JP3051618B2 - 乾式分析フイルムの供給装置 - Google Patents

乾式分析フイルムの供給装置

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JP3051618B2
JP3051618B2 JP5266182A JP26618293A JP3051618B2 JP 3051618 B2 JP3051618 B2 JP 3051618B2 JP 5266182 A JP5266182 A JP 5266182A JP 26618293 A JP26618293 A JP 26618293A JP 3051618 B2 JP3051618 B2 JP 3051618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液、尿等の試料液に
含まれる所定の生化学物質との化学反応、生化学反応ま
たは免疫反応等により光学濃度変化を生じる試薬層を有
する乾式分析フイルムを供給する、生化学分析装置の乾
式分析フイルムの供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、試料液の小滴を点着供給するだけ
でこの試料液中に含まれている特定の化学成分の含有量
またはその活性値、あるいは有形成分の含有量を定量分
析することのできる乾式の一体型多層分析フイルム(多
層分析要素、多層分析素子とも称される)が開発され実
用化されている。また、濾紙タイプの試験片やそれを改
良した単層または多層の試験片も提案され、一部は実用
化されている。
【0003】このような乾式分析フイルムを用いて試料
液中の化学成分等の定量的な分析を行うには、試料液を
乾式分析フイルムに展開層を有するものでは展開層に、
展開層を有しないものでは直接試薬層に点着させた後、
これをインキュベータ(恒温器)内で所定時間恒温保持
(インキュベーション)して呈色反応(色素生成反応ま
たは指示薬色素の変色反応)させ、次いで試料液中の所
定の生化学物質と乾式分析フイルムに含まれる試薬との
組み合わせにより予め選定された波長を含む測定用照射
光をこの化学分析スライドに照射してその光学濃度を測
定し、この光学濃度から、あらかじめ求めておいた光学
濃度と所定の生化学物質の物質濃度との対応を表わす検
量線を用いて該試料液中の所定の生化学物質の物質濃度
(含有量)または活性値を求めるものである。
【0004】ところで、前記一体型多層式の乾式分析フ
イルムは、有機ポリマーからなる支持体の上に試薬を含
有した試薬層を少なくとも1層、さらに好ましくは試薬
層の上側に展開層を設けた構成を有するものであり、正
方形、矩形などの所定の形状の乾式分析フイルム片に形
成される。そして自動操作のために、上記乾式分析フイ
ルム片を有機ポリマー製のマウントによって挾持した化
学分析スライドとして実用化されている。また、本件発
明者らは、上記マウントを有しない乾式分析フイルム片
を直接カートリッジに装填し、このカートリッジを生化
学分析装置の供給装置(フイルムサプライヤ)に格納
し、順次取り出して測定を行う技術を提案している。
【0005】そして、上記乾式分析フイルムの供給にお
いては、格納した多数のカートリッジから測定項目に対
応して順次1枚ずつ乾式分析フイルムを取り出して供給
するものであるが、フイルム供給装置にカートリッジを
リング状に配列して格納し、このカートリッジを回転さ
せて該当するカートリッジを選択する構造が、例えば、
特開昭59−20858 号公報(米国特許第4,512,952 号明細
書)、米国特許第5,089,418 号明細書等に開示され、そ
のフイルム取出機構は、内側から外側に摺動するスライ
ド部材によってカートリッジから乾式分析フイルムを押
し出すように取り出す機構が配設されている。
【0006】また、上記乾式分析フイルムの保管におい
ては、その性能を一定に保って測定精度を確保するため
には、フイルム供給装置における保管で湿度を一定範囲
に調整維持する必要がある。すなわち、前記乾式分析フ
イルムは、測定項目に対応して酵素、抗体などの生化学
素材を含み、一般的には低湿度で保管する方が反応が開
始されないことから好ましいものである。また、ある種
の乾式分析フイルム、例えば、総蛋白(TP)、高比重
リポ蛋白−コレステロール(HDL−C)、アルブミン
(ALB)測定用のものでは、保管雰囲気の湿度を上記
とは異なる条件の0%RH近傍を越えた所定範囲に維持す
ることが必要なものもある。
【0007】そこで、例えば、実開平5−33048 号公報
(米国特許第5,043,143 号明細書)に開示されているよ
うに、前記乾式分析フイルム(試験エレメント)を保管
する格納室の底部に連通して、水を含浸させたスポンジ
による水添加手段を収容した第1隔室と、乾燥剤による
水除去手段を収容した第2隔室とを設け、この両隔室と
格納室との連通を選択的に開閉して湿度調整を行う技術
が知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかして、前記先行技
術のようなフイルム供給装置では、カートリッジをリン
グ状に配列して中心部分にはこのカートリッジから乾式
分析フイルムを取り出すための駆動機構が配設されるこ
とから、該乾式分析フイルムを所定の湿度条件に維持す
るための吸湿剤(除湿剤または調湿剤)を収容する空間
が、カートリッジの格納室の底部もしくは外側に配設す
ることになって、吸湿剤の交換作業が煩雑であるととも
に、コンパクトなフイルム供給装置を構成することが困
難で、コスト面でも不利となる。
【0009】特に、複数のカートリッジを異なる湿度条
件で保管する場合には、内部を複数の格納室に区画し
て、それぞれに吸湿剤を配設することになるが、その構
造が複雑で吸湿剤の交換等がさらに煩雑となる問題を有
している。
【0010】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、生化学分析用の乾式分析フイルムを収容した多数の
カートリッジをリング状に配列するとともに吸湿剤の交
換などが簡易に行えるようにした乾式分析フイルムの供
給装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の乾式分析フイルムの供給装置は、乾式分析フイ
ルムを収容した複数のカートリッジを格納室に格納する
とともに、フイルム取出手段によって上記カートリッジ
から乾式分析フイルムが取り出されるものであって、前
記カートリッジをリング状に配列するとともに、その中
心側部分に収容部を形成し、該収容部に吸湿剤を収容す
ることを特徴とするものである。
【0012】また、本発明の他の乾式分析フイルムの供
給装置は、乾式分析フイルムを収容した複数のカートリ
ッジを格納室に格納するとともに、フイルム取出手段に
よって上記カートリッジから乾式分析フイルムが取り出
されるものであって、前記カートリッジを複数のリング
状に配列し、前記格納室を区画した内側格納室と外側格
納室とに格納し、前記内側格納室の中心側部分に内側収
容部を形成して第1の吸湿剤を収容する一方、前記外側
格納室の外側部分に外部収容部を形成して第2の吸湿剤
を収容することを特徴とするものである。
【0013】そして、前記収容部に前記吸湿剤を上方か
ら収容するのが好適である。
【0014】
【作用】本発明の乾式分析フイルムの供給装置では、カ
ートリッジをリング状に配列し、このカートリッジから
乾式分析フイルムがフイルム取出手段によって取り出さ
れることから、その中心側部分を有効に利用して吸湿剤
を収容する収容部を形成することができ、吸湿剤の交換
を例えば上方から行うことで簡易に行え、また、コンパ
クトに構成できるものである。
【0015】一方、カートリッジを複数のリング状に配
列し内側格納室と外側格納室とに区画し、中心側部分の
内側収容部に第1の吸湿剤を収容する一方、外側部分の
外部収容部に第2の吸湿剤を収容したものでは、異なる
湿度条件に保持する構成がコンパクトに得られ、吸湿剤
の交換も容易に行えるものである。
【0016】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。まず、図1は本発明の一実施例の供給装置を
備えた生化学分析装置の概略構成を示す斜視図である。
【0017】生化学分析装置10は、未使用のほぼ正方形
状または矩形状の乾式分析フイルム1(乾式分析フイル
ム片)を収容したカートリッジ20を格納するフイルム供
給装置11(フイルムサプライヤ)と、上記フイルム供給
装置11の側方に配設され乾式分析フイルム1を所定時間
恒温保持するインキュベータ12と、前記フイルム供給装
置11からインキュベータ12に乾式分析フイルム1を取り
出して搬送するフイルム搬送手段13と、たとえば血清,
尿等の複数の試料液を収容する試料液収容手段14(サン
プラ)と、試料液収容手段14の試料液をフイルム搬送手
段13によってインキュベータ12に搬送するまでの間に乾
式分析フイルム1に点着する点着手段15と、インキュベ
ータ12の下方に配設された測定手段16とを備えている。
【0018】上記乾式分析フイルム1は図2に示すよう
に、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリスチ
レン等の有機ポリマシート等のプラスチックシートから
なる光透過性の支持体2上に試薬層3を塗布または接着
等により設け、この上に展開層4をラミネート法等によ
り積層したフイルム片(チップ)であり、従来の化学分
析スライドにおけるマウントに相当するものは有してい
ない。
【0019】上記試薬層3はゼラチン等の親水性ポリマ
バインダまたは多孔性層の中にアナライトに選択的に反
応する検出試薬および発色反応に必要な試薬(化学分析
試薬または免疫分析試薬)成分が含まれる少なくとも1
つの層で構成されている。
【0020】また、上記展開層4は外部との間でコスレ
に強い材料例えばポリエステル等の合成繊維からなる織
物布地や編み物布地、天然繊維と合成繊維との混紡によ
る織物布地、編み物布地、不織布等もしくは紙から構成
されて保護層として機能するとともに、この展開層4上
に点着された試料液を試薬層3上に一様に供給し得るよ
うに展開する。
【0021】この乾式分析フイルム1は常湿状態では、
図2(A) に示すように平面に近い形状に形成される。し
かしながら、乾式分析フイルム1は保管時においては化
学反応または免疫反応を進行させないように乾燥環境下
(たとえば湿度が20%以下)に配設されるため、図2
(B) または図2(C) に示すような展開層4を内側にして
湾曲したカール形状となる性質を有する。
【0022】この乾式分析フイルム1は測定項目別に図
3に示すようなカートリッジ20内に収容される。該カー
トリッジ20は、内部に多数の乾式分析フイルム1を光透
過性支持体2を下にして積み重ねた状態で収容して、前
記図1のように、フイルム供給装置11の円盤状に形成さ
れた架体22に配設された内周側もしくは外周側のカート
リッジ収容部22a にリング状に装填されている。上記架
体22は基部24に回転可能に支持され、基部24に設置され
た図示しないサプライヤモータによって回転駆動され、
所定のカートリッジ収容部22a がフイルム搬送手段13に
対応する取出位置に停止するように制御される。
【0023】そして、上記架体22の外周部分にはカバー
25が配設されて内部が密閉された格納室11a となり、上
面に配設された開閉蓋を有する挿入口25a から、前記カ
ートリッジ20の挿入、取出しを行うように設けられてい
る。また、上記架体22の中心部分には吸湿剤収容部27が
設けられ、該吸湿剤収容部27は上記格納室11a と通気性
を有し、その内部にはカバー25上面の中心部に形成され
た開閉蓋を有する投入口25b から吸湿剤(図示せず)が
装填され、乾式分析フイルム1を収容する格納室11a が
低湿度側の所定湿度範囲の乾燥状態に保たれる。
【0024】上記吸湿剤は、シリカゲル、ゼオライト、
モレキュラーシーブ、活性白土、活性アルミナ等の除湿
剤、もしくは、この除湿剤に所定の水分を含有させたも
の、塩化リチウム、酢酸カリウム、グリセリンによる所
定濃度の溶液を含有させた調湿剤等で構成され、格納室
11a の湿度を0%RH近傍に除湿するもの、もしくは、0
%RH近傍を越えた一定範囲に調湿するものである。
【0025】一方、フイルム供給装置11におけるカバー
25の下面の取出位置には、各カートリッジ20から所定の
乾式分析フイルム1を取り出す際に開く開閉シャッター
(図示せず)が設けられ、該シャッターを通して挿入さ
れたフイルム搬送手段13の取出用吸盤70によってカート
リッジ20の最下段の乾式分析フイルム1が外部に取り出
される。
【0026】ここで、上記乾式分析フイルム1を収容す
るカートリッジ20の詳細は、図3(A) および図3(B) に
示すように、角筒状の箱体21と、その内部の上面20a 側
に配設されたバネ部材30と押え部材31を備えている。ま
た、この箱体21の一側面20bの最下部付近には乾式分析
フイルム1の最下部のものを1枚だけ取出可能な第1の
開口部20c が形成され、底面20d には上記フイルム1を
吸引保持する取出用吸盤70(サクションカップ)が進入
する略U字型の第2の開口部20e が形成されている。
【0027】さらに、上記箱体21の他側面20f には、収
容した乾式分析フイルム1の特性等を表わす情報を有す
る磁気ストライプ20g が付設されており、また上記側面
20bおよびこれに対向する側面にはこのカートリッジ20
を前記カートリッジ収容部22a に保持せしめかつカート
リッジ挿入方向の誤認防止を図るためのリブ20h が突設
されている。
【0028】次に図1におけるインキュベータ12は、円
盤状の本体40が中心下部の回転駆動機構41によって回転
自在に支持され、上記本体40の円周上には所定間隔で前
記乾式分析フイルム1を収容するセル42が複数配設さ
れ、このセル42内で乾式分析フイルム1がインキュベー
ションされる。
【0029】このインキュベータ12の本体40は下部の上
面が平坦な金属製の下ディスク45と、該下ディスク45上
に配設された図示しない金属製の上ディスクを有し、上
ディスクは外周部分が上方に環状に膨出して形成され、
外周下端部と下ディスク45の上面との間にはセル42の側
方開口部42a を形成する隙間が形成されている。上記本
体40内にはヒータが内蔵され、乾式分析フイルム1が所
定温度(たとえば37℃)に加熱保持される。
【0030】また、図示していないが、上記下ディスク
45にはセル42の形成位置に対応して所定間隔で測光窓が
開口され、該セル42には挿入された乾式分析フイルム1
を所定位置に固定するフイルム押えが配設され、また、
測定位置における本体40の下方には、測定手段16の測光
ヘッド95が配設されている。
【0031】前記フイルム供給装置11からインキュベー
タ12に乾式分析フイルム1を搬送する搬送手段13は、前
記カートリッジ20から乾式分析フイルム1を取り出す取
出用吸盤70と、この取出用吸盤70に保持されている乾式
分析フイルム1を、試薬層1bが上面となっている状態の
まま下方から保持して受け取るとともにインキュベータ
12のセル42に側方開口部から挿入する馬蹄形の移載部材
73と、インキュベータ12のセル42内で上記移載部材73に
保持されている乾式分析フイルム1をセル42の下方から
出没して保持する保持用吸盤76とを備えている。
【0032】前記取出用吸盤70は、図示しない移動機構
によって前後動および昇降動自在に設けられ、乾式分析
フイルム1をカートリッジ外部に引き出し、点着位置ま
で搬送する。さらに、保持用吸盤76は、図示しない駆動
機構によって昇降移動可能に設けられ、前記インキュベ
ータ12のセル42の底面に開口された測光窓から該セル42
内に出没移動する。
【0033】一方、前記インキュベータ12のフイルム排
出位置にはフイルム排出手段17が配設され、セル42内の
測定後の乾式分析フイルム1を吸着して持ち上げる排出
用吸盤81と、該排出用吸盤81で持ち上げられた乾式分析
フイルム1を受け取りインキュベータ12の外方に搬出す
るフイルム取出用の馬蹄形の移載部材82と、この移載部
材82によって取り出された乾式分析フイルム1を受け取
って廃却箱84に廃棄する廃却用吸盤83とによって構成さ
れている。
【0034】前記試料液収容手段14は、回転駆動機構86
によって回転操作される回転テーブル85を備え、該回転
テーブル85の外周部には試料液を収容した複数のサンプ
ル容器87を保持し、サンプル容器87が順次供給位置に移
動される。また、内周側には後述の点着用ノズル91の先
端に装着されるノズルチップ88が収容される。
【0035】また、上記サンプル容器87の各試料液をイ
ンキュベータ12に搬送された乾式分析フイルム1に点着
する点着手段15は、試料液の吸引吐出を行う点着用ノズ
ル91を有し、該点着用ノズル91の先端にはピペット状の
上記ノズルチップ88が着脱自在に装着され、駆動機構92
により上下動および回動可能に移動され、試料液収容手
段14から試料液を吸引し移動して前記移載部材73の上に
保持されている乾式分析フイルム1に点着する。また、
上記点着手段15の点着用ノズル91における先端のノズル
チップ88は、試料液の変更に伴って交換される。
【0036】点着された乾式分析フイルム1は、インキ
ュベータ12によりインキュベーションが行われ、このイ
ンキュベータ12の下方に配設された測定手段16により測
定される。この測定手段16は、乾式分析フイルム1と試
料液中のアナライトとの呈色反応による光学濃度を測定
するための測光ヘッド95を有する。上記測光ヘッド95は
所定波長の光を含む測定用照射光を光透過性の支持体2
を透過し試薬層3に照射して、反射光を光検出素子で検
出するものであり、測光ヘッド95には光源96(ランプ)
からの光が干渉フィルタ97を介して入射され、測光ヘッ
ド95内で上記光が試薬層3に照射される。前記フィルタ
97は、検査項目に対応する複数種類のものが円板98に設
置され、該円板98をモータ99よって回転して測定項目に
対応する所定の特性のフィルタ97を選択するように構成
されている。
【0037】なお、測光ヘッド95へ測定光を照射するた
めの光学系内に設けられる分光手段としては、前記のよ
うに干渉フィルタ97を用いる代りに、回折格子を用いて
もよい。
【0038】また、試薬層3からの反射光は試薬層3中
で生成された色素量に応じた光情報(具体的には光量)
を担持しており、この光情報を担持した反射光が測光ヘ
ッド95の光検出素子に入射して光電変換され、アンプを
介して判定部に送出される。判定部では、入力された電
気信号のレベルに基づき試薬層3中で生成された色素の
光学濃度を判定し、試料液中の所定の生化学物質の濃度
(含有量)または活性値を比色法の原理により算出す
る。
【0039】上記生化学分析装置10による測定を説明す
れば、まず、搬送手段13の取出用吸盤70によってフイル
ム供給装置11より測定項目に対応するカートリッジ20か
ら所定湿度に保管されている乾式分析フイルム1を取り
出す。この取出用吸盤70に保持された乾式分析フイルム
1は、そのまま試薬層3を上側にして移載部材73に移し
替えられてその試薬層3に試料液が点着される。
【0040】この点着は、点着手段15の点着用ノズル91
の先端にノズルチップ88を装着した後、試料液収容手段
14の所定サンプル容器87上に移動させてノズルチップ88
の先端を試料液に浸漬し、該ノズルチップ88内に所定量
の試料液を吸引する。そして、この点着用ノズル91を移
載部材73上の乾式分析フイルム1上の中心に移動させ、
次いで点着用ノズル91を下動させて、ノズルチップ88か
ら乾式分析フイルム1の試薬層3上に試料液を所定量だ
け滴下する。滴下された試料液は展開拡散され、試薬と
混合する。
【0041】点着後の乾式分析フイルム1は移載部材73
の搬送によって、インキュベータセル42に側方開口部42
a から挿入される。インキュベータセル42内で乾式分析
フイルム1は密閉状態で所定のインキュベーションによ
り所定温度に加熱されると試薬層3が呈色反応(色素生
成反応)を生起する。そして、呈色反応中の所定時間毎
もしくは所定時間経過後に、この呈色反応により生じた
色素の光学濃度を測定手段16の測光ヘッド95で測定す
る。
【0042】次に、図4〜図5にはカートリッジ20を1
列のリング状に配列したフイルム供給装置111 の具体的
構成を示している。
【0043】図示したフイルム供給装置111 は、前述し
たフイルム供給装置11と基本的な構成は略同じで、基部
124 に回転可能に支持された円盤状の架体122 を備え、
該架体122 はその外周面に1列に配設されたカートリッ
ジ収容部122aを有し、各カートリッジ収容部122aには上
述のカートリッジ20がそれぞれ装填される。
【0044】そして、上記基部124 の上部にはカバー12
5 が配設されて内部の格納室111aが密閉され、その上面
に配設された開閉蓋を有する挿入口125aから、上記カー
トリッジ20の挿入、取出しを行うようになっている。な
お、このカバー125 は基部124 からの取外しが可能に構
成されており、何らかのトラブルがフイルム供給装置11
1 に発生して、一時的にカートリッジ20を他所に移し替
える必要が生じた際には、カバー125 を取り外すことに
より素早くカートリッジ20を取り出せるようになってい
る。
【0045】また、上記格納室111aの中心部分には吸湿
剤収容部127 が設けられ、該吸湿剤収容部127 にはカバ
ー125 上面の中心部に形成された開閉蓋を有する投入口
125bから前記と同様の吸湿剤126 が装填され、格納室11
1aの内部が所定湿度範囲に保たれる。
【0046】さらに、基部124 の下面には、各カートリ
ッジ20から所定の乾式分析フイルム1を取り出すための
取出口123 と、該取出口123 を開閉する開閉シャッタ12
8 が設けられている。この開閉シャッタ128 は、バネ12
9 により取出口123 を閉じる方向に付勢されており、所
定の乾式分析フイルム1を取り出す際には、シャッタモ
ータ130 によって回転駆動されるカム131 により押圧さ
れて上記取出口123 を開くように構成されている。ま
た、上記架体122 の外周面下部には、架体モータ121 の
回転ギヤ121aと噛合する歯部122bが形成されており、架
体122 はこの架体モータ121 によって回転駆動され、所
定のカートリッジ収容部122aが上記取出口123 の位置に
停止するように制御される。
【0047】一方、図6に示すように、上記取出口123
に対応する位置には、フイルム取出手段113 が配設さ
れ、取出口123 の位置に停止した所定のカートリッジ20
内から乾式分析フイルム1を取り出すように構成されて
いる。
【0048】上記フイルム取出手段113 は、基部114
と、該基部114 に取り付けられたサクションパイプ115
と、該サクションパイプ115 の先端に取り付けられた取
出用吸盤170 と、サクションパイプ115 に上下動可能に
取り付けられたガイド部材116と、図示しない駆動機構
とを備えている。サクションパイプ115 の、ガイド部材
116 と基部114 との間にはコイルバネ117 が装着され、
またサクションパイプ115 には基部114 を介して図示し
ないサクションポンプが接続されている。
【0049】一方、フイルム供給装置111 内のカートリ
ッジ20は、架体122 のカートリッジ収容部122a内に所定
の遊び(図中L+M)を持って収納され、半径方向には
移動しないように設けられている。この構造により、カ
ートリッジ20の停止位置の誤差を修正しつつ確実に乾式
分析フイルム1を取り出すものである。
【0050】すなわち、図6(a) に示すように、カート
リッジ20が停止し取出口123 が開くと、フイルム取出手
段113 は上昇して取出口123 の内部に進入する。そのガ
イド部材116 は上開きに形成された左右一対のガイド面
116aを有しており、このガイド面116aが上昇に伴って図
6(b) に示すようにカートリッジ20の下端と摺接して該
カートリッジ20を動かし、取出用吸盤170 に対する位置
ずれを補正する。
【0051】その後、取出用吸盤170 がカートリッジ20
の下部に形成された第2の開口部20e より進入して最下
層の乾式分析フイルム1に密着してこれを減圧吸着して
から、図6(c) に示すように、吸着した乾式分析フイル
ム1を架体122 の半径方向内側にスライドさせながら取
り出し、取出用吸盤170 で保持した図6(d) の状態で下
方に移動し取出口123 から外部に搬送するものである。
【0052】図7および図8は他の実施例のフイルム供
給装置211 を示すものであり、この例ではカートリッジ
20を2重のリング状に配列して格納するとともに、内外
に格納室211a,211b を区画し、それぞれに吸湿剤226,25
6 を配設して異なる湿度条件に保管可能としたものであ
る。
【0053】すなわち、フイルム供給装置211 は基部22
4 の上方がカバー225 で閉塞され、基部224 内には架体
222 が回転可能に支承され、該架体222 は架体モータ22
1 によって駆動される回転ギヤ221aに噛合する歯部222b
が形成され、所定位置に回転駆動される。この架体222
には同心円状に2重に内側のカートリッジ収容部222aと
外側のカートリッジ収容部222aとが配設され、各カート
リッジ収容部222aにはカートリッジ20がそれぞれカバー
225 に設置された内側開閉蓋250 または外側開閉蓋251
を開いて挿入され、内側を向いた2重のリング状に配列
されて格納される。
【0054】また、上記内側のカートリッジ収容部222a
と外側のカートリッジ収容部222aとの間には、カバー22
5 の下面に環状に突設されたシール突起225aの先端部が
架体222 の上面の溝部に近接して配設され、同様に基部
224 の底部上面に環状に突設されたシール突起224aの先
端部が架体222 の下面の溝部に近接して配設され、上下
のシール部分で内外に区画して、内部を内側格納室211a
と外側格納室211bとに区分している。そして、内側格納
室211aの中心部には前例同様に内側収容部227が形成さ
れ、内部に第1の吸湿剤226 (調湿剤)が収容され、0
%RH近傍を越えた所定湿度範囲(例えば5〜20%RH)に
調整する。また、外側格納室211bには、図8のように、
基部224 の周壁の一部に拡大壁224bが連接されて外側に
膨出形成された外部収容部255 を形成し、この外部収容
部255 の部分の内側壁224 には通気孔224cが形成されて
通気性が付与されている。そして、上記外部収容部255
内に第2の吸湿剤256 (除湿剤)が収容され、0%RH近
傍の他の湿度条件(例えば0〜10%RH)に保持されるも
のである。
【0055】なお、基部224 の底面には、内側格納室21
1aに対して第1取出口223 が外側格納室211bに対して第
2取出口233 が開口され、乾式分析フイルム1が取り出
される。この第1および第2取出口223,233 は前例同様
の第1および第2開閉シャッタ228,238 で開閉され、こ
の開閉シャッタ228,238 は第1および第2シャッタモー
タ230,240 で回転駆動される第1および第2カム231,24
1 で開作動され、第1および第2バネ229,239 の付勢力
で閉作動される。
【0056】なお、本発明の前記実施例は、前記カート
リッジを2重のリング状に配列し、格納室の区画を2室
としたが、前記カートリッジを3重以上のリング状とし
て、格納室の区画を2室としたものについても適用可能
である。
【0057】また、本発明のフイルム供給装置に収容可
能な乾式分析フイルムとしては、前記実施例に記載した
ようなマウントを有しない乾式分析フイルム片の他、マ
ウントを有するスライドタイプの乾式分析フイルム、濾
紙タイプの乾式分析フイルム等のものが適用可能であ
る。
【0058】
【発明の効果】本発明の乾式分析フイルムの供給装置に
よれば、カートリッジをリング状に配列し、乾式分析フ
イルムが外部に設置したフイルム取出手段によって上下
方向または外側に取り出されることから、その中心側部
分に吸湿剤を収容する収容部を形成したものであり、上
記中心側部分を有効に利用して吸湿剤が装填でき、コン
パクトに構成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の供給装置を備えた生化学分
析装置の概略を示す斜視図
【図2】乾式分析フイルムの概略を示す斜視図
【図3】乾式分析フイルムを収納したカートリッジを一
部破断して示す斜視図
【図4】フイルム供給装置の概略構成を示す縦断面図
【図5】図4に示すフイルム供給装置を一部破断して示
す底面図
【図6】乾式分析フイルムの取出動作を示す説明図
【図7】フイルム供給装置の他の実施例を示す概略縦断
面図
【図8】図7に示すフイルム供給装置を一部破断して示
す底面図
【符号の説明】
1 乾式分析フイルム 10 生化学分析装置 11,111,211 フイルム供給装置 11a,111a,211a,211b 格納室 12 インキュベータ 13 フイルム搬送手段 14 試料液収容手段 15 点着手段 16 測定手段 20 カートリッジ 22,122,222 架体 22a,122a,222a カートリッジ収容部 24,124,224 基部 25,125,225 カバー 27,127,227,255 吸湿剤収容部 70 取出用吸盤 113 フイルム取出手段 121,221 架体モータ 126,226,256 吸湿剤
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−20858(JP,A) 特開 昭64−105166(JP,A) 実開 平5−33048(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/00 - 35/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾式分析フイルムを収容した複数のカー
    トリッジを格納室に格納するとともに、フイルム取出手
    段によって上記カートリッジから乾式分析フイルムが取
    り出される乾式分析フイルムの供給装置であって、 前記カートリッジをリング状に配列するとともに、その
    中心側部分に収容部を形成し、該収容部に吸湿剤を収容
    することを特徴とする乾式分析フイルムの供給装置。
  2. 【請求項2】 乾式分析フイルムを収容した複数のカー
    トリッジを格納室に格納するとともに、フイルム取出手
    段によって上記カートリッジから乾式分析フイルムが取
    り出される乾式分析フイルムの供給装置であって、 前記カートリッジを複数のリング状に配列し、前記格納
    室が区画された内側格納室と外側格納室とに格納し、前
    記内側格納室の中心側部分に内側収容部を形成して第1
    の吸湿剤を収容する一方、前記外側格納室の外側部分に
    外部収容部を形成して第2の吸湿剤を収容することを特
    徴とする乾式分析フイルムの供給装置。
  3. 【請求項3】 前記収容部に前記吸湿剤を上方から収容
    することを特徴とする請求項1または2記載の乾式分析
    フイルムの供給装置。
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