JP3052835U - 軸継ぎ手 - Google Patents
軸継ぎ手Info
- Publication number
- JP3052835U JP3052835U JP1998002500U JP250098U JP3052835U JP 3052835 U JP3052835 U JP 3052835U JP 1998002500 U JP1998002500 U JP 1998002500U JP 250098 U JP250098 U JP 250098U JP 3052835 U JP3052835 U JP 3052835U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- cut groove
- peripheral surface
- outer peripheral
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸の芯ぶれ及び芯折れの少ない軸継ぎ手の開
示。 【構成】 チューブ本体10の軸線に沿って外周面から
中心に向けてカット溝12を形成し、該カット溝12と
直交するように締めつけねじ14を設ける一方、前記カ
ット溝12から両側90角度ないし110角度の範囲内
にそれぞれ一定深さの割り溝13を形成する。締めつけ
ねじ14を閉め込んだ時、2箇所の割り溝13の部分が
撓み、チューブ本体10は軸に対してほぼ等間隔で3箇
所が接触する。
示。 【構成】 チューブ本体10の軸線に沿って外周面から
中心に向けてカット溝12を形成し、該カット溝12と
直交するように締めつけねじ14を設ける一方、前記カ
ット溝12から両側90角度ないし110角度の範囲内
にそれぞれ一定深さの割り溝13を形成する。締めつけ
ねじ14を閉め込んだ時、2箇所の割り溝13の部分が
撓み、チューブ本体10は軸に対してほぼ等間隔で3箇
所が接触する。
Description
【0001】
本考案は、互いに対向する軸端を同一軸線上で連結するための軸継ぎ手に関す る。
【0002】
図3に示すごとく、第一軸1の端にキー3を介して固定したカップリング4と 、第二軸2の端にキー5を介して固定したカップリング6とをボルト、ナツト7 で締めつけるものは公知である。
【0003】
前記は、軸1とカップリング4とをキー3の圧入によって固定するもので、キ ー3の楔作用によって軸1の中心とカップリング4の中心とを偏心させて固定す る構造であるから、根本的に2本の軸の芯ぶれ8及び芯折れの現象が生ずる欠陥 が付き纏う。
【0004】
本考案は、繋ぎ合わせる軸の芯ぶれ及び芯折れを少なくするために、外周面が 円形のチューブ本体10の軸線に沿って、前記外周面から中心部の軸挿入穴11 に向けてカット溝12を形成する一方、前記カット溝12から両側90角度ない し110角度の範囲内にそれぞれ外周面から軸中心に向けて一定深さの割り込み 溝13を形成し、前記カット溝に直交するように設けた締めつけねじ14で前記 チューブ本体10を内部の軸に固定するように構成した。
【0005】
締めつけねじ14でカット溝12の部分を引き寄せると、外周面に切り込んだ 割り溝13の部分からチューブ本体は撓み、軸挿入穴11は変形する。前記2箇 所の割り溝13は、カット溝12からそれぞれ90角度ないし110角度である から、ほぼ等間隔の3点部分a、b、cがバランスを保って軸に接触する。
【0006】
図1及び図2に示すごとく、チューブ本体10は外周面が円形で、その周面か ら中心の軸挿入穴11に向けてカット溝12を形成すると共に、このカット溝1 2と直交するように4本の締め込みねじ14を設けている。前記の軸挿入穴11 は通し加工であり、該穴11内で突き合う2本の軸20の中心が不一致になる要 因及び芯折れの要因を構造的に排除している。
【0007】 カット溝12から90角度に設けた2つの対称関係な割り溝13は110角度 の範囲で移動可能で、場合によっては仮想線15の部分にも割り溝を形成し、軸 挿入穴11と軸との接触を4点で行うこともできる。
【0008】 図2に示すように、チューブ本体10への両軸20の挿入量をそれぞれ、軸の 直径Qに対する2Qつまり2倍以上にして、軸20とチューブ本体10との摩擦 面積を確保するのが望ましく、従ってチューブ本体10の軸方向の長さは4Q以 上に形成する。
【図1】 正面図
【図2】 一部断面側面図
【図3】 従来例の説明図
10…‥チューブ本体 11…‥軸挿入穴 12…‥カ
ット溝 13…‥割り溝 14…‥締めつけねじ 20
…‥軸
ット溝 13…‥割り溝 14…‥締めつけねじ 20
…‥軸
Claims (2)
- 【請求項1】 外周面が円形のチューブ本体10の軸線
に沿って、前記外周面から中心部の軸挿入穴11に向け
てカット溝12を形成する一方、前記カット溝12から
両側90角度ないし110角度の範囲内にそれぞれ外周
面から軸中心に向けて一定深さの割り込み溝13を形成
し、前記カット溝に直交するように設けた締めつけねじ
14で前記チューブ本体10を内部の軸に固定するよう
にした軸継ぎ手。 - 【請求項2】 チューブ本体10の軸方向の長さを、軸
挿入穴11内の軸の直径Qの4倍以上に形成した請求項
1に記載の軸継ぎ手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002500U JP3052835U (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 軸継ぎ手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998002500U JP3052835U (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 軸継ぎ手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3052835U true JP3052835U (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=43186940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998002500U Expired - Lifetime JP3052835U (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 軸継ぎ手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052835U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017015133A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 日本精工株式会社 | 回転慣性質量ダンパー |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP1998002500U patent/JP3052835U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017015133A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 日本精工株式会社 | 回転慣性質量ダンパー |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |