JP3051593U - ケーブル受金具 - Google Patents

ケーブル受金具

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JP3051593U
JP3051593U JP1998000704U JP70498U JP3051593U JP 3051593 U JP3051593 U JP 3051593U JP 1998000704 U JP1998000704 U JP 1998000704U JP 70498 U JP70498 U JP 70498U JP 3051593 U JP3051593 U JP 3051593U
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JP
Japan
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metal arm
fixing
arm member
main metal
auxiliary
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JP1998000704U
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English (en)
Inventor
浩正 奥田
友紀 床鍋
Original Assignee
株式会社土井製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全長の寸法をきわめて簡単に調整することが
できるようにした。 【解決手段】 一端に固定部22を設けて他端が開放す
る主金属腕材2と、前記主金属腕材2に対して摺動可能
に設けられる補助金属腕材3と、前記主金属腕材2と補
助金属腕材3とを固定する固定具4とを有し、主金属腕
材2に対する補助金属腕材3の位置を調節して固定具4
で固定することにより、全長を調整可能にしてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、地中に設けられる電力線、通信線等のケーブルを収容するU字状の 共同溝、洞道等に取り付け、電力線や通信線などのケーブルを載せるためのケー ブル受金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、地中に電力線や通信線等のケーブルを布設するため、地中にU 字状の共同溝やトンネル状の洞道を設けてあり、その内部に上記ケーブルを収納 している。したがって、共同溝や洞道の内部には、ケーブルを載せて安定に支持 するための受金具を設けなければならない。 従来のケーブル用受金具は、一端が共同溝や洞道の側壁若しくは側壁に設けた 縦材に固定されて水平に延在する横腕状で、長さを変更することができない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのために、共同溝等を新設する場合に、予定本数以上のケーブルを布設する ときには上下に多数の受金具を設けなければならない。また、既存の共同溝等に ケーブルを増設する場合、若しくはケーブルの布設状態を変更する場合には、新 たに受金具を取り付けなければならない。 しかし、共同溝等に受金具を取り付けるのは面倒な作業で、しかも共同溝は幅 が狭いので、既存の共同溝に受金具を新たに取り付けるのは作業時間が長くなる ばかりでなく、面倒である。 したがって、共同溝等を新設する場合でも、あるいは既存の共同溝等にケーブ ルを増設する場合でも、簡単で短時間で作業できるケーブルの受金具が要望され ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記従来の欠点を解消し、しかも従来からの要望に鑑み提案されたも ので、一端に固定部を設けて他端が開放する主金属腕材と、前記主金属腕材に対 して摺動可能に設けられる補助金属腕材と、前記主金属腕材と補助金属腕材とを 固定する固定具とを有し、主金属腕材に対する補助金属腕材の位置を調節して固 定具で固定することにより、全長を調整可能にしてなるケーブル受金具、及び補 助金属腕材には長さ方向にガイド溝を設け、主金属腕材に設けた固定具をガイド 溝に通して主金属腕材に対する補助金属腕材の位置を調節し、全長を調整可能に してなるケーブル受金具に関するものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下の本考案の実施の形態を説明する。 本考案のケーブル受金具1は、一端を固定する主金属腕材2と、前記主金属腕 材2に対して摺動可能に設けられる補助金属腕材3と、前記主金属腕材2と補助 金属腕材3とを固定する固定具4とを有する。
【0006】 前記主金属腕材2は、断面が下向きコ字状の横枠材21の一端に固定部22を 設けた構成で、図面に示す本考案の実施の形態によれば、前記固定部22は板材 で上方に止着用小孔23を形成するとともに、下方には前記止着用小孔23を中 心とする円弧状溝24を形成してある。 そして、前記横枠材21の開放する他端の近傍には、2個の固定用小孔25を 開設してある。
【0007】 前記補助金属腕材3も前記主金属腕材2と同様に断面が下向きコ字状の補助横 枠材31からなり、横枠材21の内部に納まって長さ方向に摺動することができ る。そして、補助横枠材31の上面には、長さ方向に沿ってガイド溝32を形成 してあり、先端には直立するストッパー部33を設けてある。
【0008】 前記固定具4は、前記補助横枠材31の内部に納まる板状の固定片41と、前 記横枠材21の固定用小孔25に上から挿通する固定用ボルト42と、前記固定 用ボルト42に螺合する固定用ナット43とからなる。
【0009】 本考案のケーブル受金具1は前記した構成であり、図面に示す実施の形態にお いて、地中に形成した共同溝aにケーブル受金具1を取り付けるには、例えば共 同溝aの内壁面に設けたチャンネル状の金属縦材bを使用する。
【0010】 前記金属縦材bは、前記横枠材21の止着用小孔23と円弧状溝24との間隔 ごとに、上方が幅広で下方が幅狭に変形する支持孔cを表面に開設してある。し たがって、前記金属縦材bの表面にケーブル受金具1を取り付ける場合には、主 金属腕材2の固定部22を金属縦材bの表面にあてがうとともに、固定部22の 表面にL字状の添板51をあてがい、支持孔cから表面に突出させるボルト52 を固定部22の止着用小孔23、添板51の小孔に挿通してナット53で強固に 締着するとともに、支持孔cから突出する他のボルト52を固定部22の円弧状 溝24、添板51の小孔に挿通して他のナット53で強固に締着する。
【0011】 この場合、円弧状溝24は止着用小孔23を中心とする円弧状であるから、止 着用小孔23を中心にして固定部22を溝24の円弧状の範囲内で回動させ、固 定することができる。このため、共同溝aの内部において、ケーブルの布設状態 が傾斜していれば、ケーブルの傾斜に対応してケーブル受金具1を傾斜状に固定 すれば、ケーブル受金具1の上面でケーブルを安定に受け止めることができる。 また、金属縦材bが垂直状態に設けられていなくても、主金属腕材2の上面を水 平状態にして固定することができる。 更に、添板51の下端に設けた係止片54は、ケーブル受金具1が金属縦材b の表面に固定され、若しくは仮固定されている状態で、固定部22の下側に位置 する支持孔cに係合しているので、ケーブル受金具1に上向きの力が作用しても 外れることがな区、ケーブル受金具1を安定に支持する。
【0012】 前記主金属腕材2を固定したら、又は主金属腕材2を固定する前に、補助金属 腕材3を主金属腕材2の内部に収容して各固定用小孔25に上から挿通する固定 用ボルト42をガイド溝32、固定片41に通し、固定片41の下面において固 定用ナット43で強固に締着する。
【0013】 したがって、金属縦材bには水平状態で主金属腕材2を取り付けることができ るので、ケーブル受金具1が強固に固定され、主金属腕材2の内部に補助金属腕 材3が固定具4により固定されて納まっているので、ケーブル受金具1の上面に 共同溝aの内部に通すケーブルを載せて安定に支持することができる。
【0014】 図4は補助金属腕材3のほぼ全長が主金属腕材2の内部に収納されてケーブル 受金具1の最も短い状態であるが、各固定用ナット43を緩めると固定具4が主 金属腕材2と補助金属腕材3との固定が緩くなるので、補助金属腕材3を主金属 腕材2から長さ方向に引き出して、所望の長さにまで延長すると、両固定用ナッ ト43を締め付けて主金属腕材2に対し補助金属腕材3を固定する。主金属腕材 2から補助金属腕材3を引き出す場合、補助金属腕材3が主金属腕材2にガイド されるので正確な方向に引き出されることになり、またガイド溝32の長さ分だ け無段階の長さで正確な寸法で延長することができる。
【0015】 したがって、ケーブル受金具1は補助金属腕材3の延長分だけ長くなるので、 ケーブルの布設作業時にケーブルが共同溝の中央寄りに位置していても、延長し ている補助金属腕材3の先端部分に載せることができ、また必要であれば先端に 載せたケーブルを共同溝の壁面側に移動できるので、布設作業を簡略化すること ができる。しかも、ケーブルを新設する場合、あるいは増設する場合において、 上面に載せることができるケーブルの本数を増加できるし、太いケーブルを載せ ることもでき、多様な設計にも対応することができる。
【0016】 以上本考案の実施の形態を説明したが、本考案は前記実施の形態に限定される ものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどのよう にでも実施することができる。 例えば、主金属腕材2と補助金属腕材3との固定具は、主金属腕材2に対して 補助金属腕材3を伸縮できればどのような構成のものでも採用することができ、 また共同溝aの壁面にアンカーボルト等を介して直接主金属腕材2を固定しても よい。更に、主金属腕材2に補助金属腕材3を強固に、若しくは緩く取り付けた 後に、主金属腕材2を共同溝aの壁面や金属縦材bに固定することもできる。
【0017】
【考案の効果】
以上要するに、本考案は一端に固定部を設けて他端が開放する主金属腕材と、 前記主金属腕材に対して摺動可能に設けられる補助金属腕材と、前記主金属腕材 と補助金属腕材とを固定する固定具とを有し、主金属腕材に対する補助金属腕材 の位置を調節して固定具で固定することにより、全長を調整可能にしてなるケー ブル受金具に関するものである。
【0018】 したがって、ケーブルを地中に布設する場合に、全長を無段階で調節できるの で、ケーブルの太さや本数等の設計に応じて補助金属腕材の長さを調整すること ができる。また、既存の共同溝等でケーブルを追加したり変更して布設する場合 でも、補助金属腕材の長さを調整して対処することができるので、布設作業が著 しく短縮できるし簡単となり、実用的価値の高いものとなる。 更に、補助金属腕材には長さ方向にガイド溝を設け、主金属腕材に設けた固定 具をガイド溝に通して主金属腕材に対する補助金属腕材の位置を調節し、全長を 調整可能にしてなるので、正確な寸法で補助金属腕材を伸縮できるし伸縮作業が 簡単となるなど、多大な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の実施の形態を示す正面図である。
【図3】本考案の実施の形態を示す平面図である。
【図4】本考案の実施の形態を示す一部を断面とした側
面図である。
【図5】補助金属腕材を主金属腕材から引き出して、全
長を長くした状態を示す側面図である。
【図6】本考案のケーブル受金具の取り付け状態の一例
を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル受金具 2 主金属腕材 3 補助金属腕材 4 固定具 21 横枠材 22 固定部 23 止着用小孔 24 円弧状溝 25 固定用小孔 31 補助横枠材 32 ガイド溝 33 ストッパー部 41 固定片 42 固定用ボルト 43 固定用ナット 51 添板 52 ボルト 53 ナット 54 係止片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に固定部を設けて他端が開放する主
    金属腕材と、前記主金属腕材に対して摺動可能に設けら
    れる補助金属腕材と、前記主金属腕材と補助金属腕材と
    を固定する固定具とを有し、主金属腕材に対する補助金
    属腕材の位置を調節して固定具で固定することにより、
    全長を調整可能にしてなるケーブル受金具。
  2. 【請求項2】 前記補助金属腕材には長さ方向にガイド
    溝を設け、主金属腕材に設けた固定具をガイド溝に通し
    て主金属腕材に対する補助金属腕材の位置を調節し、全
    長を調整可能にしてなる請求項1に記載のケーブル受金
    具。
  3. 【請求項3】 主金属受材は、共同溝等の壁面に設けた
    チャンネル状の縦材に固定してなる請求項1に記載のケ
    ーブル受金具。
JP1998000704U 1998-02-19 1998-02-19 ケーブル受金具 Expired - Lifetime JP3051593U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101562028B1 (ko) 2015-05-27 2015-10-20 송의석 배전케이블 고정 장치
JP2017063574A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 東京電力ホールディングス株式会社 ケーブルの受金物

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KR101562028B1 (ko) 2015-05-27 2015-10-20 송의석 배전케이블 고정 장치
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