JP3051707B2 - 斜面崩落防止工法 - Google Patents

斜面崩落防止工法

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JP3051707B2
JP3051707B2 JP9279492A JP27949297A JP3051707B2 JP 3051707 B2 JP3051707 B2 JP 3051707B2 JP 9279492 A JP9279492 A JP 9279492A JP 27949297 A JP27949297 A JP 27949297A JP 3051707 B2 JP3051707 B2 JP 3051707B2
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泰弘 山田
邦光 山田
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建設基礎エンジニアリング株式会社
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は斜面の岩盤の崩落
を防止する工法に関するものであり、特に崩落の危険が
せまっている斜面でも有効な斜面崩落防止工法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】山岳地や海沿いなどの制限された地形
に、道路を敷設したり建物を建築することがある。この
ような地形では、道路や建物の上には切り立った崖など
の斜面が存在することもある。近年、このような地形で
の斜面の崩落が極めて大きな問題となっており、その対
策が必要となっている。このような斜面の崩落を防止す
る工法として、出願人は既に特公平2−42970号公
報に記載した発明を開示している。同発明は、斜面に沿
ってPC鋼材を伸ばし、その両端を斜面の上と下に埋設
して固定し、斜面をPC鋼材によって押えるようにして
崩落を防ぐものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の先願の発明は、
PC鋼材を用いて、そのPC鋼材のみによって地山を押
えようとするものであるが、例えPC鋼材を網のように
地山の上に張り巡らしても、PC鋼材間の隙間を押える
ことは出来ず、地山全体を押えるには充分でなかった。
また地山を全て覆うような構造物を構築することは施工
が大がかりになってしまい、施工が極めて困難なものと
なってしまう。
【0004】更に、このような崩落危険を有する地形で
の課題は、崩落を速やかに防止することであるが、それ
とともに、崩落の危険性がある岩盤の上では作業が不可
能であり、安定した地盤の上でのみ作業を行なえること
が必須条件となる。前記した先願の発明では、PC鋼材
のほぼ全長を斜面の表面に沿わすために、崩落の危険性
のある岩盤の上での作業がどうしても大がかりなものと
なる。また、現在使用されている道路などの通交を出来
る限り制限せずに施工を完了することが望まれる。
【0005】この発明は、簡易な施工で地山全体を押え
ることが可能であるとともに、崩落危険岩盤上のでの作
業も不要であって、交通遮断などの必要のない斜面崩落
防止工法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる斜面崩
落防止工法は、引張材を斜面の安定岩盤上から崩落危険
岩盤に向けて貫通させ、この引張材を貫通させた岩盤そ
のものを大きな受圧構造物として機能させることによ
り、斜面の地山全体を押えて上記の目的を達成するもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明にかかる斜面の崩落防止
工法は、斜面の安定岩盤上から、斜面の崩落危険岩盤に
向って、少なくとも一対の複数の削孔を形成する。ここ
で述べる安定岩盤とは、地形や岩盤の性質上から崩落の
可能性がほぼないと認められる岩盤であり、崩落危険岩
盤とは現実にクラックなどが生じていることにより将来
崩落の危険がある岩盤部分のこともあるし、地形や岩盤
の性質上、クラックなどが発生していなくても将来的に
崩落の発生の可能性が危惧される岩盤も含める。削孔は
斜面正面まで貫通させる。斜面正面とは実際は崩落危険
岩盤の表面となる。
【0008】掘削した複数の削孔のいずれかの中に、安
定岩盤から引張材を通す。引張材としてはPC鋼より線
やPC鋼線の他、合成樹脂繊維や炭素繊維などからなる
ものや、高強度鉄筋なども使用できる。PC鋼材の場合
は、複数本を束にして合成樹脂製などのシースの中に通
して使用するものである。引張材は一端部を安定岩盤の
上からいずれかの削孔に挿入して斜面の正面から抜け出
させる。そして、折返してその他端部を斜面の正面に開
口した別の削孔の中に挿入する。つまりは、中間部を折
返して、U字状となった引張材の両端部を別の削孔の中
へそれぞれ挿入して、両端を安定岩盤上に至らせるもの
である。削孔の中で引張材はアンボンドとしておくため
に、PC鋼材などの引張材は合成樹脂製のストレートシ
ースの中に通しておく。斜面上方の安定岩盤上で、引張
材の両端を引っ張ってプレストレス力を与えて定着す
る。引張材をU字状にして抱え込むようにした岩盤は、
それ自身が大きな受圧構造物となり、プレストレス力に
よってその下の崩落危険岩盤を押えて、崩落を防止す
る。
【0009】このようにして引張材にプレストレス力を
与えて岩盤を押えるのであるが、実際は多数本の引張材
を場所を変えて安定岩盤上から崩落危険岩盤に貫通させ
て折返して定着し、また互いに斜面上や岩盤内で交差さ
せ、網のように縦横に引張材を網羅することにより、多
数本の引張材が一体となって斜面を押えるようにするこ
ともある。
【0010】安定岩盤上からではなく、安定岩盤そのも
のに竪孔を掘削して形成し、この竪孔の中から斜面の正
面に複数の削孔を形成し、この竪孔内からいずれかの削
孔内に引張材の一端部を通し、前記と同様に中間部を斜
面正面で折返し、他端部を別個の削孔内に挿入して竪孔
内に至らせる。こうして突出した両端を竪孔の中で緊張
して定着する。安定岩盤の上からだけでは、斜面正面の
下方にて折返す場合、どうしても引張材の角度が大きく
成り過ぎることがある。しかし、このような竪孔から削
孔を掘削する場合は、竪孔からほぼ水平近くで斜面まで
引張材を伸ばすことになると、引張材の長さが長くなり
過ぎず、また崩落危険岩盤を大きな受圧構造物として竪
孔から抱え込むように良好に安定岩盤の方へ引き寄せる
ことが可能である。
【0011】斜面の崩落危険岩盤表面から、この崩落危
険岩盤を貫通して安定岩盤にまで至る複数の削孔を形成
し、これに引張材の両端部を挿入して定着することもあ
る。この場合、引張材は削孔の中で定着するために、P
C鋼材の場合は、少なくとも両端部は、鋼製や合成樹脂
製であって周囲に凹凸のある異形シースの中に挿入して
おく必要がある。この引張材の両端部を別々の削孔の中
に挿入して、先端を安定岩盤まで至らせ、削孔の中にグ
ラウト材を注入して定着するものである。斜面正面に沿
わす中間部は合成樹脂などのストレートシースの中に通
しておいてもよい。斜面正面に表出する中間部には吹き
付けコンクリートなどを施してもよい。このような構成
の場合は、引張材にはプレストレス力を与えず、斜面正
面からの施工で完了する。
【0012】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づきこの発明を詳
細に説明する。図1及び図2において1は崩落が生ずる
可能性のある岩盤であって、滑り面aを境に崩落する可
能性があるものである。実際、可能性のある滑り面aが
いくつも斜面に存在している。この滑り面aよりも奥
の、崩落の可能性の極めて少ない安定岩盤2の上から、
斜面正面に向けて複数の削孔3を形成してある。この削
孔3のうちのいずれかの削孔3に、安定岩盤2上から、
引張材4の一端を挿入し、斜面正面に貫通させてある。
引張材4としては、合成樹脂製のストレートシースの中
に通したPC鋼より線を使用している。斜面正面から出
た引張材4を折返し、別の削孔3の中に斜面正面から挿
入する。安定岩盤2の上まで至らせ、削孔3・3から出
た引張材4であるPC鋼より線の両端をジャッキによっ
て引張り、安定岩盤2上でプレストレス力を与える。引
張材4をU字状に折返して抱えるようにした岩盤そのも
のを受圧構造物として機能させ、その下の崩落危険岩盤
1を押える。その後、そのPC鋼より線の両端をアンカ
ーヘッド5・5にくさびによって定着する。
【0013】図2に示すのは、斜面を正面から見た図で
あるが、多数本の引張材4を使用して斜面正面で中間部
をほぼ水平にして折返して、多数の引張材4の崩落危険
岩盤を1抱え込むようにして、全体で崩落危険岩盤1を
受圧構造物として機能させている。図3に示すのは、引
張材4と斜面の間にコンクリート構造物を構築して、そ
の隙間を埋め、斜面と密接に引張材4を配設した状態を
示すものである。斜面に左右にエキスパンドメタルや金
網からなる型枠10・10を設置し、コンクリート11
を打設してある。図4に示すのは、引張材4を内部に埋
設したまま斜面との間にコンクリート構造物を構築した
例である。
【0014】図5に示すのは、安定岩盤2上から、ほぼ
垂直に竪孔6を形成した場合であって、この竪孔6の中
から、斜面正面にむかって複数の削孔3を貫通させたも
のである。この複数の削孔3のいずれかひとつに引張材
4を通し、斜面正面で折返して別の削孔3内に挿入して
竪孔6の中まで至らせる。この引張材4の両端を竪孔6
の中で緊張してアンカーヘッド5・5に定着する。実施
例では多数本の引張材4を竪孔6から斜面正面まで通し
て定着してある。削孔3・3は安定岩盤2の竪孔6から
崩落危険岩盤1まで貫通しており、これに通した引張材
4を緊張することにより崩落危険岩盤1が大きな受圧構
造物として機能し、その下の岩盤を安定岩盤2へ押える
ことになる。竪孔6は単数でもよいが、図6に示すの
は、左右に離れて竪孔6・6を掘削し、この一方の竪孔
6から掘削した削孔3に挿入して斜面表面に出した引張
材4を、他方の竪孔6から掘削した削孔3に挿入して竪
孔6まで至らせてある。また、多数本の斜面正面に表出
した引張材4を、互いに交差させるようにして、斜面の
地山全体を一体に網羅するようにしたものである。
【0015】図7に示すのは、斜面正面から安定岩盤2
まで至る複数の削孔7・7を掘削し、この中に引張材4
の両端部を挿入したものである。引張材4としては、複
数本のPC鋼線を束にして、ステンレス製の異形シース
の中に全長を挿入したものを使用してる。この引張材4
の両端部を削孔7・7に挿入してある。この異形シース
内と削孔7・7内にグラウト材8を注入して、引張材4
の両端部をグラウト材8の付着力にて削孔7・7内に定
着してある。斜面の正面に表出した引張材4の中間部に
は吹き付けコンクリート9を吹き付けて保護をしてい
る。このような施工であれば、引張材4の緊張の必要は
なく、斜面正面から削孔7・7を掘削して引張材を挿入
して定着するだけで、崩落危険岩盤1を安定岩盤2に一
体に固定できる。
【0016】図9に示すのは、ひとつの削孔7の中に、
別個の引張材4の一端部を複数挿入した例である。各引
張材4の中間部は斜面表面の必要箇所に沿わせて斜面表
面に連続させて伸ばし、他端部は任意の別の削孔7に挿
入して定着すればよい。図10に示すのは、ひとつの削
孔7に三本の引張材4の一端部を挿入した断面図であ
る。このように、ひとつの削孔に複数の引張材4の端部
を挿入するのは、図1〜図6に示す実施例へも応用する
ことも勿論可能である。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上のような構成により、以
下の効果を得ることができる。 地山に引張材を貫通させるだけでに、地山の岩盤自体
を大きな受圧構造物として機能させ、その大きな受圧構
造物によって地山全体を大きく押えることが可能で、著
しく容易な施工で、斜面の地山全体の崩落を防止でき
る。 安定岩盤から正面に向けて複数の引張材を通し、引張
材を崩落危険岩盤にU字状にかけるようにしてプレスト
レス力を与えるため、崩落の可能性のある危険な岩盤上
での作業は極めて少なく、極めて安全に施工が行なえ
る。 安定岩盤に竪孔を形成し、この竪孔から削孔を形成し
て引張材を通すことにより、引張材に大きな角度がつか
ず、崩落危険岩盤を効率的に安定岩盤の方へ引き寄せる
ことができる。 斜面正面から複数の削孔を掘削し、この削孔にU字状
に折返した引張材の両端を挿入して定着するだけで、崩
落危険岩盤を大きな受圧構造物として機能させることが
でき、施工は著しく容易である。 斜面下のでの作業は一切必要なく、斜面下の道路の交
通などを止める必要がなく、効率の良い施工が行なえ
る。 引張材は、それだけで何百トンの荷重を支えることが
でき、この引張材多数本を斜面に縦横に掛けることによ
り、何千トンもの岩盤の荷重を支えて、崩落を防ぐ。 斜面下の作業や構造物の設置の必要がなく、既設の道
路や建物などの建築限界を犯さない。
【図面の簡単な説明】
【図1】安定岩盤上から引張材を通した実施例の説明図
である。
【図2】斜面の正面図である。
【図3】引張材と斜面との間にコンクリート構造物を構
築した断面図である。
【図4】引張材を斜面の上のコンクリート構造物内に埋
設した断面図である。
【図5】竪孔から引張材を通した実施例の説明図であ
る。
【図6】斜面の正面図である。
【図7】斜面に形成した削孔内に引張材の両端部を挿入
して定着した実施例の説明図である。
【図8】図5の実施例の横断面図である。
【図9】ひとつの削孔内に複数の引張材の一端部を挿入
して斜面表面に引張材中間部を連続させた例である。
【図10】複数本の引張材の一端部を挿入した削孔の断
面図である。
【符号の説明】
1 崩落危険岩盤 2 安定岩盤 3 削孔 4 引張材 5 アンカーヘッド 6 竪孔 7 削孔 8 グラウト材 9 吹き付けコンクリート 10 型枠 11 コンクリート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜面の安定岩盤上から斜面の崩落危険岩
    盤に向って複数の削孔を形成して斜面正面へ貫通させ、
    前記削孔のいずれかひとつに引張材の一端部を通して、
    中間部は折返して斜面の表面に表出させ、別の削孔に引
    張材の他端部を挿入し、安定岩盤上に突出した引張材の
    両端を引っ張ることによりプレストレス力を与えて定着
    してなる斜面崩落防止工法。
  2. 【請求項2】 斜面の安定岩盤に竪孔を形成し、この竪
    孔から斜面の崩落危険岩盤に向って複数の削孔を形成し
    て斜面正面へ貫通させ、前記削孔のいずれかひとつに引
    張材の一端部を通して、中間部は折返して斜面の表面に
    表出させ、別の削孔に引張材の他端部を挿入し、竪孔内
    に突出した引張材の両端を引っ張ることによりプレスト
    レス力を与えて定着してなる斜面崩落防止工法。
  3. 【請求項3】 斜面の崩落危険岩盤表面から、この崩落
    危険岩盤を貫通して安定岩盤に至る複数の削孔を形成
    し、前記複数の削孔のいずれかに引張材の両端部を別々
    に挿入して中間部を斜面表面に沿わし、削孔内にグラウ
    ト材を注入して引張材両端部を定着してなる斜面の崩落
    防止工法。
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