JP3048942B2 - 文字列表示装置 - Google Patents
文字列表示装置Info
- Publication number
- JP3048942B2 JP3048942B2 JP8315123A JP31512396A JP3048942B2 JP 3048942 B2 JP3048942 B2 JP 3048942B2 JP 8315123 A JP8315123 A JP 8315123A JP 31512396 A JP31512396 A JP 31512396A JP 3048942 B2 JP3048942 B2 JP 3048942B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- character string
- character
- line
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- rectangular area
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- Document Processing Apparatus (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、矩形領域内に入
力文字列を表示する文字列表示装置に関し、特にウイン
ドウ内の矩形領域の行方向サイズを変更したとき、文字
列行を詰めて途中に移動した字下げ空白文字を削除し、
各行頭に字下げ空白文字を挿入して文頭を揃えて整列表
示する文字列表示装置に関する。
力文字列を表示する文字列表示装置に関し、特にウイン
ドウ内の矩形領域の行方向サイズを変更したとき、文字
列行を詰めて途中に移動した字下げ空白文字を削除し、
各行頭に字下げ空白文字を挿入して文頭を揃えて整列表
示する文字列表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、表示装置のウインドウ内矩形領域
に入力文字列を表示する場合、タブ等により字下げ（イ
ンデント）位置を決めて文字列を整列表示する。特開平
５−２５０３５６号公報によれば、字下げのための情報
を記憶する字下げ体裁記憶手段を設けて、文字列を字下
げ編集するとき、該字下げ体裁記憶手段を参照して、行
毎の行頭が特殊文字かあるいは改行コードの直後である
かを判定して、字下げ位置を制御する技術を開示してい
る。
に入力文字列を表示する場合、タブ等により字下げ（イ
ンデント）位置を決めて文字列を整列表示する。特開平
５−２５０３５６号公報によれば、字下げのための情報
を記憶する字下げ体裁記憶手段を設けて、文字列を字下
げ編集するとき、該字下げ体裁記憶手段を参照して、行
毎の行頭が特殊文字かあるいは改行コードの直後である
かを判定して、字下げ位置を制御する技術を開示してい
る。
【０００３】また特開昭６３−５６５７５号公報によれ
ば、字下げ編集するとき、空白文字列が生じている箇所
が文書ファイル中のタブあるいは字下げなどの制御情報
によるものか、単に空白文字が挿入されたのかが区別が
つかないため、校正するときの字下げ編集にとまどうこ
とがある。それを回避するため、空白文字が挿入される
事由を特殊コードで識別可能にしている。
ば、字下げ編集するとき、空白文字列が生じている箇所
が文書ファイル中のタブあるいは字下げなどの制御情報
によるものか、単に空白文字が挿入されたのかが区別が
つかないため、校正するときの字下げ編集にとまどうこ
とがある。それを回避するため、空白文字が挿入される
事由を特殊コードで識別可能にしている。
【０００４】簡易な文字列表示装置では、上述の公報と
異なり、オペレータが行頭に空白文字を入力して字下げ
を各行毎に実施するものが多い。更に、途中で矩形領域
の行サイズを変更すると、表示文字列の折り返し位置が
変わるため、字下げのために入れた空白文字が別のとこ
ろに移動して、文字列表示が整列しないという問題があ
る。電子メール等のエディタなど簡易な文字列表示装置
ではこの様なものが多く、表示フォームを整えるのに苦
労することが多いい。上述の公報および簡易な文字列表
示装置においては、矩形領域のサイズが変更されて、行
の文字数が変更されたとき、字下げによる空白文字の削
除と挿入の問題には対処されていない。
異なり、オペレータが行頭に空白文字を入力して字下げ
を各行毎に実施するものが多い。更に、途中で矩形領域
の行サイズを変更すると、表示文字列の折り返し位置が
変わるため、字下げのために入れた空白文字が別のとこ
ろに移動して、文字列表示が整列しないという問題があ
る。電子メール等のエディタなど簡易な文字列表示装置
ではこの様なものが多く、表示フォームを整えるのに苦
労することが多いい。上述の公報および簡易な文字列表
示装置においては、矩形領域のサイズが変更されて、行
の文字数が変更されたとき、字下げによる空白文字の削
除と挿入の問題には対処されていない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の簡易な文字列表
示装置では、文字列の自動折り返しによって文章が「大
項目」「小項目」など内容のレベルに応じて字下げされ
ていても、矩形領域のサイズ変更に伴い文字列の折り返
し位置が変わって表示される結果、字下げのための空白
文字が行の途中に表示されたり、行頭の字下げ（空白文
字）が消えて行頭から文字列が表示されたりする。行頭
の字下げの効果が無くなってしまい、表示がきれいに整
列しない欠点がある。
示装置では、文字列の自動折り返しによって文章が「大
項目」「小項目」など内容のレベルに応じて字下げされ
ていても、矩形領域のサイズ変更に伴い文字列の折り返
し位置が変わって表示される結果、字下げのための空白
文字が行の途中に表示されたり、行頭の字下げ（空白文
字）が消えて行頭から文字列が表示されたりする。行頭
の字下げの効果が無くなってしまい、表示がきれいに整
列しない欠点がある。
【０００６】この発明は、上述の欠点を解決するもの
で、矩形領域のサイズ変更を、文字列表示の字下げの効
果を保ったまま行える手段を持つ文字列表示装置を提供
することを目的とする。
で、矩形領域のサイズ変更を、文字列表示の字下げの効
果を保ったまま行える手段を持つ文字列表示装置を提供
することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明のワ
ープロソフトやエディタソフトなどで、ウィンドウ内の
サイズ可変な矩形領域に、字下げ空白文字を含む入力文
字列が行頭を字下げして整列表示される文字列表示装置
において、前記矩形領域に表示されている文字列の先頭
文字から、字下げ空白文字を含む前記文字列の改行コー
ドまでの全文字列長を算出する文字列長算出処理部と、
変更前の矩形領域に表示されている文字列の行を走査し
て字下げ空白文字数を算出する空白文字カウント処理部
と、変更後の矩形領域の行方向サイズから表示可能な文
字列長を算出し、行文字列の折り返し位置を算出する文
字列折り返し位置算出処理部と、変更後の矩形領域に対
して、先頭文字位置を変えずに文字列を順次に行を渡っ
て詰めて、文字列途中の前記字下げ空白文字を削除し、
各行頭に前記字下げ空白文字数の空白文字を挿入し、行
頭を揃えて整列表示する文字列表示処理部と、を備える
ことを特徴とする。
ープロソフトやエディタソフトなどで、ウィンドウ内の
サイズ可変な矩形領域に、字下げ空白文字を含む入力文
字列が行頭を字下げして整列表示される文字列表示装置
において、前記矩形領域に表示されている文字列の先頭
文字から、字下げ空白文字を含む前記文字列の改行コー
ドまでの全文字列長を算出する文字列長算出処理部と、
変更前の矩形領域に表示されている文字列の行を走査し
て字下げ空白文字数を算出する空白文字カウント処理部
と、変更後の矩形領域の行方向サイズから表示可能な文
字列長を算出し、行文字列の折り返し位置を算出する文
字列折り返し位置算出処理部と、変更後の矩形領域に対
して、先頭文字位置を変えずに文字列を順次に行を渡っ
て詰めて、文字列途中の前記字下げ空白文字を削除し、
各行頭に前記字下げ空白文字数の空白文字を挿入し、行
頭を揃えて整列表示する文字列表示処理部と、を備える
ことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】この発明について、図を参照して
説明する。この発明の一実施例の構成を示す図１を参照
すると、文字列表示装置１は、文字列の先頭の文字から
改行コードまでの文字列長を算出する文字列長算出処理
部２と、図示していない画面上の矩形領域のサイズから
表示可能な行文字列長を算出し、表示文字列の折り返し
位置を算出する文字列折り返し位置算出処理部３と、表
示されている文字列を走査して、各行頭の字下げによる
空白文字数を算出する空白文字カウント処理部４と、矩
形領域が変更された後、文字列が移動して空白文字が行
の途中にあれば削除し、行頭に字下げ空白文字を挿入し
て折り返し位置までの文字列を表示し、折り返し後の次
行の行頭に字下げ空白文字を挿入した後、順次に残りの
行文字列を表示する文字列表示処理部５と、を備える。
説明する。この発明の一実施例の構成を示す図１を参照
すると、文字列表示装置１は、文字列の先頭の文字から
改行コードまでの文字列長を算出する文字列長算出処理
部２と、図示していない画面上の矩形領域のサイズから
表示可能な行文字列長を算出し、表示文字列の折り返し
位置を算出する文字列折り返し位置算出処理部３と、表
示されている文字列を走査して、各行頭の字下げによる
空白文字数を算出する空白文字カウント処理部４と、矩
形領域が変更された後、文字列が移動して空白文字が行
の途中にあれば削除し、行頭に字下げ空白文字を挿入し
て折り返し位置までの文字列を表示し、折り返し後の次
行の行頭に字下げ空白文字を挿入した後、順次に残りの
行文字列を表示する文字列表示処理部５と、を備える。
【０００９】次に、この実施例の動作を説明する。この
実施例の動作を示す流れ図２を参照する。まず新たに文
字列が画面に表示するまでの過程を説明する。矩形領域
に新たに入力文字列が表示されると、文字列長算出処理
部２は、該文字列を取得し（ステップ２１）、それのフ
ォントサイズを取得して（ステップ２２）、該文字列の
文字列長を算出する（ステップ２３）。文字列折り返し
位置算出処理部３は、矩形領域の行方向サイズを取得し
（ステップ２４）、表示可能な行文字列の長さを算出
し、文字列長算出処理部２で算出した文字列長と比較す
ることで、文字列の折り返し位置を算出する (ステップ
２５) 。空白文字カウント処理部４は、表示されている
文字列を走査し（ステップ２６）、行頭に入力されてい
る字下げ空白文字数をカウントする（ステップ２７）。
文字列表示処理部５は、空白文字カウント処理部４で算
出した行頭の字下げ空白文字数に相当する空白文字が行
途中にあるか否かを判定し、空白文字があるとき（ステ
ップ２９のＹ）、それを削除し（ステップ３０）、変更
後の矩形領域の行頭に空白文字カウント処理部４で算出
した行頭の字下げ空白文字数だけ空白文字を挿入表示し
（ステップ３１）、続けて文字列折り返し位置算出処理
部３で算出した折り返し位置までの文字列を表示し（ス
テップ３２）、折り返し後の次行の行頭に空白文字カウ
ント処理部４で算出した先頭の字下げ空白文字数だけ空
白文字を挿入した後（ステップ３３）、残りの文字列を
表示する（ステップ３４) 。
実施例の動作を示す流れ図２を参照する。まず新たに文
字列が画面に表示するまでの過程を説明する。矩形領域
に新たに入力文字列が表示されると、文字列長算出処理
部２は、該文字列を取得し（ステップ２１）、それのフ
ォントサイズを取得して（ステップ２２）、該文字列の
文字列長を算出する（ステップ２３）。文字列折り返し
位置算出処理部３は、矩形領域の行方向サイズを取得し
（ステップ２４）、表示可能な行文字列の長さを算出
し、文字列長算出処理部２で算出した文字列長と比較す
ることで、文字列の折り返し位置を算出する (ステップ
２５) 。空白文字カウント処理部４は、表示されている
文字列を走査し（ステップ２６）、行頭に入力されてい
る字下げ空白文字数をカウントする（ステップ２７）。
文字列表示処理部５は、空白文字カウント処理部４で算
出した行頭の字下げ空白文字数に相当する空白文字が行
途中にあるか否かを判定し、空白文字があるとき（ステ
ップ２９のＹ）、それを削除し（ステップ３０）、変更
後の矩形領域の行頭に空白文字カウント処理部４で算出
した行頭の字下げ空白文字数だけ空白文字を挿入表示し
（ステップ３１）、続けて文字列折り返し位置算出処理
部３で算出した折り返し位置までの文字列を表示し（ス
テップ３２）、折り返し後の次行の行頭に空白文字カウ
ント処理部４で算出した先頭の字下げ空白文字数だけ空
白文字を挿入した後（ステップ３３）、残りの文字列を
表示する（ステップ３４) 。
【００１０】この実施例において、矩形領域に表示され
る動作結果を例示する図３を参照すると、図３（ａ）
は、矩形領域４１に入力文字列が表示され、各行頭には
空白文字４１１が挿入されている。サイズが変更された
矩形領域４２を例示する図３（ｂ）を参照すると、各行
は新たな折り返し位置で行変りして、行詰めによって文
字列が順次移動するため、字下げ空白文字４２２が行の
途中にある。また行詰めで字下げされない行４２３が左
端に行頭がきている。この発明の字下げ空白文字の削除
と挿入を適用すると、図３（ｂ）の行の途中の空白文字
４２２は削除され、行頭４２３には、図３（ｃ）に例示
するように字下げ空白文字４３２が挿入されることが示
される。更に図３（ｂ）の行４２３の行頭に図３（ｃ）
のように字下げ空白文字４３４が挿入され、行頭が揃え
られた文字列が矩形領域４３に整列表示される。
る動作結果を例示する図３を参照すると、図３（ａ）
は、矩形領域４１に入力文字列が表示され、各行頭には
空白文字４１１が挿入されている。サイズが変更された
矩形領域４２を例示する図３（ｂ）を参照すると、各行
は新たな折り返し位置で行変りして、行詰めによって文
字列が順次移動するため、字下げ空白文字４２２が行の
途中にある。また行詰めで字下げされない行４２３が左
端に行頭がきている。この発明の字下げ空白文字の削除
と挿入を適用すると、図３（ｂ）の行の途中の空白文字
４２２は削除され、行頭４２３には、図３（ｃ）に例示
するように字下げ空白文字４３２が挿入されることが示
される。更に図３（ｂ）の行４２３の行頭に図３（ｃ）
のように字下げ空白文字４３４が挿入され、行頭が揃え
られた文字列が矩形領域４３に整列表示される。
【００１１】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、字下
げのための空白文字を行頭に持つ文字列を表示している
矩形領域のサイズを変更した場合、字下げの効果を保っ
たまま文字列を整列表示する手段を設けることにより、
字下げによる文字列の読み易さを保つことができる。
げのための空白文字を行頭に持つ文字列を表示している
矩形領域のサイズを変更した場合、字下げの効果を保っ
たまま文字列を整列表示する手段を設けることにより、
字下げによる文字列の読み易さを保つことができる。
【図１】この発明の一実施例の構成を示す図である。
【図２】図１の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図３】分図（ａ）乃至分図（ｃ）は、図１の実施例の
矩形領域に表示される文字列を例示する図である。
矩形領域に表示される文字列を例示する図である。
１ 文字列表示装置 ２ 文字列長算出処理部 ３ 文字列折り返し位置算出処理部 ４ 空白文字カウント処理部 ５ 文字列表示処理部
Claims (1)
- 【請求項１】 ワープロソフトやエディタソフトなど
で、ウィンドウ内のサイズ可変な矩形領域に、字下げ空
白文字を含む入力文字列が行頭を字下げして整列表示さ
れる文字列表示装置において、 前記矩形領域に表示されている文字列の先頭文字から、
字下げ空白文字を含む前記文字列の改行コードまでの全
文字列長を算出する文字列長算出処理部と、 変更前の矩形領域に表示されている文字列の行を走査し
て字下げ空白文字数を算出する空白文字カウント処理部
と、 変更後の矩形領域の行方向サイズから表示可能な文字列
長を算出し、行文字列の折り返し位置を算出する文字列
折り返し位置算出処理部と、 変更後の矩形領域に対して、先頭文字位置を変えずに文
字列を順次に行を渡って詰めて、文字列途中の前記字下
げ空白文字を削除し、各行頭に前記字下げ空白文字数の
空白文字を挿入し、行頭を揃えて整列表示する文字列表
示処理部と、 を備えることを特徴とする文字列表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315123A JP3048942B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 文字列表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8315123A JP3048942B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 文字列表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10162004A JPH10162004A (ja) | 1998-06-19 |
| JP3048942B2 true JP3048942B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=18061688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8315123A Expired - Fee Related JP3048942B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 文字列表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3048942B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3886661B2 (ja) | 1999-03-30 | 2007-02-28 | 富士通株式会社 | テキスト編集システム |
| JP5326685B2 (ja) * | 2009-03-10 | 2013-10-30 | 富士通株式会社 | 電子カルテ情報記録プログラム、電子カルテ情報記録装置および電子カルテ情報記録方法 |
| JP5676788B1 (ja) * | 2014-01-16 | 2015-02-25 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのディスプレイシステム |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP8315123A patent/JP3048942B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10162004A (ja) | 1998-06-19 |
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| JPH0571111B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000229 |
|
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