JP3051896U - 茎蔓支柱の係着具 - Google Patents

茎蔓支柱の係着具

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JP3051896U
JP3051896U JP1998001496U JP149698U JP3051896U JP 3051896 U JP3051896 U JP 3051896U JP 1998001496 U JP1998001496 U JP 1998001496U JP 149698 U JP149698 U JP 149698U JP 3051896 U JP3051896 U JP 3051896U
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shape
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JP1998001496U
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Inventor
茂男 藤井
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茂男 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 茎蔓植物の生成過程で立設する枠支柱の組付
け及びこれに対する茎蔓の取付けや取外しを簡便に行わ
しめること。 【解決手段】 1対の半円弧の開放口を夫々れ逆向きと
なした形状とし、且つ該形状を弾性的に保持する材質で
構成したことを特徴とする。このさい、片方の半円弧内
径は1cm〜2cm、他方の半円弧内径は2cm〜3c
mで、全体形状をS字状となしたり、双方の半円弧内径
を3cm程度となし、両半円弧間を10cm〜15cm
程度の直線部分でつないだりする。使用材は線径1.5
mm〜3mmの金属線となしたり、巾3mm〜10m
m、肉厚0.2mm〜1mmの金属帯板、或いはプラス
チックス板などとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はトマト、キュウリ、なすび、豆類などの栽培に於いて使用される茎蔓 支柱の係着具に関する。
【0002】
【従来の技術】
茎の折れやすい植物や蔓植物などの栽培に於いては、茎や蔓を上向きへ成長さ せるため、これらを支柱とかこれを使用した起立状の枠体に支持させるようにし ている。 しかして、この支持手段としては専ら荷造り紐を鋏で切って使用するのであり 、針金の如き金属細線の使用もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記、紐による縛り付けは結わえるのに手間がかかり、また針金の使用も切断 したり、捻ったりする必要があるのであり、あと取り外しが面倒であるほか、強 く捻りぐせがついたものの再使用は事実上不可能で経済性に問題がある。 本考案は上記の点に鑑み取付け取外しが簡便であり、且つ繰返し使用を可能と して、作業性、経済性、安全性などに優れた製品を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の茎蔓支柱の係着具は1対の半円弧の開放口を夫々れ逆向きとなした形 状となし、且つ該形状を弾性的に保持する材質で構成したことを特徴とするので あり、このさい1対の半円弧のうち片方の半円弧内径は1cm〜2cm、他方の 半円弧内径は2cm〜3cmとして全体をS字状の構成となしたもの、或いは両 方の半円弧内径は同じ3cm程度のものとなすほか、該両半円弧間を10cm〜 15cm程度の直線部分でつないだ構成のものとなしたりするのであり、材質と しては線径1.5mm〜3mmの金属線や巾3mm〜10mm、肉厚0.2mm 〜1mmの金属帯板やプラスチックス板を使用する。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1は本考案に係る茎蔓支柱の係着具Aの斜視図である。 1は線径1.5mm〜3mmの金属線であって、長さ5cm〜10cm程度のも のを互い違いに折曲げしめて1対の半円弧を形成するようになす。このさい1つ の半円弧2は内径を1cm〜2cm、他の半円弧3は内径2cm〜3cmで全体 形状をS字状となしたものである。
【0006】 上記例は線径1.5mm〜3mmの金属線を使用して作成したものであるが図 2の係着具A’は巾sが3mm〜10mm、肉厚tが0.2mm〜1mmとなし た金属帯板4で作成したものであり、同様の寸法条件でプラスチック材を使用し て作成しても良い。
【0007】 図3は他の例の係着具Bを示す斜視図である。1が線径1.5mm〜3mmの 金属線であり、且つ1対の半円弧2及び3が形成されるものとなることは上記例 のものと変わりがないが、本例では1対の半円弧2及び3は共に内径を3cm程 度のものとなし、両半円弧間Lを10cm〜15cm程度の直線部分でつないだ 構成となしたものである。
【0008】 図4は上記係着具A,A’,Bの使用状態図である。5は土壌中へ突刺して組 立る支柱であって、5aは縦桿、5bは横桿である。6はトマトなどの植物であ って、6aはその茎である。
【0009】 係着具A,A’の使用は本図で見られる通り、その小径の半円弧2を支柱の縦 桿5aの側へ嵌入させるのであり、その状態で他の半円弧3を茎6aの側へ該嵌 入させる。該嵌入には各半円弧2,3の開放口を夫々れ縦桿4aと茎6aへ導く ことにより簡単に嵌入させることのできるものとなるのであり、嵌入後は縦桿5 aと茎6aの摩擦力と大径の半円弧3側が重力作用で傾倒するここと相俟ってそ の取付け位置で安定的に固定状態が保持されるものとなる。 次に該茎6aをその上方の縦桿5aへ固定するようになすには、係着具A,A ’の半円弧2,3を前記の使用とは逆方向となる状態にして行うのであり、これ により茎6aはその高さ方向で全周を取巻く状態で縦桿5aへ固定されるものと なることから、安定した保持が得られるものとなる。しかして、該係着具A,A ’は以後同様に交互の逆向き状態で係着されるようになすのである。
【0010】 次に係着具Bは土壌中へ一定間隔で立設させた縦桿5aに対し、横桿5bを添 設して枠体を構成させるさいに使用するものであり、図4に見られる通り縦桿5 aに対し横桿5bを添設するにさいし、十字の交叉箇所に係着具Bの長さ方向の 中央を位置させた状態で右と左の半円弧2,3を夫々れ横桿5bの上辺部と下辺 部とが斜交状の引掛りとなるようにすることにより、係合止着が図られるように するのであり、該止着作業も縦桿5aを挟んで横桿5bの左右の上半分或いは下 半分を交互に引掛けるようにするだけであることから簡便に行えるのであり、こ れにより横桿5bの縦桿5aに対する取付けが迅速に行えるものとなる。
【0011】 上記は取付け作業の説明であるが取外しには、即ち係着具A,A’に於いては 半円弧2,3の開放口を縦桿5a或いは茎6aから抜くようにするだけで簡単に 取外せるのであり、また係着具Bについては半円弧2,3の何れか片方を横桿5 bの上方或いは下方へ引張るようにすることによりその引掛かりを解除して簡単 に取外せるものとなる。
【0012】 上記本考案の係着具A,A’,Bは一定の弾性復元力を有しており、従って取 外し後は原状を保持してそのまま再使用に供されるものとなる。上記実施例では 茎6aの取付けについて説明したが、蔓についても同様に行うことができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成するものであって、トマト、キュウリ、なすび、豆類 など茎蔓植物の栽培にさいし、本考案器具の使用により支柱枠体の組立て及びこ れに対する茎蔓の取付けが迅速且つ簡便に行えるものとなるのであり、即ち係着 具A,A’は土壌中へ立設させた縦桿5aに対し横桿5bを適宜簡便に取付けし めて枠体の組立てが行えるのであり、係着具Bには植物の生長に応じて立上がる 茎を縦桿5aに対し随時確実に保持させるようにできるのであり、該動作はワン タッチで迅速に行える。なお、変更や取外し作業も簡便に行えるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る係着具の斜視図である。
【図2】他の例の斜視図である。
【図3】他の例の斜視図である。
【図4】使用状態図説明図である。
【符号の説明】
1 金属線 2 半円弧 3 半円弧 4 金属帯板 5 支柱 5a 縦桿 5b 横桿 6 植物 6a 茎 A 係着具 A’ 係着具 B 係着具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の半円弧の開放口を夫々れ逆向きと
    なした形状とし、且つ該形状を弾性的に保持する材質で
    構成したことを特徴とする茎蔓支柱の係着具。
  2. 【請求項2】 片方の半円弧内径は1cm〜2cm、他
    方の半円弧内径は2cm〜3cmで、全体形状をS字状
    となしたことを特徴とする請求項1記載の茎蔓支柱の係
    着具。
  3. 【請求項3】 双方の半円弧内径を3cm程度となし、
    両半円弧間を10cm〜15cm程度の直線部分でつな
    いだことを特徴とする請求項1記載の茎蔓支柱の係着
    具。
  4. 【請求項4】 使用材を線径1.5mm〜3mmの金属
    線となしたことを特徴とする請求項1〜3の何れか記載
    の茎蔓支柱の係着具。
  5. 【請求項5】 使用材を巾3mm〜10mm、肉厚0.
    2mm〜1mmの金属帯板となしたことを特徴とする請
    求項2の何れか記載の茎蔓支柱の係着具。
  6. 【請求項6】 使用材を巾3mm〜10mm、肉厚0.
    2mm〜1mmのプラスチックス板となしたことを特徴
    とする請求項2の何れか記載の茎蔓支柱の係着具。
JP1998001496U 1998-02-28 1998-02-28 茎蔓支柱の係着具 Expired - Lifetime JP3051896U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022092172A1 (ja) * 2020-10-30 2022-05-05 マックス株式会社 ステープル

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