JP3049651U - ハンドバッグ等のバッグ - Google Patents

ハンドバッグ等のバッグ

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JP3049651U
JP3049651U JP1997011387U JP1138797U JP3049651U JP 3049651 U JP3049651 U JP 3049651U JP 1997011387 U JP1997011387 U JP 1997011387U JP 1138797 U JP1138797 U JP 1138797U JP 3049651 U JP3049651 U JP 3049651U
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裕一 伊藤
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伊藤粂株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのハンドバッグ等バッグについて、その
蓋の指掛かりの彩色や模様などを簡単に変更して、例え
ば、結婚式用と葬儀用とに使い分けることができるよう
にする。 【解決手段】 ハンドバッグ1の蓋2の先端の指掛かり
3を、蓋2の先端に固定される固定部4と、固定部4の
下部に設けられた装飾部5とから構成する。固定部4
は、蓋2の先端が挿入される蓋先挿入用溝41を有す
る。装飾部5は回動軸6によって固定部4に対して回動
可能に取りつけられ、両者4,5はコイルバネ等の弾性
体によって、互いに当接するように付勢されている。固
定部4と装飾部5とに、装飾部5の180度回転毎に互
いに係合する突出部と受容部とが設けられ、装飾部5
は、その表面又は裏面を見せた状態で仮固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、ハンドバッグ等のバッグの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ハンドバッグaの蓋(被せ)bの指掛かりcは、図5(A)へ示す ように、金属の板状体が使用されている。この指掛かりcを掴んで、ハンドバッ グaの蓋bの開閉を行うことができる(図5(B))。 このような指掛かりcは、ハンドバッグaの最も目立つ位置に設けられるもの であるため、装飾性が求められ、その彩色なども通常凝ったものが施される。 例えば、婚礼その他の祝い事などの場へ出掛ける場合には、金色などの目立つ 色の指掛かりcが設けられたハンドバッグaが用いられる。
【0003】 この一方で、葬式や法事などに出掛ける際には、目立たない黒色などの色調の 指掛かりcが設けられたハンドバッグaが用いられる。 このため、出掛ける目的によって、携帯するハンドバッグを選ぶ必要があり、 常日頃、複数のハンドバッグを準備しておかなくてはならないものであった。
【0004】 又、出席しなくてはならない祝い事と法事とが同日になったときなど、帰宅す ることなく、一方から他方へ出向く必要に迫られることがある。この場合、夫々 の場に適したハンドバッグを少なくとも2つ持って出掛けなくてはならず、荷物 が嵩張ることなり、非常に厄介であった。 勿論、帰宅する余裕があったとしても、一々家に別のハンドバッグを取りに帰 るのは面倒である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案は、一つのハンドバッグ等バッグについて、その蓋の指掛かりの彩色 や模様などを簡単に変更することを可能として、上記課題の解決を図るものであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願第1の考案は、蓋2の先端に指掛かり3を有するハンドバッグ等のバッグ において、この指掛かり3が、蓋2先端に固定される固定部4と、固定部4の下 部に設けられた装飾部5とを備え、固定部4は、少なくとも蓋2の表面側に現れ る化粧面を有し、装飾部5は、その表面と裏面で、彩色、模様、形状若しくはこ れらの組合せが異なるものであり、且つ、固定部4へ回動可能に固定され、その 表裏を反転させることが可能なことを特徴とするハンドバッグ等のバッグを提供 するものである。
【0007】 このような構成を採ることにより、本願第1の考案に係るハンドバッグ等バッ グは、その蓋の指掛かり3が、表面と裏面を反転させることによって、指掛かり 3の彩色や模様を簡単に変更することができる。従って一つのハンドバッグ等の バッグについて、種々の目的の使用に耐えるものを提供し得た。 特に、固定部4に、蓋2の表面側に現れる化粧面を設け、他方、装飾部5を、 その表面と裏面で、彩色、模様、形状若しくはこれらの組合せが異なるものとし たため、単に、装飾部5のみで指掛かり3全体の模様等を表すものではなく、固 定部4との組合せで模様等を表現し得る。従って、例えば、装飾部5の表面又は 裏面の何れか一方を固定部4の化粧面と同様の彩色(共に、黒色とする)として おくことによって、この面を表にすることにより、装飾部5と固定部4とが単一 色を呈し、統一された色調の美観を奏し、例えば葬儀用に適したものにすること ができる。逆に、装飾部5について、固定部4の化粧面と異なる彩色(例えば金 色とする)を有する面を表にすることによって、装飾部5と固定部4とが異なる 色調を呈し、金と黒等のツートンカラーの独特の美観を奏し、金色がより際立っ て見えるようにすることができ、フォーマルな結婚式等の行事用として、より映 えたものにすることができる。
【0008】 本願第2の考案は、上記本願第1の考案に係るハンドバッグ等のバッグにおい て、上記固定部4は、蓋2の先端が挿入される蓋先挿入用溝41を有し、蓋先挿 入用溝41の底部42に蓋先挿入用溝41内へ貫通する貫通孔43と、下方に突 出する突出部45とを備え、基端に頭部61を有する回動軸6が、貫通孔43を 回動可能に貫いて、その先端が装飾部5に固定され、回動軸6の頭部61と蓋先 挿入用溝41の底部42との間にコイルバネ7等の弾性体が介在され、固定部4 と装飾部5とに、装飾部5の反転毎に互いに係合する突出部45と受容部56と が設けられたことを特徴とするものを提供する。
【0009】 上記構成を採ることにより、本願第2の考案に係るハンドバッグ等のバッグは 、回動軸6を中心として、固定部4に対し装飾部5を回動することを可能として 、上記本願第1の考案に係るハンドバッグ等のバッグの奏する作用を得るもので ある。特に、弾性体7の弾発力にて、回動軸6を通じて装飾部5が固定部4側に 常時付勢されるものであるため、固定部4に対して装飾部5が回動可能であるに もかかわらず、固定部4と装飾部5が安定して固着される。更に、装飾体5の反 転動作において、装飾部5を持って回転させるだけで、或いは、装飾部5を少し 下方に引いて回転させるだけで、突出部45と受容部56との係合が外れて、反 転させることができ、反転後には、弾性体7の弾発力にて、突出部45が受容部 56に嵌まり合い、反転後の固定部4に対する装飾部4の適正な位置決めを簡単 に行える。
【0010】 本願の第3の考案は、上記の第2の考案に係るハンドバッグ等のバッグにおい て、上記の回動軸6は、その先端が装飾部5に螺合される回動軸用ネジ6であり 、蓋2の先端に切欠部21が設けられ、蓋先挿入用溝41内にて、この切欠部2 に回動軸用ネジ6の少なくとも頭部61が収容されるものであり、装飾部5は、 表板51と、表板51に重ねて固定される裏板52とを備え、表板51と裏板5 2の何れか一方に凸部53を有し他方に凹部54を有し、凸部53と凹部54と を嵌合することによって、表裏両板51,52を重ねる際の位置決めを行うこと が可能であり、この凸部53に上記の回動軸用ネジ6が螺合されたものであるこ とを特徴とするものを提供する。
【0011】 上記構成を採ることにより、本願第3の考案に係るハンドバッグ等のバッグは 、装飾部5について、表板と、裏板とが別体に形成されたものであるため、装飾 部5の表と裏とを異なる彩色や模様を付する際、異なる加工を施すことが容易で ある。又、製造時において、凹部と凸部とを嵌合することにより、上記の表板と 裏板とを重ねる際の位置合わせが極めて簡単に行える。又この凸部が回動軸用ネ ジ6の装着位置を提供することにより、装飾部5が、表板と、表板と別体の裏板 とにて形成されたものであっても、確実に回動軸用ネジ6の装着が行える。蓋2 の先端に切欠部21が設けられ、蓋先挿入用溝41内にて、この切欠部21に回 動軸用ネジ6の頭部61が収容されるものとすることによって、取付の際には、 この頭部61と切欠部21とが全体の位置決めとして作用し、能率的で正確な作 業を実現するものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下図面を参照して本願考案の実施の形態について説明する。 図1乃至図3へ本願考案の一実施の形態のハンドバッグを示す。図1(A)は ハンドバッグ1の全体略斜視図であり、図1(B)はこのハンドバッグ1の蓋2 先に設けられた指掛かり3の拡大斜視図である。図2(A)はこの指掛かり3の 分解斜視図であり、図2(B)は装飾部5の要部斜視図である。図3(A)は上 記指掛かり3を蓋2へ取付ける状態を示す斜視図であり、図3(B)は指掛かり 3の動作状態を示す斜視図であり、図3(C)は図3(A)のX位置での指掛か り3の縦断面図を示し、図3(D)は図3(A)のY位置での指掛かり3の略縦 断面図を示す。
【0013】 図1(A)へ示すように、このハンドバッグ1は、蓋2を備え、蓋先に、蓋を 開閉する際に摘む指掛かり3が設けられている。 この指掛かり3は、図1(B)へ示すように、金属製の固定部4と、装飾部5 とにて構成されている。
【0014】 図1、図2に示すように、固定部4は、本実施の形態では、直方体状を呈して おり、表面全体が黒色をなしている。固定部4の上面には、蓋先挿入用溝41が 設けられている。この蓋先挿入用溝41は、ハンドバッグ1の蓋2の蓋の先端を 挿入させるためのもので、上面から所定深さ、及び蓋2の蓋先を挿入し得る幅で 、左面から右面に至る左右全幅にかけて穿設されている。そして、この蓋先挿入 用溝41によって、固定部4が側面視でコの字状をなし、前部側の化粧板44と 、後部側の支持板46と、下部側の底部42とに区画形成されている。又、底部 42は、左右中央部に貫通孔43を備えているとともに、その貫通孔43の左右 両側各々に突出部45、45が備えられている。貫通孔43は、回動軸用ネジ6 の軸部を貫通するためのもので、下面から蓋先挿入用溝41に貫通するように穿 設されている。突出部45、45は、装飾部5を係脱自在に固定しておくための もので、左右一対のものから構成されている。各突出部45は、固定部4の下面 から下方側に断面三角形状をなすように突設され、下方に行くに従い厚さが漸次 薄くなるようになされている。
【0015】 固定部4の支持板46には、左部と右部とに各々、後面から蓋先挿入用溝41 に貫通された固定用ネジ孔47,47が備えられている。これらの固定用ネジ孔 47,47は、蓋2の蓋先と固定部4とを、固定しておく固定手段としてのもの で、蓋先挿入用溝41にハンドバッグ1の蓋2の蓋先を挿入した後、図3(D) に示すように、蓋2の蓋先に、固定用ネジ8を挿入する孔を開けておき、固定用 ネジ孔47に螺合させた固定用ネジ8を通すようにして係止するようにする。こ れにより、固定部4を蓋2の蓋先に外れないように係止しておくことができるよ うになされている。尚、この固定手段は、この形態のものに限らず、例えば固定 用ネジ孔47,47に螺合させた固定用ネジ8を締めることにより、蓋2の蓋先 を化粧板44に押し付けるようにしてもよく、或いは、蓋2の蓋先に固定用ネジ 8を挿入する孔を開けておくとともに、化粧板44にも固定用ネジ孔を設け、固 定用ネジを、支持板46の固定用ネジ孔47,47から蓋2の孔を挿通させ、化 粧板44の固定用ネジ孔に螺合させるようにして係止するようにするようにして も良く、さらには、固定用ネジの代わりにリベットや接着等を用いる等、適宜変 更し得る。尚、いずれの例でも、蓋2の先端に切欠部21が設けられ、蓋先挿入 用溝41内にて、この切欠部21に回動軸用ネジ6の頭部61が収容されるもの とすることによって、取付の際には、この頭部61と切欠部21とが全体の位置 決めとして作用し、能率的で正確な作業を実現するものである。
【0016】 装飾部5は、図2に示すように、金色の表板51と黒色の裏板52とを打ち合 わせて、接着、固定したものから成り、一方の裏板52の打合せ面の略中央に凸 部53を設け、この凸部53と適合する他方の表板51の打合せ面の略中央に凹 部54を設ける。これら凸部53と凹部54とを相互に適合させることにより両 表板51と裏板52とが適切に接合することができ、これら凸部53と凹部54 が両者の接合のための位置決め部となる。表板51と裏板52との接合は、接着 剤等により固定されているが、ロー付け、ねじ止め等の他の固定手段を採用する こともできる。凸部53と凹部54は、表板51及び裏板52に何れの側に設け てもよい。
【0017】 更に、装飾部5の略中央部に上下方向に向けてネジ穴55を設けている。この 例では、このネジ穴55は、裏板52の本体と凸部53の部分に跨がるように形 成されている。 また、このネジ穴55が設けられた部分には、前記固定部4に形成された突出 部45と適合する受容部56が形成されている。即ち、この受容部56は、装飾 部5の上面の左右方向に設けられ、その略中央部にネジ穴55が位置するという こととなる(図2(B)参照)。 この実施形態においては、この受容部56は、前記凸部53及び凹部54の横 幅よりも大きく設けているが、この受容部56の横方向の長さ等は、前記突出部 45を装飾部5の反転毎に受容できることを条件に、全く自由に設計することが できる。
【0018】 以上の構成から成る固定部4と装飾部5とは、図2及び図3(C)に示すよう に、コイルバネ7を介して回動軸としての回動軸用ネジ6によって固定される。 即ち、装飾部5の受容部56を固定部4の底面に形成された突出部45に適合し 、回動軸用ネジ6の軸部にコイルバネ7を介装させて、回動軸用ネジ6を固定部 4の貫通孔43を貫通させ、装飾部5のネジ穴55に螺合して、回動軸用ネジ6 を装飾部5に固定する。回動軸用ネジ6が固定された状態で、回動軸用ネジ6の 頭部61と装飾部5との間にコイルバネ7が介在した状態となる。
【0019】 このようにして、装飾部5は、固定部4に取り付けられると共に、この装飾部 5を把持して左右に回動させると、コイルバネ7が収縮して、固定部4の突出部 45と装飾部5の受容部56との適合が解除され、回動軸用ネジ6の軸部を中心 として180度回動させることが可能となる。180度回動すると、コイルバネ 7が伸長して突出部45が受容部56に嵌まり込み、装飾部5の表裏が反対向き になった状態で固定される。尚、受容部56及び突出部45の形態は、180度 毎に回動固定できるものであれば、その横方向の長さや深さ等も全く自由であり 、上記のものの他、断面形状も全く自由である。回動軸用ネジ6の代わりに、頭 部を有するピンを用いる等、他の形態の回動軸に変更して実施するもできるが、 回動軸用ネジ6を用いることが最も加工及び組付け上簡便で確実である。
【0020】 次に、図4は他の実施の形態を示すもので、(A)の例では、固定部4の突出 部45を、貫通孔43の左右何れか一方の側(図では右側)にのみ設けた例であ る。但し、この場合でも、受容部56は、ネジ穴55の左右両側に設けておく必 要がある。(B)は、突出部45の形状を、略円錐状の突起としたものである。 尚、各例とも、固定部4側に突出部45を設け、装飾部5側に受容部56を設け たが、逆に、固定部4側に受容部56を設け、装飾部5側に受容部45を設ける ようにしてもよい。また、固定部4と装飾部5の形状は、(C)に示すように全 体が木の葉状となるようにする等、適宜変更することができるものである。固定 部4と装飾部5の全体の他、装飾部5の表面51a及び裏面52aに施す彩色や 模様も自由であって、相互に異なるものであればよい。表板51及び裏板52を 異なる材料から形成し、表板51と裏板52とを異なる質感を有するものとして 実施することもできる。
【0021】 また、第1の実施の形態では、装飾部5の表板51と裏板52に、凸部53と 凹部54とを設けたが、設けずに実施することもできる。但し、第1の実施の形 態のように、凸部53と凹部54とを設ける方が、先の例のような利点を有する 点で有利である。特に、ねじ穴55は、装飾部5の表裏方向の中央に設けること が望ましいが、このねじ穴55を凸部53に設けることによって、無理なく、表 板51と裏板52の何れか一方の側にのみ、ねじ穴55を形成することができ、 その加工が確実となる。勿論、表板51と裏板52との接合一体化を完全に行え ば、表板51と裏板52との厚みを同一のものとしても、その中央に、ねじ穴5 5を形成することができ、また、表板51と裏板52との厚みを等しくしなけれ ば、凹部と凸部を設けずとも、中央にねじ穴55を形成することができる。ねじ 穴55とは無関係に、例えば図3(D)に示すように、表板51と裏板52との 接合面に空間部を設けて、この空間部に接合子を入れたり、或いは接合面に凸部 と凹部を形成する等、相互に適合或いは嵌合して接合強度を高めるものとして実 施することもできる。また、固定部4は、前部側の化粧板44と下部側の底部4 2とだけで実施することもでき、また、ハンドバックの蓋2の先端の表皮と内部 の芯材を蓋先挿入用溝41内に入れて、裏皮を支持板46の裏側に沿わすように してもよい。
【0022】
【考案の効果】
本願の考案は、ハンドバッグ等バッグの蓋の指掛かりの装飾を簡単に変更する ことができ、一つのバッグを、種々の目的に耐える汎用性のあるものとした。と りわけ、上記の指掛かりを、単一の色調とツートンカラーの色調との間で変更可 能として、機能性と共に、斬新な装飾性を具備し得たものとする等、装飾部と固 定部との2つの部材によって、種々のデザインを表現することができる指掛かり を提供することができたものである。
【0023】 本願の第2の考案は、上記本願第1の考案を奏すると共に、指掛かりを構成す る装飾部と固定部とについて、簡単な構成によって、装飾部を安定して固定部に 保持させることができる指掛かりを提供することができたものである。
【0024】 本願第3の考案は、上記効果を奏すると共に、指掛かりを構成する装飾部と固 定部とについて、加工が容易であると共に、確実な結合ができ、さらに装飾部の 安定した反転を実現することができる指掛かりを提供することができたものであ る。さらに、蓋の先端に切欠部が設けられ、蓋先挿入用溝内にて、この切欠部に 回動軸用ネジの頭部が収容されるものとすることによって、取付の際には、この 頭部と切欠部とが全体の位置決めとして作用し、能率的で正確な作業を実現する ことができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は一実施の形態であるハンドバッグの全
体略斜視図であり、(B)はその要部拡大斜視図であ
る。
【図2】(A)は図1のハンドバッグの要部分解斜視図
であり、(B)はその装飾部の斜視図である。
【図3】(A)は図1のハンドバッグの組立途中を示す
一部切欠要部斜視図であり、(B)はその要部の動作状
態を示す要部斜視図であり、(C)は図3(A)のX位
置での指掛かりの縦断面図であり、(D)は図3(A)
のY位置での指掛かりの縦断面図である。
【図4】(A)は他の実施の形態の要部斜視図であり、
(B)は更に他の実施の形態の要部斜視図であり、
(C)は又更に他の実施の形態の要部略底面図である。
【図5】(A)は従来の蓋付のハンドバッグについて蓋
を閉じた状態を示す全体略斜視図であり、(B)はその
蓋を開けた状態の全体略斜視図である。
【符号の説明】
2 蓋 3 指掛かり 4 固定部 5 装飾部 6 回動軸用ネジ 7 コイルバネ 21 切欠部 41 蓋先挿入用溝 42 蓋先挿入用溝の底部 43 貫通孔 45 突出部 51 表板 52 裏板 53 凸部 54 凹部 56 受容部 61 頭部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋(2) の先端に指掛かり(3) を有するハ
    ンドバッグ等のバッグにおいて、 この指掛かり(3) が、蓋(2) 先端に固定される固定部
    (4) と、固定部(4) の下部に設けられた装飾部(5) とを
    備え、 固定部(4) は、少なくとも蓋(2) の表面側に現れる化粧
    面を有し、 装飾部(5) は、その表面と裏面で、彩色、模様、形状若
    しくはこれらの組合せが異なるものであり、且つ、固定
    部(4) へ回動可能に固定され、その表裏を反転させるこ
    とが可能なことを特徴とするハンドバッグ等のバッグ。
  2. 【請求項2】 上記固定部(4) は、蓋(2) の先端が挿入
    される蓋先挿入用溝(41)を有し、蓋先挿入用溝(41)の底
    部(42)に蓋先挿入用溝(41)内へ貫通する貫通孔(43)を有
    し、 基端に頭部(61)を有する回動軸(6) が、貫通孔(43)を回
    動可能に貫いて、その先端が装飾部(5) に固定され、回
    動軸(6) の頭部(61)と蓋先挿入用溝(41)の底部(42)との
    間にコイルバネ(7) 等の弾性体が介在され、 固定部(4) と装飾部(5) とに、装飾部(5) の反転毎に互
    いに係合する突出部(45)と受容部(56)とが設けられたこ
    とを特徴とする請求項1記載のハンドバッグ等のバッ
    グ。
  3. 【請求項3】 上記の回動軸(6) が、その先端が装飾部
    (5) に螺合される回動軸用ネジ(6) であり、 蓋(2) の先端に切欠部(21)が設けられ、蓋先挿入用溝(4
    1)内にて、この切欠部(21)に回動軸用ネジ(6) の少なく
    とも頭部(61)が収容されるものであり、 装飾部(5) は、表板(51)と、表板(51)に重ねて固定され
    る裏板(52)とを備え、表板(51)と裏板(52)の何れか一方
    に凸部(53)を有し他方に凹部(54)を有し、凸部(53)と凹
    部(54)とを嵌合することによって、表裏両板(51)(52)を
    重ねる際の位置決めを行うことが可能であり、この凸部
    (53)に上記の回動軸用ネジ(6) が螺合されたものである
    ことを特徴とする請求項2記載のハンドバッグ等のバッ
    グ。
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