JP3514793B2 - 異種伝送路間のコネクションレス通信方式 - Google Patents
異種伝送路間のコネクションレス通信方式Info
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Description
etwork)等のコネクションレス通信網とATM通信網と
の相互通信を実現する技術に関する。
クションレス通信端末には、その端末が所属するネット
ワークの管理者がネットワーク構成に合わせて体系的に
付与したネットワークレイヤアドレス(IPアドレス)
と、当該端末の製造時に付与された固有の物理アドレス
(MACアドレス:Media Access Control)との2つの
アドレスが付与されている。
端末から他の端末にデータを転送する際には、送信側端
末は相手先端末の物理アドレスをヘッダに付加したデー
タフレームを伝送路上に出力しなければならない。
的なものでありネットワーク形態に合わせて変更するこ
とができない。そのためにネットワークレイヤアドレス
と物理アドレスとを対応させる処理が必要となってく
る。
ワークレイヤアドレスに対応する物理アドレスを要求す
るアドレス解析要求メッセージ「ARPリクエスト」
(ARP:Address Resolution Protocol))を伝送路
上の全ての端末にブロードキャスト転送する。そして、
受信したアドレス解析要求メッセージの宛先に該当する
ネットワークレイヤアドレスが自端末に付与されている
ネットワークレイヤアドレスと一致すると認識した端末
が、自端末の物理アドレスを格納したアドレス解析応答
メッセージ(ARPリプライ)を伝送路上に返す。この
メッセージを受信した送信側端末では、相手先端末のネ
ットワークレイヤアドレスと物理アドレスとの対応関係
を自身のテーブルに登録して以降の通信データのデータ
フレームのヘッダにこの物理アドレスを格納して前記相
手先端末とのデータ転送を行うようになっている。
TM−LANのように従来とは異なる物理伝送路上でコ
ネクションレス通信を実現するためには、ATM網内に
張られた論理的なパス上にセルデータを多重化して伝送
するため、コネクションパスを識別するIDを前記AT
Mセルのヘッダに付加する必要がある。コネクションパ
スIDを通信端末の送信要求毎に割り当てる手法として
は、通常用いられている呼制御プロトコルを用いること
になる。
相手先の端末アドレスを呼設定要求メッセージに格納し
て網内に送信することによって開始され、相手先端末が
呼設定メッセージに応答することで呼が確立される。そ
の後は、網から与えられたコネクションパスIDによっ
て通信が開始される。
N等に使用されるコネクションレス通信用の端末では、
前述のような呼制御プロトコルを有していないため、A
TM−LANと既存のLANとの間ではコネクションパ
スの設定ができず、通信を行うことができなかった。
に単にプロトコル変換手段を設けて、この変換手段に呼
制御プロトコルとアドレス解析プロトコルとを備えさせ
ることも考えられるが、下記のような問題があった。
ルとアドレス解析プロトコルとを独立に動作させた場
合、ATM−LAN側の発信端末から既存LAN側の受
信端末への通信の場合には、発信端末(ATM−LAN
側)と変換手段との間にまず呼設定を完了させた後、当
該発信端末(ATM−LAN側)から変換手段に対して
データが到着した後に、アドレス解析プロトコルを起動
して受信端末(既存LAN側)への接続を行う。そのた
め、アドレス解析プロトコルのラウンドトリップ時間の
間、変換手段内に前記発信端末(ATM−LAN側)か
らのデータを一時蓄積するためのバッファが必要であっ
た。
M−LAN網の受信端末への通信の場合には、発信端末
(既存LAN側)と変換手段7との間でまずアドレス解
析プロトコルを作動させて、変換手段に通信データが到
着した後にATM−LAN網の呼制御プロトコルを作動
させることになる。そのため、呼設定要求が途中でリジ
ェクトされた場合には、変換手段は発信端末(既存LA
N側)から既に到着しているデータを廃棄することにな
り、既存網の資源が浪費されてしまうおそれがあった。
のであり、データ蓄積のためのバッファ等を設けること
なく効率的に異種伝送路のLAN同士を接続しコネクシ
ョンレス通信を実現することを目的としている。
図1に示すように、第1の通信網1(たとえばATM通
信網)と第2の通信網4(たとえばLAN通信網)との
間に変換手段7を設けたものである。
発信された呼設定要求中から第2の通信端末6へのアド
レスを抽出して当該アドレスを問い合わせるリクエスト
フレームを前記第2の通信網4に出力するとともに、第
2の通信端末6から発信されたリクエストフレームから
第1の通信端末3への呼設定要求を生成し当該第1の通
信端末3への呼設定要求を出力する機能を有している。
のパスを特定するコネクションパスIDと、ネットワー
クで規定される第1の通信端末3と第2の通信端末6の
ネットワークレイヤアドレスと、第2の通信網4におけ
る第2の通信端末6毎に固有に規定されている物理アド
レスとを登録する管理テーブル9を設けておく。
端末6へのデータ転送の際には、第1の通信端末3から
変換手段7まで呼設定要求手続きを利用して変換手段7
の管理テーブル9に第2の通信端末6のネットワークレ
イヤアドレスを登録しておく。変換手段7はこの管理テ
ーブル9に基づいて第2の通信網4に対してアドレス解
析要求メッセージを出力する。前記アドレス解析要求メ
ッセージが自身に対するものであることを認識した第2
の通信端末6は、自身の物理アドレスをアドレス解析応
答メッセージとして前記変換手段7に返す。変換手段7
では、これで得られた物理アドレスを前記管理テーブル
9に登録しておく。これによって、管理テーブル9上で
はネットワークレイヤアドレスと、第1の通信網1での
アドレス(たとえばATMアドレス)と、コネクション
パスIDとが対応付けられる。
末3へのデータ転送の際には、第2の通信端末6から変
換手段7までアドレス解析要求メッセージを利用して変
換手段7の管理テーブル9に送信先である第1の通信端
末3のネットワークレイヤアドレスを登録しておく。変
換手段7はこの管理テーブル9に基づいて第1の通信網
1において前記ネットワークレイヤアドレスに対応する
アドレス(たとえばATMアドレス)を索出しこれを登
録する。そして、変換手段7と前記第1の通信端末3と
の間は呼設定要求手続きを利用して接続を行う。この第
1の通信端末3からの応答により変換手段7ではコネク
ションパスIDを認識することができる。これによっ
て、管理テーブル9上ではネットワークレイヤアドレス
と、第1の通信網1でのアドレス(たとえばATMアド
レス)と、コネクションパスIDとが対応付けられる。
そして変換手段7から第2の通信端末6へはアドレス解
析応答メッセージが返送される。
ットワークレイヤアドレスと、第1の通信網1でのアド
レス(たとえばATMアドレス)と、コネクションパス
IDと、物理アドレス(第2の通信端末6のアドレス)
とが対応付けられるため、第1の通信網1での接続処理
と、第2の通信網4との接続処理とを変換手段7を介し
て連係させることが可能となり、異種の伝送路を有する
第1の通信網1と第2の通信網4との間で効率的なコネ
クションレス通信が可能となる。
図である。本実施例は、複数のATM通信端末(A1,
A2)が接続されたATM網と、複数のLAN通信端末
(B1,B2)が接続されたLAN網とが変換部7を介
して接続されたシステムである。
有している。ATMアドレス管理部12は、ATM網内
でのコネクションレス通信、すなわちATM−LANの
サーバーとして機能するものであり、IPアドレスとA
TMアドレスとの対応関係を定義している。
のインターフェースとなる呼制御部8とアドレス解析部
11とを有している。また前記呼制御部8とアドレス解
析部11の双方と接続され、管理テーブル9への読み書
きを行うプロトコル管理部10を有している。以下、各
々の機能について説明する。 (呼制御部8の機能)呼制御部8は下記の機能を有して
いる。 (1−1) ATM網から呼設定要求メッセージを受信
すると、当該メッセージ内からネットワークレイヤアド
レス(IP)と、コネクションパスIDと、呼設定要求
フラグとを抽出してプロトコル管理部10に引き渡す。 (1−2) ATM網から接続メッセージを受信した際
に、当該メッセージ内のネットワークレイヤアドレス
(IP)と、コネクションパスIDと、呼設定フラグと
をプロトコル管理部10に引き渡す。 (1−3) ATM網から切断メッセージを受信した際
に、当該メッセージ内のネットワークレイヤアドレス
(IP)と、コネクションパスIDと、呼切断要求フラ
グとをプロトコル管理部10に引き渡す。 (1−4) プロトコル管理部10からネットワークレ
イヤアドレス(IP)と、呼設定要求フラグを受信した
際に、ネットワークレイヤアドレス(IP)を基に呼設
定要求メッセージをATM網に送信する。 (1−5) プロトコル管理部10からネトワークレイ
ヤアドレス(IP)と、コネクションパスIDと呼設定
フラグを受信した際に、ネットワークレイヤアドレス
(IP)と、コネクションパスIDとを基に、呼設定メ
ッセージをATM網に送信する。 (1−6) プロトコル管理部10からネットワークレ
イヤアドレス(IP)と、コネクションパスIDと、呼
切断要求フラグとを受信した際に、ネットワークレイヤ
アドレス(IP)とコネクションパスIDとを基に切断
メッセージをLAN網に送信する。 (アドレス解析部11の機能)アドレス解析部11は、
下記の機能を有している。 (2−1) LAN網からアドレス解析要求メッセージ
(ARPリクエスト)を受信した際に、ネットワークレ
イヤアドレス(IP)と、物理アドレスと、アドレス解
析要求フラグとをプロトコル管理部10に引き渡す。 (2−2) LAN網からアドレス解析応答メッセージ
を受信した際に、タイマー13をリセットしてネットワ
ークレイヤアドレス(IP)と、物理アドレスとアドレ
ス解析応答フラグとをプロトコル管理部10に引き渡
す。 (2−3) プロトコル管理部10からネットワークレ
イヤアドレス(IP)と、アドレス解析要求フラグとを
受信した際に、このネットワークレイヤアドレス(I
P)を基にアドレス解析要求メッセージ(ARPリクエ
スト)をLAN網に送信してタイマー13をセットす
る。
ウトを検出した場合には、アドレス解析要求メッセージ
(ARPリクエスト)をLAN網に再送する。そして、
タイムアウトが所定回数だけ連続した場合に、プロトコ
ル管理部10に対してネットワークレイヤアドレス(I
P)とタイムアウトフラグとを出力する。 (2−4) プロトコル管理部10からネットワークレ
イヤアドレス(IP)と、アドレス解析応答フラグを受
信した際に、このネットワークレイヤアドレス(IP)
を基にアドレス解析応答メッセージ(ARPリプライ)
をLAN網に送信する。 (2−5) プロトコル管理部10からアドレス解析応
答拒否フラグを受信した際に、アドレス解析応答メッセ
ージをLAN網に出力しないか、あるいは異常状態通知
メッセージをLAN網に出力する。 (プロトコル管理部10の機能)プロトコル管理部10
の機能は下記の通りである。 (3−1) 呼制御部8から呼設定要求フラグを受け取
った際に、ネットワークレイヤアドレス(IP)とコネ
クションパスIDとを管理テーブル9に登録し、ネット
ワークレイヤアドレス(IP)とアドレス解析要求フラ
グとをアドレス解析部11に引き渡す。 (3−2) 呼制御部8から呼設定フラグを受け取った
際に、ネットワークレイヤアドレス(IP)とコネクシ
ョンパスIDとを管理テーブル9に登録し、ネットワー
クレイヤアドレス(IP)とアドレス解析応答フラグと
をアドレス解析部11に引き渡す。 (3−3) アドレス解析部11からネットワークレイ
ヤアドレス(IP)と、物理アドレスと、アドレス解析
要求フラグとを受け取った際に、ネットワークレイヤア
ドレス(IP)と物理アドレスとを管理テーブル9に登
録し、呼設定要求フラグを呼制御部8に引き渡す。 (3−4) アドレス解析部11からネットワークレイ
ヤアドレス(IP)と、物理アドレスと、アドレス解析
応答フラグとを受信すると、ネットワークレイヤアドレ
ス(IP)と物理アドレスとを管理テーブル9に登録
し、呼設定フラグを呼制御部8に引き渡す。 (3−5) 呼制御部8からコネクションパスIDと、
ネットワークレイヤアドレス(IP)と、呼切断要求フ
ラグとを受信すると、対応するコネクションパスID
と、ネットワークレイヤアドレス(IP)の管理テーブ
ル9を抹消し、アドレス解析部11に対してアドレス解
析応答拒否フラグを出力する。 (3−6) アドレス解析部11からネットワークレイ
ヤアドレス(IP)とアイムアウトフラグとを受け取る
と、対応するネットワークレイヤアドレス(IP)の管
理テーブル9を抹消し、呼制御部8に呼切断要求フラグ
を出力する。
いて、各通信端末間での通信手順を場合分けして説明す
る。 (1) ATM通信端末(A1)→ATM通信端末(A
2)の場合 これは、いわゆるATM−LANにおけるデータ通信と
なる。
は、まず受信側ATM通信端末(A2)のネットワーク
レイヤアドレス(IP)に対応したATMアドレスを問
い合わせるアドレス解析要求メッセージ(ARPリクエ
スト)をATMセル形式でATMアドレス管理部12に
送信する。ATMアドレス管理部12は、自身のアドレ
スデータベース14を検索して、前記ネットワークレイ
ヤアドレス(IP)に対応する受信側ATM通信端末
(A2)に付与されたATMアドレスを索出する。
ドレス解析応答メッセージ(ARPリプライ)をATM
セル形式で送信側ATM通信端末(A1)に返送する。
送信側ATM通信端末(A1)では、受け取ったアドレ
ス解析応答メッセージ(ARPリプライ)に基づいて自
身が有しているATMアドレステーブルを書き換える。
そしてこのATMアドレスを用いて受信側ATM通信端
末(A)に対して呼設定要求を行い、網内でのコネクシ
ョンパスID(VPI,VCI)と帯域とが設定され
る。
信側ATM通信端末(A2)とのデータ送受信は、この
コネクションパスIDに基づいて行われる。 (2) LAN通信端末(B1)→LAN通信端末(B
2)の場合 既存のLAN上でのデータ通信手順であり、まず送信側
LAN通信端末(B1)より受信側LAN通信端末(B
2)のネットワークレイヤアドレス(IP)に対応した
物理アドレス(MAC)を問い合わせるアドレス解析要
求メッセージ(ARPリクエスト)をフレーム形式で当
該LAN網に接続されている全端末に向けて伝送路上に
ブロードキャスト送信する。
レス解析要求メッセージ(ARPリクエスト)が自身の
ネットワークレイヤアドレス(IP)と一致することを
認識した場合には、当該フレームを取り込み、自身の物
理アドレスを書き込んでアドレス解析応答メッセージ
(ARPリプライ)として送信側LAN通信端末(B
1)に返す。
ドレス解析応答メッセージ(ARPリプライ)を受け取
ることにより、送信先LAN通信端末(B1)の物理ア
ドレスを取得でき、コネクションレス通信を開始する。 (3) ATM通信端末(A)→LAN通信端末(B)
の場合 この場合のATM通信端末(A1またはA2、以下単に
(A)という)、ATMアドレス管理部12、変換部7
(C)およびLAN通信端末(B1またはB2、以下単
に(B)という)間における処理シーケンスを図4を用
いて説明する。なお、図4の下半部は、上半部のシーケ
ンスに対応して各部が有する管理テーブル9を示してお
り、各テーブルの左上に付された丸付き数字は上半部の
シーケンス図中の丸付き数字に対応している。
TMアドレス管理部12に対して受信側端末のネットワ
ークレイヤアドレス(IP)に対応したATMアドレス
を問い合わせるアドレス解析要求メッセージ(ARPリ
クエスト)をATMセルの形式で送信する。
て自身のアドレスデータベース14を検索して、前記問
い合わせのあったネットワークレイヤアドレス(IP)
に対応する受信側端末のATMアドレス(ここでは受信
側端末はLAN通信端末(B)なので変換部7(C)の
ATMアドレスとなる)をアドレス解析応答メッセージ
(ARPリプライ)として送信側ATM通信端末(A)
に返送する。
ライ)を受信した送信側ATM通信端末(A)は、自身
のATMアドレステーブルに受信したATMアドレス
(変換部7(C)のATMアドレス)を書き込み、前記
のネットワークレイヤアドレス(IP)と対応させる。
なお、ATM通信端末(A)は前記ATMアドレステー
ブルの他に、図4に示すようなVPI/VCIテーブル
も有しているが、ここでのVPI/VCIは通常のAT
M通信手順に従ってATM網によって設定される。
記で取得したATMアドレスとネットワークレイヤアド
レス(IP)を格納した呼設定要求メッセージ(CAL
LSETUP)をATM網に送信する。
(A)からの呼設定要求メッセージ(CALL SET
UP)を受信すると、変換部7(C)の呼制御部8は、
この中からATMアドレス、ネットワークレイヤアドレ
ス(IP)およびATM網から与えられたVPC/VC
I(コネクションパスID)を抽出して、自身が生成し
た呼設定要求フラグとともにプロトコル管理部10に引
き渡す。
呼設定要求フラグを受信すると、受け取った受信端末の
ネットワークレイヤアドレス(IP)と、コネクション
パスIDを管理テーブル9に登録するとともに、前記ネ
ットワークレイヤアドレス(IP)と自身が生成したア
ドレス解析要求フラグとをアドレス解析部11に引き渡
す。
10よりアドレス解析要求フラグを受信すると、前記ネ
ットワークレイヤアドレス(IP)を基に、アドレス解
析要求メッセージ(ARPリクエスト)を生成しフレー
ム形式でLAN網の伝送路上にブロードキャスト送信す
るとともに、タイマー13をセット(起動)する。
上のアドレス解析要求メッセージ(ARPリクエスト)
が、自身に付与されたネットワークレイヤアドレス(I
P)であることを認識するとこれを取り込んで自身の物
理アドレステーブルに自身のネットワークレイヤアドレ
ス(IP)と物理アドレス(MAC)との対応を書き込
むとともに、前記フレーム中に自身の物理アドレス(M
AC)を書き込んでアドレス解析応答メッセージ(AR
Pリプライ)として変換部7(C)に返送する。
解析応答メッセージ(ARPリプライ)を受信した変換
部7(C)のアドレス解析部11は、タイマー13をリ
セットして取得した物理アドレス(MAC)と、ネット
ワークレイヤアドレス(IP)と、自身が生成したアド
レス解析応答フラグをプロトコル管理部10に引き渡
す。
ロトコル管理部10は、物理アドレス(MAC)とネッ
トワークレイヤアドレス(IP)とを管理テーブル9の
VPI/VCIテーブルおよび物理アドレステーブルに
登録して自身が生成した呼設定フラグを呼制御部8に出
力する。
り呼設定フラグを受け取ると、ネットワークレイヤアド
レス(IP)およびコネクションパスID(VPI/V
CI)を基に呼設定メッセージ(CONNECT)をA
TM網に送出する。
た送信側ATM通信端末(A)と受信側LAN通信端末
(B)との間のコネクションレス通信が実現される。 (4) LAN通信端末(B)→ATM通信端末(A)
の場合 この場合のLAN通信端末(B)、変換部7(C)、A
TMアドレス管理部12およびATM通信端末(A)間
における処理シーケンスを図5を用いて説明する。
のネットワークレイヤアドレス(IP)に対応した物理
アドレス(MAC)を問い合わせるアドレス解析要求メ
ッセージ(ARPリクエスト)をフレーム形式でLAN
網の伝送路上に送出する。
前記ネットワークレイヤアドレス(IP)が付与された
受信側端末がATM網内にあることを認識すると、送信
側LAN通信端末(B)のネットワークレイヤアドレス
(IP)と同じく送信側LAN通信端末(B)の物理ア
ドレス(MAC)とを自身が生成したアドレス解析要求
フラグとともにプロトコル管理部10を通じて管理テー
ブル9の物理アドレステーブルに登録する。
析要求フラグに基づいて呼設定要求フラグを呼制御部8
に引き渡す。前記呼設定要求フラグを受け取った呼制御
部8は、受信端末のネットワークレイヤアドレス(I
P)を基に、アドレス解析要求メッセージ(ARPリク
エスト)をATMセル形式でATMアドレス管理部12
に送出する。
たネットワークレイヤアドレス(IP)を基に自身のア
ドレスデータベース14を検索して、これに対応するA
TMアドレスを索出して、アドレス解析応答メッセージ
(ARPリプライ)としてATMセルに格納して変換部
7(C)に返信する。
ライ)を受け取った変換部7(C)の呼制御部8では、
取得した受信側ATM通信端末(A)のATMアドレス
をネットワークレイヤアドレス(IP)として、プロト
コル管理部10を通じて管理テーブル9(VPI/VC
Iテーブル)に登録する。
スを基に、受信側ATM通信端末(A)に対して呼設定
要求(CALL SETUP)を行う。これによってA
TM網からVPI/VCIが割り当てられると、受信側
ATM通信端末(A)のネットワークレイヤアドレス
(IP)と当該VPI/VCIとの対応をVPI/VC
Iテーブルに登録する。
(A)から呼設定メッセージ(CONNECT)を受信
すると、アドレス解析部11は、LAN網側から問い合
わせられていたアドレス解析要求メッセージ(ARPリ
クエスト)に対して変換部7(C)の物理アドレス(M
AC)を受信側ATM通信端末(A)の物理アドレスの
代わりのものとして代理応答するアドレス解析応答メッ
セージ(ARPリプライ)をLAN網に送出する。 (5) いずれかの網に異常を生じた場合 図6は、送信側ATM通信端末(A)から受信側LAN
通信端末(B)に通信を行う際に、受信側のLAN網に
異常があった場合の処理シーケンスを示している。
アドレス解析要求メッセージ(ARPリクエスト)をL
AN網に送出し、管理テーブル9のVPI/VCIテー
ブルへの登録を行う際に、アドレス解析部11がセット
したタイマー13がタイムアウトした場合、アドレス解
析要求メッセージ(ARPリクエスト)の再送を所定回
数だけ繰り返すが、所定回数後もアドレス解析応答メッ
セージ(ARPリプライ)を受信できなかった場合、プ
ロトコル管理部10は、問い合わせ先のネットワークレ
イヤアドレス(IP)を有する受信側LAN通信端末
(B)が異常状態にあると判断し、呼制御部8を通じて
発信側ATM通信端末(A)の呼設定要求(CALL
SETUP)に対して、呼切断メッセージ(DISCO
NNECT)を返信する。これとともに、プロトコル管
理部10は、管理テーブル9の該当するVPI/VCI
テーブルを抹消する。
受信側ATM通信端末(A)(B)に通信を行う際に、
受信側のATM網に異常があった場合の処理シーケンス
を示している。
信端末(A)に対して呼設定要求(CALL SETE
UP)を送信したにもかかわらず、接続が行われずに呼
切断メッセージ(DISCONNECT)が返信されて
きた場合、プロトコル管理部10は送信先のネットワー
クレイヤアドレス(IP)を有するATM通信端末
(A)が異常状態であると認識する。このとき、アドレ
ス解析部11からのアドレス解析応答メッセージ(AR
Pリプライ)は送出せずに、該当するネットワークレイ
ヤアドレス(IP)を有するATM通信端末(A)との
接続が不可能であることを示すICMPメッセージ(I
CMP:Internet Cotrol Message Protocol)を送信側
LAN通信端末(B)に送出する。
が変換部7(C)に通知された場合にも、アドレス解析
部11はLAN網側に対してICMPメッセージを送出
してエラー通知を行う。
明したように、ATM網とLAN網との間に介在する変
換部7(C)によって、呼の接続要求(CALL SE
TUP)、アドレス解析要求メッセージ(ARPリクエ
スト)、アドレス解析応答メッセージ(ARPリプラ
イ)、呼設定メッセージ(CONNECT)の一連の処
理をATM網−LAN網間で連係して行う。
7(C)との間でまず呼設定を完了してから、変換部7
(C)とLAN通信端末(B)との間でアドレス解析処
理を行う場合に必要となるデータを蓄積するためのバッ
ファが不要で、効率的なATM網−LAN網でのデータ
伝送処理が可能となる。
ッファ等を設けることなく効率的に異種伝送路のLAN
同士を接続しコネクションレス通信を実現することがで
きる。
末(B)への通信手順を示すシーケンス図
末(A)への通信手順を示すシーケンス図
処理シーケンス図
処理シーケンス図
部) 13・・タイマー 14・・アドレスデータベース
Claims (6)
- 【請求項1】 呼制御により通信パスが設定され、この
通信パスを通じてセル形式でデータ転送が行われる第1
の通信網と、 前記第1の通信網に接続され、呼制御手順を備えた第1
の通信端末と、 通信端末毎に付与されたアドレスに基づいてフレーム形
式でデータ転送が行われる第2の通信網と、 前記第2の通信網に接続され、アドレス取得手段を備え
た第2の通信端末と、 前記第1の通信網と前記第2の通信網との間に介在し、
第1の通信端末から発信された呼設定要求中から第2の
通信端末への論理アドレスを抽出して第2の通信網の物
理アドレスを問い合わせるリクエストフレームを前記第
2の通信網に出力し前記第2の通信網の物理アドレスを
取得した後、前記第1の通信端末へ呼設定処理を行うと
ともに、第2の通信端末から発信されたリクエストフレ
ームから第1の通信端末への呼設定要求を生成し当該第
1の通信端末への呼設定要求を出力し、呼設定処理終了
後に前記第2の通信端末へリプライフレームを発信する
変換手段とを備えた 異種伝送路間のコネクションレス通
信方式。 - 【請求項2】 前記変換手段は、前記第1の通信端末か
らの呼設定要求中から前記第2の通信網で規定される第
2の通信端末を特定するネットワークレイヤアドレス
と、前記第1の通信網で規定されるコネクションパスI
Dとを抽出する呼制御手段と、 コネクションパスIDと、第2の通信端末のネットワー
クレイヤアドレスと、第2の通信端末の物理アドレスと
を対応させて登録する管理テーブルと、 前記呼制御手段から抽出された第2の通信端末のネット
ワークレイヤアドレスとコネクションパスIDとを前記
管理テーブルに登録するとともに、前記管理テーブルか
ら読み出した第2の通信端末のネットワークレイヤアド
レスを読み出すプロトコル管理手段と、 プロトコル管理手段から読み出された第2の通信端末の
ネットワークレイヤアドレスを基に前記第2の通信網に
対してアドレス解析要求メッセージを出力して前記管理
テーブルに登録すべき第2の通信端末の物理アドレスを
求めるアドレス解析手段とからなる 請求項1記載の異種
伝送路間のコネクションレス通信方式。 - 【請求項3】 前記変換手段は、前記アドレス解析手段
から第2の通信網に対してアドレス解析要求メッセージ
を出力したときにセットされるタイマーを有しており、
当該タイマーによる一定計測時間内に第2の通信端末よ
りアドレス解析応答メッセージを受信しないときに第1
の通信端末に対して呼切断メッセージを返信する請求項
2記載の異種伝送路間のコネクションレス通信方式。 - 【請求項4】 前記変換手段は、前記第2の通信端末か
らのアドレス解析要求メッセージ中から第1の通信端末
を特定するネットワークレイヤアドレスと、第2の通信
端末自身を特定する物理アドレスとを抽出するアドレス
解析手段と、 前記アドレス解析手段から抽出された第1の通信端末の
ネットワークレイヤアドレスと、第2の通信端末の物理
アドレスと、コネクションパスIDとを登録する管理テ
ーブルと、 前記第1の通信端末のネットワークレイヤアドレスと第
2の通信端末の物理アドレスとを前記管理テーブルに登
録するとともに、前記管理テーブルに登録された第1の
通信端末のネットワークレイヤアドレスを読み出すプロ
トコル管理手段と、 プロトコル管理手段から読み出された第1の通信端末の
ネットワークレイヤアドレスを基に前記第1の通信網に
対して呼設定要求を出力して前記管理テーブルに登録す
べきコネクションパスIDを求める呼制御手段とからな
る 請求項1記載の異種伝送路間のコネクションレス通信
方式。 - 【請求項5】 前記変換手段において、前記呼制御手段
から第1の通信網に対して送出された前記呼設定要求に
対して呼切断メッセージを受信したときに、前記アドレ
ス解析手段を通じて前記第2の通信端末に対してアドレ
ス解析応答メッセージを送出しないか、あるいは該当す
るネットワークレイヤアドレスを有する第1の通信端末
との接続が不可能であることを示すエラーメッセージを
送出する請求項4記載の異種伝送路間のコネクションレ
ス通信方式。 - 【請求項6】 前記第1の通信網はATM通信網であ
り、当該ATM通信網には発信端末から送信された呼設
定要求中から受信端末のネットワークレイヤアドレスを
抽出し、このネットワークレイヤアドレスに対応したA
TMアドレスを前記発信端末に返答するATMアドレス
管理手段を備えている請求項1記載の異種伝送路間のコ
ネクションレス通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24299493A JP3514793B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 異種伝送路間のコネクションレス通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24299493A JP3514793B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 異種伝送路間のコネクションレス通信方式 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07107119A JPH07107119A (ja) | 1995-04-21 |
JP3514793B2 true JP3514793B2 (ja) | 2004-03-31 |
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ID=17097316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24299493A Expired - Fee Related JP3514793B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 異種伝送路間のコネクションレス通信方式 |
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JP (1) | JP3514793B2 (ja) |
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ATE306770T1 (de) * | 2001-06-27 | 2005-10-15 | Siemens Ag | Funkkommunikationssystem und verfahren zu dessen betrieb |
JP2006352753A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Kddi Corp | プロトコル変換装置及びコンピュータプログラム |
-
1993
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