JP2002113696A - トムソン刃を用いた連続打ち抜き機 - Google Patents

トムソン刃を用いた連続打ち抜き機

Info

Publication number
JP2002113696A
JP2002113696A JP2000345881A JP2000345881A JP2002113696A JP 2002113696 A JP2002113696 A JP 2002113696A JP 2000345881 A JP2000345881 A JP 2000345881A JP 2000345881 A JP2000345881 A JP 2000345881A JP 2002113696 A JP2002113696 A JP 2002113696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded product
elevating table
platform
blade
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000345881A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Fujita
勇 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000345881A priority Critical patent/JP2002113696A/ja
Publication of JP2002113696A publication Critical patent/JP2002113696A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価なトムソン刃を用い、人手を省いて成形
品の打ち抜きを連続的に行う。 【解決手段】 上下動する上昇降台10と下昇降台4と
が対設され、下昇降台の上面には雄型5が、上昇降台の
下面には吸着盤11が取付けられて、吸着盤の下面の抜
き刃取付板13には、上昇降台が降下したとき、上昇し
た雄型に成形品32を押しつけられて、個々の成形品に
打ち抜くトムソン刃14が取付けられている。又、上昇
降台には吸着盤を成形品の進行方向に直交して移動させ
る移動手段が、吸着盤には打ち抜いた成形品を吸引して
吸着、圧空を送って放出するための通気路が設けられて
いる。成形品の打ち抜き、吸着、移動、放出を人手を要
せず連続的に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧空又は真空成
形機で成形されたプラスチックの成形品を、トムソン刃
を用いて連続的に個々の成形品に打ち抜くための機械に
関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックの成形品、例えば、小売り
用の惣菜容器を製造する場合、プラスチックシートの
1.2m×1.2m角に複数個から数十個の容器を、圧
空又は真空成形機で一度に、即ち1ショットで成形す
る。次に、成形機と連動する連続打ち抜き機で一列ずつ
個々の容器に打ち抜いている。
【0003】しかし、連続打ち抜き機で使用する鋼製の
雄刃及び雌刃からなる抜き刃は、200万円〜300万
円と高価なため、1.5万円〜2万円と鋼製の抜き刃に
比べてはるかに安価なトムソン刃を使用するようになっ
た。
【0004】トムソン刃で打ち抜く場合、雄刃、雌刃を
使用する打ち抜き機とは異なり、出し入れ自在な引出し
状テーブルに1ショット分を数十枚重ねて乗せて、油圧
式台プレスに押入れたのちプレスを作動させて一度に打
ち抜く。打ち抜き後は、テーブルを引出して個々の成形
品を1個ずつ人手で取り出す。この一連の動作を繰り返
し行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プラスチッ
クの成形品、例えば惣菜容器にも、蓋をすると惣菜の汁
が漏れない嵌合容器が歓迎されるなど、次第に高級化し
て製品に高精度が要求されるようになってきた。しか
し、従来のように数十枚を重ねて打ち抜く、いわゆる重
ね抜きは精度が悪く採用できないため、止むを得ず1枚
ずつ打ち抜いているが、1台の打ち抜き機に5、6人の
人手を必要とし、製品のコスト高に加えて作業能率が極
めて悪い欠点があった。
【0006】この発明が解決しようとする課題は、トム
ソン刃によるプラスチックの成形品の打ち抜きを、人手
を省いて連続して行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は次の特徴を有
する。即ち、それぞれ上下動する上昇降台と下昇降台と
が対向して配設され、下昇降台の上面には成形品を下か
ら支持可能な雄型が、上昇降台の下面には吸着盤が取付
けられている。吸着盤の下面に取付けられた抜き刃取付
板には、上昇降台が降下したとき、上昇した下昇降台の
雄型に成形品を押しつけられて、個々の成形品に打ち抜
くトムソン刃が取付けられているとともに、上昇降台に
は吸着盤を成形品の進行方向に直交して移動させる移動
手段が、吸着盤には打ち抜いた成形品を吸引して吸着
し、圧空を送って放出するための通気路が設けられてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】1は床上に設置されるフレーム、
2はフレームに固定された4本の支柱で、成形品32を
挟んで対向して配設されている。3は下枠で、支柱2の
下端部に上下位置調整可能に固定されて、フレーム1内
に位置する。4は下昇降台で、上面には成形品32の内
側形状に応じて形成された雄型5が着脱自在に取付けら
れている。6は下枠と下昇降台を連結して、下昇降台を
昇降させる下トグル機構で、下油圧シリンダ7により駆
動される。8は下ガイド棒で、下昇降台4の上下方向の
移動をガイドする。
【0009】9は上枠で、支柱2の上端部に上下位置調
整可能に固定されている。10は上昇降台であって、下
面には吸着盤11が固定されている。12は通気路で、
吸着盤の側面に開口して吸着盤内を通り、吸着盤の中央
下面に開口する。なお、通気路は、いずれも図示しな
い、フレキシブル管を介して、真空・圧空ポンプに接続
されている。
【0010】13は抜き刃取付板で、吸着盤11の下面
に着脱自在に取付けられている。この抜き刃取付板は、
額縁状に形成されており、図3で詳細に示すように、成
形品32の打ち抜き形状に合わせた形状のトムソン刃1
4が、抜き刃取付板の開口部外周に設けられた段差の内
壁に、当て部材15を介して着脱自在に取付けられてい
る。16は上トグル機構で、上油圧シリンダ17によっ
て駆動され、上枠9と上昇降台10を連結して上昇降台
を昇降させる。18は上ガイド棒で、上昇降台の上下方
向の移動をガイドする。
【0011】次に、吸着盤11の左(又は右)方向(シ
ート31の移動方向と直交する方向)への移動手段を、
図1、図3及び図4により説明する。19は支持材で、
上昇降台10の前後両端部上に左右方向に固定され、一
方(図面では左側)の支持材には、成形品移動用の空圧
(又は油圧)式の横シリンダ20が、左右方向に固定さ
れている。21はロッドである。22は横ガイド棒で、
支持材19の下面に横方向に固定されている。23はガ
イド受けで、吸着盤11の前後両端部上に固定されて、
横ガイド棒が摺動自在にそれぞれ挿入されている。24
はガイド受けに固定された連結材であって、屈曲した先
端部はロッド21の先端に取付けられている。
【0012】図5に於いて、33はこの発明の連続打ち
抜き機、34は熱盤式圧空成形機の成形部である。35
はシートの押さえローラ、36はシートの送りローラ、
37は送りローラ駆動用の減速機付きモータである。
又、25は成形品積み上げ用のテーブル、26は搬出コ
ンベヤである。
【0013】連続打ち抜き機33の作動について説明す
る。成形機の成形部34で成形されて間歇移動してきた
成形品32は、下昇降台4の上方で停止すると、同時に
下両昇降台が上昇し、上昇降台10が降下する。上昇降
台のトムソン刃14がシート31上の成形品を打ち抜く
位置まで降下し、シートに接触すると上昇降台は停止す
る。一方、下昇降台上の雄型5が成形品を下から支えて
上昇し、停止しているトムソン刃に成形品を下から押し
つけて成形品を打ち抜く。
【0014】トムソン刃の打ち抜きと同時に、真空・圧
空ポンプが作動して吸着盤11の通気路12の空気を吸
引して、打ち抜いた成形品32を吸着する。次いで横シ
リンダ20が作動し、成形品を吸着した吸着盤をテーブ
ル25側に移動させる。吸着盤が所定位置まで移動して
停止すると、再び真空・圧空ポンプが作動して、通気路
に圧空を送り成形品を下方へ放出する。成形品の放出
後、横シリンダが作動して、吸着盤を打ち抜き位置に復
帰させる。成形品の打ち抜き、吸着盤による打ち抜いた
成形品のテーブルへの移動、成形品の放出、吸着盤の復
帰は、人手を介することなく連続的に行われる。テーブ
ル25に放出された成形品32が所定数積み重なると、
搬出コンベヤ26により排出し、製品として出荷するた
めの成形品箱詰め作業など、次工程に回す。
【0015】なお、両昇降台4、10の昇降を油圧シリ
ンダを用いることも可能であるが、トグル機構6、16
を用いたほうがトムソン刃14の消耗が少ない。又、図
示例では、1ショットで成形した1個の成形品を打ち抜
く場合を示したが、1ショットで複数個ないし数十個の
成形品を成形する場合でも、吸着盤11にそれぞれトム
ソン刃を取付けた抜き刃取付板13を取付けることによ
って、1ショット分を一度に打ち抜くよう構成すること
も容易である。
【0016】
【発明の効果】トムソン刃により連続して打ち抜くの
で、従来5、6人の要した打ち抜き作業を1人で行える
ことと、トムソン刃が安価なことと合わせて製品のコス
トを大幅に下げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図である。
【図2】吸着盤の底面図である。
【図3】上昇降台の一部欠截側面図である。
【図4】吸着盤の移動を示す平面図である。
【図5】成形機、連続打ち抜き機の配置を示す平面略図
である。
【符号の説明】
4 下昇降台 5 雄型 10 上昇降台 11 吸着盤 12 通気路 14 トムソン刃 20 横シリンダ 31 シート 32 成形品 33 連続打ち抜き機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ上下動する上昇降台と下昇降台
    とが対向して配設され、下昇降台の上面には成形品を下
    から支持可能な雄型が、上昇降台の下面には吸着盤が取
    付けられており、吸着盤の下面に取付けられた抜き刃取
    付板には、上昇降台が降下したとき、上昇した下昇降台
    の雄型に成形品を押しつけられて、個々の成形品に打ち
    抜くトムソン刃が取付けられているとともに、上昇降台
    には吸着盤を成形品の進行方向に直交して移動させる移
    動手段が、吸着盤には打ち抜いた成形品を吸引して吸着
    し、圧空を送って放出するための通気路が設けられてい
    るトムソン刃を用いた連続打ち抜き機。
JP2000345881A 2000-10-06 2000-10-06 トムソン刃を用いた連続打ち抜き機 Pending JP2002113696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000345881A JP2002113696A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 トムソン刃を用いた連続打ち抜き機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000345881A JP2002113696A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 トムソン刃を用いた連続打ち抜き機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002113696A true JP2002113696A (ja) 2002-04-16

Family

ID=18819838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000345881A Pending JP2002113696A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 トムソン刃を用いた連続打ち抜き機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002113696A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100984508B1 (ko) 2008-07-30 2010-10-01 김기태 서보 톰슨 프레스의 금형 가동장치
JP2014034087A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Toyota Boshoku Corp トリミング装置
CN105729566A (zh) * 2016-04-07 2016-07-06 朗锐包装技术(沧州)有限公司 一种连续冲孔机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100984508B1 (ko) 2008-07-30 2010-10-01 김기태 서보 톰슨 프레스의 금형 가동장치
JP2014034087A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Toyota Boshoku Corp トリミング装置
CN105729566A (zh) * 2016-04-07 2016-07-06 朗锐包装技术(沧州)有限公司 一种连续冲孔机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112045085B (zh) 一种可加热铝箔包装餐盒制备工艺
JPH06293063A (ja) 熱可塑性シート材料から形成された底部を有する中空物の熱成形及び積み重ねのための方法及び装置
CN110883212B (zh) 一种板材的连续冲压成型方法
CN108405691A (zh) 一种自动上下料冲压生产线
CN210701920U (zh) 一种用于易拉罐盖生产的数控冲床装置
CN110238257B (zh) 一种全自动铝板压型生产线
CN211707834U (zh) 不锈钢厨具冲压设备
CN212073411U (zh) 一种车牌全自动压字机
CN105170831A (zh) 一种金属桶盖自动生产方法
JP2002113696A (ja) トムソン刃を用いた連続打ち抜き機
CN218744250U (zh) 一种自动裁切摆盘设备
CN217574242U (zh) 一种复合板自动上料装置
CN212352367U (zh) 一种高效自动化压砖装置
CN209851562U (zh) 一种卫生间防水底盘生产装置
CN214447516U (zh) 一种晶圆自动裁切机
CN212822306U (zh) 一种纽扣冲压成型装置
JP3512363B2 (ja) プラスチック製成形シートの裁断装置
KR102151950B1 (ko) 알루미늄 일회용기 성형장치
CN210172392U (zh) 一种送料机
CN112404251A (zh) 一种双滑轨的机器人上下料冲压自动生产线
JP2005230883A (ja) 自動プレス装置
KR101405709B1 (ko) 질석보드제조방법
CN206798644U (zh) 一种全自动化堆叠装置
CN209937669U (zh) 吸塑制品剪切堆叠机
CN220377010U (zh) 纸塑产品用的热压设备