JP3049992B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の表示器を同時
に最大輝度にすることができる車両用表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両内部の計器類等の照明表示具には、
夜間だけ点灯するバルブと、昼夜を問わず点灯する蛍光
管とがある。一般に、メータ類の照明にはバルブが用い
られ、オーディオ機器やエアコン等のパネルスイッチ類
の照明表示にはバルブと蛍光管の双方が用いられ、ま
た、デジタル時計表示には蛍光管が用いられる。メータ
類の照明にバルブを用いて夜間だけ点灯するのは、昼間
は太陽光線による外光だけでメータ類の表示を認識でき
るためである。一方、デジタル時計の数字表示等に用い
られる蛍光管は、蛍光管の発光によって数文字等を表現
するため、昼間でも点灯させる必要がある。但し、昼間
は太陽光線による外光によって蛍光管の周囲が明るくな
り、蛍光管の表示が見にくくなるため、より強く蛍光管
を発光させる必要があるのに対し、夜間は蛍光管の周囲
が暗くなるため、眩しすぎないように、蛍光管の発光を
弱くする必要がある。
【0003】図6は従来の車両用表示装置の回路図であ
る。10はイルミネーション・コントロール・スイッチ
(以下、イルコンスイッチと呼ぶ)であり、このスイッ
チ10のつまみ11を回すことにより、発振器12から
出力される信号のデューティ比が変化する。トランジス
タTRは発振器12の出力で駆動され、つまみ11の回
転角度に応じてデューティ比を変化させた信号が信号線
L1に送出される。信号線L1には、メータ類を照明す
るためのバルブ20と、オーディオ機器用パネルスイッ
チ類を照明するバルブ21と、エアコン用パネルスイッ
チ類を照明するバルブ22と、オーディオ機器に関する
各種情報を表示する蛍光管30と、エアコンに関する各
種情報を表示する蛍光管31と、デジタル時計を表示す
る蛍光管32とが接続される。蛍光管30,31,32
には、蛍光管の輝度を制御する調光回路40,41,4
2がそれぞれ接続され、また、バッテリからの電源は、
ライトスイッチ5を介して信号線L2を通ってバルブ2
0,21,22と調光回路40,41,42に入力され
る。
【0004】調光回路40,41,42は、図7のよう
に、NANDゲートG10、ORゲートG11およびデ
ューティ変換回路401から構成される。調光回路4
0,41,42とイルコンスイッチ1とは信号線L3で
接続され、この信号線L3はつまみ11を右にいっぱい
に回転させたとき、すなわち100%の輝度のときにロ
ーレベルにされる。このように、イルコンスイッチ10
の出力信号である信号線L1とは別に100%輝度を示
す信号線L3を設けたのは、各調光回路40,41,4
2が信号線L1だけで100%輝度か否かを判断しよう
とすると、判断が食い違うおそれがあり、その場合には
蛍光管30,31,32の明るさにばらつきが生じるか
らである。
【0005】図6において、ライトスイッチ5がオン状
態のときは、バッテリ6からの電源が信号線L2を通し
てバルブ20,21,22に供給されてバルブ20,2
1,22を点灯し、一方、オフ状態のときはバルブ2
0,21,22に電源が供給されないため、バルブ2
0,21,22は消灯する。
【0006】一方、蛍光管30,31,32の輝度を制
御する調光回路40,41,42は、ライトスイッチ5
のオン・オフに応じて次のように動作する。ライトスイ
ッチ5がオフ状態のとき(信号線L2がローレベルのと
き)、または、100%輝度のとき(信号線L3がロー
レベルのとき)は、ORゲートG11の出力である信号
線L4はハイレベルにされ、これにより蛍光管駆動スイ
ッチ402が閉じ、バッテリ6からの電源が蛍光管3
0,31,32に供給され、蛍光管30,31,32を
最大輝度で点灯する。ライトスイッチ5がオン状態のと
き(信号線L2がハイレベルのとき)、かつ、100%
輝度以外(信号線L3がハイレベルのとき)のときは、
信号線L1の信号をデューティ変換回路401でデュー
ティ比を変化させた信号が信号線L4から出力される。
信号線L4がハイレベルの期間だけ、蛍光管駆動スイッ
チ402は閉じ、蛍光管30,31,32が点灯する。
これにより、蛍光管はデューティ比に応じて輝度調節さ
れる。なお、デューティ変換回路401は、イルコンス
イッチ10の出力信号をそのまま蛍光管30,31,3
2に入力するとその輝度が強くなりすぎるため、例え
ば、デューティ比を8分の1程度にする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来の車両用
表示装置では、各蛍光管30,31,32の明るさのば
らつきをなくすために、信号線L3を別に設けて各蛍光
管30,31,32が同時に最大輝度になるようにして
いる。しかし、最大輝度の少し手前の明るさでは、調光
回路40,41,42がそれぞれ有するデューティ変換
回路401でのデューティ比変換結果が相違するおそれ
があり、その場合には蛍光管30,31,32に明るさ
のばらつきが出るという問題がある。また、信号線L3
を車両内部の各部に点在する各調光回路40,41,4
2に配線しなければならず、配線量も相当なものにな
り、コストアップの原因になる他、回路が煩雑になり、
回路の信頼性、保守性に欠けるという問題もある。
【0008】本発明の目的は、イルコンスイッチのよう
な輝度信号出力手段によって輝度信号を不連続に変化さ
せることで、複数個の表示器を同時に最大輝度にするこ
とができる車両用表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1と図4
に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、輝度が調
節可能な複数個の表示器30,31,32と、操作部材
11の操作量に応じた輝度信号を出力する輝度信号出力
手段1と、各表示器30,31,32に対応してそれぞ
れ設けられ、輝度信号に応じて表示器30,31,32
の輝度を調節する輝度調節手段40,41,42とを備
える車両用表示装置に適用され、輝度信号出力手段1
を、操作部材11が所定量操作されるまでは第1の値か
ら第2の値まで連続して変化する輝度信号を出力し、所
定量以上操作されると第2の値から第3の値へ不連続に
変化する輝度信号を出力するように構成し、輝度調節手
段40,41,42を、輝度信号が第3の値であるか否
かを判定する判定手段400と、この判定手段400に
より輝度信号が第3の値であると判定されている時に表
示器30,31,32を最大輝度で駆動する最大輝度駆
動手段4とで構成することによって上記目的が達成され
る。請求項2に記載の発明は、操作部材11を、輝度信
号が第2の値から第3の値へ変化するとき操作力が重く
なるようにその操作力を調節するものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明では、操作部材11が所
定量操作されるまで、輝度信号出力手段1は第1の値か
ら第2の値まで連続して変化する輝度信号を出力する。
操作部材11が所定量以上操作されると、輝度信号出力
手段1は第2の値から第3の値へ不連続に変化する輝度
信号を出力する。判定手段400で輝度信号が第3の値
であることが判定されると、最大輝度駆動手段4は表示
器30,31,32を最大輝度にする。請求項2に記載
の発明では、操作部材11の操作力を、輝度信号が第2
の値から第3の値へ変化するとき重くなるように調節す
るため、輝度信号が第3の値に変化することが認識でき
る。
【0011】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係る車両用表示装置の一実施
例を示す回路図である。なお、図6の従来例と共通の部
分には同一符号を付しておりその説明は省略する。1は
イルコンスイッチであり、図2(a)に詳細を示すよう
に、つまみ11の内部には可変抵抗器100が設置され
ている。この可変抵抗器100は、導線L11に接続さ
れる導体101と、導線L2に接続される抵抗部材R
と、つまみ11の回転軸102に取り付けられた回転柄
103と、この回転柄103の先端部に装着されたスラ
イダ104とから構成される。スライダ104の回転柄
103に装着される側と反対側は二股に分岐しており、
この二股に分岐した先端部分に位置する接点105,1
06はそれぞれ抵抗部材Rと導体101に接触してい
る。回転柄103が回転すると接点105,106はそ
れぞれ抵抗部材Rと導体101に接触しつつ移動する。
【0013】図1に示すバッテリ6からの電流は、ライ
トスイッチ5を介して信号線L2を通って抵抗部材Rへ
入力され、導体101を通って信号線L11へと流れる
が、回転柄103が接点106において抵抗部材Rを分
圧するため、回転柄103が右に動くに従って発振器1
2に供給される電圧は低くなる。抵抗部材Rは抵抗体部
107と導体部108から構成され、導体部108は抵
抗部材Rの右端付近のみ設置され、つまみ11を右にい
っぱいに回す直前から、接点106は導体部108に接
触する。接点106が導体部108に接触している箇所
では、発振器12に供給される電圧の大きさは変化しな
いため、接点106が導体部108に接触しはじめてか
ら右につまみ11を回しても、発振器12に供給される
電圧は等しくなり、発振器12から出力される信号のデ
ューティ比も等しくなる。
【0014】この可変抵抗器100の裏面は図2(b)
のような構造になっており、つまみ11の回転軸102
とともに回転する回転部材110と、この回転部材11
0に装着され、回転柄103の裏面に位置するスプリン
グ111と、このスプリング111に装着されたスチー
ルボール112と、回転部材110と同一芯状に配置さ
れた外筒113とから構成される。イルコンスイッチ5
のつまみ11を回すと、スチールボール112はスプリ
ング111の反発力によって外筒113に押しつけられ
ながら回転するため、つまみ11を回した位置から回転
柄103が不用意に動くのが防止される。外筒113に
は節度山114が設けられており、つまみ11を左右に
いっぱいに回す直前でスチールボール112が節度山1
14に接触し、さらに左右に回すとスチールボール11
2が節度山114を乗り越え、次の節度山114に接触
して回転柄103の回転が停止する。このように外筒1
13に節度山114を設けることで、イルコンスイッチ
1にクリック感を持たせることができ、つまみ11を左
右いっぱいまで回したことをスイッチの操作者に認識さ
せることができる。
【0015】例えばつまみ11を右に回す場合、最初の
節度山114に達するまで接点106は抵抗部材Rの抵
抗体部107と接触しながら移動するため、発振器12
に供給される電圧は連続的に減少し、これによってイル
コンスイッチ1から出力される信号のデューティ比は連
続的に増加する。つまみ11を右に回していき最初の節
度山114を越えると、接点106は抵抗部材Rの導体
部108と接触し始めるため、それより右につまみ11
を回しても発振器に供給される電圧は変化せず、したが
って、イルコンスイッチ1から出力される信号線L1の
信号のデューティ比も変わらない。
【0016】図3はつまみ11の回転角度とその回転角
度でのイルコンスイッチ1からの出力信号のデューティ
比との関係を示す図である。図3では、つまみ11を一
番左に回した状態を0%の回転角度、一番右に回した状
態を100%の回転角度とし、出力信号がローレベル固
定の状態をデューティ比0%、信号線L1がハイレベル
固定の状態をデューティ比100%としている。図3に
おいて、つまみ11を右に回すにつれて出力信号のデュ
ーティ比が増加し、回転角度が98%になるとデューテ
ィ比は98%になる。回転角度が98%になったときに
図3のスチールボール112が節度山114に接触し、
それ以上回転させてスチールボール112が節度山11
4を乗り越えると、デューティ比は100%になる。
【0017】このように、イルコンスイッチにクリック
感を持たせ、クリック感を感じてからさらに右に回した
ときにデューティ比が100%になるようにしたため、
操作者はデューティ比が100%になることが手の感覚
でわかるとともに、クリック感のあるつまみ位置を手が
かりにすることで、つまみの回転角度を設定しやすくな
る。
【0018】再び、図1に基づいて本実施例の構成を説
明すると、イルコンスイッチ1からの出力信号は、信号
線L1を通ってバルブ20,21,22と、蛍光管3
0,31,32の点灯を制御する調光回路40,41,
42に入力される。調光回路40,41,42は、それ
ぞれ図4のように、信号線L1の信号のデューティ比が
98%より大きいか否かを判定する判定回路400と、
デューティ変換回路401と、NANDゲートG1およ
びORゲートG2とから構成される。
【0019】判定回路400は、信号線L1の信号のデ
ューティ比が98%以下なら1を出力し、それより大き
ければ0を出力する。NANDゲートG1には判定回路
400の出力と信号線L2とが入力され、信号線L2が
ハイレベル、すなわち、ライトスイッチ5がオンのとき
は、判定回路400の出力を反転した信号がNANDゲ
ートから出力される。一方、信号線L2がローレベルな
らハイレベルの信号がNANDゲートから出力される。
ORゲートG2には、NANDゲートG1の出力とデュ
ーティ変換回路401の出力とが入力されるため、OR
ゲートG2からは、ライトスイッチ5がオフのときはハ
イレベルの信号が出力され、ライトスイッチ5がオンの
ときは、信号線L1の信号のデューティ比が98%以下
ならデューティ変換回路401の出力が、デューティ比
が98%より大きければハイレベルの信号が出力され
る。このORゲートG2の出力である信号線L4がハイ
レベルであれば蛍光管駆動スイッチ402が閉じ、バッ
テリ6の電源が蛍光管30,31,32に供給され、蛍
光管30,31,32を点灯する。
【0020】図1に基づいて本実施例の動作を以下に説
明する。イルコンスイッチ1のつまみ11を右に回転さ
せていく場合、回転角度が98%まではイルコンスイッ
チ1から出力される信号線L1の信号のデューティ比は
連続的に変化するため、蛍光管30,31,32の明る
さも連続的に明るくなる。つまみ11の回転角度が98
%に達して98%のデューティ比に応じた輝度で蛍光管
30,31,32を表示しているとき、つまり、スチー
ルボール112が節度山114に当接しているとき、つ
まみ11をさらに右に回すとスチールボール112は節
度山114を乗り越え、イルコンスイッチ1からの信号
のデューティ比は98%から100%に急変する。この
とき、調光回路40,41,42にそれぞれ設けられた
判定回路400の出力信号はそれぞれ同時に反転し、蛍
光管30,31,32は同時に最大輝度になる。
【0021】このように上記実施例では、イルコンスイ
ッチ1の回転角度が98%の箇所にクリック感を持たせ
て、それ以上回転させるとデューティ比を100%に急
変させるようにしたため、デューティ比が98%を越え
たか否かの判断を各調光回路40,41,42で同時に
行なうことができる。そのため、従来のように、100
%デューティ比を示す信号をイルコンスイッチ1から各
調光回路40,41,42にそれぞれ引回す必要がなく
なる。また、少なくとも回転角度98%から100%の
範囲で従来発生していた各蛍光管30,31,32の明
るさのばらつきもなくなる。
【0022】さらに、上記実施例では、図3の特性を持
つイルコンスイッチを用いたが、抵抗部材Rの構造を変
えることにより、図5のように、回転角度が86%にな
るとデューティ比を98%にし、回転角度が86%から
98%まではデューティ比を98%固定にするようなイ
ルコンスイッチを使用してもよい。このように86%以
上つまみ11を回したときのデューティ比を等しくする
ことで、スチールボール112が節度山114に当接し
た98%の回転角度操作位置における各蛍光管の輝度を
等しくできる。
【0023】なお、上記実施例では、イルコンスイッチ
1のつまみ11を回して蛍光管の明るさを変化させる例
について説明したが、表示器としては蛍光管に限らず、
プラズマディスプレイや液晶等の各種の表示器に本発明
を適用できる。また、上記実施例ではバルブについては
夜間だけ点灯するようにしたが、バルブにもイルコンス
イッチを用いてその明るさを調整するようにしてもよ
い。さらに、図3において、イルコンスイッチの回転角
度が98%の箇所でデューティ比を100%に急変させ
るようにしたが、急変させる回転角度は98%以外であ
ってもよい。さらにまた、クリック感を与える機構も実
施例に限定されない。なお、上記実施例ではイルコンス
イッチの回転角度98%の位置に節度山を備えてクリッ
ク感を持たせるようにしたが、図3あるいは図5のよう
な特性を持つイルコンスイッチであれば、特にイルコン
スイッチにクリック感を持たせなくても同様の作用効果
が得られる。
【0024】このように構成した実施例にあっては、イ
ルコンスイッチ1が輝度信号出力手段1に、つまみ11
が操作部材に、調光回路40,41,42が輝度調節手
段に、判定回路400が判定手段に、NANDゲートG
1およびORゲートG2が最大輝度駆動手段4にそれぞ
れ対応する。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、複数個の表示器の輝度をイルコンスイッチのつま
み等の操作部材の操作量に応じて変化させる場合に、輝
度信号出力手段は、操作部材が所定量操作されるまでは
第1の値から第2の値に連続的に変化する輝度信号を出
力し、所定量を越えて操作される場合には、不連続に第
3の値に変化する輝度信号を出力するようにし、判定手
段により輝度信号が第3の値に変化したことを判定して
各表示器を最大輝度にするようにしたので、最大輝度に
するための信号線を別途設けなくて済み、コスト低減が
図れ、回路の信頼性・保守性が向上する。特に請求項2
に記載の発明によれば、操作部材を、輝度信号が第2の
値から第3の値へ変化するとき操作力が重くなるように
その操作力を調節するため、第3の値に変化したことが
容易に認識でき、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用表示装置の実施例の回路図
である。
【図2】図1の車両用表示装置に用いられるイルコンス
イッチの構造図である。
【図3】図2のイルコンスイッチの特性図である。
【図4】図1の実施例に用いられる調光回路の回路図で
ある。
【図5】イルコンスイッチの変形例の特性図である。
【図6】従来の車両用表示装置の回路図である。
【図7】図6の従来例に用いられる調光回路の回路図で
ある。
【符号の説明】
1 イルコンスイッチ 11 つまみ 20,21,22 バルブ 30,31,32 蛍光管 40,41,42 調光回路 5 ライトスイッチ 6 バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田母神 昭 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−89140(JP,A) 実開 平1−136419(JP,U) 実開 平2−89799(JP,U) 特公 昭58−37484(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 11/28 B60Q 3/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度が調節可能な複数個の表示器と、 操作部材の操作量に応じた輝度信号を出力する輝度信号
    出力手段と、 前記各表示器に対応してそれぞれ設けられ、前記輝度信
    号に応じて前記表示器の輝度を調節する輝度調節手段と
    を備える車両用表示装置において、 前記輝度信号出力手段は、前記操作部材が所定量操作さ
    れるまでは第1の値から第2の値まで連続して変化する
    輝度信号を出力し、所定量以上操作されると第2の値か
    ら第3の値へ不連続に変化する輝度信号を出力し、 前記輝度調節手段は、前記輝度信号が前記第3の値であ
    るか否かを判定する判定手段と、この判定手段により前
    記輝度信号が前記第3の値であると判定されている時に
    前記表示器を最大輝度で駆動する最大輝度駆動手段とを
    備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用表示装置におい
    て、 前記操作部材は、前記輝度信号が前記第2の値から第3
    の値へ変化するとき操作力が重くなるようにその操作力
    が調節されることを特徴とする車両用表示装置。
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