JP3050143B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数系統の室内
熱交換器を備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、除湿運転の際に
は、まず、蒸発器として働く前段の室内熱交換器で空気
を冷やして除湿し、次に、凝縮器として働く後段の室内
熱交換器で上記除湿された冷えた空気を暖めるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の空
気調和機では、同一系統の冷媒を前段の熱交換器と後段
の熱交換器とで利用しているから、除湿能力の調整が制
限され、所望の除湿能力を得にくいという問題がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、除湿能力を自
由に設定することができる空気調和機を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の空気調和機は、空気流に対して並
列に配置されている複数系統の室内熱交換器を備えた空
気調和機であって、上記複数系統の室内熱交換器は夫々
各室外機に接続されて、各々の室内熱交換器が凝縮器と
して運転するのか蒸発器として運転するのかを選択でき
るようになっており、凝縮器として選択された上記室内
熱交換器と蒸発器として選択された上記室内熱交換器と
を同時に運転させ、または蒸発器として働く上記室内熱
交換器だけを運転させて除湿運転を行う除湿運転制御部
を備えたことを特徴としている。
【0006】この請求項1の発明によれば、上記除湿運
転制御部は、並列配置された複数系統の室内熱交換器の
内の所望のものを蒸発器として運転し、所望のものを凝
縮器として運転する。したがって、請求項1の発明によ
れば、除湿能力の設定自由度が高くて、かつ、除湿能力
の細かい設定も可能になる。また、並列配置された複数
系統の室内熱交換器の内、凝縮器と蒸発器とを同時に運
転させる除湿運転だけでなく、蒸発器だけを運転させる
除湿運転も行えるので、除湿能力の可変範囲を広くで
き、かつ、除湿能力の細かい設定も可能になる。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の空気調和機において、上記複数系統の室内熱交換器
は、上下に積み重ねられており、上記除湿運転制御部
は、上にある室内熱交換器を凝縮器として選択する一
方、下にある熱交換器を蒸発器として選択することを特
徴としている。
【0008】この請求項2の発明によれば、蒸発器が下
に、凝縮器が上に位置するから、蒸発器としての室内熱
交換器で結露した水滴が滴下しても、凝縮器に至ること
がなく、したがって、水滴が凝縮器として働く室内熱交
換器で再蒸発させられることがない。したがって、除湿
能力の低下を防止できる。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の空気調和機において、上記複数系統の室内熱交換器を
通過した各空気流を混合する混合ファンを備えたことを
特徴としている。
【0010】この請求項3の発明によれば、上記混合フ
ァンでもって、各室内熱交換器を通過した空気流を混合
するから、吹き出し空気の湿度および温度を均質化で
き、質の高い除湿運転ができる。
【0011】また、請求項4の発明は、空気流に対して
並列に配置されている複数系統の室内熱交換器を備えた
空気調和機であって、上記複数系統の室内熱交換器は夫
々各室外機に接続されて、凝縮器もしくは蒸発器として
運転できるようになっており、凝縮器として選択された
上記室内熱交換器と蒸発器として選択された上記室内熱
交換器とを同時に運転させて除湿運転を行う除湿運転制
御部を備え、上記除湿運転制御部は、負荷に応じて、上
記複数系統の室内熱交換器のそれぞれを、凝縮器として
運転させるのか、蒸発器として運転させるのか、停止さ
せるのかを設定する組み合わせ設定手段を備えたことを
特徴としている。
【0012】この請求項4の発明によれば、上記組み合
わせ設定手段によって、負荷に応じた除湿能力を自動的
に設定できる。この組み合わせ設定手段は、たとえば、
テーブルまたは計算式で構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0014】図1(A)に、この発明の実施の形態の空気
調和機の室内機1を、カバーを外して正面から見た様子
を示し、図1(B)に上記室内機1を、カバーを外して側
面から見た様子を示す。
【0015】図1に示すように、この室内機1は、底板
2に固定されたモータ3と吹出ファン5と上下方向に積
み重ねられた3つの室内熱交換器6,7,8を有してい
る。上記吹出ファン5はモータ3からのベルト10で駆
動されるようになっていて、室内熱交換器6,7,8から
の空気流をダクト11に沿って上方に空気を吹き出すも
のである。なお、スイッチボックス12が前面パネル1
3に固定されており、このスイッチボックス12には各
種操作ボタンが設けられている。
【0016】次に、図2に、この空気調和機の配管系統
図を示す。この配管図に示すように、上記3つの室内熱
交換器6,7,8は、独立した室外機100,200,30
0に接続されている。各室外機100,200,300
はキャピラリー15と圧縮機16と四路切替弁17とア
キュムレータ18と室外熱交換器9とを有している。上
記室内熱交換器6と室外機100とが系統No.1を構成
し、室内熱交換器7と室外機200とが系統No.2を構
成し、室内熱交換器8と室外機300とが系統No.3を
構成している。
【0017】また、この実施形態は、背面付近に配置さ
れた湿度センサ20を備えている。また、上記スイッチ
ボックス12の付近には、各冷媒配管系統の運転を制御
する除湿運転制御部4が配置されている。この制御部4
は、上記3つの系統の室内熱交換器6,7,8の内の任意
のものを凝縮器もしくは蒸発器として選択でき、凝縮器
として選択された室内熱交換器と蒸発器として選択され
た室内熱交換器とを同時に運転させて除湿運転させる運
転制御ができる。
【0018】上記構成の空気調和機の上記制御部4によ
る除湿運転の内容を、図5,6および図7のフローチャ
ートおよび、図3,図4の運転説明図を参照しながら説
明する。
【0019】まず、ステップS1では、除湿運転中か否
かを判断し、除湿運転中であると判断すれば、ステップ
S2に進み、除湿運転中でないと判断すればステップS
1に戻る。なお、除湿運転要否を判定するフローを図7
に示す。図7のステップS101で湿度センサ20の信
号がオンしたか否かを判断し、オンしたと判断すればス
テップS102に進み除湿運転を行う一方、オンしたと
判断しなければステップS103に進んで冷房運転を行
う。
【0020】ステップS2では、図4に示す「ステップ
0」の運転を行う。つまり、室外機100の系統では冷
房運転を行い、室外機200の系統では暖房運転を行
い、室外機300の系統では暖房運転を行う。したがっ
て、図1(B)の室内熱交換器8と7は凝縮器として働
き、室内熱交換器6は蒸発器として働く。そして、室内
熱交換器6は室内から吸い込んだ空気を冷却すると同時
に除湿し、この室内熱交換器6からの除湿された冷風は
ファン5に向かう。一方、上記室内熱交換器8と7は室
内から吸い込んだ空気を暖め、この暖まった空気はファ
ン5に上記冷風と混合されてダクト11から室内に戻さ
れる。
【0021】次に、ステップS3に進み、ΔT={(吸込
空気の温度t)−(図3に示す設定温度Ts)}が−1℃以
上であるか否かを判断し、ΔTが−1℃か−1℃よりも
大きい(たとえば−0.5℃)ときにはステップS4に進
み、ΔTが−1℃よりも小さい(たとえば−1.5℃)と
きにはステップS2に戻る。
【0022】ステップS4では、図4に示す「ステップ
1」の運転を行う。つまり、室外機100の系統では冷
房運転を行い、室外機200の系統は運転を停止し、室
外機300の系統は暖房運転を行う。したがって、図1
(B)の室内熱交換器8は凝縮器として働き、室内熱交換
器7は休止しており、室内熱交換器6は蒸発器として働
いている。したがって、室内熱交換器6は吸込空気を冷
却すると同時に除湿し、一方、室内熱交換器8は吸込空
気を暖める。そして、室内熱交換器7は休止している。
【0023】次に、ステップS5に進み、ΔT=(t−
Ts)が−2℃以上−0.5℃未満であるか否かを判断
し、−2℃≦ΔT<−0.5℃であると判断したときに
はステップS4に戻って「ステップ1」の運転を行う。
また、−2℃≦ΔT<−0.5℃ではないと判断したと
きにはステップS6に進む。このステップS6ではΔT
≧−0.5℃であるか否かを判断し、ΔT≧−0.5℃で
あると判断すればステップS7に進み、ΔT≧−0.5
℃でないと判断すればステップS2に戻って「ステップ
0」の運転を行う。
【0024】ステップS7では、図4の「ステップ2」
の運転を行う。つまり、室外機100と室外機200の
系統では冷房運転を行い、室外機300の系統では暖房
運転を行う。したがって、図1(B)の室内熱交換器6と
7は蒸発器として働き、室内熱交換器8は凝縮器として
働く。そして、室内熱交換器6と7は吸込空気を冷却す
ると同時に除湿し、室内熱交換器8は吸込空気を暖め
る。そして、上記冷却されて除湿された空気と上記暖め
られた空気とは吹出ファン5で混合されてダクト11か
ら室内に吹き出される。
【0025】次に、ステップS8に進み、−1.5℃≦
ΔT<0℃か否かを判断し、−1.5℃≦ΔT<0℃で
あれば、ステップS7に戻り「ステップ2」の運転を行
う。一方、−1.5℃≦ΔT<0℃でなければ、ステッ
プS9に進む。このステップS9ではΔT≧0か否かを
判断し、ΔT≧0であれば図6のステップS10に進
み、ΔT≧0でなければステップS4に戻って「ステッ
プ1」の運転を行う。
【0026】ステップS10では、図4の「ステップ3」
の運転を行う。つまり、室外機100の系統で冷房運転
を行い、室外機200と室外機300の系統は休止させ
る。したがって、図1(B)の室内熱交換器8と7は休止
しており、室内熱交換器6だけが蒸発器として働く。そ
して、室内熱交換器6だけが室内から吸い込んだ空気を
冷却すると同時に除湿して、この冷却されて除湿された
空気がダクト11から室内に吹き出される。
【0027】次に、ステップS11に進み、−0.5≦
ΔT<1であるか否かを判断し、−0.5≦ΔT<1で
あればステップS10に戻って「ステップ3」の運転を行
う。一方、0.5≦ΔT<1でなければステップS12
に進む。このステップS12ではΔT≧1であるか否か
を判断し、ΔT≧1であればステップS13に進み、Δ
T≧1でなければ図5のステップS7に戻って「ステッ
プ2」の運転を行う。
【0028】ステップS13では、図4の「ステップ
4」の運転を行う。つまり、室外機100,室外機20
0,室外機300の系統はそれぞれ、冷房運転を行う
が、この冷房運転はフル稼働時の66%の能力で運転す
るものとする。したがって、図1(B)の室内熱交換器
6,7,8はそれぞれ蒸発器として働き、冷却されて除湿
された空気がダクト11から室内に吹き出される。
【0029】次に、ステップS14に進み、0≦ΔT<
1.5であるか否かを判断し、0≦ΔT<1.5であれ
ば、ステップS13に戻り、「ステップ4」の運転を行
う。一方、0≦ΔT<1.5でなければ、ステップS1
5に進み、ΔT≧1.5であるか否かを判断し、ΔT≧
1.5であればステップS16に進み、ΔT≧1.5でな
ければステップS10に戻って「ステップ3」の運転を
行う。
【0030】ステップS16では、図4の「ステップ
5」の運転を行う。つまり、室外機100,室外機20
0,室外機300の系統はすべて冷房運転を行い、この
冷房運転は100%の能力のフル稼働とする。したがっ
て、図1(B)の室内熱交換器6,7,8はすべて蒸発器と
してフル稼働し、冷却されて除湿された空気がダクト1
1から室内に吹き出される。
【0031】次に、ステップS17に進み、0.5℃≦
ΔTであるか否かを判断し、0.5℃≦ΔTであればス
テップS16に戻って「ステップ5」の運転を行う。一
方、0.5℃≦ΔTでなければステップS13に戻って
「ステップ4」の運転を行う。
【0032】上記のように、この実施形態の空気調和機
によれば、除湿運転制御部4により、並列配置された3
系統の室内熱交換器6,7,8の内の所望のものを蒸発器
として運転し、所望のものを凝縮器として運転できる。
したがって、室内からの吸込空気の温度に応じて、除湿
能力の細かい設定が可能であり、自由度の高い除湿能力
の設定ができる。
【0033】また、図4を参照すれば明らかなように、
この実施形態は、上記除湿運転時に、蒸発器として選択
された室内熱交換器の上にある室内熱交換器を凝縮器と
して選択するから、蒸発器としての室内熱交換器で結露
した水滴が滴下しても、凝縮器として働く室内熱交換器
で再蒸発させられることがない。したがって、除湿能力
の低下を防止できる。
【0034】また、この実施の形態では、上記吹出ファ
ン5でもって、上記3系統の室内熱交換器6,7,8を通
過した各空気流を混合するから、吹き出し空気の湿度お
よび温度を均質化でき、質の高い除湿運転ができる。
【0035】また、この実施形態では、組み合わせ設定
手段をステップS2〜S17で構成して、上記除湿運転
時に、吸込空気tの設定温度Tsからのズレ(ΔT)に応
じて、上記3系統の室内熱交換器6,7,8のそれぞれ
を、凝縮器として運転させるのか、蒸発器として運転さ
せるのか、停止させるのかを選択して設定する。したが
って、負荷に応じて自動的に最適な除湿能力を設定でき
る。
【0036】尚、上記実施形態では、3つの室内熱交換
器を空気流に対して並列に配置したが、2つの室内熱交
換器あるいは4つ以上の室内熱交換器を空気流に対して
並列に配置してもよいことはもちろんである。また、上
記実施形態では、室内熱交換器を上下方向に配列した
が、左右の横方向に配列してもよい。
【0037】また、組み合わせ設定手段は、計算式で構
成してもよく、テーブルで構成してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機は、空気流に対して並列に配置されてい
る複数系統の室内熱交換器を備えた空気調和機であっ
て、上記複数系統の室内熱交換器は夫々各室外機に接続
されて、各々の室内熱交換器が凝縮器として運転するの
か蒸発器として運転するのかを選択できるようになって
おり、凝縮器として選択された上記室内熱交換器と蒸発
器として選択された上記室内熱交換器とを同時に運転さ
せ、または蒸発器として働く上記室内熱交換器だけを運
転させて除湿運転を行う除湿運転制御部を備えた。
【0039】この請求項1の発明によれば、除湿運転制
御部が並列配置された複数系統の室内熱交換器の内の所
望のものを蒸発器として運転し、所望のものを凝縮器と
して運転する。したがって、請求項1の発明によれば、
除湿能力の設定自由度が高くて、かつ、除湿能力の細か
い設定も可能になる。また、並列配置された複数系統の
室内熱交換器の内、凝縮器と蒸発器とを同時に運転させ
る除湿運転のみならず、蒸発器だけを運転させる除湿も
行えるので、除湿能力の可変範囲を広くでき、かつ、除
湿能力の細かい設定も可能になる。
【0040】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の空気調和機において、上記複数系統の室内熱交換器
は、上下に積み重ねられており、上記除湿運転制御部
は、上にある室内熱交換器を凝縮器として選択する一
方、下にある熱交換器を蒸発器として選択する。
【0041】この請求項2の発明によれば、蒸発器が下
に、凝縮器が上に位置するから、蒸発器としての室内熱
交換器で結露した水滴が滴下しても凝縮器に至ることが
なく、したがって、水滴が凝縮器として働く室内熱交換
器で再蒸発させられることがない。したがって、除湿能
力の低下を防止できる。
【0042】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の空気調和機において、上記複数系統の室内熱交換器を
通過した各空気流を混合する混合ファンを備えた。
【0043】この請求項3の発明によれば、上記混合フ
ァンでもって、各室内熱交換器を通過した空気流を混合
するから、吹き出し空気の湿度および温度を均質化で
き、質の高い除湿運転ができる。
【0044】また、請求項4の発明は、空気流に対して
並列に配置されている複数系統の室内熱交換器を備えた
空気調和機であって、上記複数系統の室内熱交換器は夫
々各室外機に接続されて、凝縮器もしくは蒸発器として
運転できるようになっており、凝縮器として選択された
上記室内熱交換器と蒸発器として選択された上記室内熱
交換器とを同時に運転させて除湿運転を行う除湿運転制
御部を備え、上記除湿運転制御部は、負荷に応じて、上
記複数系統の室内熱交換器のそれぞれを、凝縮器として
運転させるのか、蒸発器として運転させるのか、停止さ
せるのかを設定する組み合わせ設定手段を備えた。
【0045】この請求項4の発明によれば、上記組み合
わせ設定手段によって、負荷に応じた除湿能力を自動的
に設定できる。この組み合わせ設定手段は、たとえば、
テーブルまたは計算式で構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)はこの発明の空気調和機の実施形態
の室内機の正面図であり、図1(B)は上記室内機の側面
図である。
【図2】 上記実施形態の配管系統図である。
【図3】 上記実施形態の設定温度からのズレに対応す
る除湿運転ステップを示す図である。
【図4】 上記除湿運転ステップに対応する各系統の運
転状態を示す図である。
【図5】 上記除湿運転を説明するフローチャートの前
半である。
【図6】 上記フローチャートの後半である。
【図7】 除湿運転要否判定動作のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…室内機、2…底板、3…モータ、4…制御部、5…
吹出ファン、6,7,8…室内熱交換器、9…室外熱交換
器、10…ベルト、11…ダクト、12…スイッチボッ
クス、13…前面パネル、15…キャピラリー、16…
圧縮機、17…四路切換弁、18…アキュムレータ、2
0…湿度センサ、100,200,300…室外機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−156048(JP,A) 特開 平7−225032(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 451 F24F 13/30 F25B 1/00 303 F25B 1/00 397

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流に対して並列に配置されている複
    数系統の室内熱交換器(6,7,8)を備えた空気調和機で
    あって、 上記複数系統の室内熱交換器(6,7,8)は夫々各室外機
    (100,200,300)に接続されて、各々の室内熱交
    換器が凝縮器として運転するのか蒸発器として運転する
    のかを選択できるようになっており、 凝縮器として選択された上記室内熱交換器と蒸発器とし
    て選択された上記室内熱交換器とを同時に運転させ、ま
    たは蒸発器として働く上記室内熱交換器だけを運転させ
    て除湿運転を行う除湿運転制御部(4)を備えたことを特
    徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記複数系統の室内熱交換器(6,7,8)は、上下に積み
    重ねられており、上記除湿運転制御部(4)は、上にある
    室内熱交換器を凝縮器として選択する一方、下にある熱
    交換器を蒸発器として選択することを特徴とする空気調
    和機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の空気調和機において、 上記複数系統の室内熱交換器(6,7,8)を通過した各空
    気流を混合する混合ファン(5)を備えたことを特徴とす
    る空気調和機。
  4. 【請求項4】 空気流に対して並列に配置されている複
    数系統の室内熱交換器(6,7,8)を備えた空気調和機で
    あって、 上記複数系統の室内熱交換器(6,7,8)は夫々各室外機
    (100,200,300)に接続されて、凝縮器もしくは
    蒸発器として運転できるようになっており、 凝縮器として選択された上記室内熱交換器と蒸発器とし
    て選択された上記室内熱交換器とを同時に運転させて除
    湿運転を行う除湿運転制御部(4)を備え、 上記除湿運転制御部(4)は、負荷に応じて、上記複数系
    統の室内熱交換器(6,7,8)のそれぞれを、凝縮器とし
    て運転させるのか、蒸発器として運転させるのか、停止
    させるのかを設定する組み合わせ設定手段(S2〜S1
    7)を備えたことを特徴とする空気調和機。
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