JP3052193U - 使い捨てスリッパ用敷板の構造 - Google Patents

使い捨てスリッパ用敷板の構造

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JP3052193U
JP3052193U JP1998001376U JP137698U JP3052193U JP 3052193 U JP3052193 U JP 3052193U JP 1998001376 U JP1998001376 U JP 1998001376U JP 137698 U JP137698 U JP 137698U JP 3052193 U JP3052193 U JP 3052193U
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sole plate
polyethylene
composite
paper
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JP1998001376U
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English (en)
Inventor
利明 岩田
Original Assignee
株式会社トリオパック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、敷板に撥水性を賦与することに
より、足裏の汗とか、床面の汚水が敷板に浸透するのを
阻止して耐久性を高めるのと併せて使い捨てに適合した
低価格の敷板を提供することを目的としている。 【構成】 本考案の敷板は、予じめ網目状にした不織布
と樹脂の押出し成型によりシート状にした溶解ポリエチ
レン及び発泡ポリエチレンとをラミネート加工により重
合した基材と、該基材に更に溶解ポリエチレン及び薄紙
を重ねて再度ラミネート加工を施して複合基材を作り、
該複合基材の裏面となる薄紙の全面に接着剤を介して剥
離紙を貼着したのち、該複合基材を足型に裁断して敷板
を構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、使い捨てのスリッパに取付ける敷板に関するもので、使い捨てス リッパに見合った低価格であるにもかかわらず比較的耐久性のある敷板を提供し ようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の使い捨てスリッパ用の敷板は、布の端切れと段ボールとを足型に 裁断してミシンにより縫合したものであったがため、足裏の汗とか床面の水分な どを吸収すると忽に形崩れを起したり、表面に汚れが付着して外観が著しく不潔 となり短期間に使用できなくなる不都合があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記不都合に鑑み敷板に撥水性を賦与することにより、足裏の汗 とか、床面の汚水が敷板に浸透するのを阻止して耐久性を高めるのと併せて使い 捨てに適合した低価格の敷板を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の敷板は、予じめ網目状にした不織布と樹脂 の押出し成型によりシート状にした溶解ポリエチレン及び発泡ポリエチレンとを ラミネート加工により重合してなる基材に、更に溶解ポリエチレン及び薄紙を重 ねて再度ラミネート加工を施して複合基材を作り、該複合基材の裏面となる薄紙 の全面に接着剤を塗布して剥離紙を貼着したのち、複合基材を足型に裁断して敷 板を構成するようにしたものである。
【0005】
【作用】
上記のように裏面を剥離紙によって被覆されている敷板を使い捨てスリッパに 取付けるには、敷板裏側の剥離紙を取除くことにより接着面が露出するので、接 着面をスリッパの上面に張り付けて置き敷板の上面を叩打し、接着力を高めて使 用に供する。
【0006】
【実施例】
以下実施例に就いて図面を参照して説明すると、図1及び図2に示すように敷 板(1)は、予じめ網目状にした不織布(2)と、樹脂の押出し成型によりシー ト状にした溶解ポリエチレン(3)及び発泡ポリエチレン(4)とをラミネート 加工により重合してなる基材(5)に、前記溶解ポリエチレン(3)及び薄紙( 6)を重ね合わせ、再度ラミネート加工を施して複合基材(8)を作り、該複合 基材(8)の裏面となる前記薄紙(6)の全面に接着剤を塗布して剥離紙(7) を貼着したのち、前記複合基材(8)を足型に裁断して前記敷板(1)を構成す る。
【0007】 図3及び図4に示すものは敷板(1)の別の実施例で、敷板(1a)は、前記 不織布(2)と、同じく前記溶解ポリエチレン(3)及び発泡ポリエチレン(4 )とをラミネート加工により重合してなる基材(5a)に、同じく溶解ポリエチ レン(3)及びポリエステルシート(9)を重ね合わせて再度ラミネート加工を 施してなる基材(5b)を作り、該基材(5b)の底面側に接着剤を塗布して剥 離紙(7)を剥離自在に貼着した複合基材(8a)を作り、該複合基材(8a) を足型に裁断して前記敷板(1a)を構成する。
【0008】 図5に示すものは前記敷板(1、1a)の底面を示し、何れも前記薄紙(6) に接着剤を介して剥離自在の剥離紙(7)を貼着したものである。
【0009】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるよう な効果を奏する。
【0010】 本考案は、敷板を構成する不織布を予じめ網目状の積層により不織布を縦横に 絡合させると共に、この不織布を溶解ポリエチレンによりラミネート加工を施し て基材に撥水性を賦与したので、敷板を耐水性と汚れの付着防止とにより長く使 用に耐えることができる。
【0011】 本考案の敷板は耐水性により汚れを洗滌により排除できるので、常時清潔に使 用できるので極めて便利である。
【0012】 本考案の敷板は、不織布と溶解ポリエチレン及び発泡ポリエチレンとのラミネ ート加工による基材に、溶解ポリエチレン及び薄紙を重合して再度ラミネート加 工を施すことによって複合基材を作るようにしたので、製造工程及び設備を簡略 にでき、ひいては量産による低価格の敷板を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案敷板の平面図である。
【図2】図1に於けるY−Y線の部分拡大断面図であ
る。
【図3】本考案敷板の別の実施例の平面図である。
【図4】図3に於けるX−X線の部分拡大断面図であ
る。
【図5】本考案敷板(1、1a)の底面図である。
【符号の説明】
1 敷板 1a 敷板 2 不織布 3 溶解ポリエチレン 4 発泡ポリエチレン 5 基材 5a 基材 5b 基材 6 薄紙 7 剥離紙 8 複合基材 8a 複合基材 9 ポリエステルシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A43B 13/12 A43B 13/12 Z B32B 5/24 101 B32B 5/24 101

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予じめ網目状にした不織布(2)と、樹
    脂の押出し成型によりシート状にした溶解ポリエチレン
    (3)及び発泡ポリエチレン(4)とをラミネート加工
    により重合してなる基材(5)に、前記溶解ポリエチレ
    ン(3)及び薄紙(6)を重ね合わせ、再度ラミネート
    加工を施して複合基材(8)を作り、該複合基材(8)
    の裏面となる前記薄紙(6)の全面に接着剤を塗布して
    剥離紙(7)を貼着したのち、前記複合基材(8)を足
    型に裁断してなる敷板(1)を特徴とする使い捨てスリ
    ッパ用敷板の構造。
  2. 【請求項2】 不織布(2)と溶解ポリエチレン(3)
    及び発泡ポリエチレン(4)とをラミネート加工により
    重合してなる基材(5a)に溶解ポリエチレン(3)及
    びポリエステルシート(9)を重ね合わせてラミネート
    加工を施してなる基材(5b)を作り、該基材(5b)
    の底面側に接着剤を塗布して剥離紙(7)を剥離自在に
    貼着した複合基材(8a)を作り、該複合基材(8a)
    を足型に裁断してなる敷板(1a)を特徴とする請求項
    1記載の使い捨てスリッパ用敷板の構造。
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