JP4002483B2 - コンピュータ及びそのデータ転送方法、並びにコンピュータシステムのデータ転送方式とその方法 - Google Patents

コンピュータ及びそのデータ転送方法、並びにコンピュータシステムのデータ転送方式とその方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ATMインタフェースを備えたコンピュータシステムのデータ転送回路とその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のATMインタフェースを有するコンピュータシステムにおいて、バックアップデータを他のコンピュータに保存するためにはソフトウェアの処理を介する必要があった。
【0003】
図18は、従来のコンピュータシステムの全体ブロック構成図である。図18に示すように、コンピュータ701のメモリ回路及びコンピュータ702のメモリ回路には、両コンピュータのCPU間でデータの保存要求や読み出し要求等をやりとりするための通信プロトコル処理機能を有するソフトウェアが具備されている。
【0004】
コンピュータ701のデータをコンピュータ702へ転送するには、コンピュータ701のCPUがコンピュータ702へデータ保存要求の通知を送出した後、コンピュータ701のメモリ回路からデータを読み出し、コンピュータ702宛のATMセルデータを順次生成してATM交換網703へ送出していた。
【0005】
その後コンピュータ702のCPUは、ATM交換網703経由でコンピュータ701のデータ保存要求を受信し、受信したATMセルデータから保存するデータを分離し、コンピュータ702のメモリ回路へ保存していた。
【0006】
次に、コンピュータ702に保存されているデータをコンピュータ701が読み出して復元するには、コンピュータ701のCPUがコンピュータ702に対してデータ読み出し要求の通知を送出し、コンピュータ702のCPUは、コンピュータ701のデータ読み出し要求を受信したらコンピュータ702のメモリ回路から保存されているデータを読み出し、コンピュータ701宛のATMセルデータを順次生成してATM交換網703へ送出していた。
【0007】
その後コンピュータ701のCPUは、ATM交換網703経由でコンピュータ702のATMセルデータを受信し、受信したATMセルデータから保存データを分離し、コンピュータ701のメモリ回路へデータ書き込みを行って復元していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
これまで説明したように、上記の従来技術にはバックアップするデータを他のコンピュータへ転送するために、転送元コンピュータと転送先コンピュータとの間でソフトウェアによる通信プロトコル処理が必要となり、このためデータのバックアップ処理においてコンピュータの処理負荷が増加してしまうという問題があった。
【0009】
また、バックアップコンピュータのCPUが故障した場合、ソフトウェアによる通信プロトコル処理が実行できなくなり、このためバックアップコンピュータが故障したことを他のコンピュータに通知できないことから保存元のコンピュータにおいて、保存したバックアップデータにアクセスできないことが事前に分からなかったという問題があった。
【0010】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、バックアップするデータを他のコンピュータへ転送する際に、CPUを介在したソフトウェアによる通信プロトコル処理の代わりに、ハードウェアによる自動データ転送回路を利用したバックアップ方式とその方法を提供することにある。
【0011】
また、バックアップコンピュータのCPUが故障した場合、CPUを介在したソフトウェアによる通信プロトコル処理の代わりに、ハードウェアによる自動故障通知と、故障したコンピュータに保存させていたデータと同じデータを別のコンピュータへ自動的にデータ転送する回路を利用したバックアップ方式とその方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明は、ATM交換網に接続された複数のコンピュータ間で自身の保存データを他のコンピュータへ転送してデータバックアップを行うコンピュータシステムのデータ転送方式において、前記自身のコンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域やバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行頻度が一定の頻度より減少したことを検出すると、前記セル生成回路に対して他のコンピュータへバックアップデータを送るための自動転送を要求し、前記セル生成回路は、当該要求を受けて前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出してATMセルデータを生成し、当該ATMセルデータをATM交換網経由で他のコンピュータに自動転送してバックアップすることを特徴としている。
【0013】
即ち、自身のコンピュータにおいてCPUの通常処理におけるATMデータ送出の減少を自動的に検出し、保存領域のデータを読み出してATMセルデータを生成し、ATM交換網に送出する回路と、他のコンピュータにおいてATM交換網を経由して受信したATMセルデータから保存データを分離して自動的にバックアップデータ保存領域へ保存する回路の動作によって、コンピュータの処理負荷を増加させることなくバックアップデータを転送することができる。
【0014】
また、前記セル生成回路にランダムパターン生成回路とデータ管理番号保存媒体を付加する構成を備え、前記セル生成回路は、前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出した後に分割して複数のATMセルデータを生成する際に、当該ATMセルデータの保存先メモリアドレスと関連付けられたデータ管理番号を前記ランダムパターン生成回路によって作成することにより、前記保存データを他コンピュータのメモリ回路のバックアップデータ保存領域にランダムに分散して記憶するとしてもよい。
【0015】
また、前記セル生成回路は、前記ランダムパターン生成回路によって作成されたデータ管理番号と前記ATMセルデータの保存先メモリアドレスとの関連付け情報を前記データ管理番号保存媒体に記憶し、当該ATMセルデータの転送が完了した後に当該データ管理番号保存媒体を前記自身のコンピュータから切り離すことにより、保存した秘密データへの不正アクセスを不可能にするとしてもよい。
【0016】
次に、ATM交換網に接続された複数のコンピュータ間で自身の保存データを他のコンピュータへ転送してデータバックアップを行うコンピュータシステムのデータ転送方式において、前記自身のコンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域やバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行が無いまま一定の時間が経過したことを検出すると、CPUの故障と判定して、前記セル生成回路に対して故障通知セルデータの転送を要求し、前記セル生成回路は、当該要求を受けて自身のコンピュータ故障通知セルデータを生成してATM交換網経由で他のコンピュータに転送し、当該故障通知セルデータを受信した他のコンピュータは、故障したコンピュータが過去に保存したデータを他の別のコンピュータ宛てに自動転送して新たにバックアップすることを特徴としている。
【0017】
即ち、自身のコンピュータにおいてCPU故障を検出し、他のコンピュータへ自動的に故障通知セルデータを送出する回路と、故障通知セルデータを受けて故障したコンピュータに保存させていたデータと同じデータを別のコンピュータへ自動的に転送する回路の動作により、事前にバックアップ先のコンピュータにおけるアクセス不可を回避でき、バックアップ動作の信頼性を高めることができる。
【0018】
また、前記セル生成回路は、前記保存領域のメモリアドレスとATMセルデータにおけるATMヘッダのVPI・VCI値を関連づけて転送先を決定するとしてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。図1は、ATMインタフェースを備えた複数のコンピュータがATM交換網を介して接続されているコンピュータシステムの全体ブロック構成図である。図1に示すように、コンピュータ101、102、103はそれぞれATMセルデータ生成機能とATM交換網へ接続するための物理インタフェースを有しており、ATM交換網104を介して相互にデータ通信を行うことができる。
【0020】
図2はコンピュータ101のブロック構成図であり、図3はコンピュータ101のメモリ回路202におけるメモリマップと保存データセル304の関係を表した説明図である。なお、コンピュータ102とコンピュータ103のブロック構成図も図2と同等である。図2に示すように、CPU201は、DMA(Direct Memory Access)回路203を介してメモリ回路202と接続し、メモリアクセスを行いながらデータを演算処理する。
【0021】
メモリ回路202は図3に示すように、CPU201の通常処理に使用する領域と、自己の保存データを格納する保存領域301または保存領域302と、他のコンピュータから届いた保存データを格納するバックアップデータ保存領域303を有している。そして、CPU201は、自己の長期に保存すべきデータを保存領域301または保存領域302へ保存する。
【0022】
DMA回路203は、通常はCPU201のアドレスバスとデータバスをメモリ回路202に接続して、CPU201のメモリアクセスを可能とする。セル生成回路205またはデータ分離回路206からメモリアクセス要求があった場合、DMA回路203はメモリ回路202のアドレスバスとデータバスをCPU201からセル生成回路205またはデータ分離回路206へ接続変更する。
【0023】
DMA回路203は、セル生成回路205またはデータ分離回路206のメモリアクセスが完了すると再びCPU201と接続する。
【0024】
CPU201は、DMA回路203によってメモリ回路202と遮断されている間はメモリアクセス処理を停止し、接続が戻るとメモリアクセス処理を再開する。
【0025】
ここで、コンピュータ101の通常処理における動作を説明する。CPU201は他のコンピュータへデータ転送するために、ATM送信制御回路204へデータ送信命令を発行し、ATM送信制御回路204はセル生成回路205にATMセルデータの生成を要求し、セル生成回路205は、DMA回路203を介してメモリ回路202の通常使用領域の指定されたアドレスへリードアクセスし、リードしたデータを分割して複数のATMセルデータを生成する。
【0026】
なお、ATM送信制御回路204は、上記のようにCPU201からの命令を受けて制御動作を行う場合以外に、ATM送信制御回路204自身で制御を実行する場合もあり、この動作を説明する。ATM送信制御回路204は、CPU201の通常処理によるデータ送信命令の発行頻度が一定の頻度より減少したことを検出すると、メモリ回路202の保存領域301または302に保存されているデータを他のコンピュータへ転送してバックアップするために、データの自動転送をセル生成回路205に実行させる。
【0027】
セル生成回路205は、DMA回路203を介してメモリ回路202の保存領域301または保存領域302へ読み出しを行い、読み出したデータを分割して複数のATMセルデータを生成する。生成されたATMセルデータは、ATM I/F回路207を介してATM交換網104へ送出され、保存データセルとして他のコンピュータへ転送される。
【0028】
どのコンピュータへ転送されるかはATMセルデータのヘッダ情報にあるVPI(Virtual Path Identifier:仮想パス識別子)・VCI(Virtual Channel Identifier:仮想チャネル識別子)の値で決まり、VPI・VCI値はメモリ回路202の保存領域のメモリアドレスと関連づけられている。セル生成回路205は、各コンピュータへセルデータを届けるためにこのVPI及びVCIの値を管理しており、読み出したメモリ回路202の保存領域のアドレスによってVPI・VCI値を決定する。
【0029】
次に、他のコンピュータにバックアップしたデータの読み出しを要求する動作を説明する。CPU201はATMセル送信制御回路204へ読み出し命令を発行し、ATM送信制御回路204はセル生成回路205に対して読み出し要求セルの生成を要求し、セル生成回路205は、作成した読み出し要求セルをATM交換網へ送出する。また自身のコンピュータも他のコンピュータからバックアップのために受信したデータをバックアップデータ保存領域303に保存しており、他のコンピュータからの読み出し要求セルを受信すると、セル生成回路205は要求のあったコンピュータのバックアップデータを読み出し、読み出し応答セルとして送信する。
【0030】
また、ATM送信制御回路204自身で制御を実行する他の場合を説明する。ATM送信制御回路204は、CPU201のデータ送信命令の発行が無いまま規定の時間が経過したことを検出すると、CPUの故障と判断し、セル生成回路205に故障通知セルを生成させて他のコンピュータへ自動送信するが、この詳細動作説明は後述する。
【0031】
ATM I/F回路207は、セル生成回路205の生成したセルデータをATM物理インタフェース信号へ変換し、ATM交換網104へ送出する。また、ATM I/F回路207は、ATM交換網104から転送されてくるデータを受信し、ATMセルデータを抽出してデータ分離回路206へ出力する。
【0032】
データ分離回路206は、ATM I/F回路を介して受信したATMセルデータを分離し、分離したデータ管理番号に基づいて当該データの属性を調査して当該データが保存データセルか、読み出し要求セルか、読み出し応答セルか、故障通知セルかどうかを検出する。
【0033】
受信したデータが保存データセルの場合、データ分離回路206は受信後分離したデータをDMA回路203経由でメモリ回路202のバックアップデータ保存領域に保存する。受信したデータが読み出し要求セルの場合、データ分離回路206はセル生成回路205へ読み出し応答セルの生成を要求する。受信したデータが読み出し応答セルの場合、データ分離回路206はDMA回路203を介して自己の保存領域へ受信後分離したデータを保存する。受信したデータが故障通知セルの場合、データ分離回路206はセル生成回路205へ通知し、セル生成回路205は過去に故障したコンピュータに転送したデータと同じデータをメモリ回路202の保存領域から再度読み出し、VPI・VCI値を変更して別のコンピュータ宛にATMセルデータを生成して送出する。
【0034】
次に、メモリ回路の保存データとセルデータの関係について図3、図4及び図5を用いて説明する。図3に示すように、コンピュータ101のメモリ回路202には、CPU201が通常の処理に使用する領域と、長期にわたって保存すべき自己のデータを格納する保存領域301と保存領域302、他のコンピュータから転送されて来たデータを格納するバックアップデータ保存領域303がある。保存領域301や保存領域302へ保存されたデータは、セル生成回路205によってリードされ、保存データセル304のようにn個に分割されてペイロード部分に格納される。保存データセル304は、このペイロード部分以外に、コンピュータの宛先であるVPI・VCIを含むヘッダ部分と、どのコンピュータから送出されたかを示すコンピュータ番号、分割されたデータの順番と読み出し要求や故障通知の分類を表すデータ管理番号が格納されている。
【0035】
図4は、他のコンピュータ(例えばコンピュータ102)のメモリ回路401におけるメモリマップと保存データセル304の関係を表した説明図である。図4に示すように、ATM交換網104を介して転送されてきた保存データセル304のコンピュータ番号とデータ管理番号及び分割データが組になってバックアップデータ保存領域402へ格納される。どのコンピュータへATMセルが転送されるかは、メモリ回路の保存領域によって分ける。例えば、図3の保存領域301はコンピュータ102、保存領域302はコンピュータ103に転送するものとなっている。従って、保存領域301がn個の保存データセルで分割されると、図4のバックアップデータ保存領域402にもn組のデータが転送されて保存される。
【0036】
図5は、他のコンピュータ(例えばコンピュータ102)のメモリ回路401におけるメモリマップと読み出し応答セル501の関係を表した説明図である。図5に示すように、メモリ回路401をもつコンピュータ102が、読み出し要求セルを受信した場合、図5のように読み出し要求セルのコンピュータ番号に一致するデータの組をバックアップデータ保存領域402から読み出し、要求するコンピュータの宛先を含むATMヘッダを付加した読み出し応答セルデータ501を順次生成して送出する。
【0037】
なお、通常処理において、CPU201が他のコンピュータへデータ転送する場合、セル生成回路205は通常処理領域からデータをリードしてATMセルデータを生成するが、転送するデータの指定や、VPI・VCI値とペイロード構成の指定はCPU201が決定する。
【0038】
次に、図6乃至図9は図3及び図4のメモリ回路と保存データセルの関係を表した説明図における具体的な情報であり、図6は保存領域割り当て表、図7はコンピュータのVPI/VCI割り当て表、図8はコンピュータ番号割り当て表、図9はデータ管理番号割り当て表である。そして、図10は図3に対して上記の具体的な割り当て情報を組み入れた説明図であり、ここではメモリ回路202の保存領域のデータから保存データセル304を作り上げるまでを表している。
【0039】
図10に示すように、生成する保存データセル304のコンピュータ番号を1Byte、データ管理番号を1Byteとすると、ATMヘッダは5Byteとなり、ATMセルデータ全体で53Byte固定であるので、ペイロード部分へ挿入される分割データのサイズは46Byteとなる。
【0040】
メモリ回路202の保存領域とそのデータから生成したATMセルデータの送出先が図6に示すような関係とすると、保存領域301のデータから生成したATMセルデータはコンピュータ102へ送出することになる。
【0041】
また、各コンピュータの宛先として割り当てられたVPI・VCIの値が図7、コンピュータ番号の割り当てが図8に示すような関係とすると、保存データセル304のATMヘッダはコンピュータ102宛のVPI=1、VCI=21となり、送出元を示すコンピュータ番号は1となる。
【0042】
そして、データ管理番号は1Byteで表現できる0〜255の値を図9に示すように割り当てており、保存データセル304は他のコンピュータへ送出する保存データであるので、データ管理番号は1〜244が使用され、図10の場合では、保存領域301と保存領域302のサイズを同じとしてデータ管理番号は保存領域301に1〜122、保存領域302に123〜244を割り当てている。
【0043】
なお、データ管理番号は保存領域301及び保存領域302のメモリアドレスを46Byte単位で分割して関連付けられており、データ管理番号の上限値から、転送できる分割データの数は最大で244となり、図10における最大転送データサイズは46Byte×244=11224Byteとなる。
【0044】
次に、図11は図4に対して図6乃至図9の具体的な割り当て情報を組み入れた説明図であり、他のコンピュータとしてコンピュータ102の例で説明している。そして、保存データセルをコンピュータ102のメモリ回路401のバックアップデータ保存領域に保存している様子を表している。図11に示すように、ATM交換網104は、保存データセル304のVPI=1、VCI=21という値に従ってコンピュータ102へセルデータを転送しており、保存データセル304を受け取ったコンピュータ102では、データ分離回路において受信した保存データセル304のうちATMヘッダを削除する。そして分離したコンピュータ番号とデータ管理番号及び分割データの46ByteをDMA回路経由でメモリ回路401のバックアップデータ保存領域402へ書き込む。
【0045】
なお、コンピュータ102は、コンピュータ101からだけでなくコンピュータ103からも保存データを受信しており、それぞれのコンピュータから受信する保存データはコンピュータ毎あるいは受信順序に従って領域を分けずにバックアップデータ保存領域402の空き領域へ順次保存している。
【0046】
図12は、図1に示すコンピュータ101からコンピュータ102及びコンピュータ103へATMデータ転送する場合の動作を表すフローチャート図である。図12に示すように、コンピュータ101のCPU201からATM送信制御回路204へ発行されるATM送信命令がある一定の頻度より減少すると(ステップ801)、ATM送信制御回路204は保存データの自動転送動作を開始し、 図10の保存領域301と302のうちいずれかの領域を選択してセル生成回路205へ自動転送を要求する(ステップ802)。
【0047】
保存領域301の自動転送要求の場合、図6に示すように保存先コンピュータはコンピュータ102となり、セル生成回路205は、DMA回路203を介してメモリ回路202の保存領域301へリードアクセスする。セル生成回路205は、リードしたデータを分割してATMセルデータ(図10における保存データセル304)を生成する(ステップ803)。
【0048】
セル生成回路205によって生成された保存データセル304はATM I/F回路207よりATM交換網104へ送出され(ステップ804)、セル生成回路205とATM I/F回路207は、分割データを全てATMセルデータにして送出するまでこの動作を繰り返す(ステップ805)。
【0049】
ATM交換網104は、保存データセル304のVPI・VCI値にしたがってコンピュータ102へセルデータを転送し、コンピュータ102はATM交換網104から転送されてきた保存データセル304をATM I/Fによって受信する(ステップ806)。
【0050】
保存データセル304を受信したコンピュータ102は、図11に示すように受信した保存データセル304のうちATMヘッダを削除してコンピュータ番号とデータ管理番号及び分割データを分離する(ステップ807)。そしてこの分離したデータをコンピュータ102のメモリ回路のバックアップデータ保存領域に書き込む(ステップ808)。
【0051】
ATM送信制御回路204が自動転送対象として保存領域302を選択した場合も前述と同じ動作を行い、セル生成回路205はメモリ回路202の保存領域302へリードアクセスし、リードしたデータを分割してATMセルデータ(保存データセル)を生成する(ステップ809)。
【0052】
セル生成回路205によって生成された保存データセルはATM I/F回路207よりATM交換網104へ送出され、コンピュータ103へ保存データを転送する(ステップ810)。なお、セル生成回路205とATM I/F回路207は、保存領域302の分割データを全てATMセルデータにして送出するまでこの動作を繰り返す(ステップ811)。
【0053】
ATM交換網104は、保存データセルのVPI・VCI値にしたがってコンピュータ103へセルデータを転送し、コンピュータ103はATM交換網104から転送されてきた保存データセル304を受信する(ステップ812)。
【0054】
保存データセルを受信したコンピュータ103は、図11に示すように受信した保存データセルのうちATMヘッダを削除してコンピュータ番号とデータ管理番号及び分割データを分離する(ステップ813)。そしてこの分離したデータをコンピュータ103のメモリ回路のバックアップデータ保存領域に書き込む(ステップ814)。
【0055】
次に、図13は、コンピュータ101が自身のデータ保存領域301に保存していたデータを何らかの理由により消失してしまったため、コンピュータ102のバックアップデータ領域402に保存していたデータを読み出して消失データを復元させる動作フローチャート図である。また、図14は、図13に記載している読み出し要求セルとそのバックアップデータの読み出し動作を説明する図であり、図15は、図13に記載している読み出し応答セルとその読み出した分割データを保存領域に書き込む動作を説明する図である。図13に示すように、コンピュータ101のCPU201は、自身のデータ保存領域301に保存していたデータが消失してしまった場合、ATM送信制御回路204に対して保存領域301の復元命令を発行する。
【0056】
セル生成回路205はATM送信制御回路204より復元要求を受けてコンピュータ102宛の読み出し要求セルを生成し(ステップ901)、ATM I/F回路207を介してATM交換網へ読み出し要求セルを送出する(ステップ902)。
【0057】
ここで、図14に示すように、コンピュータ102宛に生成された読み出し要求セルの具体的内容を表しているのが読み出し要求セル305である。この読み出し要求セル305は、ATMヘッダ値がVPI=1、VCI=21となっていることからコンピュータ102宛の読み出し要求セルであること、またコンピュータ番号値が1でデータ管理番号値が0となっていることからコンピュータ101の読み出し要求セルであることを表している。なおデータ部分として46Byteが付加されるが、内容は任意である。
【0058】
このような読み出し要求セルを受信したコンピュータ102は(ステップ903)、データ分離回路において受信したATMセルデータのコンピュータ番号が1でデータ管理番号が0という値からコンピュータ101のバックアップデータ読み出し要求であることを検出し、コンピュータ102のセル生成回路へ通知する(ステップ904)。
【0059】
セル生成回路はDMA回路を介してバックアップデータ保存領域402内にあるコンピュータ番号が1のデータを探して順次読み出し(ステップ905)、読み出したデータから図14に示す読み出し応答セル501を生成する。この読み出し応答セル501のATMヘッダ部分は、コンピュータ101宛なのでVPI=1、VCI=20となり、ペイロード部分にはバックアップデータ保存領域402から読み出したコンピュータ番号1Byteとデータ管理番号1Byte、そして分割データ46Byteをそのまま挿入する(ステップ906)。
コンピュータ102は、上記のセル生成回路によって生成された読み出し応答セル501をATM I/F回路よりATM交換網104へ送出し(ステップ907)、セル生成回路とATM I/F回路は、バックアップデータ保存領域402内にあるコンピュータ番号1の分割データ全てをコンピュータ101宛へ送出するまでこの動作を繰り返す(ステップ908)。
【0060】
一方、コンピュータ101はこの読み出し応答セル501を受信し(ステップ909)、図14に示すように受信した読み出し応答セル501のうちATMヘッダを削除してコンピュータ番号とデータ管理番号及び分割データを分離する(ステップ910)。
【0061】
コンピュータ101のデータ分離回路は、分離した読み出し応答セル501のコンピュータ番号を読み取り、この値が1であれば自身に割り当てられたコンピュータ番号と同じと判定して読み出し要求に対する応答セルであることを検出する(ステップ911)。
【0062】
そしてコンピュータ101は、DMA回路を介して図15に示すようにデータ管理番号に対応するコンピュータ101のメモリ回路202の保存領域301へ分割データを書き込む(ステップ912)。なお、コンピュータ102から転送されて来る読み出し応答セルのデータ管理番号は1から122の範囲にあり、保存領域301のメモリアドレスと関連付けられているので、読み出し応答セルの到達順序に関係なく保存領域301のデータは復元できる。
【0063】
さらに、ATM回線に十分な帯域が確保されている場合、コンピュータ101はコンピュータ102とコンピュータ103へ連続して読み出し要求セルを送出することも可能であり、コンピュータ102とコンピュータ103は、連続して読み出し応答セルをコンピュータ101へ送出するため、保存領域301と保存領域302の復元が短時間に実現できる。
【0064】
次に、図16は、コンピュータ102が故障した場合の故障通知セルとこの故障通知セルを受信したコンピュータ101が過去にコンピュータ102に保存していたデータを新たにコンピュータ103へ保存させる動作を説明する図である。図16に示すように、コンピュータ102のATM送信制御回路は、CPUのデータ送信命令の発行が無いまま規定の時間が経過するとCPUの故障と判断し、セル生成回路に故障通知セルデータの送出を要求する。
【0065】
コンピュータ102のセル生成回路は図16の故障通知セル502を生成しており、図16に示すようにATMヘッダ値がVPI=1、VCI=20となっていることからコンピュータ101宛であること、またコンピュータ番号値が2、データ管理番号値が255となっていることからコンピュータ102の故障通知セルであることを表している。
【0066】
なお、コンピュータ102のセル生成回路は、コンピュータ101宛とコンピュータ103宛のATMヘッダをもつ2つの故障通知セルを生成し、ATM交換網104へそれぞれ送出する。
【0067】
コンピュータ101はATM I/F回路を介して故障通知セルを受信し、データ分離回路によって分離したセルのコンピュータ番号が2、データ管理番号が255であることを検出し、コンピュータ102が故障したことを認知してセル生成回路へ通知する。
【0068】
コンピュータ101のセル生成回路は、過去にコンピュータ102へ転送していた保存領域301のデータを新たにコンピュータ103のバックアップデータ保存領域へ保存させるために、ATMヘッダをコンピュータ103宛として、保存データセル305を生成し、ATM交換網104へ送出する。
【0069】
そしてコンピュータ103はコンピュータ101から転送されたデータを、通常の保存データとしてバックアップデータ領域に保存する。この結果、コンピュータ103には、コンピュータ101の保存領域301と保存領域302の両方のデータが保存されたことになる。
【0070】
一方、コンピュータ103もコンピュータ102の故障検出セルを受信しており、上記のコンピュータ101と同様に過去にコンピュータ102へ転送していたコンピュータ103の保存領域データをコンピュータ101宛に新たにデータ転送する。
【0071】
コンピュータ101はコンピュータ103から転送されたデータを、通常の保存データとしてバックアップデータ領域に保存する。この結果、コンピュータ101には、コンピュータ103の保存領域301と保存領域302の両方のデータが保存されたことになる。
【0072】
次に、図17は、図2のセル生成回路205とデータ分離回路206にランダムパターン生成回路601とデータ管理番号保存媒体602を付加することにより、秘密データの分散保存を可能とする構成図である。図17に示すように、セル生成回路205が保存領域のデータを分割してATMセルデータ(保存データセル)を生成する際、データ管理番号をランダムパターン生成回路601によって生成し、保存領域のメモリアドレスと関連付けるようにしている。そして、割り付けられたデータ管理番号とメモリアドレスの関連付け情報は、データ管理番号保存媒体602に記憶し、セル生成回路205が保存領域全てのデータを保存データセルとして他の複数のコンピュータへ転送完了した後、セル生成回路205は、保存領域のデータを消去し、データ管理番号保存媒体602を物理的に回路から切り離す。
【0073】
このように構成した結果、完全な形の秘密データを1台のコンピュータに保有することは存在しなくなり、しかもデータ管理番号とメモリアドレスの関連付け情報も物理的に回路から切り離されているため、秘密データへの不正アクセスは事実上不可能になる。
【0074】
また、上記の構成において、保存されたデータを読み出して復元する場合は、データ管理番号保存媒体602を再度回路に実装してセル生成回路205から保存先の他のコンピュータへ読み出し要求セルを送出し、データ分離回路においてデータ管理番号保存媒体602に記憶されたデータ管理番号とメモリアドレスの関連付け情報を参照しながら読み出し応答セルの分割データを保存領域へ書き込むことで、秘密データは復元できる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自身のコンピュータにおいてCPUの通常処理におけるATMデータ送出の減少を自動的に検出し、保存領域のデータを読み出してATMセルデータを生成し、ATM交換網に送出する回路と、他のコンピュータにおいてATM交換網を経由して受信したATMセルデータから保存データを分離して自動的にバックアップデータ保存領域へ保存する回路の動作によって、コンピュータの処理負荷を増加させることなくバックアップデータを転送することができるという効果が得られる。
【0076】
そして、上記のバックアップデータを自動転送する時は、CPUの通常処理におけるATMセルデータの送出が減少してATM回線に未使用帯域が発生した時間帯になるため、ATM回線の帯域を有効利用できるという効果が得られる。
【0077】
また、自身のコンピュータにおいてCPU故障を検出し、他のコンピュータへ自動的に故障通知セルデータを送出する回路と、故障通知セルデータを受けて故障したコンピュータに保存させていたデータと同じデータを別のコンピュータへ自動的に転送する回路の動作により、事前にバックアップ先のコンピュータにおけるアクセス不可を回避でき、バックアップ動作の信頼性を高めることができるという効果が得られる。
【0078】
さらに、簡単な回路構成(ランダムパターン生成回路等)の付加を行い、秘密データに対してランダムなデータ管理番号を付与して分割し、これをばらばらにして他のコンピュータに保存させる回路の動作により、完全な形の秘密データを1台のコンピュータにバックアップすることがなくなり、秘密データを不正なアクセスから守ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATMインタフェースを備えた複数のコンピュータがATM交換網を介して接続されているコンピュータシステムの全体ブロック構成図である。
【図2】コンピュータ101のブロック構成図である。
【図3】コンピュータ101のメモリ回路202におけるメモリマップと保存データセル304の関係を表した説明図である。
【図4】他のコンピュータ(例えばコンピュータ102)のメモリ回路401におけるメモリマップと保存データセル304の関係を表した説明図である。
【図5】他のコンピュータ(例えばコンピュータ102)のメモリ回路401におけるメモリマップと読み出し応答セル501の関係を表した説明図である。
【図6】保存領域割り当て表である。
【図7】コンピュータのVPI/VCI割り当て表である。
【図8】コンピュータ番号割り当て表である。
【図9】データ管理番号割り当て表である。
【図10】図3に対して具体的な割り当て情報を組み入れた説明図である。
【図11】図4に対して図6乃至図9の具体的な割り当て情報を組み入れた説明図である。
【図12】図1に示すコンピュータ101からコンピュータ102及びコンピュータ103へATMデータ転送する場合の動作を表すフローチャート図である。
【図13】コンピュータ102のバックアップデータ領域402に保存していたデータを読み出して消失データを復元させる動作フローチャート図である。
【図14】図13に記載している読み出し要求セルとそのバックアップデータの読み出し動作を説明する図である。
【図15】図13に記載している読み出し応答セルとその読み出した分割データを保存領域に書き込む動作を説明する図である。
【図16】コンピュータ102が故障した場合の故障通知セルとこの故障通知セルを受信したコンピュータ101が過去にコンピュータ102に保存していたデータを新たにコンピュータ103へ保存させる動作を説明する図である。
【図17】図2のセル生成回路205とデータ分離回路206にランダムパターン生成回路601とデータ管理番号保存媒体602を付加することにより、秘密データの分散保存を可能とする構成図である。
【図18】従来のコンピュータシステムの全体ブロック構成図である。
【符号の説明】
101、102、103 コンピュータ
104、703 ATM交換網
201 CPU
202 メモリ回路
203 DMA回路
204 ATM送信制御回路
205 セル生成回路
206 データ分離回路
207 ATM I/F回路
301、302 保存領域
303 バックアップデータ保存領域
304 保存データセル
305 読み出し要求セル
401 他のコンピュータのメモリ回路
402 他のコンピュータのバックアップデータ保存領域
501 読み出し応答セル
502 故障通知セル
601 ランダムパターン生成回路
602 データ管理番号保存媒体
701、702 従来のコンピュータ

Claims (18)

  1. ATM交換網に接続された複数のコンピュータ間で自身の保存データを他のコンピュータへ転送してデータバックアップを行うコンピュータシステムのデータ転送方式において、
    前記自身のコンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行頻度が一定の頻度より減少したことを検出すると、前記セル生成回路に対して他のコンピュータへバックアップデータを送るための自動転送を要求し、
    前記セル生成回路は、当該要求を受けて前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出してATMセルデータを生成し、当該ATMセルデータをATM交換網経由で他のコンピュータに自動転送してバックアップすることを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方式。
  2. ATM交換網に接続された複数のコンピュータ間で自身の保存データを他のコンピュータへ転送してデータバックアップを行うコンピュータシステムのデータ転送方式において、
    前記自身のコンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行頻度が一定の頻度より減少したことを検出すると、前記セル生成回路に対して他のコンピュータへバックアップデータを送るための自動転送を要求し、
    前記セル生成回路は、当該要求を受けて前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出した後に分割して複数のATMセルデータを生成し、当該ATMセルデータをATM交換網経由で他のコンピュータに転送し、
    当該ATMセルデータを受信した他のコンピュータは、当該ATMセルデータがバックアップするための保存データであることを検出すると当該複数の保存データを他コンピュータのメモリ回路のバックアップデータ保存領域に繰り返して記憶することを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方式。
  3. 請求項1又は請求項2のコンピュータシステムのデータ転送方式において、
    前記セル生成回路にランダムパターン生成回路とデータ管理番号保存媒体を付加する構成を備え、前記セル生成回路は、前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出した後に分割して複数のATMセルデータを生成する際に、当該ATMセルデータの保存先メモリアドレスと関連付けられたデータ管理番号を前記ランダムパターン生成回路によって作成することにより、前記保存データを他コンピュータのメモリ回路のバックアップデータ保存領域にランダムに分散して記憶することを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方式。
  4. 請求項3のコンピュータシステムのデータ転送方式において、
    前記セル生成回路は、前記ランダムパターン生成回路によって作成されたデータ管理番号と前記ATMセルデータの保存先メモリアドレスとの関連付け情報を前記データ管理番号保存媒体に記憶し、当該ATMセルデータの転送が完了した後に当該データ管理番号保存媒体を前記自身のコンピュータから切り離すことにより、保存した秘密データへの不正アクセスを不可能にすることを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方式。
  5. ATM交換網に接続された複数のコンピュータ間で自身の保存データを他のコンピュータへ転送してデータバックアップを行うコンピュータシステムのデータ転送方式において、
    前記自身のコンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行が無いまま一定の時間が経過したことを検出すると、CPUの故障と判定して、前記セル生成回路に対して故障通知セルデータの転送を要求し、
    前記セル生成回路は、当該要求を受けて自身のコンピュータ故障通知セルデータを生成してATM交換網経由で他のコンピュータに転送し、
    当該故障通知セルデータを受信した他のコンピュータは、故障したコンピュータへ過去に保存させていたと同じデータを他の別のコンピュータ宛てに自動転送して新たにバックアップすることを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方式。
  6. 請求項1、請求項2又は請求項5のコンピュータシステムのデータ転送方式において、
    前記セル生成回路は、前記保存領域のメモリアドレスとATMセルデータにおけるATMヘッダのVPI・VCI値を関連づけて転送先を決定することを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方式。
  7. ATM交換網に接続された複数のコンピュータ間で自身の保存データを他のコンピュータへ転送してデータバックアップを行うコンピュータシステムのデータ転送方法において、
    前記自身のコンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行頻度が一定の頻度より減少したことを検出すると、前記セル生成回路に対して他のコンピュータへバックアップデータを送るための自動転送を要求するステップと、前記セル生成回路は、当該要求を受けて前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出してATMセルデータを生成するステップと、当該ATMセルデータをATM交換網経由で他のコンピュータに自動転送してバックアップするステップを有することを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方法。
  8. ATM交換網に接続された複数のコンピュータ間で自身の保存データを他のコンピュータへ転送してデータバックアップを行うコンピュータシステムのデータ転送方法において、
    前記自身のコンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行頻度が一定の頻度より減少したことを検出すると、前記セル生成回路に対して他のコンピュータへバックアップデータを送るための自動転送を要求するステップと、
    前記セル生成回路は、当該要求を受けて前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出した後に分割して複数のATMセルデータを生成するステップと、当該ATMセルデータをATM交換網経由で他のコンピュータに転送するステップと、当該ATMセルデータを受信した他のコンピュータは、当該ATMセルデータがバックアップするための保存データであることを検出すると当該複数の保存データを他コンピュータのメモリ回路のバックアップデータ保存領域に繰り返して記憶するステップを有することを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方法。
  9. 請求項7又は請求項8のコンピュータシステムのデータ転送方法において、
    前記セル生成回路にランダムパターン生成回路とデータ管理番号保存媒体を付加する構成を備え、前記セル生成回路は、前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出した後に分割して複数のATMセルデータを生成する際に、当該ATMセルデータの保存先メモリアドレスと関連付けられたデータ管理番号を前記ランダムパターン生成回路によって作成するステップを有することにより、前記保存データを他コンピュータのメモリ回路のバックアップデータ保存領域にランダムに分散して記憶することを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方法。
  10. 請求項9のコンピュータシステムのデータ転送方式において、
    前記セル生成回路は、前記ランダムパターン生成回路によって作成されたデータ管理番号と前記ATMセルデータの保存先メモリアドレスとの関連付け情報を前記データ管理番号保存媒体に記憶するステップと、当該ATMセルデータの転送が完了した後に当該データ管理番号保存媒体を前記自身のコンピュータから切り離すステップを有することにより、
    保存した秘密データへの不正アクセスを不可能にすることを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方法。
  11. ATM交換網に接続された複数のコンピュータ間で自身の保存データを他のコンピュータへ転送してデータバックアップを行うコンピュータシステムのデータ転送方法において、
    前記自身のコンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行が無いまま一定の時間が経過したことを検出すると、CPUの故障と判定して、前記セル生成回路に対して故障通知セルの自動転送を要求するステップと、
    前記セル生成回路は、当該要求を受けて自身のコンピュータ故障通知セルを生成してATM交換網経由で他のコンピュータに転送するステップと、
    当該故障通知セルを受信した他のコンピュータは、故障したコンピュータへ過去に保存させていたと同じデータを他の別のコンピュータ宛てに自動転送して新たにバックアップすることを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方法。
  12. 請求項7、請求項8又は請求項11のコンピュータシステムのデータ転送方法において、
    前記セル生成回路は、前記保存領域のメモリアドレスとATMセルデータにおけるATMヘッダのVPI・VCI値を関連づけて転送先を決定するステップを有することを特徴とするコンピュータシステムのデータ転送方法。
  13. ATM交換網を介して他のコンピュータと通信するコンピュータであって、
    前記コンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行頻度が一定の頻度より減少したことを検出すると、前記セル生成回路に対して他のコンピュータへバックアップデータを送るための自動転送を要求し、
    前記セル生成回路は、当該要求を受けて前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出してATMセルデータを生成し、当該ATMセルデータをATM交換網経由で他のコンピュータに自動転送してバックアップすることを特徴とするコンピュータ。
  14. ATM交換網を介して他のコンピュータと通信するコンピュータであって、
    前記コンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行頻度が一定の頻度より減少したことを検出すると、前記セル生成回路に対して他のコンピュータへバックアップデータを送るための自動転送を要求し、
    前記セル生成回路は、当該要求を受けて前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出した後に分割して複数のATMセルデータを生成し、当該ATMセルデータをATM交換網経由で他のコンピュータに転送し、
    当該ATMセルデータを受信した他のコンピュータは、当該ATMセルデータがバックアップするための保存データであることを検出すると当該複数の保存データを他コンピュータのメモリ回路のバックアップデータ保存領域に繰り返して記憶することを特徴とするコンピュータ。
  15. ATM交換網を介して他のコンピュータと通信するコンピュータであって、
    前記コンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行が無いまま一定の時間が経過したことを検出すると、CPUの故障と判定して、前記セル生成回路に対して故障通知セルデータの転送を要求し、
    前記セル生成回路は、当該要求を受けて自身のコンピュータ故障通知セルデータを生成してATM交換網経由で他のコンピュータに転送し、
    当該故障通知セルデータを受信した他のコンピュータは、故障したコンピュータへ過去に保存させていたと同じデータを他の別のコンピュータ宛てに自動転送して新たにバックアップすることを特徴とするコンピュータ。
  16. ATM交換網を介して他のコンピュータと通信するコンピュータのデータ転送方法であって、
    前記コンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行頻度が一定の頻度より減少したことを検出すると、前記セル生成回路に対して他のコンピュータへバックアップデータを送るための自動転送を要求するステップと、前記セル生成回路は、当該要求を受けて前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出してATMセルデータを生成するステップと、当該ATMセルデータをATM交換網経由で他のコンピュータに自動転送してバックアップするステップを有することを特徴とするコンピュータのデータ転送方法。
  17. ATM交換網を介して他のコンピュータと通信するコンピュータのデータ転送方法であって、
    前記コンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行頻度が一定の頻度より減少したことを検出すると、前記セル生成回路に対して他のコンピュータへバックアップデータを送るための自動転送を要求するステップと、
    前記セル生成回路は、当該要求を受けて前記メモリ回路の保存領域に格納されている保存データを読み出した後に分割して複数のATMセルデータを生成するステップと、当該ATMセルデータをATM交換網経由で他のコンピュータに転送するステップと、当該ATMセルデータを受信した他のコンピュータは、当該ATMセルデータがバックアップするための保存データであることを検出すると当該複数の保存データを他コンピュータのメモリ回路のバックアップデータ保存領域に繰り返して記憶するステップを有することを特徴とするコンピュータのデータ転送方法。
  18. ATM交換網を介して他のコンピュータと通信するコンピュータのデータ転送方法であって、
    前記コンピュータは、通常処理におけるデータ送信命令を発行するCPUと、他のコンピュータへバックアップデータを自動転送するための制御を行うATM送信制御回路と、保存データを記憶する保存領域や他のコンピュータから送信されたバックアップデータを記憶するバックアップデータ保存領域を有するメモリ回路と、他のコンピュータへ転送するデータをATMセルデータに変換するセル生成回路とを備え、
    前記ATM送信制御回路は、前記CPUからのデータ送信命令の発行が無いまま一定の時間が経過したことを検出すると、CPUの故障と判定して、前記セル生成回路に対して故障通知セルの自動転送を要求するステップと、
    前記セル生成回路は、当該要求を受けて自身のコンピュータ故障通知セルを生成してATM交換網経由で他のコンピュータに転送するステップと、
    当該故障通知セルを受信した他のコンピュータは、故障したコンピュータへ過去に保存させていたと同じデータを他の別のコンピュータ宛てに自動転送して新たにバックアップすることを特徴とするコンピュータのデータ転送方法。
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