JP3052513U - 安全防爆燃料槽の構造 - Google Patents

安全防爆燃料槽の構造

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JP3052513U
JP3052513U JP1998002131U JP213198U JP3052513U JP 3052513 U JP3052513 U JP 3052513U JP 1998002131 U JP1998002131 U JP 1998002131U JP 213198 U JP213198 U JP 213198U JP 3052513 U JP3052513 U JP 3052513U
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safety
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王勤文
林國▲梁▼
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王勤文
林國▲梁▼
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の技術における各欠点を解決し、安全性
に優れた防爆燃料の構造を提供する。 【構成】 上蓋体、下槽体、給気装置、導気孔、ボルト
及び圧力計、排泄エアバルブを主要構造とし、該圧力表
は内層ガスの残存量及び安全値の表示、さらに過圧過熱
度の表示をし、また、該排出エアバルブに内設のばねで
開閉するバルブは、内層の圧力が過大になると、圧迫を
受けて開き、ガスを排出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は機械類に属するもので、特に燃料を安全に貯蔵する燃料槽の新構造を 提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在市場で見られる一般的な燃料槽炉具は、大部分が鋼板を圧接により一体型 にし、上下二層の膜を作ったものである。図1に示すように、上蓋体10と下槽 体11は相互に重合しさらにボルトで固定すると内部空間はガス燃料槽の内層部 14となる。また、図2が示すように、燃料槽製作の過程において、該燃料槽は 真空状態の環境において行われるわけではなく、よってこの時点ですでに内層1 4自体は気体を含んで、さらに液態或いは気態の燃料を注入すると、燃料槽内部 の圧力は増大し、燃焼過程における温度の上昇が内層14の気圧を増加させ、気 爆する危険性が高くなる。また、上蓋体10と下槽体11の重合部にできてしま う隙間が、ガスを外に漏らしてしまう。密封縁15が設置してあるとはいっても 、上蓋体10と下槽体11間の隙間が大き過ぎて大量のガスが外に漏れてしまう のを防ぐ作用をするのみで、燃料槽内部の圧力をコントロールして低下させるこ とはできず、気爆の危険はなお残る。同時に、密封縁15を設けることにより、 ボルト5の固定力を強化しなければならず、これが不足すれば、ボルト5は容易 に弛み、燃料槽内部空間の密封性が悪くなってしまう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、従来の技術における各欠点を解決し、新型の安全防爆燃料槽 の構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の主構造は、一般の燃料槽で使用される上蓋体、下槽体及び給気孔、導 気孔とボルト以外に、圧力計、排泄エアバルブを増設した。該圧力表は内層ガス の残存量及び安全値の表示、さらに過圧過熱度の表示をする。また、該圧力計の 一側面、燃焼槽外縁上辺に設けた排出エアバルブに内設のばねで開閉するバルブ は、内層の圧力が過大になると、圧迫を受けて開き、ガスを排出、その後内層の 圧力が正常になったら、ばね力により自然に元の位置に戻る。使用時に圧力が過 大になると、圧力計の指針が過圧過熱表示区を指し、排出エアバルブ内のバルブ が圧力を受けて開き、必要なないガスを燃料槽内層外に排出するため該内層の気 圧は低下し、圧力計の指針もそれに従って安全表示区に戻る。排出エアバルブ内 のバルブも自動的に元の閉鎖状態に戻り、このようにして圧力計及び排出エアバ ルブの設置が燃料槽の安全性を保証する。
【0005】
【考案の実施の形態】
図3、4及び5が示すように、本考案の主要構造は、上蓋体10、充填物2、 T字型密封縁3、外密封縁4,下槽体11及びボルト5であり、該上蓋体10下 方辺縁の外方向に延伸した上辺縁100、下槽体11上方辺縁の外方向に延伸し た下辺縁110はそれぞれ上螺孔1000と下螺孔1100を有しており、該上 螺孔1000と下螺孔1100は互いに符合するので、組立時にボルト5を螺孔 に螺入するだけで固定完了となる。該上蓋体10と下槽体11を螺合してできた 空間である内層部14は、内部に充填物2を有し、該充填物2は液態ガスを吸収 する作用のある一種の発砲海綿体から成る。該上蓋体10左側に設けた給気装置 12の外縁は安置環20となっており、これは気体を燃料槽に補充する際にその 容器の役目をし、並びに給気孔121がガスを安全、スムーズに燃料槽1の内層 部14に注入する。また、右側には導気孔13を設置し、その中間に圧力計6及 び排出エアバルブ7を設ける。内層部14の内側壁縁に設置のT字型密封縁3は 上方、下方に延展してガス漏れを防ぐ二枚の防漏薄縁辺30となり、断面し側面 から見るとT時が時計と逆周りに90度回転させた形状となっている。さらに、 外密封縁4をT字型密封縁3外縁上辺縁下方の内部と下辺縁上方内部の間に設置 する。
【0006】 本考案の組立完了状態の安全防爆燃料槽は、使用前にガスを給気孔121から 注入すると、発砲海綿体2は液態ガスを吸収して圧力を軽減し、ガスが過多に注 入された場合、圧力計6の指針60が過圧過熱表示区62を示し、排出エアバル ブ7内のバルブ70が開いて内層部4空間内の不要な気体を外に排出し、同時に 安全排出路71を経由して安全区に排出される。また、使用時に温度の上昇によ り内層4内部の圧力が増加しても、充填物2の特性により気爆の危険がは無く、 圧力計6は適度な圧力区間を測定する。圧力過大時は外密封縁4及びT字型密封 縁3がガスの外漏れを防止し、かつ2枚の防漏薄縁片30が内層40の内部壁縁 に緊合してボルト5の固定力を強化する。
【0007】
【考案の効果】
上述したように、本考案は使用時の安全性を考慮した上で、構造単純化、製造 の簡便化を図り、応用価値の広い新型の燃料槽を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の燃料槽の外観立体図である。
【図2】従来の燃料槽の断面図である。
【図3】本考案の外観立体図である。
【図4】本考案の外観立体分解図である。
【図5】本考案の側面断面図である。
【符号の説明】
1 燃料槽 10 上蓋体 100 上辺縁 1000 上螺孔 11 下槽体 110 下辺縁 1100 下螺合 12 給気装置 120 安置環 121 給気孔 13 導気孔 14 内層部 15 従来の密封縁 2 充填物 3 T字型密封縁 30 防漏薄縁片 4 外密封縁 5 ボルト 6 圧力計 60 指針 61 安全表示区 62 過圧過熱表示区 7 排出エアバルブ 70 バルブ 71 安全排出路 8 液態ガス

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主に上蓋体10、下槽態11、充填物2、
    内部T字型密封縁4、ボルト5、圧力計6、排出エアバ
    ルブ7から成り、該上蓋体10の下方辺縁の外方向に延
    伸した上辺縁100、下槽体11の上方辺縁の外方向に
    延伸した下辺縁110にそれぞれ上螺孔1000と下螺
    孔1100を設けると共に、該上螺孔1000と下螺孔
    1100を互いに合致させて組立時にボルト5を螺孔に
    螺入するだけで固定できる構造とし、該上蓋体10と下
    槽体11との螺合後の空間である内層部14の内部に液
    態ガスを吸収する性質を有する一種の発砲海綿体から成
    る充填物2を充填させ、該上蓋体10の左側に給気装置
    12を右側には導気孔13を設置し、該給気装置12と
    導気孔13の中間に圧力計6及び排出エアバルブ7を設
    け、内層14の内側壁縁に設置すると共に断面の側面形
    状がT字を時計と逆周りに90度回転させた形状である
    T字型密封縁3を上方下方に延展してガスが外に漏れる
    のを防ぐ薄縁辺30とし、さらに外密封縁4をT字型密
    封縁3外縁上辺縁下方の内部と下辺縁上方内部の間に設
    置させたことを特徴とする安全防爆燃料槽の構造。
  2. 【請求項2】前記給気装置の外縁に安置環120を設
    け、中央内部には給気孔121を穿設させたことを特徴
    とする請求項1に記載の安全防爆燃料槽の構造。
  3. 【請求項3】前記圧力計6上に指針60及び過圧過熱表
    示区63を設置したことを特徴とする請求項1に記載の
    安全防爆燃料槽の構造。
  4. 【請求項4】前記排出エアバルブ7を圧力計6の一側面
    に設置し、排出エアバルブ7にはばね式のバルブ及70
    び安全排出路71を内設させたことを特徴とする請求項
    1に記載の安全防爆燃料槽の構造。
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