持つ。12はタイマB
であり,一定期間TA 内にイベントが受け付けられてい
るかどうかを監視する周期TB が設定される。TB はた
とえば数百ミリ秒とされる。
【0019】13ないし16はコース教材プログラム9
をMPU7が実行することにより実現される処理機能で
あり,13はイベントの受け付けとTA 期間に受け付け
たイベントを管理するイベント受け付け・管理機能,1
4はTA 期間にTB 周期でイベント受け付けの有無をチ
ェックするとともにイベントが有ればその処理を行うイ
ベント監視・処理機能,15はTA 期間内にコース教材
データを先読みするコース教材データ先読み機能,16
は入力装置3やタイマA,Bからの割り込み要求にした
がって,イベント受け付け・管理機能13,イベント監
視・処理機能14,コース教材データ先読み機能15の
実行を制御する割り込み制御機能である。
【0020】17はイベント受け付け・管理機能13に
よって管理されているイベントデータであり,TA 期間
に受け付けたイベントが登録され,イベント監視・処理
機能14によって参照され,処理されたとき削除され
る。
【0021】
【作用】図2により,図1に示された本発明の作用を説
明する。に示すように新しいシート画面が表示される
ごとにのタイマAとのタイマBが起動され,TA
B の時間制御が開始される。TA 期間の開始により,
に示すようにデータの先読みが実行される。
【0022】に示すように,入力されたイベントは全
て受け付けられるが,TA 期間に受け付けたものはに
示すように管理され保持される。に示すTB 周期でタ
イマ割り込みが発生すると,の先読み処理は中断さ
れ,に示すように管理中のイベントの処理が行われ
る。イベントの処理が終ると先読みが再開され,TA
間が終了すると先読みと出力データ変換は終了される。
先読みが終了するとの出力データ変換(ドット展開)
が行なわれる。この場合もTB 周期でのタイマ割り込み
により中断され,イベント処理が行なわれる。
【0023】以上の動作はシート画面が切替えられるご
とに行われ,データの先読みは先読みすべきデータが残
っており,かつメモリに空きがある限り実行される。
【0024】
【実施例】図3および図4を用いて本発明の実施例を説
明する。図3は本発明実施例におけるコース教材プログ
ラムによるシート画面のフロー例であり,シート画面は
単純なシーケンスだけでなく,図示のように条件により
複数のシート画面の1つを行先にして分岐することが許
される。このようなシート画面のフローを用いることに
より,多様なコース教材の作成が可能となり,学習効果
の向上が期待できる。
【0025】図示されている例では,シート画面#1が
表示された時点では,シート画面#2とシート画面#3
のいずれに分岐が行われるかが確定しないから,少なく
ともこれら2つのシート画面のコース教材データが先読
みされていなければならず,また実際上それで十分であ
る場合が多い。したがって新しいシート画面が表示され
るごとに次に分岐される可能性のある全てのシート画面
を検出し,それらのコース教材データのみを先読み制御
するようにすれば先読み対象データを少なくでき,少な
い空きメモリで効率的な学習の実行が可能となる。この
場合,分岐先のシート画面数があまりに多ければ,デー
タの先読みが,定められたTA 期間内に終了せず,分岐
先のシート画面の表示が遅れる可能性が生じる。しか
し,コース教材プログラムを適切に作成することによ
り,そのような不都合を回避することは容易である。
【0026】図4は,本発明実施例による制御フローで
あり,上述した先読み方法も適用可能なものである。図
4において,まずシート画面が表示されると,次に未処
理の受け付け済みイベントが溜まっているかどうかを調
べる。イベントが溜まっており,そのイベントが次のシ
ート画面への分岐を指示するイベントであった場合,そ
の分岐先のシート画面を表示するが,その際必要なデー
タの先読みが完了していなければ,データの読み込みを
完了させた後画面表示を行う。
【0027】他方,溜まっていたイベントが分岐を指示
するイベント以外のイベントであった場合には,そのイ
ベントが要求する処理を実行し,その後,データの先読
みが必要であるかどうかを判断し,次に分岐先シート画
面が存在して先読みすべきデータがある場合,それがシ
ート画面表示開始後の一定期間(TA)内である限りデ
ータの先読みを実行する。この途中でタイマ割り込み
(TB による)が発生すると再びイベントが溜まってい
るかどうかを見に行き,溜まっていれば同様な処理を繰
り返す。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば,画面を表示し利用者か
らのイベントを常時受け付けながらデータを先読みする
ことができるので,利用者の操作を禁止する必要がな
く,無駄な待ち時間を少なくすることができ,またシー
ト画面の表示開始後の僅かな期間に限って先読みを行う
ため,イベントの数が少ないことから処理の遅れを小さ
くすることができる。
【0029】またデータの先読みを行う時期を考慮して
コース教材プログラムを作成する必要がないため,プロ
グラム作成負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明における制御タイミング図である。
【図3】シート画面のフロー例の説明図である。
【図4】本発明実施例の制御フロー図である。
【図5】従来の学習装置の構成図である。
【図6】従来の学習装置における制御タイミング図であ
る。
【符号の説明】
1 学習制御装置 2 表示装置 3 入力装置 4 ディスク 5 LD 6 CD 7 MPU 8 メモリ 9 コース教材プログラム 10 コース教材データ 11 タイマA 12 タイマB 13 イベント受け付け・管理機能 14 イベント監視・処理機能 15 コース教材データ先読み機能 16 割り込み制御機能 17 イベントデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−108882(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コース教材が複数のシート画面で構成さ
    れ,シート画面の実行順序がフローにしたがって制御さ
    れると共に,指示入力の受け付けとシート画面の実行に
    必要なデータの先読みを同じMPUで処理する対話型の
    学習装置において, シート画面が切替えられたとき,新しいシート画面の表
    示開始直後の利用者による表示内容解読時間などの指示
    入力の少ないことが予測される予め設定された一定期間
    をタイマにより監視し,該一定期間内に限って当該シー
    ト画面の次のシート画面の実行に必要なデータの先読み
    を行い,該データを保持しておくことを特徴とする学習
    装置における実行制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,新しいシート画面の
    表示開始後の一定期間内に,当該シート画面の次のシー
    ト画面の実行に必要なデータの先読みを行っている間に
    利用者が指示を入力することにより生じたイベントを受
    け付けて管理しておき,上記データの先読みを一定時間
    毎に中断してイベントの有無をチェックし,イベントが
    有ればその処理を行うことを特徴とする学習装置におけ
    る実行制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において,新しいシート画面の
    表示開始後の一定期間内に先読みされる次のシート画面
    の実行に必要なデータは,表示中のシート画面の次に移
    行する可能性のある全てのシート画面の各実行に必要な
    画面の表示データおよび音声等の付加データであること
    を特徴とする学習装置における実行制御方法。
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