JP3049531U - 軌道装置 - Google Patents

軌道装置

Info

Publication number
JP3049531U
JP3049531U JP1997011220U JP1122097U JP3049531U JP 3049531 U JP3049531 U JP 3049531U JP 1997011220 U JP1997011220 U JP 1997011220U JP 1122097 U JP1122097 U JP 1122097U JP 3049531 U JP3049531 U JP 3049531U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
locking
central locking
fitting
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997011220U
Other languages
English (en)
Inventor
旭暉 張
Original Assignee
株式会社ティ.ティ.シィ.エンタープライズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ティ.ティ.シィ.エンタープライズ filed Critical 株式会社ティ.ティ.シィ.エンタープライズ
Priority to JP1997011220U priority Critical patent/JP3049531U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3049531U publication Critical patent/JP3049531U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣設する軌道構成体の連結状態のバランスが
良く、幅方向及び長手方向に於ける係合状態が安定的
で、係合状態の維持が確実に行え、簡単に分離したり、
ガタついたりせず、構成簡素、耐久性に優れ、取扱い容
易、量産に適し、低廉な軌道装置を提供する。 【解決手段】 軌道構成体Aは、基板1と左右側縁体2
と突条部3と中央係止突片4と中央係止凹部5と外がわ
係止片6と内がわ係止片8とを備え、一対の外がわ係止
片6は、内側面がわに嵌合凹部7を凹設し、一対の内が
わ係止片8は、外側面がわに嵌合突部9を突設し、外が
わ係止片6の嵌合凹部7と内がわ係止片8の嵌合突部9
の係合、中央係止凹部5と中央係止突片4の係合によ
り、軌道構成体Aの幅方向及び長手方向に於ける係合状
態を維持できるよう構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、複数の軌道構成体を分離可能に連結せしめて所望のレイアウトに組 立てでき、この上を駆動機構を内蔵してなる適宜軌道走行玩具が走行できるよう にした軌道装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の軌道構成部材を連結して組立てられる軌道装置としては、種々の ものが提供されており、例えば、軌道構成部材の両端部分に差込み突起と差込み 穴とを設けてなる差込み式連結手段を採用したものや、軌道構成部材の両端部分 に嵌め込み突起と嵌め込み穴とを設けてなる嵌め込み式連結手段を採用したもの 等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の軌道装置にあっては、その構成が比較的簡素なものは、軌道 構成部材相互の連結状態が安定的でなかったり、分離し易かったり、ガタつきが あったりする等の難点があり、一方、これらを解消できるものは、その構成が複 雑なものが多く、これは耐久性に乏しく、損傷し易い等の難点があった。 また、従来の軌道装置にあっては、軌道構成部材の表面を利用して軌道走行玩 具を走行せしめるようにしてあるため、軌道構成部材の裏面があまり活用されて いない問題点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消すると共に、構成簡素で、取扱い が容易で、耐久性に優れ、比較的低廉な軌道装置を提供すべく案出されたもので 、請求項1記載の軌道装置にあっては、駆動機構を内蔵してなる適宜軌道走行玩 具が走行する軌道装置であって、連結分離自在な複数の軌道構成体Aからなり、 軌道構成体Aは、基板1と、この基板1の左右側縁に連設される左右側縁体2と 、基板1の表裏面に突設される突条部3と、基板1の一端中央部分に突設される 中央係止突片4と、基板1の他端中央部分に凹設されると共に、前記中央係止突 片4が係脱自在に係止される中央係止凹部5と、左右側縁体2の一端外がわに夫 々突設される外がわ係止片6と、左右側縁体2の他端内がわに夫々突設される内 がわ係止片8とを備え、一対の外がわ係止片6は、その内側面がわに嵌合凹部7 が凹設され、一対の内がわ係止片8は、その外側面がわに嵌合突部9が突設され 、一方の軌道構成体Aの外がわ係止片6の嵌合凹部7と、他方の軌道構成体Aの 内がわ係止片8の嵌合突部9との係合、及び一方の軌道構成体Aの中央係止凹部 5と、他方の軌道構成体Aの中央係止突片4との係合によって、隣設する軌道構 成体Aの幅方向及び長手方向に於ける係合状態を維持できるよう構成する手段を 採用した。
【0005】 また、請求項2記載の軌道装置にあっては、軌道構成体Aの表裏面を同一に構 成し、適宜軌道走行玩具が軌道構成体Aの表面、或いは裏面を利用して走行でき るよう構成する手段を採用した。
【0006】 更に、請求項3記載の軌道装置にあっては、中央係止突片4を先端がわが漸次 幅広となるような略台形板状に形成し、中央係止凹部5を開口縁がわが幅狭とな るように形成する手段を採用した。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示例について説明すると、次の通りである。 本考案は、駆動機構を内蔵してなる適宜軌道走行玩具が所望のレイアウトに沿 って走行できるようにした軌道装置で、この軌道装置は、複数の適宜形状(例え ば、直線状のもの、或いは、曲線状のもの、或いは、平面S字状のもの、或いは 、その他の適宜形状のもの等)の合成樹脂製軌道構成体Aを分離可能に連結する ことによって構成できるようにしたものである。
【0008】 そして、軌道装置を構成する軌道構成体Aは、略帯板状(或いは、略湾曲帯板 状)の基板1と、この基板1の左右側縁に連設される略長尺ブロック状の左右側 縁体2と、基板1の表裏面に長手方向に沿って所定間隔で突設される略長尺板状 の突条部3と、基板1の一端中央部分に突設される中央係止突片4と、基板1の 他端中央部分に凹設されると共に、前記中央係止突片4が係脱自在に係止される 中央係止凹部5と、左右側縁体2の一端外がわに夫々突設される外がわ係止片6 と、左右側縁体2の他端内がわに夫々突設される内がわ係止片8とを備えている 。しかも、一対の外がわ係止片6は、その内側面がわに略湾曲凹面状の嵌合凹部 7が凹設され、一対の内がわ係止片8は、その外側面がわに略湾曲凸面状の嵌合 突部9が突設され、一方の軌道構成体Aの外がわ係止片6の嵌合凹部7と、他方 の軌道構成体Aの内がわ係止片8の嵌合突部9との係合、及び一方の軌道構成体 Aの中央係止凹部5と、他方の軌道構成体Aの中央係止突片4との係合によって 、隣設する軌道構成体Aの幅方向及び長手方向に於ける係合状態を維持できるよ うに構成されている。
【0009】 また、軌道構成体Aは、その表裏面を同一に構成してあり、適宜軌道走行玩具 が軌道構成体Aの表面、或いは裏面を利用して走行できるよう構成してある。す なわち、湾曲した軌道構成体Aを連結する際、その表がわを利用するか裏がわを 利用するかで、その湾曲向きを変更することができるように形成してある。
【0010】 基板1は、一対の突条部3で挟まれた部分の表裏面に、枕木に模して形成され る大凹凸部12を連続して設け、突条部3と側縁体2で挟まれた部分の表裏面に は、適宜軌道走行玩具の車輪がスリップすることなく転動できるように形成され る小凹凸部11を連続して設けてある。また、基板1には、外がわ係止片6や内 がわ係止片8近傍に細長U字状の切欠溝10が切設されており、外がわ係止片6 や内がわ係止片8が弾性変形し易いように配慮してある。
【0011】 左右の側縁体2は、例えば、その長手方向中央部分に差込み孔が穿設してあり 、この差込み孔を利用して適宜構造物や装飾物等を軌道構成体Aに固定できるよ うにしてある。また、側縁体2は、その上下面に適宜凹部(肉抜部分)を設けて 、軽量化と共に、材料の節約を図っている。
【0012】 突条部3は、レールを模して設けられると共に、基板1全体の強度及び剛性が 増すように設けられている。尚、適宜軌道走行玩具は、この突条部3の上を走行 するようにしても良い。
【0013】 中央係止突片4は、その先端がわが漸次幅広となるような略台形板状に形成し 、中央係止凹部5は、その開口縁がわが幅狭となるように形成されている。すな わち、中央係止突片4と中央係止凹部5とがしっくりと係合されて、ガタつきが 生じ難くなるように配慮してある。しかも、隣設する軌道構成体Aに長手方向の 強力な外力が加えられた場合に、これらの係合状態が解除されないように形成し てある。
【0014】 尚、軌道構成体Aの具体的構成、形状、寸法、材質、基板1の具体的構成、形 状、寸法、側縁体2の具体的構成、形状、寸法、突条部3の具体的構成、形状、 寸法、配設位置、数、中央係止突片4の具体的構成、形状、寸法、配設位置、中 央係止凹部5の具体的構成、形状、寸法、配設位置、外がわ係止片6の具体的構 成、形状、寸法、嵌合凹部7の具体的形状、寸法、内がわ係止片8の具体的構成 、形状、寸法、嵌合突部9の具体的形状、切欠溝10の具体的形状、寸法、配設 位置、小凹凸部11の具体的構成、形状、寸法、大凹凸部12の具体的構成、形 状、寸法等は図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定できるもので ある。
【0015】 本考案の軌道装置は、前述の如く構成されており、これの組立て、分解は、隣 設する軌道構成体A相互を上下方向にスライドせしめることによってのみ、一方 の軌道構成体Aの外がわ係止片6の嵌合凹部7と、他方の軌道構成体Aの内がわ 係止片8の嵌合突部9との係合状態、及び一方の軌道構成体Aの中央係止凹部5 と、他方の軌道構成体Aの中央係止突片4との係合状態が得られたり、或いは、 これらの係合状態を解除したりできるものである。
【0016】
【考案の効果】
従って、請求項1記載の軌道装置は、駆動機構を内蔵してなる適宜軌道走行玩 具が走行する軌道装置であって、連結分離自在な複数の軌道構成体Aからなり、 軌道構成体Aは、基板1と、この基板1の左右側縁に連設される左右側縁体2と 、基板1の表裏面に突設される突条部3と、基板1の一端中央部分に突設される 中央係止突片4と、基板1の他端中央部分に凹設されると共に、前記中央係止突 片4が係脱自在に係止される中央係止凹部5と、左右側縁体2の一端外がわに夫 々突設される外がわ係止片6と、左右側縁体2の他端内がわに夫々突設される内 がわ係止片8とを備え、一対の外がわ係止片6は、その内側面がわに嵌合凹部7 が凹設され、一対の内がわ係止片8は、その外側面がわに嵌合突部9が突設され 、一方の軌道構成体Aの外がわ係止片6の嵌合凹部7と、他方の軌道構成体Aの 内がわ係止片8の嵌合突部9との係合、及び一方の軌道構成体Aの中央係止凹部 5と、他方の軌道構成体Aの中央係止突片4との係合によって、隣設する軌道構 成体Aの幅方向及び長手方向に於ける係合状態を維持できるよう構成したので、 隣設する軌道構成体Aは、中央係止突片4と中央係止凹部5との係合によって連 結されると共に、外がわ係止片6の嵌合凹部7と内がわ係止片8の嵌合突部9と の係合によって連結されるようになり、その連結状態のバランスが良く、隣設す る軌道構成体Aの幅方向及び長手方向に於ける係合状態が安定的となると共に、 係合状態の維持が確実に行えるようになり、簡単に分離したり、ガタついたりす ることのないものとなる。しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、取扱いも容易 で、量産に適し、低廉に提供できる軌道装置となる。
【0017】 また、請求項2記載の軌道装置は、軌道構成体Aの表裏面を同一に構成し、適 宜軌道走行玩具が軌道構成体Aの表面、或いは裏面を利用して走行できるよう構 成したので、軌道構成体Aの裏面を無駄なく活用できるようになる。すなわち、 湾曲した軌道構成体Aの場合に、その表がわを利用するか裏がわを利用するかで 、湾曲向きを変更することが可能となり、軌道装置のレイアウトをより自由に選 択できるようになる。
【0018】 更に、請求項3記載の軌道装置は、中央係止突片4を先端がわが漸次幅広とな るような略台形板状に形成し、中央係止凹部5を開口縁がわが幅狭となるように 形成したので、中央係止突片4と中央係止凹部5とがよりしっくりと係合されて 、ガタつきが生じ難くなると共に、隣設する軌道構成体Aに長手方向の強力な外 力が加えられた場合でもこれらが分離することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の軌道装置を例示する分離状態の斜視図
である。
【図2】本考案の軌道装置を例示する連結状態の平面図
である。
【図3】本考案の軌道装置を例示する正面図である。
【符号の説明】
A 軌道構成体 1 基板 2 側縁
体 3 突条部 4 中央
係止突片 5 中央係止凹部 6 外が
わ係止片 7 嵌合凹部 8 内が
わ係止片 9 嵌合突部 10 切欠
溝 11 小凹凸部 12 大凹
凸部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構を内蔵してなる適宜軌道走行玩
    具が走行する軌道装置であって、連結分離自在な複数の
    軌道構成体からなり、軌道構成体は、基板と、この基板
    の左右側縁に連設される左右側縁体と、基板の表裏面に
    突設される突条部と、基板の一端中央部分に突設される
    中央係止突片と、基板の他端中央部分に凹設されると共
    に、前記中央係止突片が係脱自在に係止される中央係止
    凹部と、左右側縁体の一端外がわに夫々突設される外が
    わ係止片と、左右側縁体の他端内がわに夫々突設される
    内がわ係止片とを備え、一対の外がわ係止片は、その内
    側面がわに嵌合凹部が凹設され、一対の内がわ係止片
    は、その外側面がわに嵌合突部が突設され、一方の軌道
    構成体の外がわ係止片の嵌合凹部と、他方の軌道構成体
    の内がわ係止片の嵌合突部との係合、及び一方の軌道構
    成体の中央係止凹部と、他方の軌道構成体の中央係止突
    片との係合によって、隣設する軌道構成体の幅方向及び
    長手方向に於ける係合状態を維持できるよう構成したこ
    とを特徴とする軌道装置。
  2. 【請求項2】 軌道構成体の表裏面を同一に構成し、適
    宜軌道走行玩具が軌道構成体の表面、或いは裏面を利用
    して走行できるよう構成したことを特徴とする請求項1
    記載の軌道装置。
  3. 【請求項3】 中央係止突片を先端がわが漸次幅広とな
    るような略台形板状に形成し、中央係止凹部を開口縁が
    わが幅狭となるように形成したことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の軌道装置。
JP1997011220U 1997-12-05 1997-12-05 軌道装置 Expired - Lifetime JP3049531U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011220U JP3049531U (ja) 1997-12-05 1997-12-05 軌道装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011220U JP3049531U (ja) 1997-12-05 1997-12-05 軌道装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3049531U true JP3049531U (ja) 1998-06-19

Family

ID=43183770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997011220U Expired - Lifetime JP3049531U (ja) 1997-12-05 1997-12-05 軌道装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3049531U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4544094A (en) Means for joining toy track sections
US4496100A (en) Flexible track
US4159592A (en) Close coupling strut for construction set having clip fasteners
US7086605B2 (en) Toy vehicle slot track
JPH0428636Y2 (ja)
US20080075528A1 (en) Construction system
KR101902090B1 (ko) 자유롭게 조립 가능한 완구 궤도
US7354006B1 (en) Configurable track for toy vehicles
US6142847A (en) Reflective I-rail interconnector
CA1201586A (en) System for elastically assembling two pieces
JP3049531U (ja) 軌道装置
US4808140A (en) Toy building block
US20010010992A1 (en) Constructional element
JPH052237Y2 (ja)
JP3588688B2 (ja) 空調装置のスライドドア装置
US20120252310A1 (en) Assembled magnetic track strucutre for toy vehicle
JP4644241B2 (ja) 軌道装置
JPS6327751Y2 (ja)
JPS6040961U (ja) 蓄電池
JP3834533B2 (ja) 模型玩具のボディ装着構造
KR200291808Y1 (ko) 모형자동차용 조립식 트랙
JPH0426152Y2 (ja)
JPH10179943A (ja) 走路盤構成体
JPH0310201U (ja)
JPS61168343U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term