JP3048773U - 打抜き機に於ける下刃中空部の開閉機構 - Google Patents

打抜き機に於ける下刃中空部の開閉機構

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JP3048773U
JP3048773U JP1997010454U JP1045497U JP3048773U JP 3048773 U JP3048773 U JP 3048773U JP 1997010454 U JP1997010454 U JP 1997010454U JP 1045497 U JP1045497 U JP 1045497U JP 3048773 U JP3048773 U JP 3048773U
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JP1997010454U
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Inventor
勇 藤田
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勇 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックシ−トの形成品の打抜きに当た
り、打抜き作業の中断時間を短くする。 【解決手段】 成形機から送られてくる成形品W′を個
々の製品Wに打ち抜く、製品群を載置する昇降台3を備
えた打抜き機に設けられ、打抜き時には下刃2の中空部
の底部を閉塞して製品を支持し、製品排出時には前記底
部を開放する一対のシャッタ61と、シャッタを作動さ
せるエヤシリンダ62等の駆動手段を対設する。製品が
所定数に達してシャッタを開き、待機する昇降台に載せ
た製品群が中空部を抜けると、シャッタを閉じて打抜き
を再開できる。従来のように、昇降台が降りて再び上昇
するまで打抜きを中断していたのに比べて、打抜き作業
の中断が短くなり、成形能率の向上、製品コストの低減
を実現できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、プラスチック成形機から送られてくる成形品を、個々の製品に打 ち抜く打抜き機に設けられるもので、打抜き時に下刃の中空部の底部を閉塞して 、打ち抜かられ製品を支持するための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の打抜き機を図3で説明すると、1は打抜き機の上刃、2は上刃1の下方 に対設された下刃で、図示しないプラスチック成形機で成形されて、連続的に送 られてくる打抜き前のプラスチックシ−トの成形品W′は、上刃1を下方へ駆動 することにより、個々の製品Wに打ち抜かれる。
【0003】 3は昇降台で、図示しないエヤシリンダ、油圧シリンダ、クランク機構などで 昇降し、上昇したとき下刃2の中空部の底面を閉塞して、打ち抜かれた製品Wを 支持する。そして下刃2の中空部内に、製品Wが所定数、例えば50個に達する と、想像線で示すように昇降台3は搬出コンベヤ4の搬送面の高さまで降下し、 図示しないエヤシリンダ、油圧シリンダ、クランク機構で駆動される押出板5に より、製品W群は搬出コンベヤ4上に押し出される。搬出コンベヤ4で搬送され た製品W群は、検品後包装される。
【0004】 ところで、昇降台3が降下したのち、再び上昇して前記中空部を閉塞して、打 ち抜かれた製品Wを支持できるようになるまで、上刃1を停止させて打抜きを中 断しなければならない。この打抜き中断時間は約5秒ないし約7秒を要するので 、上刃1の駆動の1サイクルが約0.6秒であることから、中断により約8.3 3サイクルから約11.66サイクルが無駄となる。
【0005】 成形後の成形品W′は多段多列に並んでおり、これを個々の製品Wに打ち抜く ために要する時間は、そのまま製品コストに大きく影響する。従って、打抜き作 業の中断時間の短縮を強く要請されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案が解決しようとする課題は、昇降台が昇降する間に於ける打抜き作業 の中断をできるだけ短くすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の特徴は、プラスチック成形機から送られてくるプラスチックシ−ト の成形品を個々の製品に打ち抜く、製品群を載置する昇降台を備えた打抜き機に 設けられるもので、打抜き時には下刃の中空部の底部を閉塞し、製品排出時には 前記底部を開放する一対のシャッタと、シャッタを作動させるエヤシリンダ等の 駆動手段とを対設した点にある。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1及び図2に於いて、図3と同様、1は上刃、2は下刃、3は昇降台、4は 搬出コンベヤ、5は押出板である。6はこの考案に係る下刃2の中空部の底部を 開閉して、前記底部を閉塞時には打ち抜かれた製品を支持する機構である。61 は一対のシャッタで、一対のエヤ(又は油圧)シリンダ62のロッドの先端にそ れぞれ固定されている。このシャッタ61は、エヤシリンダ62の作動で、下刃 2の中空部の底部を開閉する。そして図1のように、上刃1の作動時には、シャ ッタ61は下刃2の中空部の底部を閉塞し、打ち抜かれた製品Wを支持する。な お、昇降台3の上死点はシャッタ61の下方、即ちシャッタ61の開閉作動を妨 げない高さに設定される。
【0009】 なお、駆動手段として、サ−ボモ−タ、クランク機構など公知の駆動手段を採 用できる。又、開閉機構として、1個のシャッタで下刃2の中空部の底部を開閉 させることも可能であるが、シャッタのストロ−クが長くなって開閉時間を要す るうえ、大型のエヤシリンダを必要とするため、空間的に余裕のない打抜き機内 への設置が極めて困難となる。
【0010】 下刃2の中空部内の製品Wが所定数に達すると、上刃1は停止すると同時に、 エヤシリンダ62の作動でシャッタ61が中空部の底部を開放する。前記中空部 の底部が開放されると、上昇してシャッタ61の下に待機している昇降台3が製 品W群を載置して下降する。載置した製品W群が前記中空部を抜けると、シャッ タ61が再び前記中空部の底部を閉塞する。前記中空部の底部が閉塞されると同 時に、上刃1が作動して打抜きを再開する。昇降台3が搬出コンベヤ4の搬送面 の高さまで下降したのち、押出板5が作動して製品W群を搬出コンベヤ4に載置 する。
【0011】
【考案の効果】
従来、昇降台が下降して、押出板で製品群を搬出コンベヤに載せたのち、再び 上昇して下刃の中空部の底部を閉塞するまでの間は、打抜き作業を中断しなけれ ばならなかった。しかし、前記中空部の底部を閉塞するシャッタを設けたことで 、製品群が前記中空部を抜けるとシャッタで中空部を閉塞して打抜きを再開でき るので、打抜き作業の中断が1秒ないし2秒ですみ、成形能率を著しく向上させ て製品コストの低減を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッタで下刃の中空部の底部を閉塞した状態
の側面図である。
【図2】シャッタで下刃の中空部の底部を開放した状態
の側面図である。
【図3】昇降台で下刃の中空部の底部を閉塞した状態の
側面図である。
【符号の説明】
1 上刃 2 下刃 3 昇降台 6 開閉機構 61 シャッタ 62 エヤシリンダ(駆動手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック成形機から送られてくるプ
    ラスチックシ−トの成形品を個々の製品に打ち抜く、製
    品群を載置する昇降台を備えた打抜き機に設けられるも
    ので、打抜き時には下刃の中空部の底部を閉塞し、製品
    排出時には前記底部を開放する一対のシャッタと、シャ
    ッタを作動させる駆動手段とを対設したことを特徴とす
    る打抜き機に於ける下刃中空部の開閉機構。
JP1997010454U 1997-11-10 1997-11-10 打抜き機に於ける下刃中空部の開閉機構 Expired - Lifetime JP3048773U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3394468B2 (ja) 1999-04-06 2003-04-07 住友重機械工業株式会社 トリミング機の製品反転装置
JP3476747B2 (ja) 2000-06-09 2003-12-10 住友重機械工業株式会社 マンドレルを使用したトリミング装置及び方法
JP2022540522A (ja) * 2019-10-28 2022-09-15 ケーニッヒ ウント バウアー アー・ゲー 少なくとも1つのシート排出装置を備えるシート加工機械、およびシートを排出する方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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