JP3050474U - 高圧放電ランプ - Google Patents

高圧放電ランプ

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JP3050474U
JP3050474U JP1998000038U JP3898U JP3050474U JP 3050474 U JP3050474 U JP 3050474U JP 1998000038 U JP1998000038 U JP 1998000038U JP 3898 U JP3898 U JP 3898U JP 3050474 U JP3050474 U JP 3050474U
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pressure discharge
discharge lamp
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separating material
lamp
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JP1998000038U
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English (en)
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レギッツ クラウス
ヴィジーツキー マンフレート
ケック ハンス−ユルゲン
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Osram GmbH
Original Assignee
Patent Treuhand Gesellschaft fuer Elektrische Gluehlampen mbH
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/36Seals between parts of vessels; Seals for leading-in conductors; Leading-in conductors
    • H01J61/366Seals for leading-in conductors

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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧放電ランプの耐用寿命を一層長くする。 【解決手段】 少なくとも、外側の給電部が進出してい
るランプシャフト端部の領域とパテとの間に、耐熱性の
分離材が導入されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、高圧放電ランプであって、1つの放電容器と、該放電容器に一体成 形された2つのランプシャフトと、該ランプシャフトにベースパテによって固定 された2つのベースとが設けられており、各ランプシャフトが外端部に端面を有 しており、放電容器の内部の電極が、箔と、ランプシャフトの前記端面から進出 した給電部とを介してベースに接続されており、ランプシャフトの外端部の温度 が、最低で300℃である形式のものに関する。この高圧放電ランプは特に、2 つの側でプレス封止された高出力のメタルハライドランプであり、溶封部を備え たランプでもある。
【0002】
【従来の技術】
米国特許第5138227号明細書および同第5142195号明細書に基づ き既に、光学的な用途のためのこのような形式の高圧放電ランプが公知である。 この高圧放電ランプは、2つの側でベースを有する、唯1つのバルブとして形成 された高出力の放電容器を有している。この放電容器は互いに対向する2つのプ レス封止部を備えている。両電極と付属のベースとの接続は、プレス封止部に埋 め込まれた箔と、プレス封止部の端部で突出する給電部とを介して行われる。汎 用のものの場合、これらはモリブデンから製造されている。これらの給電部はベ ースに設けられた電気的な接点に接続されている。これらのベースはプレス封止 部の端部に、ベースパテによって結合されている。このようなプレス封止部の端 部の温度は組み込まれた状態で約330〜350℃である。高い反応性を生ぜし めるこのような高い温度の発生時には、ベースパテが加熱の前に、給電部とプレ ス封止部端部との間に形成された毛管内に流入するおそれがあるので、この状況 は不都合である。ベースパテの高い熱膨張率に基づき、熱的な交換負荷によって 、パテはプレス封止部を破裂させるおそれがある。このことはランプの耐用寿命 を短くする。
【0003】 溶封部を有するランプは例えば欧州特許出願公開第649164号明細書に基 づき公知である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、冒頭で述べた形式の高圧放電ランプを改良して、従来技術の 欠点を回避し、より長い耐用寿命が得られるような高圧放電ランプを提供するこ とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案の構成では、少なくとも、外側の給電部が進 出しているランプシャフト端部の領域とパテとの間に、耐熱性の分離材が導入さ れているようにした。特に有利な構成が請求項2以下に記載されている。
【0006】
【考案の効果】
本考案によるランプは、1つの放電容器と、該放電容器に一体成形された2つ のランプシャフトと、該ランプシャフトにベースパテによって固定された2つの ベースとを備えた高圧放電ランプである。各ランプシャフトが外端部に端面を有 しており、放電容器の内部の電極が、箔と、ランプシャフトの前記端面から進出 した給電部とを介してベースに結合されている。ランプシャフトの外端部の温度 は最低で300℃である。少なくとも、外側の給電部が進出しているランプシャ フト端部の領域とパテとの間に、耐熱性の分離材が導入されている。使用された 材料は、最低400℃までの耐熱性を有していなければならない。これにより、 パテと毛管との間の接触が機械的に阻止される。
【0007】 分離材が吸収性を有していると有利である。これにより、ベースパテの液状成 分を吸収することができる。さらに、これにより毛管の不慮の汚染も再び排除さ れる。それというのは、分離材はこのような成分を再び毛管から吸い出すことが できるからである。
【0008】 分離材としては、セラミックスフリースまたはセラミックスペーパ、岩綿、ま たはファイバウェブが特に適している。このような材料において、分離材に、給 電部に被せ嵌めて保持するための軸方向の孔が予め打ち抜かれてよい。
【0009】 大抵の場合、ランプシャフトはプレス封止部であるが、しかし溶封部であって もよい。前者の場合には、ベースはプレス封止部に被せ嵌められた、スリットを 備えたベーススリーブであると有利である。このベーススリーブは特にセラミッ クスから成っている。
【0010】 多くの場合、放電容器はランプの唯1つのバルブである。
【0011】 分離材が、ベースの切欠きに嵌合するように成形されていると有利である。分 離材がランプシャフトとベースとの間にプレス嵌めされていると、分離材がより 良好に保持される。
【0012】 分離材の働きを信頼性良く十分にするために、分離材の層厚は最小で1mmで ある。一般的な層厚は5〜10mmである。これによりベースの製造誤差を補償 することもできる。
【0013】 汎用のもののように、給電部はモリブデンから成っており、放電容器は石英ガ ラスから成っている。
【0014】 このような配置によって、ベースパテがランプシャフトの端部の端面に直接に 接触することが阻止される。このことはランプシャフトの端面から給電部が進出 している領域において特に重要である。それというのはこの場所には大抵の場合 、給電部と周囲の石英ガラスとの間に毛管が設けられているからである。分離材 によって、ベースパテのガス状または液状の成分が毛管内に侵入することが阻止 される。すなわちこのような物質は、温度が300℃を超えると、ベースパテか らある程度分離される。
【0015】 粘性を有するpH中性の特別なパテまたはガラスろう接によって毛管をシール することが公知であり、これにより、易流動性を有する本来のベースパテが毛管 内にもはや達することはない。しかしながら、このような粘性を有するパテも、 石英ガラスの最小の熱膨張に良好には適合されておらず、作動時間が増大するに 連れてプレス封止部を破裂させるおそれがある。従ってこのパテは本考案には適 していない。
【0016】
【考案の実施の形態】
次に本考案を図面に示した実施の形態について説明する。
【0017】 図1には、2000w高圧放電ランプ1(以下ランプと呼ぶ)が示されている 。このランプは外側のバルブを必要としない。このランプは、図示していないリ フレクタに使用するために考えられたものである。このランプは、1つの中央領 域と2つのランプシャフトとから成るバルブ2を有している。これらのランプシ ャフトは直径方向で見て反対方向に延びている。石英ガラスから成る十分近似的 に等温性の放電容器3が中央領域を形成し、この放電容器は樽形体として形成さ れている。他の実施例においてはこの放電容器は円筒体である。樽形体の両端部 4には、ランプシャフトとしてプレス封止部5が一体成形されている。弦巻状先 端部7を有するロッド状の電極6がプレス封止部5内に軸線方向に保持されてい る。これらの電極6は、プレス封止部5内に真空密に溶封されたモリブデン箔8 を介して、モリブデンから成る給電部9aに接続されている。これらの給電部は プレス封止部5の外端部から進出している。これらの給電部9aはセラミックス のスリーブベースとして形成された2つのベース10内部で撚線に接続されてい る。各ベース10は中空円筒状の保持部11から成っている。この保持部11は その長さの一部にわたってスリットを施されており、プレス封止部5の端部に被 せ嵌められている。保持部11に続いて、外方に向かって、段付けされて小さく なった中実の端部体12が設けられている。この端部体からは、図2に示したよ うに、軸線方向の開口16を通って撚線9bが外方に向かって案内されている。 この保持部は内側に円筒形の切欠き13を有しており、この切欠きは端部体に向 けられた底部14を有している。
【0018】 プレス封止部の外端部の端面20と切欠きの底部14との間には、ディスク状 のセラミックスフリース15がプレス嵌めされている。このセラミックスフリー スの厚さは約8mmである。このセラミックスフリースは給電部9aに被せ嵌め られている。このセラミックスフリースは多数の薄い個別のディスクから構成さ れていてもよい。
【0019】 図2には、ベースの断面が拡大された状態で詳細に示されている。ベースパテ 17が保持部11の領域で切欠き13内に導入されている。より良い理解のため に、図2に示された、給電部9aとプレス封止部5との間に形成された毛管18 は寸法通りではない。セラミックスフリース15は、ベースパテ17が毛管18 内に達するのを阻止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの側でプレス封止されたメタルハライドラ
ンプを示す図である。
【図2】図1のプレス封止部の領域を詳細に示す図であ
る。
【符号の説明】
1 2000W高圧放電ランプ(ランプ)、 2 バル
ブ、 3 放電容器、4 端部、 5 プレス封止部、
6 電極、 7 弦巻状先端部、 8 モリブデン
箔、 9a 給電部、 9b 撚線、 10 ベース、
11 保持部、 12 端部体、 13 切欠き、
14 底部、 15 セラミックスフリース、 16
開口、 17 ベースパテ、 18 毛管、 20 端
フロントページの続き (72)考案者 マンフレート ヴィジーツキー ドイツ連邦共和国 リントラー ノルペシ ュトラーセ 15 (72)考案者 ハンス−ユルゲン ケック ドイツ連邦共和国 グマースバッハ クロ イツシュトラーセ 8

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧放電ランプであって、1つの放電容
    器と、該放電容器に一体成形された2つのランプシャフ
    トと、該ランプシャフトにベースパテによって固定され
    た2つのベースとが設けられており、各ランプシャフト
    が外端部に端面を有しており、放電容器の内部の電極
    が、箔と、ランプシャフトの前記端面から進出した給電
    部とを介してベースに接続されており、ランプシャフト
    の外端部の温度が、最低で300℃である形式のものに
    おいて、 少なくとも、外側の給電部が進出しているランプシャフ
    ト端部の領域とパテとの間に、耐熱性の分離材が導入さ
    れていることを特徴とする、高圧放電ランプ。
  2. 【請求項2】 分離材が吸収性を有している、請求項1
    記載の高圧放電ランプ。
  3. 【請求項3】 分離材がセラミックスフリースまたはセ
    ラミックスペーパである、請求項1または2記載の高圧
    放電ランプ。
  4. 【請求項4】 ランプシャフトがプレス封止部である、
    請求項3記載の高圧放電ランプ。
  5. 【請求項5】 ベースが、プレス封止部に被せ嵌められ
    た、スリットを備えたベーススリーブであり、該ベース
    スリーブがセラミックスから成っている、請求項1記載
    の高圧放電ランプ。
  6. 【請求項6】 放電容器が、ランプの唯1つのバルブで
    ある、請求項1記載の高圧放電ランプ。
  7. 【請求項7】 分離材が、該分離材がベースの切欠き内
    に嵌合するように成形されている、請求項1記載の高圧
    放電ランプ。
  8. 【請求項8】 分離材がランプシャフトとベースとの間
    にプレス嵌めされている、請求項1記載の高圧放電ラン
    プ。
  9. 【請求項9】 分離材の層厚が最小1mmである、請求
    項1記載の高圧放電ランプ。
  10. 【請求項10】 分離材が、給電部に被せ嵌めるための
    予め打ち抜かれた孔を有している、請求項3記載の高圧
    放電ランプ。
JP1998000038U 1997-01-10 1998-01-09 高圧放電ランプ Expired - Lifetime JP3050474U (ja)

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DE29700365 1997-01-10
DE29700365.8 1997-01-10

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BE (1) BE1010356A6 (ja)
CA (1) CA2226526C (ja)
DE (1) DE29800201U1 (ja)
FR (1) FR2758416B3 (ja)
IT (1) IT238146Y1 (ja)
NL (1) NL1007978C1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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DE3910878A1 (de) * 1989-04-04 1990-10-11 Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh Zweiseitig gesockelte hochdruckentladungslampe
DE59105899D1 (de) * 1990-04-12 1995-08-10 Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh Hochdruckentladungslampe und Verfahren zu ihrer Herstellung.
JPH07114902A (ja) * 1993-10-19 1995-05-02 Hamamatsu Photonics Kk メタルハライドランプ

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FR2758416A3 (fr) 1998-07-17
IT238146Y1 (it) 2000-09-29
ITMI970928U1 (it) 1999-06-30
BE1010356A6 (fr) 1998-06-02
DE29800201U1 (de) 1998-03-12
NL1007978C1 (nl) 1998-07-13
US5962960A (en) 1999-10-05
CA2226526C (en) 2006-07-18
FR2758416B3 (fr) 1998-11-27
CA2226526A1 (en) 1998-07-10

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