JP3394468B2 - トリミング機の製品反転装置 - Google Patents
トリミング機の製品反転装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックシー
トの成形品を縦方向に集積させた後、反転させるトリミ
ング機の製品反転装置に関するものである。
トの成形品を縦方向に集積させた後、反転させるトリミ
ング機の製品反転装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、連続したプラスチックシートを成
形する成形機後に設置される縦型のトリミング機におけ
る製品集積装置は、一般に昇降テーブル、プッシャ、コ
ンベアから構成されており、昇降テーブルがその上に製
品を集積しながら定ピッチずつ下降集積して、その昇降
テーブルが下限になった後、昇降テーブル上の製品をプ
ッシャで払い出す方式をとっており、コンベアによって
製品を縦方向に積み重ねた状態で搬送するようにしてい
た（例えば、実公平６−３８８１８号公報、特公平７−
５３３５９号公報参照）。
形する成形機後に設置される縦型のトリミング機におけ
る製品集積装置は、一般に昇降テーブル、プッシャ、コ
ンベアから構成されており、昇降テーブルがその上に製
品を集積しながら定ピッチずつ下降集積して、その昇降
テーブルが下限になった後、昇降テーブル上の製品をプ
ッシャで払い出す方式をとっており、コンベアによって
製品を縦方向に積み重ねた状態で搬送するようにしてい
た（例えば、実公平６−３８８１８号公報、特公平７−
５３３５９号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のトリミング機における製品集積装置において
は、以下に示すような問題点があった。
た従来のトリミング機における製品集積装置において
は、以下に示すような問題点があった。
【０００４】（１）通常、製品を集積した昇降テーブル
がそれ以降の工程であるプッシャによる払い出し作業が
完了した後でなければ、昇降テーブルを上昇させること
ができないので、生産性が上がらない。
がそれ以降の工程であるプッシャによる払い出し作業が
完了した後でなければ、昇降テーブルを上昇させること
ができないので、生産性が上がらない。
【０００５】（２）後工程で製品を箱詰めする場合、縦
に積まれた製品を人手で横向きに方向を替える作業が必
要であるため手間がかかる。なお、製品の姿勢を縦方向
から横方向に変えるシュータ式があるが、製品の個数分
人手で分ける作業が必要であり、製造コスト高となる
（例えば、特開平２−１６２０１３号公報参照）。
に積まれた製品を人手で横向きに方向を替える作業が必
要であるため手間がかかる。なお、製品の姿勢を縦方向
から横方向に変えるシュータ式があるが、製品の個数分
人手で分ける作業が必要であり、製造コスト高となる
（例えば、特開平２−１６２０１３号公報参照）。
【０００６】本発明は、上記問題を除去し、トリミング
直後の製品集積部で製品を所定の数分カウントした後、
自動的に製品を横方向に反転させて搬出することがで
き、しかも、反転した製品と集積テーブルが干渉しない
ようにすることにより、後工程の箱詰め作業等の省力化
・自動化とともに、生産性の向上を図り得るトリミング
機の製品反転装置を提供することを目的とする。
直後の製品集積部で製品を所定の数分カウントした後、
自動的に製品を横方向に反転させて搬出することがで
き、しかも、反転した製品と集積テーブルが干渉しない
ようにすることにより、後工程の箱詰め作業等の省力化
・自動化とともに、生産性の向上を図り得るトリミング
機の製品反転装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔１〕トリミング機の製品反転装置において、トリミン
グ直後のプラスチックシートの製品を縦方向に集積する
昇降テーブルとこの昇降テーブルを昇降させる駆動手段
とを有する製品集積装置と、この製品集積装置と干渉し
ないように配置され、前記製品を前記製品集積装置から
受け取る反転ブラケットと該反転ブラケットに製品を保
持するための製品ガイドとを有する反転式製品ガイド
と、この反転式製品ガイドに縦方向に製品を受け取る
と、前記製品ガイドで製品を保持した状態で前記反転式
製品ガイドを横方向に反転する反転機構と、この反転機
構により横方向に置かれた製品を排出するプッシャを有
する排出装置とを具備するようにしたものである。
成するために、 〔１〕トリミング機の製品反転装置において、トリミン
グ直後のプラスチックシートの製品を縦方向に集積する
昇降テーブルとこの昇降テーブルを昇降させる駆動手段
とを有する製品集積装置と、この製品集積装置と干渉し
ないように配置され、前記製品を前記製品集積装置から
受け取る反転ブラケットと該反転ブラケットに製品を保
持するための製品ガイドとを有する反転式製品ガイド
と、この反転式製品ガイドに縦方向に製品を受け取る
と、前記製品ガイドで製品を保持した状態で前記反転式
製品ガイドを横方向に反転する反転機構と、この反転機
構により横方向に置かれた製品を排出するプッシャを有
する排出装置とを具備するようにしたものである。
【０００８】〔２〕上記〔１〕記載のトリミング機の製
品反転装置において、前記反転ブラケットには前記搬出
装置のプッシャ先端部が通るスリットが形成され、前記
反転 ブラケットが前記反転機構により反転し、前記反転
式製品ガイド内の製品を前記プッシャ先端部が前記スリ
ットを通過して押し出すようにしたものである。
品反転装置において、前記反転ブラケットには前記搬出
装置のプッシャ先端部が通るスリットが形成され、前記
反転 ブラケットが前記反転機構により反転し、前記反転
式製品ガイド内の製品を前記プッシャ先端部が前記スリ
ットを通過して押し出すようにしたものである。
【０００９】〔３〕上記〔１〕記載のトリミング機の製
品反転装置において、前記製品集積装置は、昇降テーブ
ルに開閉機構が設けられ、この開閉機構は、リンク機構
とアクチュエータを用いて左右に開くテーブルを同期さ
せて開閉するようにしたものである。
品反転装置において、前記製品集積装置は、昇降テーブ
ルに開閉機構が設けられ、この開閉機構は、リンク機構
とアクチュエータを用いて左右に開くテーブルを同期さ
せて開閉するようにしたものである。
【００１０】〔４〕上記〔３〕記載のトリミング機の製
品反転装置において、前記昇降テーブルに前記反転式製
品ガイドの製品ガイドのロッドを通すスリットが形成さ
れており、前記昇降テーブルの開時に該昇降テーブルが
前記製品ガイドのロッド外側に退避して、製品のみを前
記製品ガイドのロッドに残したまま前記昇降テーブルが
独立して上昇するようにしたものである。
品反転装置において、前記昇降テーブルに前記反転式製
品ガイドの製品ガイドのロッドを通すスリットが形成さ
れており、前記昇降テーブルの開時に該昇降テーブルが
前記製品ガイドのロッド外側に退避して、製品のみを前
記製品ガイドのロッドに残したまま前記昇降テーブルが
独立して上昇するようにしたものである。
【００１１】〔５〕上記〔４〕記載のトリミング機の製
品反転装置において、前記製品ガイドのロッド下部は反
転ブラケットに取り付けられており、前記昇降テーブル
開時に製品がこの昇降テーブル上から反転ブラケット上
に受け渡されるようにしたものである。
品反転装置において、前記製品ガイドのロッド下部は反
転ブラケットに取り付けられており、前記昇降テーブル
開時に製品がこの昇降テーブル上から反転ブラケット上
に受け渡されるようにしたものである。
【００１２】〔６〕上記〔１〕記載のトリミング機の製
品反転装置において、前記製品集積装置と反転式製品ガ
イドと反転機構と排出装置とを共通フレームに載置し、
この共通フレームを移動式とすることにより製品の搬出
方式を切り換え可能にするようにしたものである。
品反転装置において、前記製品集積装置と反転式製品ガ
イドと反転機構と排出装置とを共通フレームに載置し、
この共通フレームを移動式とすることにより製品の搬出
方式を切り換え可能にするようにしたものである。
【００１３】〔７〕上記〔１〕記載のトリミング機の製
品反転装置において、前記製品を前記反転式製品ガイド
に受け渡した後、集積された製品を反転・排出している
間に、前記昇降テーブル上に次の成形品を集積するよう
にしたものである。
品反転装置において、前記製品を前記反転式製品ガイド
に受け渡した後、集積された製品を反転・排出している
間に、前記昇降テーブル上に次の成形品を集積するよう
にしたものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら詳細に説明する。
面を参照しながら詳細に説明する。
【００１５】図１は本発明の実施例を示すトリミング機
の製品反転装置を示す正面図、図２はそのトリミング機
の製品反転装置の側面図、図３はそのトリミング機の製
品反転装置の開閉式テーブルを示す部分正面図、図４は
そのトリミング機の製品反転装置の開閉式テーブルの部
分平面図、図５はそのトリミング機の製品反転装置の開
閉式テーブルの開閉機構を示す図、図６はそのトリミン
グ機の製品反転装置の反転式製品ガイドと製品の搬出装
置を示す正面図、図７はそのトリミング機の製品反転装
置の製品の搬出装置を示す側面図、図８はそのトリミン
グ機の製品反転装置の製品の集積・その反転式製品ガイ
ドへの受け渡し・反転・排出の動作を示す図である。
の製品反転装置を示す正面図、図２はそのトリミング機
の製品反転装置の側面図、図３はそのトリミング機の製
品反転装置の開閉式テーブルを示す部分正面図、図４は
そのトリミング機の製品反転装置の開閉式テーブルの部
分平面図、図５はそのトリミング機の製品反転装置の開
閉式テーブルの開閉機構を示す図、図６はそのトリミン
グ機の製品反転装置の反転式製品ガイドと製品の搬出装
置を示す正面図、図７はそのトリミング機の製品反転装
置の製品の搬出装置を示す側面図、図８はそのトリミン
グ機の製品反転装置の製品の集積・その反転式製品ガイ
ドへの受け渡し・反転・排出の動作を示す図である。
【００１６】このトリミング機の製品反転装置は、トリ
ミング直後のプラスチックシートの製品８を縦方向に集
積する製品集積装置としての開閉式昇降テーブル１０
と、この開閉式昇降テーブル１０と干渉しないように配
置され、前記製品８を開閉式昇降テーブル１０から受け
取る反転式製品ガイド２０と、この反転式製品ガイド２
０に縦方向に製品８を受け取ると、この反転式製品ガイ
ド２０を横方向に反転する反転機構３０と、この反転機
構３０により横方向に置かれた製品８を排出する排出装
置４０とを備えている。そして、開閉式昇降テーブル１
０上に集積された製品８を反転式製品ガイド２０で受け
取り、前記反転機構３０による横方向になった製品８を
前記排出装置４０で排出し、その製品８が排出される
と、前記反転式製品ガイド２０を縦方向に復帰させると
ともに、前記開閉式昇降テーブル１０は製品８を前記反
転式製品ガイド２０に渡し終えると直ちに新たな製品を
集積する。
ミング直後のプラスチックシートの製品８を縦方向に集
積する製品集積装置としての開閉式昇降テーブル１０
と、この開閉式昇降テーブル１０と干渉しないように配
置され、前記製品８を開閉式昇降テーブル１０から受け
取る反転式製品ガイド２０と、この反転式製品ガイド２
０に縦方向に製品８を受け取ると、この反転式製品ガイ
ド２０を横方向に反転する反転機構３０と、この反転機
構３０により横方向に置かれた製品８を排出する排出装
置４０とを備えている。そして、開閉式昇降テーブル１
０上に集積された製品８を反転式製品ガイド２０で受け
取り、前記反転機構３０による横方向になった製品８を
前記排出装置４０で排出し、その製品８が排出される
と、前記反転式製品ガイド２０を縦方向に復帰させると
ともに、前記開閉式昇降テーブル１０は製品８を前記反
転式製品ガイド２０に渡し終えると直ちに新たな製品を
集積する。
【００１７】以下、トリミング機の製品反転装置の各部
の詳細な説明を行う。
の詳細な説明を行う。
【００１８】図１及び図２に示すように、１はトリミン
グ機であり、このトリミング機１は、門型のトリミング
フレーム２と、このトリミングフレーム２に昇降可能に
支持された上部テーブル３と、トリミングフレーム２に
支持され、上部テーブル３を昇降させる駆動手段４と、
上部テーブル３の下部に設けられた上部打抜刃５と、上
部テーブル３の下方で、トリミングフレーム２に支持さ
れたボルスタ６と、このボルスタ６に設けられた下部打
抜刃７とから構成されている。
グ機であり、このトリミング機１は、門型のトリミング
フレーム２と、このトリミングフレーム２に昇降可能に
支持された上部テーブル３と、トリミングフレーム２に
支持され、上部テーブル３を昇降させる駆動手段４と、
上部テーブル３の下部に設けられた上部打抜刃５と、上
部テーブル３の下方で、トリミングフレーム２に支持さ
れたボルスタ６と、このボルスタ６に設けられた下部打
抜刃７とから構成されている。
【００１９】下部打抜刃７の下方には、開閉式昇降テー
ブル１０が配設されている。この開閉式昇降テーブル１
０は、下部打抜刃７の下方に位置する右開閉式テーブル
１１Ａと左開閉式テーブル１１Ｂからなる開閉式テーブ
ル１１と、この開閉式テーブル１１の下方に位置する反
転式製品ガイド２０と、この反転式製品ガイド２０に支
持された製品８を反転機構３０により横方向に反転し、
後工程（コンベア）に搬出する搬出装置４０（プッシャ
４１）とが設けられている。
ブル１０が配設されている。この開閉式昇降テーブル１
０は、下部打抜刃７の下方に位置する右開閉式テーブル
１１Ａと左開閉式テーブル１１Ｂからなる開閉式テーブ
ル１１と、この開閉式テーブル１１の下方に位置する反
転式製品ガイド２０と、この反転式製品ガイド２０に支
持された製品８を反転機構３０により横方向に反転し、
後工程（コンベア）に搬出する搬出装置４０（プッシャ
４１）とが設けられている。
【００２０】また、トリミング機１の下方には、共通の
支持フレーム１２に開閉式昇降テーブル１０と反転式製
品ガイド２０と搬出装置４０（プッシャ４１）とが設け
られている。開閉式昇降テーブル１０は、図３〜図５に
示すように、支持フレーム１２に支持され垂直方向に配
設されたねじ軸１３と、このねじ軸１３に螺入した昇降
ブラケット１４と、この昇降ブラケット１４に立設され
たテーブル保持ブラケット１５と、このテーブル保持ブ
ラケット１５に固定支点１５Ａで揺動可能に支持された
一対のＬ型アーム１６と、このＬ型アーム１６の先端に
設けられたローラ１６Ａと、Ｌ型アーム１６の中間部
で、リンク１７を介して一対のＬ型アーム１６を接離自
在に揺動させるテーブル開閉駆動手段としてのテーブル
開閉シリンダ１８と、テーブル保持ブラケット１５の上
部に観音開状に支持された開閉式テーブル１１とからな
る。この開閉式テーブル１１は、Ｌ型アーム１６のロー
ラ１６Ａにより、開閉式テーブル１１の先端側を支持さ
れ、Ｌ型アーム１６が揺動することにより開閉する。
支持フレーム１２に開閉式昇降テーブル１０と反転式製
品ガイド２０と搬出装置４０（プッシャ４１）とが設け
られている。開閉式昇降テーブル１０は、図３〜図５に
示すように、支持フレーム１２に支持され垂直方向に配
設されたねじ軸１３と、このねじ軸１３に螺入した昇降
ブラケット１４と、この昇降ブラケット１４に立設され
たテーブル保持ブラケット１５と、このテーブル保持ブ
ラケット１５に固定支点１５Ａで揺動可能に支持された
一対のＬ型アーム１６と、このＬ型アーム１６の先端に
設けられたローラ１６Ａと、Ｌ型アーム１６の中間部
で、リンク１７を介して一対のＬ型アーム１６を接離自
在に揺動させるテーブル開閉駆動手段としてのテーブル
開閉シリンダ１８と、テーブル保持ブラケット１５の上
部に観音開状に支持された開閉式テーブル１１とからな
る。この開閉式テーブル１１は、Ｌ型アーム１６のロー
ラ１６Ａにより、開閉式テーブル１１の先端側を支持さ
れ、Ｌ型アーム１６が揺動することにより開閉する。
【００２１】また、図４に示すように、右開閉式テーブ
ル１１Ａと左開閉式テーブル１１Ｂからなる開閉式テー
ブル１１には、後述する反転式製品ガイド２０の製品ガ
イドロッド２３が通過するスリット１１−１が形成され
ている。なお、ここでは４本の製品ガイドロッド２３で
製品８を保持するように構成されている。
ル１１Ａと左開閉式テーブル１１Ｂからなる開閉式テー
ブル１１には、後述する反転式製品ガイド２０の製品ガ
イドロッド２３が通過するスリット１１−１が形成され
ている。なお、ここでは４本の製品ガイドロッド２３で
製品８を保持するように構成されている。
【００２２】更に、図６に示すように、ねじ軸１３の下
端には、スプロケット１９Ａが設けられ、支持フレーム
１２にはスプロケット１９Ｂ付のモータ１９Ｃが設けら
れ、それぞれのスプロケット１９Ａ、１９Ｂの間にチェ
ーン１９Ｄが巻回されている。
端には、スプロケット１９Ａが設けられ、支持フレーム
１２にはスプロケット１９Ｂ付のモータ１９Ｃが設けら
れ、それぞれのスプロケット１９Ａ、１９Ｂの間にチェ
ーン１９Ｄが巻回されている。
【００２３】なお、昇降ブラケット１４を昇降させるに
は、上記したねじ軸１３に代えて、ラックピニオンやシ
リンダ等の駆動手段を用いるようにしてもよい。
は、上記したねじ軸１３に代えて、ラックピニオンやシ
リンダ等の駆動手段を用いるようにしてもよい。
【００２４】反転式製品ガイド２０は、図６及び図７に
示すように、共通の支持フレーム１２のシート幅方向に
配設された梁１２Ａにブラケット２１を介して揺動自在
に支持された反転ブラケット２２と、この反転ブラケッ
ト２２に製品を保持するための製品ガイドロッド２３
と、反転ブラケット２２にアーム３１を介して取り付け
られた反転用駆動手段（シリンダ）３２とからなる反転
機構３０を備えている。この反転機構３０の一端は支持
フレーム３３に支持されている。
示すように、共通の支持フレーム１２のシート幅方向に
配設された梁１２Ａにブラケット２１を介して揺動自在
に支持された反転ブラケット２２と、この反転ブラケッ
ト２２に製品を保持するための製品ガイドロッド２３
と、反転ブラケット２２にアーム３１を介して取り付け
られた反転用駆動手段（シリンダ）３２とからなる反転
機構３０を備えている。この反転機構３０の一端は支持
フレーム３３に支持されている。
【００２５】なお、この支持フレーム３３の下には移動
可能なローラ式脚立３４が設けられている。つまり、移
動式の支持フレーム３３となっている。
可能なローラ式脚立３４が設けられている。つまり、移
動式の支持フレーム３３となっている。
【００２６】反転ブラケット２２にはプッシャ４１の爪
４４が通過するためのスリット２２Ａが形成されてい
る。そのスリット２２Ａは製品８の載置される場所に対
応したところに形成されている。
４４が通過するためのスリット２２Ａが形成されてい
る。そのスリット２２Ａは製品８の載置される場所に対
応したところに形成されている。
【００２７】プッシャ４１は、プッシャ駆動手段（シリ
ンダ）４２の先端に設けられたプッシャプレート４３
と、このプッシャプレート４３に保持され、スリット２
２Ａに対応した位置に配設された爪４４とから成り、そ
の爪４４が反転ブラケット２２が反転した位置から下流
側のコンベア５０側に向かって移動するように配設され
ている。
ンダ）４２の先端に設けられたプッシャプレート４３
と、このプッシャプレート４３に保持され、スリット２
２Ａに対応した位置に配設された爪４４とから成り、そ
の爪４４が反転ブラケット２２が反転した位置から下流
側のコンベア５０側に向かって移動するように配設され
ている。
【００２８】なお、昇降テーブル・反転式製品ガイド・
プッシャは、上記した共通の支持フレーム３３に載置さ
れており、集積方式を切り替える場合、容易に実行する
ことができる。
プッシャは、上記した共通の支持フレーム３３に載置さ
れており、集積方式を切り替える場合、容易に実行する
ことができる。
【００２９】以下、本発明のトリミング機の製品反転装
置の動作を図８を参照しながら整理しておく。
置の動作を図８を参照しながら整理しておく。
【００３０】（１）まず、図８（ａ）に示すように、ト
リミングされた製品８がカウントされながら開閉式テー
ブル１１に縦方向に集積される。その場合、開閉式テー
ブル１１の下方には製品ガイドロッド２３を有する反転
ブラケット２２が待機している。
リミングされた製品８がカウントされながら開閉式テー
ブル１１に縦方向に集積される。その場合、開閉式テー
ブル１１の下方には製品ガイドロッド２３を有する反転
ブラケット２２が待機している。
【００３１】（２）次に、図８（ｂ）に示すように、集
積所定個数の製品８が集積されると、開閉式テーブル１
１は下降して、製品ガイドロッド２３を有する反転ブラ
ケット２２にその所定個数の製品８を移行させていく。
積所定個数の製品８が集積されると、開閉式テーブル１
１は下降して、製品ガイドロッド２３を有する反転ブラ
ケット２２にその所定個数の製品８を移行させていく。
【００３２】（３）次に、図８（ｃ）に示すように、開
閉式テーブル１１のテーブル開閉シリンダの動作によ
り、開閉式テーブル１１が開いて、所定個数の製品８を
製品ガイドロッド２３を有する反転ブラケット２２に移
し終える。
閉式テーブル１１のテーブル開閉シリンダの動作によ
り、開閉式テーブル１１が開いて、所定個数の製品８を
製品ガイドロッド２３を有する反転ブラケット２２に移
し終える。
【００３３】（４）次に、図８（ｄ）に示すように、開
閉式テーブル１１のみが、上昇して原状に復する。この
状態で、開閉式テーブル１１は下方の反転式製品ガイ
ド、反転機構、搬出装置とは干渉することはなくなるの
で、開閉式テーブル１１には新たな製品が集積されてい
く。
閉式テーブル１１のみが、上昇して原状に復する。この
状態で、開閉式テーブル１１は下方の反転式製品ガイ
ド、反転機構、搬出装置とは干渉することはなくなるの
で、開閉式テーブル１１には新たな製品が集積されてい
く。
【００３４】（５）次に、図８（ｅ）に示すように、所
定個数の製品８は製品ガイドロッド２３を有する反転ブ
ラケット２２に保持されたまま、反転シリンダ３２の駆
動により、反転ブラケット２２を反転し、製品８を横方
向に向ける。
定個数の製品８は製品ガイドロッド２３を有する反転ブ
ラケット２２に保持されたまま、反転シリンダ３２の駆
動により、反転ブラケット２２を反転し、製品８を横方
向に向ける。
【００３５】（６）次に、図８（ｆ）に示すように、横
方向に向けられた製品８をプッシャ４１の動作（プッシ
ャプレート４３の爪４４が製品８に係合して押し出され
る）により、製品８はコンベア５０に搬出される。
方向に向けられた製品８をプッシャ４１の動作（プッシ
ャプレート４３の爪４４が製品８に係合して押し出され
る）により、製品８はコンベア５０に搬出される。
【００３６】（７）最後に、図８（ｇ）に示すように、
製品８はコンベア５０に移載されると、反転ブラケット
２２は反転シリンダ３２の駆動により、原状に復すると
ともに、プッシャ４１も原状に復する。
製品８はコンベア５０に移載されると、反転ブラケット
２２は反転シリンダ３２の駆動により、原状に復すると
ともに、プッシャ４１も原状に復する。
【００３７】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
る。
【００３８】図９は本発明の他の実施例を示すトリミン
グ機の製品反転装置の要部平面図、図１０はそのトリミ
ング機の製品反転装置の動作説明図である。なお、この
実施例では、製品集積装置、反転式製品ガイド、反転機
構及び搬出装置に特徴を有しており、その他の部分は、
前記した実施例と同様であるので、説明及び図示を省略
している。
グ機の製品反転装置の要部平面図、図１０はそのトリミ
ング機の製品反転装置の動作説明図である。なお、この
実施例では、製品集積装置、反転式製品ガイド、反転機
構及び搬出装置に特徴を有しており、その他の部分は、
前記した実施例と同様であるので、説明及び図示を省略
している。
【００３９】これらの図に示すように、この実施例で
は、反転式製品ガイド、反転機構及び搬出装置の簡素化
を図っている。
は、反転式製品ガイド、反転機構及び搬出装置の簡素化
を図っている。
【００４０】図９及び図１０に示すように、この実施例
では、製品集積装置１００、反転式製品ガイド１２０、
反転機構１３０、排出装置１４０とが設けられている。
すなわち、製品集積装置１００としての昇降テーブル１
１０にはスリット１１２が形成されており、そのスリッ
ト１１２の開口部に臨むようにアーチ状の反転式製品ガ
イド板１２２が配置され、その反転式製品ガイド板１２
２の基部には前記スリット１１２に対応して形成される
反転ブラケット１２１を有している。
では、製品集積装置１００、反転式製品ガイド１２０、
反転機構１３０、排出装置１４０とが設けられている。
すなわち、製品集積装置１００としての昇降テーブル１
１０にはスリット１１２が形成されており、そのスリッ
ト１１２の開口部に臨むようにアーチ状の反転式製品ガ
イド板１２２が配置され、その反転式製品ガイド板１２
２の基部には前記スリット１１２に対応して形成される
反転ブラケット１２１を有している。
【００４１】以下、このトリミング機の製品反転装置の
動作について図１０を参照しながら説明する。
動作について図１０を参照しながら説明する。
【００４２】（１）まず、図１０（ａ）に示すように、
製品集積装置１００にトリミングされた所定個数の製品
８が集積され、アーチ状の反転式製品ガイド板１２２に
ガイドされ、昇降テーブル１１０が下降していく。
製品集積装置１００にトリミングされた所定個数の製品
８が集積され、アーチ状の反転式製品ガイド板１２２に
ガイドされ、昇降テーブル１１０が下降していく。
【００４３】（２）次に、図１０（ｂ）に示すように、
昇降テーブル１１０が反転ブラケット１２１に達する。
昇降テーブル１１０が反転ブラケット１２１に達する。
【００４４】（３）すると、図１０（ｃ）に示すよう
に、反転機構１３０の駆動（回転駆動軸１３１の９０度
回転）により、集積された製品８は横方向に向けられ
る。つまり、製品８は反転ブラケット１２１と反転式製
品ガイド板１２２によって支持されて反転するので、昇
降テーブル１１０は元の位置に残され、再び上昇して原
状に復し、再び昇降テーブル１１０にはトリミングされ
た所定個数の製品８が集積される。
に、反転機構１３０の駆動（回転駆動軸１３１の９０度
回転）により、集積された製品８は横方向に向けられ
る。つまり、製品８は反転ブラケット１２１と反転式製
品ガイド板１２２によって支持されて反転するので、昇
降テーブル１１０は元の位置に残され、再び上昇して原
状に復し、再び昇降テーブル１１０にはトリミングされ
た所定個数の製品８が集積される。
【００４５】（４）一方、図１０（ｄ）に示すように、
横向きに置かれた製品８は搬出装置１４０のプッシャ駆
動手段としてのシリンダ１４２とその先端に設けられる
プッシャ１４１によって、搬出されてコンベア１５０に
移載される。
横向きに置かれた製品８は搬出装置１４０のプッシャ駆
動手段としてのシリンダ１４２とその先端に設けられる
プッシャ１４１によって、搬出されてコンベア１５０に
移載される。
【００４６】このように、この実施例によれば、反転式
製品ガイド、反転機構及び搬出装置の簡素化を図ること
ができる。
製品ガイド、反転機構及び搬出装置の簡素化を図ること
ができる。
【００４７】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【００４８】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、次のような効果を奏することができる。
よれば、次のような効果を奏することができる。
【００４９】（１）製品集積装置と、製品の反転式製品
ガイドとが干渉しない構造にしたため、製品をプッシャ
で搬出中に製品集積装置に次の製品を集積開始できるの
で、生産性が向上する。
ガイドとが干渉しない構造にしたため、製品をプッシャ
で搬出中に製品集積装置に次の製品を集積開始できるの
で、生産性が向上する。
【００５０】（２）縦方向に集積した製品をカウント
後、横向きに搬出することができるため、後工程の箱詰
め作業等の省力化・自動化に貢献できる。
後、横向きに搬出することができるため、後工程の箱詰
め作業等の省力化・自動化に貢献できる。
【図１】本発明の実施例を示すトリミング機の製品反転
装置を示す正面図である。
装置を示す正面図である。
【図２】本発明の実施例を示すトリミング機の製品反転
装置の側面図である。
装置の側面図である。
【図３】本発明の実施例を示すトリミング機の製品反転
装置の開閉式テーブルを示す部分正面図である。
装置の開閉式テーブルを示す部分正面図である。
【図４】本発明の実施例を示すトリミング機の製品反転
装置の開閉式テーブルの部分平面図である。
装置の開閉式テーブルの部分平面図である。
【図５】本発明の実施例を示すトリミング機の製品反転
装置の開閉式テーブルの開閉機構を示す図である。
装置の開閉式テーブルの開閉機構を示す図である。
【図６】本発明の実施例を示すトリミング機の製品反転
装置の反転式製品ガイドと製品の搬出装置を示す正面図
である。
装置の反転式製品ガイドと製品の搬出装置を示す正面図
である。
【図７】本発明の実施例を示すトリミング機の製品反転
装置の製品の搬出装置を示す側面図である。
装置の製品の搬出装置を示す側面図である。
【図８】本発明の実施例を示すトリミング機の製品反転
装置の製品の集積・その反転式製品ガイドへの受け渡し
・反転・排出の動作を示す図である。
装置の製品の集積・その反転式製品ガイドへの受け渡し
・反転・排出の動作を示す図である。
【図９】本発明の他の実施例を示すトリミング機の製品
反転装置の要部平面図である。
反転装置の要部平面図である。
【図１０】本発明の他の実施例を示すトリミング機の製
品反転装置の動作説明図である。
品反転装置の動作説明図である。
１ トリミング機
２ トリミングフレーム
３ 上部テーブル
４ 駆動手段
５ 上部打抜刃
６ ボルスタ
７ 下部打抜刃
８ 製品
１０ 開閉式昇降テーブル
１１ 開閉式テーブル
１１Ａ 右開閉式テーブル
１１Ｂ 左開閉式テーブル
１１−１，２２Ａ，１１２ スリット
１２ 支持フレーム
１２Ａ 梁
１３ ねじ軸
１４ 昇降ブラケット
１５ テーブル保持ブラケット
１５Ａ 固定支点
１６ 一対のＬ型アーム
１６Ａ ローラ
１７ リンク
１８ テーブル開閉シリンダ
１９Ａ，１９Ｂ スプロケット
１９Ｃ モータ
１９Ｄ チェーン
２０，１２０ 反転式製品ガイド
２１ ブラケット
２２，１２１ 反転ブラケット
２３ 製品ガイドロッド
３０，１３０ 反転機構
３１ アーム
３２ 反転用駆動手段（シリンダ）
３３ 支持フレーム（移動式フレーム）
３４ ローラ式脚立
４０，１４０ 排出装置
４１，１４１ プッシャ
４２，１４２ プッシャ駆動手段（シリンダ）
４３ プッシャプレート
４４ プッシャの爪
５０，１５０ コンベア
１００ 製品集積装置
１１０ 昇降テーブル
１２２ アーチ状の反転式製品ガイド板
１３１ 回転駆動軸
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65G 57/03
B26D 7/32
B29C 51/32
B65G 57/24
Claims (7)
- 【請求項１】 トリミング機の製品反転装置において、 （ａ）トリミング直後のプラスチックシートの製品を縦
方向に集積する昇降テーブルと該昇降テーブルを昇降さ
せる駆動手段とを有する製品集積装置と、 （ｂ）該製品集積装置と干渉しないように配置され、前
記製品を前記製品集積装置から受け取る反転ブラケット
と該反転ブラケットに製品を保持するための製品ガイド
とを有する反転式製品ガイドと、 （ｃ）該反転式製品ガイドに縦方向に製品を受け取る
と、前記製品ガイドで製品を保持した状態で前記反転式
製品ガイドを横方向に反転する反転機構と、 （ｄ）該反転機構により横方向に置かれた製品を排出す
るプッシャを有する排出装置とを具備することを特徴と
するトリミング機の製品反転装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のトリミング機の製品反転
装置において、前記反転ブラケットには前記搬出装置の
プッシャ先端部が通るスリットが形成され、前記反転ブ
ラケットが前記反転機構により反転し、前記反転式製品
ガイド内の製品を前記プッシャ先端部が前記スリットを
通過して押し出すことを特徴とするトリミング機の製品
反転装置。 - 【請求項３】 請求項１記載のトリミング機の製品反転
装置において、前記製品集積装置は、昇降テーブルに開
閉機構が設けられ、該開閉機構は、リンク機構とアクチ
ュエータを用いて左右に開くテーブルを同期させて開閉
するようにしたことを特徴とするトリミング機の製品反
転装置。 - 【請求項４】 請求項３記載のトリミング機の製品反転
装置において、前記昇降テーブルに前記反転式製品ガイ
ドの製品ガイドのロッドを通すスリットが形成されてお
り、前記昇降テーブルの開時に該昇降テーブルが前記製
品ガイドのロッド外側に退避して、製品のみを前記製品
ガイドのロッドに残したまま前記昇降テーブルが独立し
て上昇することを特徴とするトリミング機の製品反転装
置。 - 【請求項５】 請求項４記載のトリミング機の製品反転
装置において、前記製品ガイドのロッド下部は反転ブラ
ケットに取り付けられており、前記昇降テーブル開時に
製品が該昇降テーブル上から反転ブラケット上に受け渡
されることを特徴とするトリミング機の製品反転装置。 - 【請求項６】 請求項１記載のトリミング機の製品反転
装置において、前記製品集積装置と反転式製品ガイドと
反転機構と排出装置とを共通フレームに載置し、該共通
フレームを移動式とすることにより製品の搬出方式を切
り換え可能にすることを特徴とするトリミング機の製品
反転装置。 - 【請求項７】 請求項１記載のトリミング機の製品反転
装置において、前記製品を前記反転式製品ガイドに受け
渡した後、集積された製品を反転・排出している間に、
前記昇降テーブル上に次の成形品を集積することを特徴
とするトリミング機の製品反転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09840299A JP3394468B2 (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | トリミング機の製品反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09840299A JP3394468B2 (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | トリミング機の製品反転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000289854A JP2000289854A (ja) | 2000-10-17 |
| JP3394468B2 true JP3394468B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=14218850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09840299A Expired - Fee Related JP3394468B2 (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | トリミング機の製品反転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3394468B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110936415A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-03-31 | 常德云港生物科技有限公司 | 一种鸡胆提取胆汁酸加工切片厚度可调的冷冻鸡胆切片机 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3048773U (ja) | 1997-11-10 | 1998-05-22 | 勇 藤田 | 打抜き機に於ける下刃中空部の開閉機構 |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP09840299A patent/JP3394468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3048773U (ja) | 1997-11-10 | 1998-05-22 | 勇 藤田 | 打抜き機に於ける下刃中空部の開閉機構 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110936415A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-03-31 | 常德云港生物科技有限公司 | 一种鸡胆提取胆汁酸加工切片厚度可调的冷冻鸡胆切片机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000289854A (ja) | 2000-10-17 |
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