JP3050310B2 - Vp切替制御回路 - Google Patents

Vp切替制御回路

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JP3050310B2
JP3050310B2 JP10254473A JP25447398A JP3050310B2 JP 3050310 B2 JP3050310 B2 JP 3050310B2 JP 10254473 A JP10254473 A JP 10254473A JP 25447398 A JP25447398 A JP 25447398A JP 3050310 B2 JP3050310 B2 JP 3050310B2
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浩一 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はVP切替制御回路に
関し、特にVP(Virtual Path:仮想パ
ス)切替を行うためのルーティング情報を更新するVP
切替制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATM(Asynchronou
s Transfer Mode:非同期転送モード)
伝送装置においては、VP切替制御回路がVP切替を行
うためのルーティング情報を更新することを目的として
用いられている。
【0003】図9は従来のVP切替制御回路の一例を示
すブロック図である。制御セル情報生成回路83はVP
−APSセル終端回路81においてVP切替用のOAM
(Operation,Administration
and Maintenance)セル(以下、VP
−APSセルとする)を検出した場合、図10(a)に
示すようなVP−APSセルフォーマットから冗長な部
分を削除し、図10(b)に示すような装置内セルフォ
ーマットに変換し、装置内セル情報802として制御セ
ル挿入回路82に送出する。
【0004】制御セル挿入回路82は装置内セル情報8
02を受信すると、装置内主信号バス810において空
きセルを検出した場合に装置内セルを送信する。送出さ
れた装置内セルは主信号バス810を経由して制御部7
の制御セル受信回路73で検出され、制御セル受信回路
73からメモリ74に装置内セル情報703として記録
されるとともに、制御セル受信回路73からCPU71
に対して割込信号704が出力される。
【0005】CPU71は割込信号704を受信する
と、メモリ74に記録されている装置内セル情報の2重
化番号及び選択系を読出し、ソフトウェア内部情報のル
ーティング情報を検索して更新するルーティング情報を
判定する。CPU71は制御部7のシリアルバス終端回
路72とスイッチング部9のシリアルバス終端回路91
とを介してルーティングテーブル92を更新する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のVP切
替制御回路では、VP切替トリガであるVP−APSセ
ルを基に更新するルーティング情報の検索及びルーティ
ング情報の更新をソフトウェア処理で行っているので、
ルーティング情報の検索時間及びルーティング情報の更
新時間が長くなり、VP切替時間が長くなるという問題
がある。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、ルーティング切替情報テーブルの縮小化とインタ
フェース部及びスイッチング部の接続構成の簡略化とを
図ることができ、VP切替時間を短縮することができる
VP切替制御回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるVP切替制
御回路は、非同期転送モードの伝送路に接続されるイン
タフェース部と、当該伝送路における仮想パス切替を行
うためのルーティング情報を更新するスイッチング部と
を含むVP切替制御回路であって、前記伝送路からの前
記仮想パス切替用の保守運用管理セルの受信を検出する
検出手段と、前記検出手段が前記保守運用管理セルの受
信を検出した時に前記保守運用管理セルの情報を基に予
め設定された装置内二重化番号を検索する検索手段と、
前記検索手段で検索された前記装置内二重化番号と前記
仮想パスの切替先を示す選択系情報とを付加した情報を
前記スイッチング部に送出する送出手段とを前記インタ
フェース部に備え、前記送出手段から送出された情報の
前記装置内二重化番号及び前記選択系情報から予め設定
されたルーティング切替情報を参照して前記ルーティン
グ情報の更新を行う更新手段を前記スイッチング部に備
前記送出手段は、前記検索手段で検索された前記装
置内二重化番号と前記仮想パスの切替先を示す選択系情
報とを付加した情報を装置内セルとして生成し、少なく
とも前記インタフェース部と前記スイッチング部とを接
続する装置内主信号バスの主信号の空きセルを前記装置
内セルに置き換えて前記スイッチング部に送出するよう
構成している。
【0009】本発明による他のVP切替制御回路は、非
同期転送モードの伝送路に接続されるインタフェース部
と、当該伝送路における仮想パス切替を行うためのルー
ティング情報を更新するスイッチング部とを含むVP切
替制御回路であって、前記伝送路からの前記仮想パス切
替用の保守運用管理セルの受信を検出する検出手段と、
前記検出手段が前記保守運用管理セルの受信を検出した
時に前記保守運用管理セルの仮想パス識別子と前記仮想
パスの切替先を示す選択系情報と前記インタフェース部
を識別するための識別情報とを付加した情報を前記スイ
ッチング部に送出する送出手段とを前記インタフェース
部に備え、前記送出手段から送出された情報の前記仮想
パス識別子及び前記選択系情報から予め設定されたルー
ティング切替情報を参照して前記ルーティング情報の更
新を行う更新手段を前記スイッチング部に備え、前記送
出手段は、前記保守運用管理セルの仮想パス識別子と前
記仮想パスの切替先を示す選択系情報と前記インタフェ
ース部を識別するための識別情報とを付加した情報を装
置内セルとして生成し、少なくとも前記インタフェース
部と前記スイッチング部とを接続する装置内主信号バス
の主信号の空きセルを前記装置内セルに置き換えて前記
スイッチング部に送出するよう構成している。
【0010】すなわち、本発明のVP切替制御回路は、
ATM伝送装置におけるVP切替において、VP切替ト
リガを検出し、対向装置とのハンドシェイクによるVP
切替用のOAMセル(以下VP−APSセル)を受信し
た場合、インタフェース部がVP−APSセルの情報か
ら予め記憶している装置内二重化番号を検索し、切替先
である選択系を付加した装置内セルとして送出してい
る。
【0011】また、スイッチング部は装置内セルを受信
すると、装置内二重化番号及び選択系からルーティング
情報を参照し、ルーティング情報の更新を行っている。
これによって、VP切替としてのルーティング情報の書
換え時間を短縮することが可能となる。
【0012】ATM伝送装置では主信号サービスの安全
性を向上させるために、VP単位(複数のVCコネクシ
ョン設定時の終端VPも含む)での冗長構成を設けるこ
とによって、VP単位での切替機能を実現している。こ
のVP切替の冗長構成は運用システムによって任意の複
数のVPを選択し、それらVPの組を冗長構成と定義す
ることでサービスの機動性を高くしている。このVP切
替は伝送路故障を検出した場合に対向装置との間でVP
−APSセルを使用したハンドシェイク処理を行った上
で切替動作を行っている。
【0013】運用システムから任意のVPがVP切替の
冗長構成として設定された場合、制御部に実装されてい
るCPU(中央処理装置)は冗長構成として指定された
VPI(Virtual Path Identifi
er:仮想パス識別子)に対して装置内の任意の2重化
番号を割当て、制御部のシリアルバス終端回路及びイン
タフェース部のシリアルバス終端回路を介してVP切替
情報テーブルにVPIに対応する2重化番号を設定して
いる。
【0014】同時に、CPUは制御部のシリアルバス終
端回路及びスイッチング部のシリアルバス終端回路を介
してルーティング切替情報に対し、該当する2重化番号
の0系選択時のルーティング情報と1系選択時のルーテ
ィング情報とを設定する。
【0015】VP−APSセル終端回路はVP−APS
セルを終端し、対向装置からのVP切替要求もしくはV
P切替応答であるVP−APSセルを受信した場合にV
P−APSセル情報判定回路にVP−APSセル情報を
送信する。VP−APSセル情報判定回路は受信したV
P−APSセル情報のVPIに該当する2重化番号をV
P切替情報テーブルから検索し、検索した2重化番号及
びVP−APSセル情報からVP切替先である選択系を
VP切替制御セル生成回路に送信する。
【0016】VP切替制御セル生成回路は2重化番号及
び選択系情報を付加した装置内セルを生成して制御セル
挿入回路にセル情報を送信し、制御セル挿入回路は主信
号の空きセルと装置内セルとを置き換えて装置内セルを
送出する。
【0017】スイッチング部の制御セル受信回路は装置
内セルを受信した場合、装置内セル情報をルーティング
情報更新回路に送信する。ルーティング情報更新回路は
受信したセル情報から2重化番号及び選択系情報を抽出
し、2重化番号と選択系情報とを基にルーティング切替
情報から更新するルーティング情報を検索し、ルーティ
ングテーブルの情報を更新する。
【0018】上記のように、VP切替冗長構成が運用シ
ステムから設定された際にVP切替情報であるルーティ
ング切替情報をスイッチング部に設定し、VP切替のト
リガであるVP−APSセルを受信した場合にインタフ
ェース部からスイッチング部に対して装置内セルを用い
て切替先を通知することで、CPU(ソフトウェア)を
介さずにルーティング情報を更新することが可能となる
ので、VP切替時間を短縮することが可能となる。
【0019】また、VP切替冗長構成数はサービス上、
装置内で制限があることに着目し、VP切替冗長構成が
運用システムから設定された際にインタフェース部に対
して装置内における一意な2重化番号を、及びスイッチ
ング部に対してその2重化番号に対する切替情報である
ルーティング情報を夫々設定することによって、ルーテ
ィング切替情報テーブルとして装置内のVP切替冗長構
成数の最大数と同じ数の2重化番号情報の領域のみを確
保することでサービスを実現することが可能となるの
で、ルーティング切替情報テーブルの縮小化を図ること
が可能となる。仮に、2重化番号を割当てない場合には
ルーティング切替情報テーブルとして、インタフェース
部の最大数×VPI数の領域が必要となる。
【0020】さらに、VP切替の情報をインタフェース
部で装置内セルに乗せ換え、スイッチング部で装置内セ
ルから抽出することによって、通常はユーザセルを伝送
している装置内主信号バスの冗長性を利用することによ
って、機能部間でVP切替のためのインタフェースを追
加する必要がなくなるので、インタフェース部とスイッ
チング部との接続構成の簡略化を図ることが可能とな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
VP切替制御回路の構成を示すブロック図である。図に
おいて、本発明の一実施例によるVP切替制御回路は制
御部1とインタフェース部2とスイッチング部3とを備
えている。
【0022】制御部1にはCPU11と、シリアルバス
終端回路12とが実装されている。また、インタフェー
ス部2にはシリアルバス終端回路21と、VP切替情報
テーブル22と、VP−APSセル終端回路23と、V
P−APSセル情報判定回路24と、VP切替制御セル
生成回路25と、制御セル挿入回路26とが実装されて
いる。
【0023】さらに、スイッチング部3にはシリアルバ
ス終端回路31と、ルーティング切替情報32と、制御
セル受信回路33と、ルーティング情報更新回路34
と、ルーティングテーブル35とが実装されている。
【0024】制御部1のシリアルバス終端回路11とイ
ンタフェース部2のシリアルバス終端回路21とスイッ
チング部3のシリアルバス終端回路31とはシリアルバ
ス100で接続されており、インタフェース部2の制御
セル挿入回路26とスイッチング部3の制御セル受信回
路33とは装置内主信号バス300で接続されている。
また、CPU11とシリアルバス終端回路12とはCP
Uバス101で接続されている。
【0025】インタフェース部2のシリアルバス終端回
路21はバス201でVP切替情報テーブル22に接続
され、VP切替情報テーブル22はVPI信号203と
2重化番号出力信号204とによってVP−APSセル
情報判定回路24に接続されている。VP−APSセル
終端回路23は伝送路信号200を受信し、VP−AP
Sセル情報202でVP−APSセル情報判定回路24
に接続されている。
【0026】また、VP−APSセル情報判定回路24
は2重化番号切替信号205でVP切替制御セル生成回
路25に接続され、VP切替制御セル生成回路25は装
置内セル情報206で制御セル挿入回路26に接続され
ている。
【0027】スイッチング部3の制御セル受信回路33
は装置内セル情報302でルーティング情報更新回路3
4に接続されている。ルーティング情報更新回路34は
ルーティング情報読出信号303及びルーティング情報
304でルーティング切替情報32に接続され、ルーテ
ィング更新信号305でルーティングテーブル35に接
続されている。ルーティング切替情報32とシリアルバ
ス終端回路31とはバス301で接続されている。
【0028】図5は本発明の一実施例によるVP切替の
装置内構成を示す図である。図において、VP切替冗長
構成においては運用システム(図示せず)から任意のイ
ンタフェース盤に属する任意のVPがVP切替の冗長構
成(0系/1系)と指定される。冗長構成指定時には任
意のインタフェース盤の任意のVPが0系として、任意
のインタフェース盤の任意のVPが1系として夫々指定
され、指定された任意のVPの組がVP切替冗長構成と
なる。
【0029】図5において、VP11とVP12とがV
P切替の冗長構成(0系/1系)として設定されている
ものとする。VP切替は受信部4−1〜4−nと送信部
6−1〜6−nとの間のVP切替を行うATMセルスイ
ッチ5において、クロスコネクト情報の設定制御を行
う。VP切替0系の場合にはVP11のクロスコネクト
ポイントであるVP101とVP103とを接続し、V
P12のクロスコネクトポイントであるVP102とV
P103とを切断する。
【0030】また、VP切替1系の場合にはVP101
とVP103とを切断し、VP102とVP103とを
接続する。このように、セルの接続先を決定するための
クロスコネクト情報がルーティングテーブル35に記録
されている。
【0031】図2は本発明の一実施例で用いられる2重
化番号テーブルの構成を示す図である。図において、2
重化番号テーブルにはアドレス「VPI=0,1,2,
……4095」に対応してデータ「2重化番号」が格納
されている。
【0032】図3は本発明の一実施例で用いられるVP
切替ルーティングテーブルの構成を示す図である。図に
おいて、VP切替ルーティングテーブルにはアドレス
「2重化番号=0,1,2,……4095」に対応して
データ「0系ルーティング情報」,「1系ルーティング
情報」が格納されている。
【0033】図4(a)は本発明の一実施例で用いられ
るVP−APSセルのフォーマットを示す図であり、図
4(b)は本発明の一実施例で用いられる装置内セルの
フォーマットを示す図である。
【0034】これらの図において、VP−APSセルは
セルヘッダと、セル種別と、VP切替トリガ有効情報と
を含んでおり、装置内セルは装置内セル識別子と、du
mmyと、セルヘッダと、セル種別と、VP切替系選択
情報と、VP2重化番号とを含んでいる。
【0035】これら図1〜図4を参照して、本発明の一
実施例によるVP切替制御回路において運用システムか
らVP切替冗長構成が設定された場合の動作について説
明する。
【0036】運用システムからVP切替の冗長構成設定
コマンドを受信した場合、CPU11は指定されたVP
冗長構成の組に対して装置内における一意な2重化番号
を割当てるとともに、図2に示すような2重化番号テー
ブルをVP切替情報テーブル22に生成するために、シ
リアルバス終端回路12とインタフェース部2のシリア
ルバス終端回路21とを介して該当するVPIに対応し
た2重化番号をVP切替情報テーブル22に設定する。
【0037】同時に、CPU11は図3に示すようなV
P切替ルーティングテーブルをルーティング切替情報3
2に生成するために、シリアルバス終端回路12とスイ
ッチング部3のシリアルバス終端回路31とを介して2
重化番号に対応するVP切替冗長構成の0系選択時のル
ーティング情報と1系選択時のルーティング情報とをル
ーティング切替情報32に設定する。
【0038】次に、VP切替時の動作について説明す
る。VP切替はVP−APSセルにおいてVP切替要求
及びVP切替要求に対するVP切替応答を検出した場合
に切替動作を行う。図4(a)を参照すると、VP−A
PSセルフォーマットのVP切替トリガ有効情報の部分
にVP切替要求またはVP切替応答を示す情報が記録さ
れている。
【0039】VP−APSセル終端回路23は上記のV
P切替要求またはVP切替応答であるVP−APSセル
を伝送路信号200から終端し、VP−APSセル情報
判定回路24にVP−APSセル情報202を送信す
る。
【0040】VP−APSセル情報判定回路24はVP
−APSセル終端回路23からのVP−APSセル情報
202を受信すると、VP−APSセルのVPIを基に
VPI信号203を送出し、VP切替情報テーブル22
から2重化番号出力信号204を受信し、図2に示すよ
うな2重化番号テーブルからVP−APSセルのVPI
に該当する2重化番号を検索する。VP−APSセル情
報判定回路24はこの検索された2重化番号とVP−A
PSセルのペイロード情報から得た切替先である選択系
情報とを2重化番号切替信号205としてVP切替制御
セル生成回路25に送出する。
【0041】VP切替制御セル生成回路25は2重化番
号切替信号205を受信すると、図4(b)に示すよう
な2重化番号と選択系情報とを付加した装置内セルを生
成し、装置内セル情報206として制御セル挿入回路2
6に送出する。制御セル挿入回路26は装置内セル情報
206を受信すると、装置内主信号バス300にて空き
セルを検出した場合に装置内セルを送信する。
【0042】スイッチング部3の制御セル受信回路33
は装置内主信号バス300から装置内セルを受信する
と、装置内セルを終端し、装置内セル情報302として
ルーティング情報更新回路34に出力する。
【0043】ルーティング情報更新回路34は装置内セ
ル情報302を受信すると、装置内セル情報302から
2重化番号と選択系情報とを抽出し、ルーティング情報
読出信号303としてルーティング切替情報32に出力
し、ルーティング情報304を受信し、図3に示すよう
なVP切替ルーティングテーブルから2重化番号を基に
該当する選択系のルーティング情報を検索する。
【0044】ルーティング情報更新回路34はこの検索
されたルーティング情報によりルーティング更新信号3
05をルーティングテーブル35に出力し、ルーティン
グテーブル35を更新する。
【0045】上述したように、VP切替冗長構成が運用
システムから設定された際にVP切替情報であるルーテ
ィング切替情報をスイッチング部3に設定し、VP切替
のトリガであるVP−APSセルを受信した場合にイン
タフェース部2からスイッチング部3に対して装置内セ
ルを用いて切替先を通知することで、CPU11(ソフ
トウェア)を介さずにルーティング情報を更新すること
ができるので、VP切替時間を短縮することができる。
【0046】また、VP切替冗長構成数はサービス上、
装置内で制限があることに着目し、VP切替冗長構成が
運用システムから設定された際にインタフェース部2に
対して装置内における一意な2重化番号を、及びスイッ
チング部3に対してその2重化番号に対する切替情報で
あるルーティング情報を夫々設定することによって、ル
ーティング切替情報テーブルとして装置内のVP切替冗
長構成数の最大数と同じ数の2重化番号情報の領域のみ
を確保することでサービスを実現することができるの
で、ルーティング切替情報テーブルの縮小化を図ること
ができる。仮に、2重化番号を割当てない場合にはルー
ティング切替情報テーブルとして、インタフェース部の
最大数×VPI数の領域が必要となる。
【0047】さらに、VP切替の情報をインタフェース
部2で装置内セルに乗せ換え、スイッチング部3で装置
内セルから抽出することによって、通常はユーザセルを
伝送している装置内主信号バス300の冗長性を利用す
ることによって、機能部間でVP切替のためのインタフ
ェースを追加する必要がなくなるので、インタフェース
部2とスイッチング部3との接続構成の簡略化を図るこ
とができる。
【0048】図6は本発明の他の実施例によるVP切替
制御回路の構成を示すブロック図である。図において、
本発明の他の実施例によるVP切替制御回路はVP切替
制御セル生成回路25と制御セル挿入回路26と制御セ
ル受信回路33とを排し、VP−APSセル情報判定回
路24とルーティング情報更新回路34とをVP切替情
報310で接続するようにした以外は図1に示す本発明
の一実施例によるVP切替制御回路と同様の構成となっ
ており、同一構成要素には同一符号を付してある。ま
た、同一構成要素の動作は本発明の一実施例と同様であ
る。
【0049】つまり、本発明の他の実施例ではインタフ
ェース部2aのVP−APSセル情報判定回路24がV
P−APSセル終端回路23からのVP−APSセル情
報202を受信すると、VP−APSセルのVPIを基
にVPI信号203を送出し、VP切替情報テーブル2
2から2重化番号出力信号204を受信し、図2に示す
ような2重化番号テーブルからVP−APSセルのVP
Iに該当する2重化番号を検索する。
【0050】VP−APSセル情報判定回路24はこの
検索された2重化番号とVP−APSセルのペイロード
情報から得た切替先である選択系情報とをVP切替情報
310としてスイッチング部3aのルーティング情報更
新回路34に送出する。
【0051】ルーティング情報更新回路34はVP切替
情報310を受信すると、VP切替情報310から2重
化番号と選択系情報とを抽出し、ルーティング情報読出
信号303としてルーティング切替情報32に出力し、
ルーティング情報304を受信し、図3に示すようなV
P切替ルーティングテーブルから2重化番号を基に該当
する選択系のルーティング情報を検索する。
【0052】ルーティング情報更新回路34はこの検索
されたルーティング情報によりルーティング更新信号3
05をルーティングテーブル35に出力し、ルーティン
グテーブル35を更新する。
【0053】本発明の他の実施例では上記のように構成
することで、本発明の一実施例と同様の効果が得られる
とともに、回路規模を小さくすることができるという効
果が得られる。
【0054】図7は本発明の別の実施例によるVP切替
制御回路の構成を示すブロック図である。図において、
本発明の別の実施例によるVP切替制御回路はインタフ
ェース部2のシリアルバス終端回路21とVP切替情報
テーブル22とVP−APSセル情報判定回路24とを
排し、VP−APSセル終端回路23とVP切替制御セ
ル生成回路25とを直接接続している以外は図1に示す
本発明の一実施例によるVP切替制御回路と同様の構成
となっており、同一構成要素には同一符号を付してあ
る。また、同一構成要素の動作は本発明の一実施例と同
様である。
【0055】つまり、本発明の別の実施例ではインタフ
ェース部2bのVP−APSセル終端回路23がVP切
替要求またはVP切替応答であるVP−APSセルを伝
送路信号200から終端すると、VP−APSセル情報
202をVP切替制御セル生成回路25に送信する。
【0056】VP切替制御セル生成回路25はVP−A
PSセル情報202を受信すると、VP−APSセル情
報202からVPIと選択系情報とを抽出し、VPIと
選択系情報と自回路の識別情報[インタフェース部番号
(IF部番号)]とを付加した装置内セルを生成し、装
置内セル情報206として制御セル挿入回路26に送出
する。制御セル挿入回路26は装置内セル情報206を
受信すると、装置内主信号バス300にて空きセルを検
出した場合に装置内セルを送信する。
【0057】スイッチング部3の制御セル受信回路33
は装置内主信号バス300から装置内セルを受信する
と、装置内セルを終端し、装置内セル情報302として
ルーティング情報更新回路34に出力する。
【0058】ルーティング情報更新回路34は装置内セ
ル情報302を受信すると、装置内セル情報302から
VPIと選択系情報とを抽出し、ルーティング情報読出
信号303としてルーティング切替情報32に出力し、
ルーティング情報304を受信し、図示せぬVP切替ル
ーティングテーブルからインタフェース部番号とVPI
とを基に該当する選択系のルーティング情報を検索す
る。
【0059】ルーティング情報更新回路34はこの検索
されたルーティング情報によってルーティング更新信号
305をルーティングテーブル35に出力し、ルーティ
ングテーブル35を更新する。
【0060】本発明の別の実施例では上記のように構成
することで、本発明の一実施例と同様の効果が得られる
とともに、運用システムからVP切替冗長構成が設定さ
れる際の装置内処理の簡素化と、インタフェース部の回
路規模の縮小とを図ることができるという効果が得られ
る。
【0061】図8は本発明の別の実施例で用いられるV
P切替ルーティングテーブルの構成を示す図である。図
において、VP切替ルーティングテーブルにはアドレス
「インタフェース(IF)部番号=0,1」+「VPI
=0,1,2,……4095」に対応してデータ「0系
ルーティング情報」,「1系ルーティング情報」が格納
されている。
【0062】つまり、ルーティング切替情報32に記録
するVP切替ルーティングテーブルを、図8に示すよう
にアドレス部をインタフェース部+VPIとしている。
したがって、運用システムからVP切替冗長構成が設定
される際の設定情報を装置内で任意に変更し、運用シス
テムからの設定情報のビット数を装置内では減少させて
いるため、装置内処理の簡素化と、インタフェース部の
回路規模の縮小とを図ることができるという効果があ
る。
【0063】このように、VP切替冗長構成が運用シス
テムから設定される際にVP切替情報であるルーティン
グ切替情報をスイッチング部3に設定し、VP切替のト
リガであるVP−APSセルを受信した場合にインタフ
ェース部2からスイッチング部3に対して装置内セルを
用いて切替先を通知することで、CPU11を介さずに
ルーティング情報を更新することができるので、VP切
替時間を短縮することができる。
【0064】また、VP切替冗長構成数はサービス上、
装置内で制限があることに着目し、VP切替冗長構成が
運用システムから設定される際にインタフェース部2に
対して装置内における一意な2重化番号を、スイッチン
グ部3に対してその2重化番号に対する切替情報である
ルーティング情報を夫々設定することによって、ルーテ
ィング切替情報テーブルとして装置内のVP切替冗長構
成数の最大数と同じ数の2重化番号情報の領域のみを確
保することでサービスを実現することができるので、ル
ーティング切替情報テーブルの縮小化を図ることができ
る。仮に、2重化番号を割当てない場合にはルーティン
グ切替情報テーブルとしてインタフェース部2の最大数
×VPI数の領域が必要となる。
【0065】さらに、VP切替の情報をインタフェース
部2で装置内セルに乗せ換え、スイッチング部3で装置
内セルから抽出することによって、通常はユーザセルを
伝送している装置内主信号バス300の冗長性を利用す
ることで、機能部間でVP切替のためのインタフェース
を追加する必要がなくなり、インタフェース部2とスイ
ッチング部3との接続構成の簡略化を図ることができ
る。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、非
同期転送モードの伝送路に接続されるインタフェース部
と、当該伝送路における仮想パス切替を行うためのルー
ティング情報を更新するスイッチング部とを含むVP切
替制御回路において、インタフェース部が伝送路からの
仮想パス切替用の保守運用管理セルの受信を検出した時
に保守運用管理セルの情報を基に予め設定された装置内
二重化番号を検索し、検索された装置内二重化番号と仮
想パスの切替先を示す選択系情報とを付加した情報をス
イッチング部に送出するとともに、スイッチング部が送
出されてきた情報の装置内二重化番号及び選択系情報か
ら予め設定されたルーティング切替情報を参照してルー
ティング情報の更新を行うことによって、ルーティング
切替情報テーブルの縮小化とインタフェース部及びスイ
ッチング部の接続構成の簡略化とを図ることができ、V
P切替時間を短縮することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるVP切替制御回路の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例で用いられる2重化番号テー
ブルの構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例で用いられるVP切替ルーテ
ィングテーブルの構成を示す図である。
【図4】(a)は本発明の一実施例で用いられるVP−
APSセルのフォーマットを示す図、(b)は本発明の
一実施例で用いられる装置内セルのフォーマットを示す
図である。
【図5】本発明の一実施例によるVP切替の装置内構成
を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例によるVP切替制御回路の
構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の別の実施例によるVP切替制御回路の
構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の別の実施例で用いられるVP切替ルー
ティングテーブルの構成を示す図である。
【図9】従来例によるVP切替制御回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図10】(a)は従来例で用いられるVP−APSセ
ルのフォーマットを示す図、(b)は従来例で用いられ
る装置内セルのフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1 制御部 2,2a,2b インタフェース部 3,3a スイッチング部 11 CPU 12,21,31 シリアルバス終端回路 22 VP切替情報テーブル 23 VP−APSセル終端回路 24 VP−APSセル情報判定回路 25 VP切替制御セル生成回路 26 制御セル挿入回路 32 ルーティング切替情報 33 制御セル受信回路 34 ルーティング情報更新回路 35 ルーティングテーブル

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期転送モードの伝送路に接続される
    インタフェース部と、当該伝送路における仮想パス切替
    を行うためのルーティング情報を更新するスイッチング
    部とを含むVP切替制御回路であって、 前記伝送路からの前記仮想パス切替用の保守運用管理セ
    ルの受信を検出する検出手段と、前記検出手段が前記保
    守運用管理セルの受信を検出した時に前記保守運用管理
    セルの情報を基に予め設定された装置内二重化番号を検
    索する検索手段と、前記検索手段で検索された前記装置
    内二重化番号と前記仮想パスの切替先を示す選択系情報
    とを付加した情報を前記スイッチング部に送出する送出
    手段とを前記インタフェース部に有し、 前記送出手段から送出された情報の前記装置内二重化番
    号及び前記選択系情報から予め設定されたルーティング
    切替情報を参照して前記ルーティング情報の更新を行う
    更新手段を前記スイッチング部に有し、 前記送出手段は、前記検索手段で検索された前記装置内
    二重化番号と前記仮想パスの切替先を示す選択系情報と
    を付加した情報を装置内セルとして生成し、少なくとも
    前記インタフェース部と前記スイッチング部とを接続す
    る装置内主信号バスの主信号の空きセルを前記装置内セ
    ルに置き換えて前記スイッチング部に送出するよう構成
    した ことを特徴とするVP切替制御回路。
  2. 【請求項2】 前記保守運用管理セルに付加された仮想
    パス識別子と予め設定された装置内二重化番号とを対応
    付けて格納するVP切替情報テーブルを前記インタフェ
    ース部に含むことを特徴とする請求項1記載のVP切替
    制御回路。
  3. 【請求項3】 該当する二重化番号に対応して現用系選
    択時のルーティング情報と予備系選択時のルーティング
    情報とを前記ルーティング切替情報として格納するVP
    切替ルーティングテーブルを前記スイッチング部に含む
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のVP切
    替制御回路。
  4. 【請求項4】 非同期転送モードの伝送路に接続される
    インタフェース部と、当該伝送路における仮想パス切替
    を行うためのルーティング情報を更新するスイッチング
    部とを含むVP切替制御回路であって、 前記伝送路からの前記仮想パス切替用の保守運用管理セ
    ルの受信を検出する検 出手段と、前記検出手段が前記保
    守運用管理セルの受信を検出した時に前記保守運用管理
    セルの仮想パス識別子と前記仮想パスの切替先を示す選
    択系情報と前記インタフェース部を識別するための識別
    情報とを付加した情報を前記スイッチング部に送出する
    送出手段とを前記インタフェース部に有し、 前記送出手段から送出された情報の前記仮想パス識別子
    及び前記選択系情報から予め設定されたルーティング切
    替情報を参照して前記ルーティング情報の更新を行う更
    新手段を前記スイッチング部に有し、 前記送出手段は、前記保守運用管理セルの仮想パス識別
    子と前記仮想パスの切替先を示す選択系情報と前記イン
    タフェース部を識別するための識別情報とを付加した情
    報を装置内セルとして生成し、少なくとも前記インタフ
    ェース部と前記スイッチング部とを接続する装置内主信
    号バスの主信号の空きセルを前記装置内セルに置き換え
    て前記スイッチング部に送出するよう構成したことを特
    徴とするVP切替制御回路。
  5. 【請求項5】 該当する仮想パス識別子及び前記インタ
    フェース部の識別情報に対応して現用系選択時のルーテ
    ィング情報と予備系選択時のルーティング情報とを前記
    ルーティング切替情報として格納するVP切替ルーティ
    ングテーブルを前記スイッチング部に含むことを特徴と
    する請求項4記載のVP切替制御回路。
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