JP3049965U - シャープペンシル用芯拾い上げ溝付きキャップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】シャープペンシルの芯を簡単に拾い上げる。 【構成】シャープペンシル用芯保管部キャップ２又はシ
ャープペンシル用芯専用保管ケースの蓋７へ鉛筆芯を挿
入して拾い上げるための、芯径と近似した開口部寸法を
有する拾い上げ溝４又は溝９を設ける。 【効果】素手で拾い上げることが困難な、細いシャープ
ペンシル芯を簡単に拾い上げることが出来るようにした
ために、誤って落した芯を拾い上げる際、折ってしまっ
たり、そのまま捨ててしまうと言うことがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この発明により、固い平面を有する床、机上などへ落下させたシャープペンシル 用芯を、容易に拾い上げることが可能である。しかも本方式の採用には、当該部 品製作用金型形状をほんの僅か変更すれば良いだけで、安価に出来る。

【０００２】

【従来の技術】

シャープペンシル用芯を誤って床、机上などの固い平面上へ落下させた場合は、 素手で拾い上げるか、粘着テープで粘着させ、拾い上げる方法が一般的である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

一般的にシャープペンシル用芯は直径約０．５ｍｍ長さが約６０ｍｍと細長く、 しかも切損しやすいため、素手で拾い上げるのが難しい。又、粘着テープで粘着 させ拾い上げる方法は、わざわざ粘着テープを準備しなければならず、わずらわ しい。 本案は、これを短時間で、しかも折損することなく拾い上げるものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

シャープペンシル用芯径と近似させた開口部寸法を有する溝４をシャープペンシ ル芯保管部のキャップ２へ取付けるか、或いはシャープペンシルの替え芯専用保 管ケースの蓋７、又はその本体６に溝４と同様の溝９を取付け、机又は床上に置 かれた芯５を溝４或いは溝９に押し込むことにより、簡単に拾い上げれるように した。

【０００５】

【作用】

シャープペンシル用芯保管部キャップ２の端面３へ取り付けた溝４へ、芯５を挿 入させると、芯５が持ち上がる。 又、シャープペンシル用芯専用保管ケースの蓋７の端面８へ取り付けた溝９によ り同様の作用を果たす。

【０００６】

【実施例】

図１は、この発明の第１の実施例における、シャーブペンシル用芯保管部キャッ プへ芯拾い上げ溝を取り付けた構造を示す。 図２は、この発明の第２の実施例における、同様の目的で芯拾い上げ溝を取り付 けた、シャープペンシル用芯専用保管ケースの蓋の構造を示す。

【０００７】 図１（ａ）は、シャープペンシル用芯保管部キャップ２がシャープペンシル本体 １に装着された状態を示す平面図、（ｂ）は、キャップ２の詳細を示す平面並び に側面図、（ｃ）は、キャップの使用方法を示す説明図である。 図１（ａ）において一般的シャープペンシルの構造を説明する。一般的にはシャ ープペンシル本体１にシャープペンシル用芯保管部キャップ２が装着されており 、同キャップ２を取り外すことにより、芯を補給する構造となっている。本案は （ｂ）に示すごとく、このシャープペンシル用芯保管部キャップ２の端面３へ芯 径に近似した開口部寸法を持つ溝４を取り付け、その溝４へ芯がはさまる形状と した。 このような形状にすることにより、（ｃ）に示す如く、床、机上などの固い平面 上に置かれた芯５へ、シャープペンシル用芯保管部キャップ２の端面３を押しつ け、芯５を溝４へ滑りこませることにより簡単に芯５を拾い上げることができる 。

【０００８】 図２（ａ）はシャープペンシル用芯専用保管ケースの本体６へ蓋７が装着されて いる状態を示す立体図、（ｂ）は蓋７の詳細を示す立体図である。 図１で示したと同様にシャープペンシル用芯専用保管ケースの本体６へ装着され ている蓋７の端面８へ溝９を取付ける。このことにより溝４を取り付けたシャー プペンシル用芯保管部キャップ２と同様、シャープペンシル用芯を簡単に広い上 げる機能を果たす。

【発明の効果】 この発明により、固い平面上に落下、又は置かれたシャープペンシル用芯が、切 損することなく、短時間での拾い上げ可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の第１の実施例における、シャープペ
ンシル用芯保管部キャップ２へ溝４を取り付けた例を示
す。

【図２】この発明の第２の実施例における、シャープペ
ンシル用芯専用保管ケースの蓋７へ溝４と同様の溝９を
取り付けた例を示す。

【符号の説明】

１……シャープペンシル本体 ２……シャープペンシル用芯保管部キャップ ３……キャップ２の端面 ４……溝 ５……芯 ６……シャープペンシル用芯専用保管ケース本体 ７……蓋 ８……蓋７の端面 ９……溝

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【手続補正書】

【提出日】平成９年８月１９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項２】平坦な部分に自然な状態で置かれたシャー
プペンシル用芯を拾い上げるため、シャープペンシル用
芯専用保管ケースの蓋又は本体部分の末端部へ、芯径と
近似した開口部寸法を有する溝を取り付けた、シャープ
ペンシル用芯専用保管ケース。

【手続補正書】

【提出日】平成１０年１月１４日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】平坦な部分に自然な状態で置かれたシャー
   プペンシル用芯を拾い上げるため、末端部へ芯径と近似
   した開口部寸法を有する溝を取り付けた、シャープペン
   シル用芯保管部キャップ。
2. 【請求項２】（請求項１）と同様の目的で、溝を取り付
   けたシャープペンシル用芯専用保管ケースの蓋、又は本
   体部分。