JPH08219529A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH08219529A
JPH08219529A JP7025312A JP2531295A JPH08219529A JP H08219529 A JPH08219529 A JP H08219529A JP 7025312 A JP7025312 A JP 7025312A JP 2531295 A JP2531295 A JP 2531295A JP H08219529 A JPH08219529 A JP H08219529A
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humidity
indoor unit
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humidifier
air conditioner
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JP7025312A
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Yasushi Kinoshita
康 木下
Tetsuya Iemura
哲也 家村
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加湿器の運転時に湿度設定値を表示する空気
調和機に関し、冷房運転により除湿を行っているとき
に、利用者に湿度設定値を目標にして湿度制御を行って
いるかのような錯覚を生じさせない。 【構成】 加湿器５と湿度検知器６とを備えた室内機本
体４と、室内機本体４を運転制御する室内機制御装置１
５と、内部に運転モードを切り換える運転モードスイッ
チ９、湿度を設定する湿度設定スイッチ１３、湿度設定
値を表示する湿度設定表示器１４を備えるとともに室内
機本体４を運転操作する操作装置７とを具備し、室内機
制御装置１５は冷房運転時に加湿器５の運転を禁止し、
操作装置７は冷房運転時に湿度設定表示器１４に湿度設
定値を表示しない構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、加湿器を組み込んだ空
気調和機の表示装置に関し、特に湿度設定表示器に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の、湿度設定表示器を備えた空気調
和機の表示装置としては、特開平４−１２４５４３号公
報に示されているものがある。
【０００３】以下、図面を参照しながら上記従来の空気
調和機の表示装置を説明する。図５は従来の空気調和機
の加湿器運転および、湿度の表示を示した構成ブロック
図である。図５において１はリモコンのマイコン、２は
湿度を設定する湿度設定スイッチ、３は設定された湿度
を表示する湿度設定表示器である。
【０００４】以上のように構成された空気調和機の表示
装置について、以下その動作について説明する。
【０００５】空気調和機が運転時、空調運転を開始する
とともに、マイコン１は湿度設定スイッチ２により設定
された湿度設定値を湿度設定表示器３に表示する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、空気調和機が冷房運転による自然除湿
時にも、湿度設定表示器３に湿度設定スイッチ２により
設定された湿度設定値を表示してしまい、除湿制御がで
きない場合にもかかわらず、除湿制御されているような
錯覚を与えてしまうという課題があった。
【０００７】本発明は上記課題を解決するため、空気調
和機が加湿運転時のみ湿度設定値を表示する空気調和機
を提供することを目的としたものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気調和機は、加湿器と湿度検知器とを備
えた室内機本体と、室内機本体を運転制御するとともに
冷房運転時に加湿器の運転を禁止する室内機制御装置
と、内部に運転モードを切り換える運転モードスイッ
チ、湿度を設定する湿度設定スイッチ、冷房運転以外の
とき湿度設定値を表示する湿度設定表示器とを備え室内
機本体を運転操作する操作装置とより構成されている。
【０００９】また、他の本発明の空気調和機は、加湿器
と湿度検知器とを備えた室内機本体と、外気温を検知す
る外気温検知器と、室内機本体を運転制御するとともに
外気温が所定値を越えたとき加湿器の運転を禁止する室
内機制御装置と、内部に運転モードを切り換える運転モ
ードスイッチ、湿度を設定する湿度設定スイッチ、外気
温が所定値以下のとき湿度設定値を表示する湿度設定表
示器とを備え室内機本体を運転操作する操作装置とより
構成されている。
【００１０】
【作用】本発明の空気調和機は、上記の構成で、冷房運
転時加湿器の運転を禁止するとともに、湿度設定表示を
行わず、除湿制御されているような錯覚を与えることが
ない。
【００１１】また、他の本発明の空気調和機は、上記の
構成で、外気温が所定値を越える場合、加湿器の運転を
禁止するとともに、湿度設定表示を行わず、除湿制御さ
れているような錯覚を与えることがない。
【００１２】
【実施例】以下、本発明による空気調和機の第１の実施
例について、図面を参照しながら説明する。
【００１３】図１は、本発明による空気調和機の第１の
実施例の構成概略図、図２は同実施例の空気調和機の動
作を示すブロック図である。
【００１４】図１、図２において、４は空気調和機の室
内機本体で内部に送風機４ａ、熱交換器４ｂ、加湿機
５、湿度検知器６を具備している。７は室内機本体４を
運転操作する操作装置で、内部に操作装置制御装置７
ａ、加湿器５の運転を表示する加湿器運転表示器８、冷
房，暖房，送風運転を設定する運転モードスイッチ９、
運転モードを表示する運転モード表示器１０、室温を設
定する室温設定スイッチ１１、室温設定値を表示する室
温設定表示器１２、湿度を設定する湿度設定スイッチ１
３、設定湿度を表示する湿度設定表示器１４を具備して
いる。
【００１５】操作装置制御装置７ａは、運転モードスイ
ッチ９、室温を設定する室温設定スイッチ１１、湿度設
定スイッチ１３の入力により、運転モード表示器１０、
室温設定表示器１２、湿度設定表示器１４の表示を制御
する。
【００１６】１５は室内機制御装置であり、操作装置制
御装置７ａとの間で信号の送受を行い、湿度検知器６に
より検知された湿度データを入力し、室内機本体４と加
湿機５を運転制御するとともに、冷房運転時加湿器５の
運転を禁止する。
【００１７】以上のように構成された空気調和機につい
て以下その動作を説明する。空気調和機が運転時、運転
モード表示器１０に運転モードスイッチ９によって設定
された運転モードが表示されるとともに、空気調和機
は、室温設定表示器１２に表示されている、室温設定ス
イッチ１１によって設定された室温設定値にもとづき制
御される。
【００１８】空気調和機が冷房運転時、室内機制御装置
１５により加湿器５の運転は禁止されるとともに、運転
モード表示器１０に冷房運転は表示されるが、湿度設定
表示器１４には湿度設定値が表示されない。
【００１９】空気調和機が暖房・送風運転時、室内機制
御装置１５により加湿器５の運転は許可され、湿度設定
表示器１４に湿度設定値が表示されるとともに、湿度検
知器６の値が湿度設定スイッチ１３より設定された設定
湿度になるよう、加湿器５の運転制御を行う。
【００２０】以上のように本実施例の空気調和機は、冷
房運転時に加湿器５の運転を禁止するとともに、湿度設
定表示を行わず、除湿制御されているような錯覚を防止
することができる。
【００２１】次に、本発明による空気調和機の第２の実
施例について、図面を参照しながら説明する。
【００２２】図３は、本発明による空気調和機の第２の
実施例の構成概略図、図４は同実施例の動作のブロック
図である。
【００２３】図３、図４において、４は空気調和機の室
内機本体で内部に送風機４ａ、熱交換器４ｂ、加湿機
５、湿度検知器６を具備している。１６は、外気温を検
知する外気温検知器である。７は室内機本体４を運転操
作する操作装置で、内部に操作装置制御装置７ａ、加湿
器５の運転を表示する加湿器運転表示器８、冷房，暖
房，送風運転を設定する運転モードスイッチ９、運転モ
ードを表示する運転モード表示器１０、室温を設定する
室温設定スイッチ１１、室温設定値を表示する室温設定
表示器１２、湿度を設定する湿度設定スイッチ１３、設
定湿度を表示する湿度設定表示器１４を具備している。
【００２４】操作装置制御装置７ａは、運転モードスイ
ッチ９、室温設定スイッチ１１、湿度設定スイッチ１３
の入力により、運転モード表示器１０、室温設定表示器
１２、湿度設定表示器１４の表示を制御する。
【００２５】１７は室内機制御装置であり、操作装置制
御装置７ａとの間で信号の送受を行い、湿度検知器６に
より検知された湿度データと、外気温検知器１６により
検知された外気温データを入力し、室内機本体４と加湿
器５を運転制御するとともに、外気温が所定値を越えた
場合加湿器５の運転を禁止する。
【００２６】以上のように構成された空気調和機につい
て以下その動作を説明する。空気調和機が運転時、運転
モード表示器１０に運転モードスイッチ９によって設定
された運転モードが表示されるとともに、空気調和機
は、室温設定表示器１２に表示されている、室温設定ス
イッチ１１によって設定された室温設定値にもとづき制
御される。
【００２７】空気調和機が冷房運転時の場合、外気温が
所定値を越えたとき、室内機制御装置１７により加湿器
５の運転は禁止されるとともに、運転モード表示器６に
冷房運転は表示されるが、湿度設定表示器１４には湿度
設定値が表示されない。
【００２８】また、外気温が所定値以下のとき、室内機
制御装置１７により加湿器５の運転は許可され、湿度設
定表示器１４に湿度設定値が表示されるとともに、湿度
検知器６の値が湿度設定スイッチ１３より設定された設
定湿度になるよう、加湿器５の運転制御を行う。
【００２９】空気調和機が暖房・送風運転の場合も同様
である。以上のように本実施例の空気調和機は、外気温
が所定値を越えた場合、加湿器５の運転を禁止するとと
もに、湿度設定表示を行わず、除湿制御されているよう
な錯覚を防止することができる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の空気調和機
は、加湿器と湿度検知器とを備えた室内機本体と、室内
機本体を運転制御する室内機制御装置と、内部に運転モ
ードを切り換える運転モードスイッチ、湿度を設定する
湿度設定スイッチ、設定湿度を表示する湿度設定表示器
を備えるとともに前記室内機本体を運転操作する操作装
置とを具備し、前記室内機制御装置は冷房運転時、加湿
器の運転を禁止するとともに、前記操作装置は運転モー
ドスイッチにて冷房運転のとき、湿度設定表示器に設定
湿度を表示しないことにより、除湿制御されているよう
な錯覚を防止するという効果がある。
【００３１】また他の本発明の空気調和機は、加湿器と
湿度検知器とを備えた室内機本体と、外気温を検知する
外気温検知器と、室内機本体を運転制御する室内機制御
装置と、内部に運転モードを切り換える運転モードスイ
ッチ、湿度を設定する湿度設定スイッチ、設定湿度を表
示する湿度設定表示器を備えるとともに前記室内機本体
を運転操作する操作装置とを具備し、前記室内機制御装
置は外気温が所定値を越えたとき加湿器の運転を禁止す
るとともに、前記操作装置は外気温が所定値を越えた場
合に湿度設定表示器に設定湿度を表示しないことによ
り、除湿制御されているような錯覚を防止するととも
に、低外気温時の冷房運転で加湿が必要な場合において
は、加湿器を運転するとともに、湿度設定表示器に設定
湿度を表示し、加湿制御を行うことができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による空気調和機の第１の実施例の構成
概略図
【図２】同実施例の空気調和機のブロック図
【図３】本発明による空気調和機の第２の実施例の構成
概略図
【図４】同実施例の空気調和機のブロック図
【図５】従来の空気調和機の構成ブロック図
【符号の説明】 ４ 室内機本体 ５ 加湿器 ６ 湿度検知器 ７ 操作装置 ９ 運転モードスイッチ １３ 湿度設定スイッチ １４ 湿度設定表示器 １５，１７ 室内機制御装置 １６ 外気温検知器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 加湿器と湿度検知器とを備えた室内機本
    体と、前記室内機本体を運転制御する室内機制御装置
    と、内部に運転モードを切り換える運転モードスイッ
    チ、湿度を設定する湿度設定スイッチ、設定湿度を表示
    する湿度設定表示器を備えるとともに前記室内機本体を
    運転操作する操作装置とを具備し、前記室内機制御装置
    は冷房運転時、前記加湿器の運転を禁止するとともに、
    前記操作装置は前記運転モードスイッチにて冷房運転の
    とき、前記湿度設定表示器に設定湿度を表示しないこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項２】 加湿器と湿度検知器とを備えた室内機本
    体と、外気温を検知する外気温検知器と、前記室内機本
    体を運転制御する室内機制御装置と、内部に運転モード
    を切り換える運転モードスイッチ、湿度を設定する湿度
    設定スイッチ、設定湿度を表示する湿度設定表示器を備
    えるとともに前記室内機本体を運転操作する操作装置と
    を具備し、前記室内機制御装置は外気温が所定値を越え
    たとき前記加湿器の運転を禁止するとともに、前記操作
    装置は外気温が所定値を越えた場合、前記湿度設定表示
    器に設定湿度を表示しないことを特徴とする空気調和
    機。
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