JP3052343B2 - 低動作音電磁継電器 - Google Patents

低動作音電磁継電器

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JP3052343B2 JP2188371A JP18837190A JP3052343B2 JP 3052343 B2 JP3052343 B2 JP 3052343B2 JP 2188371 A JP2188371 A JP 2188371A JP 18837190 A JP18837190 A JP 18837190A JP 3052343 B2 JP3052343 B2 JP 3052343B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/18Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
    • H01H50/30Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature
    • H01H50/305Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature damping vibration due to functional movement of armature

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 各種電子機器の制御に用いられる電磁継電器に関し、 動作復旧時に発生する音の小さい低動作音電磁継電器
の提供を目的とし、 一対の空洞部が流体通路を介して連通してなるゴムダ
ンパー、或いは空洞部と流体通路に液体が充填されてな
るゴムダンパーを有し、可動接点ばねが空洞部の間に挟
持されてなるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は各種電子機器の制御に用いられる電磁継電器
に係り、特に動作時の衝撃によって接点が発する音を低
減した低動作音電磁継電器に関する。
室内や自動車内で使用される設備等に組み込まれる電
磁継電器は、動作時に磁気吸引された接極子が鉄心に衝
突して発する音や、動作復旧時に可動接点が固定接点に
衝突して発する音等が耳障りになる。そこで動作復旧時
に発生する音の小さい低動作音電磁継電器の開発が望ま
れている。
〔従来の技術〕
第3図は従来の電磁継電器の主要部を示す側断面図、
第4図は従来の電磁継電器における動作特性を示す図で
ある。
従来の電磁継電器は第3図に示す如く電磁継電器本体
1と接点ばね組2とで構成され、電磁継電器本体1はU
字形鉄芯11とコイル12からなる電磁石13と接極子14とで
構成されている。また接点ばね組2は一端に可動接点21
を具えた可動接点ばね22、および可動接点21と対向する
位置に配設された固定接点23、24を有し、固定接点23、
24はそれぞれ固定接点ばね25、26に固着されている。
かかる電磁継電器において駆動電圧をコイル12に印加
すると接極子14が電磁石13に吸引され、接極子14がカー
ド15を介して可動接点ばね22を動かし接点の切り換えが
行われる。またコイル12に印加されている駆動電圧が開
放電圧以下になると、電磁石13の吸引力が小さくなって
接極子14が開放され可動接点ばね22は復旧する。
接点ばね組2による接極子14の負荷は第4図(a)に
実線で示す如く、可動接点21がブレーク側の固定接点23
から離れるまでの間に急上昇するが、可動接点21が固定
接点23から離れた後は可動接点ばね22が撓むに伴い徐々
に上昇し、可動接点21がメーク側の固定接点24に当接す
ると再び急上昇する。一方、電磁石13の吸引力は第4図
(a)に破線で示す如く距離の2乗に反比例し、電磁石
13から離れている接極子14に対する電磁石13の吸引力は
弱いが、接極子14が吸引され電磁石13に近づくに伴って
吸引力は急激に上昇する。
〔発明が解決しようとする課題〕
可動接点がブレーク側の固定接点から離れてメーク側
の固定接点に当接する間、負荷はほぼ直線状に変化する
のに対し電磁石の吸引力は2次曲線状に変化する。した
がって可動接点が固定接点から離れた後も接極子は第4
図(b)に示す如く加速され、移動速度が最も大きいと
きに可動接点がメーク側の固定接点に当接する。また可
動接点がメーク側の固定接点に当接すると負荷が急激に
増加し接極子は減速されるが、減速前の速度が大きく十
分に減速されない状態で接極子が電磁石に衝突する。そ
の結果、可動接点がメーク側の固定接点に当接する際
や、接極子が電磁石に衝突する際に大きい衝撃音を発す
るという問題があった。
本発明の目的は動作復旧時に発生する音の小さい低動
作音電磁継電器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明になる低動作音電磁継電器の主要部を
示す断面斜視図である。なお全図を通し同じ対象物は同
一記号で表している。
上記課題は両端面が固定ベースの壁面に当接したゴム
ダンパー3と、一端に可動接点21を具えた可動接点ばね
22とを有し、ゴムダンパー3は、流体通路32を介して連
通する一対の空洞部31と、空洞部31の間に設けられた装
着溝34とを有し、可動接点ばね22は、先端が装着溝34に
挿嵌され空洞部31の間に挟持されてなる本発明の低動作
音電磁継電器。また前記ゴムダンパー3は、空洞部31と
流体通路32に液体33が装填されてなる本発明の低動作音
電磁継電器により達成される。
〔作 用〕
第1図において一対の空洞部が流体通路を介して連通
してなるゴムダンパー、或いは前記空洞部と流体通路に
液体が充填されてなるゴムダンパーを有し、可動接点ば
ねが空洞部の間に挟持されてなる本発明の低動作音電磁
継電器は、可動接点がメーク側の固定接点に当接するま
での接極子の加速が抑制され、可動接点が固定接点に当
接する際や接極子が電磁石に衝突する際の衝撃音が小さ
くなる。即ち、動作復旧時に発生する音の小さい低動作
音電磁継電器を実現することができる。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の実施例について説明する。
なお第2図は本発明になる低動作音電磁継電器の動作特
性を示す図である。
第1図に示す如く本発明になる低動作音電磁継電器
は、電磁継電器本体1と接点ばね組2とゴムダンパー3
とで構成され、電磁継電器本体1はU字形鉄芯11とコイ
ル12からなる電磁石13と接極子14とで構成されている。
また接点ばね組2は一端に可動接点21を具えた可動接点
ばね22、および可動接点21と対向する位置に配設された
固定接点23、24を有し、固定接点23、24はそれぞれ固定
接点ばね25、26に固着されている。
柔軟なゴムで一体成形された鼓形のゴムダンパー3
は、両端面が図示省略された固定ベースの壁面に当接し
ており、流体通路32によって互いに連通している一対の
空洞部31と、一対の空洞部31の間に設けられた装着溝34
を具えている。また前記可動接点ばね22の先端はこの装
着溝34に嵌挿されており、可動接点ばね22は流体通路32
によって連通した一対の空洞部31の間に挟持されてい
る。
かかる電磁継電器において電磁石13の吸引力は第2図
(a)に実線で示す如く距離の2乗に反比例し、電磁石
13から離れている接極子14に対する電磁石13の吸引力は
弱いが、接極子14が吸引され電磁石13に近づくに伴って
吸引力は急激に上昇する。また接点ばね組2による接極
子14の負荷は第2図(a)に破線で示す如く、可動接点
21がブレーク側の固定接点23から離れるまで急上昇する
が、可動接点21が固定接点23から離れた後は可動接点ば
ね22が撓むに伴い徐々に上昇し、可動接点21がメーク側
の固定接点24に当接すると再び急上昇する。
一方、ゴムダンパー3は挟持された可動接点ばね22が
移動すると、流体例えば空気が押された側の空洞部31か
ら流体通路32を通って反対側に流れ、流体が流体通路32
を通る際の抵抗が可動接点ばね22の移動を規制する。か
かるゴムダンパー3の抵抗は第2図(a)に一点鎖線で
示す如く、可動接点ばね22の移動速度が速いと大きく移
動速度が遅いと小さい。なおゴムダンパー3は可動接点
ばね22の移動時のみ抵抗が生じ、静止している動作/開
放時には電磁継電器の負荷になることはない。
即ち、接極子の移動速度が速くなるに伴って接極子の
負荷が増大するため、接極子の移動速度が第2図(b)
に示す如く平均化されて、可動接点がメーク側の固定接
点に当接する際の速度が遅くなり、可動接点が固定接点
に当接する際に発生する音が小さくなる。また接極子は
十分に減速された状態で電磁石に当接するため、接極子
が電磁石に衝突する際の音も小さくすることができる。
なお可動接点ばね22のストロークが比較的大きい場合
は、ゴムダンパー3内の流体が空気であっても可動接点
ばね22の移動速度を抑制できるが、可動接点ばね22のス
トロークが0.5mm程度の小さい電磁継電器では、流体の
移動に遅延が生じ可動接点ばね22の移動速度を十分抑制
できない。かかる場合は図示の如く空洞部31や流体通路
32に液体33を充填することにより、流体移動の遅延が無
くなって可動接点ばね22の移動速度を抑制できる。
このように一対の空洞部が流体通路を介して連通して
なるゴムダンパー、或いは前記空洞部と流体通路に液体
が充填されてなるゴムダンパーを有し、可動接点ばねが
空洞部の間に挟持されてなる本発明の低動作音電磁継電
器は、可動接点がメーク側の固定接点に当接するまでの
接極子の加速が抑制され、可動接点が固定接点に当接す
る際や接極子が電磁石に衝突する際の衝撃音が小さくな
る。即ち、動作復旧時に発生する音の小さい低動作音電
磁継電器を実現することができる。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明によれば動作復旧時に発生する音の
小さい低動作音電磁継電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる低動作音電磁継電器の主要部を示
す断面斜視図、 第2図は本発明になる低動作音電磁継電器の動作特性を
示す図、 第3図は従来の電磁継電器の主要部を示す側断面図、 第4図は従来の電磁継電器における動作特性を示す図、 である。図において 1は電磁継電器本体、2は接点ばね組、 3はゴムダンパー、11はU字形鉄芯、 12はコイル、13は電磁石、 14は接極子、21は可動接点、 22は可動接点ばね、23、24は固定接点、 25、26は固定接点ばね、31は空洞部、 32は流体通路、33は液体、 34は装着溝、 をそれぞれ表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 50/30 H01H 3/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端面が固定ベースの壁面に当接したゴム
    ダンパーと、一端に可動接点を具えた可動接点ばねとを
    有し、 該ゴムダンパーは、流体通路を介して連通する一対の空
    洞部と、該空洞部の間に設けられた装着溝とを有し、 該可動接点ばねは、先端が該装着溝に挿嵌され該空洞部
    の間に挟持されてなることを特徴とする低動作音電磁継
    電器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載されたゴムダンパーは、空
    洞部と流体通路に液体が装填されてなることを特徴とす
    る低動作音電磁継電器。
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