JP3051736U - 植木栽培装置 - Google Patents

植木栽培装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植木を室内の適所に吊り下げることができ、
かつ栽培に必要な水や養分を一定間隔毎に与える手間を
省くことができる植木栽培装置を提供する。 【解決手段】 貯留部15aに水や養分含んだ液体を蓄
える水差部15や、水差部15の滴下チューブ15bに
液体の滴下量を調整する滴下量調整部20を備えた。し
たがって、滴下量調整部20で液体の滴下量を好適に調
整することにより、水差部15の貯留部15aに蓄えた
水や養分を含んだ液体をゆっくり連続的に植木保持部2
5に与えることができる。このため、植木の栽培に必要
な水や養分を一定間隔毎に与える必要がない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は植木栽培装置に係り、さらに詳しくは、室内に配置して水や養分を適 量連続的に植木に与えることができる植木栽培装置である。
【0002】
【従来の技術】
従来、小庭園や室内などの地面のないエリアで、花などの植木を栽培する技術 としては、例えば特開平9−294477号公報「立体小庭園装置」が提案され ている。この公報の技術は、植栽用化粧壁の壁面に植栽棚を複数段配置し、植栽 用化粧壁に吊金具を設けて、この吊金具で植栽用化粧壁を吊下げることにより、 植栽棚を所望の高さに配置しながら植栽棚で花などの植木を栽培するようにした ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報の技術では、立体小庭園装置に水差部を備えていない ので、植木の栽培に必要な水や養分を、一定間隔毎に定常的に与える必要がある ので手間がかかるという問題点があった。
【0004】 また上記公報の技術では、植栽棚の土を入替えたり、植栽棚の植木を植え変え たりするときに、立体小庭園装置全体を室内から室外に持出す必要があった。こ のため、植栽棚に土を入れたり、植栽棚の植木を植え変えたりする作業が簡単に できないという問題点もあった。
【0005】 この考案は、特に室内において植木を栽培するに際し、植木の保持空間を簡単 に確保でき、植木の栽培に必要な水や養分を一定間隔毎に定常的に与える手間を 省くことができ、また土の入替え作業や植木の植え変え作業も容易におこなえる 植木栽培装置を提供して、上述の全ての問題点を解消しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的を達成するために、本考案の植木栽培装置は、室内の壁や天 井に取付具を介して取付けられる板状又はシート状のベースシートと、このベー スシートの一方の面に着脱自在に取付けられ、水や養分含んだ液体を貯留部に蓄 えて滴下路から滴下する水差部と、この滴下路に設けられ、液体の滴下量を調整 する滴下量調整部と、水差部の下方に配置した状態でベースシートの一方の面に 着脱自在に取付けられ、植木を差込むと共に滴下路から滴下した液体を受入れる ために上部に開口部を備えた植木保持部とからなることを特徴とする。
【0007】 上記した本考案に係る植木栽培装置は、貯留部に水や養分含んだ液体を蓄える 水差部や、水差部の滴下路に液体の滴下量を調整する滴下量調整部を備えている ため、滴下量調整部で液体の滴下量を好適な状態に調整することにより、水差部 の貯留部に蓄えた水や養分含んだ液体を、自動的にゆっくりと連続的に植木保持 部に与え続けることができる。その結果、植木の栽培に必要な水や養分を一定間 隔毎に繰り返して与える手間から開放される。
【0008】 また、水差部をベースに着脱自在に取り付けたので、水差部に水や養分を含ん だ液体を供給するときに、水差部をベースシートから外して、水差部のみを供給 箇所まで持参すれば済むことになる。
【0009】 さらに、本考案の植木栽培装置はベースシートに着脱自在に取り付けられるの で、植木保持部の土や植木を植え変えるときには、植木保持部をベースシートか ら外して、植木保持部のみを土や植木の交換箇所まで持参すれば良い。
【0010】 請求項2は、前記水差部及び植木保持部を一対の組合わせとして、この一対の 組合わせの水差部及び植木保持部を縦方向に複数段配置したことを特徴とする。 このように、一対の水差部及び植木保持部を縦方向に複数段組み合わせること により、所望数の植木を所望の位置にセットすることができる。
【0011】 請求項3は、前記水差部及び植木保持部を一対の組合わせとして、この一対の 組合わせの水差部及び植木保持部を横方向に複数列配置したことを特徴とする。 このように、一対の水差部及び植木保持部を横方向に複数列組み合わせること により、所望数の植木を所望の位置にセットすることができる。
【0012】 請求項4は、前記ベースシート、水差部及び植木保持部を塩化ビニルなどの軟 質樹脂で形成したことを特徴とする。 このように、ベースシート、水差部及び植木保持部を塩化ビニルなどの軟質樹 脂で形成することにより、ベースシートの収納時や移動時には、ベースシートを コンパクトに折畳むことができる。
【0013】 請求項5は、前記ベースシートに補強部材を備えたことを特徴とする。 このように、ベースシートに補強部材を備えたため、軟質樹脂で形成した植木 栽培装置を室内に設置した際には、十分な強度を持たせることができる。
【0014】 請求項6は、前記ベースシート、水差部及び植木保持部をアクリル樹脂などの 硬質樹脂で形成したことを特徴とする。 このように、ベースシート、水差部及び植木保持部をアクリル樹脂などの硬質 樹脂で形成することにより、補強部材を用意しなくても植木栽培装置に十分な強 度を持たせることができる。
【0015】 請求項7は、前記ベースシート、水差部及び植木保持部を木材で形成したこと を特徴とする。 このように、ベースシート、水差部及び植木保持部を木材で形成することによ り、自然の感じがでて見栄えが良くなるという効果が得られる。
【0016】
【考案の実施の形態】
図1は本考案に係る植木栽培装置を示す分解斜視図、図2は本考案に係る植木 栽培装置のフックボタンを示す断面図、図3は本考案に係る植木栽培装置の補強 ロッドの取付け手順の説明図、図4は本考案に係る植木栽培装置の使用状態の斜 視図、図5は本考案に係る第2実施の形態の植木栽培装置を示す分解斜視図、図 6は本考案に係る第3実施の形態の植木栽培装置を示す斜視図である。
【0017】 第1実施の形態の植木栽培装置1は、室内の壁や天井に取付具で取付けたシー ト状のベースシート2と、このベースシート2の片側の面に着脱自在に取付け、 水や養分含んだ液体(以下単に「液体」という)を貯留部15aに蓄えて滴下チ ューブ(滴下路)15bから滴下する水差部15と、この滴下チューブ15bに 設けて液体の滴下量を調整する滴下量調整部20と、水差部15の下方に配置さ れた状態でベースシート2の片側の面に着脱自在に取付けられ、植木を差込むと 共に滴下チューブ15bから滴下した液体を受入れるために上部に開口部25a を備えた植木保持部25とからなる。
【0018】 ベースシート2は、例えば軟質塩化ビニル樹脂の可撓性シートから形成される もので、左右側部の折曲部3、4をシート本体5に押圧した状態で加熱すること により折曲部3、4をシート本体5に接着し(以下「加熱圧着」といい、この加 熱圧着を破線で示す)、また上端部の折曲部6をシート本体5に加熱圧着して取 付具7を挿入させるための挿入孔8を形成し、さらに下端部の折曲部9をシート 本体5に加熱圧着するものである。
【0019】 また、ベースシート2は、シート本体5の上端左右及び中央左右にフックボタ ン10(図2参照)の雌フック部10a、10aが取付けられている。このフッ クボタン10は、図2に示すように、一般に使用されているフックボタンで、雌 フック部10aと、この雌フック部10aに着脱自在な雄フック部10bとから なる。なお、これらフック部に代えて、ベルベット式ファスナーを使用すること 等は自由に行える設計変更であり、当然本考案の範囲に含まれる。
【0020】 さらに、後述する補強ロッド(補強部材)12を取付けるために、ベースシー ト2の左右の折曲部3、4の略中央部は、シート本体5に加熱圧着しない非加熱 圧着部3a、4aに形成されている。
【0021】 水差部15は、ベースシート2と同様に軟質塩化ビニル樹脂などの可撓性シー トから形成したもので、袋状に形成した貯留部15aを備え、この貯留部15a の上部開口15cを塞ぐための栓16を備え、貯留部15aの下部開口15dに 貯留部15aの液体を滴下するための滴下チューブ15bを備える。
【0022】 また、ベースシート2の上端付近の左右に取付けた雌フック部10a、10a に着脱可能となる雄フック部10b、10bが、水差部15の上端付近に備えら れている(図2参照)。 したがって、水差部15の雄フック部10b、10bをベースシート2の雌フ ック部10a、10aから外すことにより、水差部15をベースシート2から容 易に外すことが可能となる。このため、水差部15に液体を供給する際には、水 差部15をベースシートから外して、水差部15のみを供給箇所まで持って行く ことができる。
【0023】 滴下量調整部20は、水差部15の滴下チューブ15bに取付けたケース部2 1と、このケース部21内に設けた案内溝(図示しない)に軸が配置されて案内 溝に沿って移動可能な回転体22とからなる。案内溝は、ケース部21の上端側 21aから下端側21bに向かって滴下チューブ15bに近付くようにテーパ状 に形成されている。
【0024】 このため、回転体22を回転させながらケース部21の下端側21bに向かっ て滴下量調整部20を移動させると、回転体22が滴下チューブ15bを徐々に つぶしながら液体の滴下量を少なくすることができる。さらに、回転体22を下 端側21b方向に移動させると、回転体22が滴下チューブ15bを十分につぶ して滴下チューブ15bを完全に閉塞することとなる。
【0025】 一方、回転体22をケース部21の上端側21a方向に移動させると、回転体 22が滴下チューブ15bから離れる方向に移動するので、滴下チューブ15b のつぶれ量が徐々に少なくなり液体の滴下量を増やすことが可能となる。
【0026】 また植木保持部25は、ベースシート2と同様に軟質塩化ビニル樹脂などの可 撓性シートにて形成されるもので、可撓性シートを中央で折曲げて重ねた、表、 裏シート26、27の左右端26a,27a、26b,27bを加熱圧着して上 端に開口部25aを備えるようにした袋である。 表シート26は,その下端26cから上端26dに向って徐々に幅が広くなる よう形成しているので、重なり合う対応部においては裏シート27の幅より表シ ート26の幅が広くなる。したがって、表シート26の中央付近には撓みが形成 され、表、裏シート26、27で形成された袋は上端の開口部25aが十分に開 いた状態に形成されることとなる。
【0027】 この植木保持部25には、ベースシート2の中央左右に取付けた雌フック部1 0a、10aに着脱可能となる雄フック部10b、10bが、その上端に備えら れている。 したがって、植木保持部25の雄フック部10b、10bをベースシート2の 雌フック部10a、10aから外すことにより、植木栽培装置25をベースシー ト2から容易に外すことができる。このため、植木保持部25の土や植木を植え 変えるときには、植木保持部25をベースシート2から外して、植木保持部25 のみを土32や植木33の交換箇所まで持って行くことができる。
【0028】 上述したように、第1実施の形態によれば、ベースシート2、水差部15及び 植木保持部25を、軟質塩化ビニル樹脂などの可撓性シートで形成することによ り、不使用時には植木栽培装置1をコンパクトに折畳むことができる。 このため、植木栽培装置1の運搬が容易になり、かつ不使用時には小さな収納 空間に収納することが可能となる。
【0029】 次に、前述した補強ロッド12の取付け手順を図3(a)〜(c)に基づいて 説明する。 図3(a)に示すように、まず補強ロッド12を矢印A方向に移動する。 ついで図3(b)に示すように、ベースシート2の左側の折曲部3に形成した 通孔3bに、補強ロッド12の一端12aを差込み、補強ロッド12の他端12 bをベースシート2の他方の折曲部4の左側に移動する。最後に、補強ロッド1 2を矢印B方向に移動させる。
【0030】 図3(c)に示したように、補強ロッド12の他端12bをベースシート2の 他方の折曲部4の非加熱圧着部4aに差込むとともに、補強ロッド12の一端1 2aをベースシート2の一方の折曲部3の非加熱圧着部3aに差込むが、これに より、補強ロッド12がベースシート2の略中央に取付けられることとなる。 このように、ベースシート2に補強ロッド12を取付けることにより、ベース シート2に十分な強度を持たせることができる。
【0031】 次に、本考案に係る植木栽培装置で植木を栽培する方法を、図4に基づいて説 明する。 先ず、ベースシート2の上端の挿入孔8に取付具7を差込み、取付具7に吊紐 30を掛け、この吊紐30を室内の壁31に取付けた吊具30aに吊す。 ついで、ベースシート2の中央左右に取付けた雌フック部10a、10a(図 1参照)から植木保持部25の雄フック部10b、10bを外し、植木保持部2 5のみを土や植木の交換箇所まで持って行く。そこで、植木保持部25の開口部 25aから袋の中に土32を入れ、この土32に花などの植木33を植えた後、 植木保持部25の雄フック部10b、10bをベースシート2の中央左右に取付 けた雌フック部10a、10a(図1参照)に取付ける。
【0032】 続いて、ベースシート2の上部左右に取付けた雌フック部10a、10a(図 1参照)から水差部15の雄フック部10b、10bを外して、水差部15を液 体の供給箇所まで持って行く。ここで、水差部15の滴下チューブ15bに取付 けた滴下量調整部20の回転体22により、滴下チューブ15bをつぶして閉塞 しておく。その後、水差部15の栓16を外して上部開口15cから液体を貯留 部15aに供給した後、水差部15の雄フック部10b、10bをベースシート 2の上端左右に取付けた雌フック部10a、10a(図1参照)に取付ける。
【0033】 続いて、滴下量調整部20の回転体22を調整して滴下チューブ15bのつぶ し量を少なくするよう調整して、水差部15の貯留部15aに蓄えた液体を滴下 チューブ15bから所望量だけ滴下するようにする。
【0034】 このように、滴下量調整部20で滴下チューブ15bから滴下する液体の滴下 量を好適に調整することにより、水差部15の貯留部15aに蓄えた液体をゆっ くり連続的に植木保持部25の土32に与え続けることができる。 したがって、植木33の栽培に必要な水や養分を一定間隔毎に人手によって与 える必要がなくなるため、植木33へ水や養分を供給するための手間を省くこと ができる。
【0035】 次に、本考案に係る第2実施の形態を図5に基づいて説明する。なお、第1実 施の形態と同一類似部材については同一符号を付して説明を省略する。 植木栽培装置40は、水差部15及び植木保持部25を一対の組合わせとして 、この一対の組合わせの水差部15及び植木保持部25を、縦長のベースシート 41に縦方向に複数段配置したものである。
【0036】 このように、一対の水差部15及び植木保持部25を縦方向に複数段組み合わ せることにより、所望数の植木を所望の位置に効率的にセットすることができ、 植木栽培装置40の用途を広げることができる。
【0037】 次に、本考案に係る第3実施の形態を図6に基づいて説明する。なお、第1実 施の形態と同一類似部材については同一符号を付して説明を省略する。 植木栽培装置50は、水差部15及び植木保持部25を一対の組合わせとして 、この一対の組合わせの水差部15及び植木保持部25を、横幅の広いベースシ ート51に横方向に複数列配置したものである。
【0038】 このように、一対の水差部15及び植木保持部25を横方向に複数列組み合わ せることにより、所望数の植木を所望の位置に効率的にセットすることができ、 植木栽培装置50の用途を広げることができる。
【0039】 前記第1〜第3実施の形態では、植木栽培装置1のベースシート2と、水差部 15及び植木保持部25を、軟質塩化ビニルなどの可撓性シートで形成したが、 本考案ではこれに限らず、植木栽培装置の板状ベース、水差部及び植木保持部を アクリル樹脂などの硬質樹脂で形成するようにすることもできる。
【0040】 このように、植木栽培装置の板状ベース、水差部及び植木保持部を硬質樹脂で 形成した場合には、上記の実施の形態で使用した補強ロッド12を用意しなくて も、植木栽培装置に十分な強度を持たせることができる。このため、部品点数を 減らすことができ、製造コストを下げることが可能になる。
【0041】 また、植木栽培装置の板状ベース、水差部及び植木保持部を硬質樹脂に代えて 、木材で形成することも可能である。 このように、植木栽培装置のベース、水差部及び植木保持部を木材で形成した 場合には、自然の感じがでて見栄えが良くなり、高級感をだすことができる。
【0042】 前記第1実施の形態では、植木保持部25の袋の中に土32を入れ、この土3 2に花などの植木33を植える内容について説明したが、これに限らず、植木保 持部25の袋の中に、植木を植えた小型植木鉢を直接収納することもできる。
【0043】
【考案の効果】
以上述べたように、請求項1による植木栽培装置によれば、貯留部に水や養分 含んだ液体を蓄える水差部や、水差部の滴下路に液体の滴下量を調整する滴下量 調整部を備えた。したがって、滴下量調整部で液体の滴下量を好適に調整するこ とにより、水差部の貯留部に蓄えた水や養分含んだ液体をゆっくり連続的に植木 保持部に与えることができる。その結果、植木の栽培に必要な水や養分を一定間 隔毎に与える必要がないので、植木の栽培に必要な水や養分を一定間隔毎に与え る手間を省くことができる。
【0044】 また、水差部をベースに着脱自在に取り付けたので、水差部に水や養分を含ん だ液体を供給するときに、水差部をベースから外して、水差部のみを供給箇所ま で持って行くことができる。このため、水差部に水や養分を含んだ液体を容易に 供給することができる。
【0045】 さらに、植木栽培装置をベースに着脱自在に取り付けたので、植木保持部の土 や植木を植え変えるときに、植木保持部をベースから外して、植木保持部のみを 土や植木の交換箇所まで持って行くことができる。このため、植木保持部の土や 植木を容易に交換することができる。
【0046】 請求項2は、一対の水差部及び植木保持部を縦方向に複数段組み合わせること により、所望数の植木を所望の位置にセットすることができる。このため、植木 栽培装置の用途を広げることができる。
【0047】 請求項3は、一対の水差部及び植木保持部を横方向に複数列組み合わせること により、所望数の植木を所望の位置にセットすることができる。このため、植木 栽培装置の用途を広げることができる。
【0048】 請求項4は、ベース、水差部及び植木保持部を塩化ビニルなどの軟質樹脂で形 成することにより、コンパクトに折畳むことができる。このため、植木栽培装置 の運搬が容易になり、かつ未使用時に小さな収納空間に収納することができる。
【0049】 請求項5は、ベースに補強部材を備えたので、軟質樹脂で形成した植木栽培装 置に十分な強度を持たせることができる。
【0050】 請求項6は、ベース、水差部及び植木保持部をアクリル樹脂などの硬質樹脂で 形成することにより、補強部材を用意しなくても植木栽培装置に十分な強度を持 たせることができる。このため、部品点数を減らすことができ、コストを下げる ことが可能になる。
【0051】 請求項7は、ベース、水差部及び植木保持部を木材で形成することにより、自 然の感じがでて見栄えが良くなり、高級感をだすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る植木栽培装置を示す分解斜視図で
ある。
【図2】本考案に係る植木栽培装置のフックボタンを示
す断面図である。
【図3】本考案に係る植木栽培装置の補強ロッドの取付
け手順の説明図である。
【図4】本考案に係る植木栽培装置の使用状態の斜視図
である。
【図5】本考案に係る第2実施の形態の植木栽培装置を
示す分解斜視図である。
【図6】本考案に係る第3実施の形態の植木栽培装置を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1、40、50…植木栽培装置 2、41、51…ベースシート 3、4、6、9…折曲部 3a、4a…非加熱圧着部 3b…通孔 5…シート本体 7…取付具 8…挿入孔 10…フックボタン 10a…雌フック部 10b…雄フック部 12…補強ロッド(補強部材) 12a…一端 12b…他端 15…水差部 15a…貯留部 15b…滴下チューブ(滴下路) 15c…上部開口 15d…下部開口 16…栓 20…滴下量調整部 21…ケース部 21a…上端側 21b…下端側 22…回転体 25…植木保持部 25a…開口部 26…表シート 27…裏シート 26a、26b、27a、27b…左右端 26c…下端 26d…上端 30…吊紐 30a…吊具 31…壁 32…土 33…植木

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の壁や天井に取付具を介して取付け
    られる板状又はシート状のベースシートと、このベース
    シートの一方の面に着脱自在に取付けられ、水や養分含
    んだ液体を貯留部に蓄えて滴下路から滴下する水差部
    と、この滴下路に設けられ、液体の滴下量を調整する滴
    下量調整部と、水差部の下方に配置した状態でベースシ
    ートの一方の面に着脱自在に取付けられ、植木を差込む
    と共に滴下路から滴下した液体を受入れるために上部に
    開口部を備えた植木保持部とからなる植木栽培装置。
  2. 【請求項2】 前記水差部及び植木保持部を一対の組合
    わせとして、この一対の組合わせの水差部及び植木保持
    部を縦方向に複数段配置したことを特徴とする請求項1
    記載の植木栽培装置。
  3. 【請求項3】 前記水差部及び植木保持部を一対の組合
    わせとして、この一対の組合わせの水差部及び植木保持
    部を横方向に複数列配置したことを特徴とする請求項1
    記載の植木栽培装置。
  4. 【請求項4】 前記ベースシート、水差部及び植木保持
    部を塩化ビニルなどの軟質樹脂で形成したことを特徴と
    する請求項1記載の植木栽培装置。
  5. 【請求項5】 前記ベースシートに補強部材を備えたこ
    とを特徴とする請求項4記載の植木栽培装置。
  6. 【請求項6】 前記ベースシート、水差部及び植木保持
    部をアクリル樹脂などの硬質樹脂で形成したことを特徴
    とする請求項1記載の植木栽培装置。
  7. 【請求項7】 前記ベースシート、水差部及び植木保持
    部を木材で形成したことを特徴とする請求項1記載の植
    木栽培装置。
JP1998001255U 1998-02-23 1998-02-23 植木栽培装置 Expired - Lifetime JP3051736U (ja)

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