JP3048617U - バックホー取付けバケット - Google Patents

バックホー取付けバケット

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JP3048617U
JP3048617U JP1997009710U JP971097U JP3048617U JP 3048617 U JP3048617 U JP 3048617U JP 1997009710 U JP1997009710 U JP 1997009710U JP 971097 U JP971097 U JP 971097U JP 3048617 U JP3048617 U JP 3048617U
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JP
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bucket
operating arm
backhoe
claws
arm
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JP1997009710U
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English (en)
Inventor
沢 昇 柳
Original Assignee
株式会社柳沢リース建設
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのバケットで、各種の作業ができる多目
的のバックホー取付けバケットを提供する。 【解決手段】 バケット本体(1)内部に支点(X)を
設けて稼働アーム(3)の後端部を回動自在に支持し、
油圧シリンダ(4)を設けて稼働アーム(3)を回動す
るように構成し、その稼働アーム(3)の先端部に下方
に向けて複数の爪(3a)を稼働アーム(3)が作動し
たときにバケット底部分(1a)の先端部に突設した複
数の爪(1b)と噛み合うように配設している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば解体現場のガラ処理、産業廃棄物の仕分け、車両への積込み 等に使用するつかみ機構付きのバックホー取付けバケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、廃棄物の処分場においては、処分コストを下げるため、あるいはリサイ クルのルートに乗せ易くするために廃棄物を仕分けして搬入している。そのため 解体現場では仕分けして車両に積込んでおり、この仕分けが工事コストを下げる 鍵となっている。そして、仕分け、積み込みのため、解体現場で使用されている バックホーは、各種のアタッチメント、例えば、標準のバケット、スケルトンバ ケット(底部分が網目状のバケット)、マグネット等を1つの現場に持ち込んで それぞれの役割りによってアタッチメントを組み替えたり、あるいは複数台の各 種バックホーを投入したりして作業を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案は、1つのバケットで、各種の作業ができる多目的のバッ クホー取付けバケットを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、バックホーに取付けるバケットであって、そのバケットには つかみ機構が一体に設けられており、そのつかみ機構はバケット本体内部に支点 を設けて稼働アームの後端部を回動自在に支持し、油圧シリンダを設けて稼働ア ームを回動するように構成し、その稼働アームの先端部に下方に向けて複数の爪 を稼働アームが作動したときにバケット底部分の先端部に突設した複数の爪と噛 み合うように配設している。
【0005】 また、本考案によれば、バックホーに取付けるバケットであって、そのバケッ トにはつかみ機構が一体に設けられており、そのつかみ機構はバケットの上方部 分を形成する固定アームの後端部を支点としてバケットの底部分を形成する稼働 ア−ムの後端部を回動自在に支持し、油圧シリンダを設けて稼働アームを回動す るように構成し、固定アームの先端部に下方に向けて複数の爪を設け、稼働アー ム先端部に複数の爪を稼働アームが作動したときに前記固定アームの爪と噛み合 うように配設している。
【0006】 そして、前記バケット底部分が網状に形成している。
【0007】 あるいは、前記バケット底部分の下方にマグネットを設けている。
【0008】 したがって、本考案によれば、油圧シリンダの作動によって稼働アームが回動 し先端部に設けられた爪が噛み合って対象物をつかむことができ、さらに、網状 の底部分によるふるい分け、マグネットによる鉄類の仕分けが行える。これに加 えてバケット本来の掬う機能とによって1つのバケットで各種の作業が行え、多 目的のバックホー取付けバケットとして利用できる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。 図1ないし図3において、全体を符号10で示すバケットは、バケット本体1 の内側に稼働アーム3が設けられ、バケット本体1内の深部やや上方寄りを支点 Xにしてその稼働アーム3の本体1内方寄りの端部が回動自在に支持されている 。そして、稼働アーム3の他端には、バケット底部分1a側に下方に向け複数の 爪3aが突設され、バケット底部分1aの先端部に突設された複数の爪1bと、 符号Aで示す作動時に噛み合うように配設されて、つかみ機構が形成されている 。また、本体1の背部に立設された支持部材5には、油圧シリンダ4の一端が軸 支され、油圧シリンダ4の他端は前記稼働アーム3に係止され、稼働アーム3が 駆動されている。なお、符号6はバケットの取付けブラケットを示している。
【0010】 上記のように構成されたバケット10はブラケット6によってバックホーに取 付けられる。そして、油圧シリンダ4を作動することで稼働アーム3が支点Xを 中心に回動して先端部に設けた爪3aが、バケット底部分1aの爪1bが噛み合 い、対象物をつかむことができ、大きな物や異物を仕分けしながら車両に積み込 むことができる。
【0011】 次に、図4及び図5には、本考案の第2の実施形態であるバケット10Aが示 されている。前記実施形態のバケット10とは、バケット本体の底部分1cが相 違しており、網目状(スケルトンタイプ)としている。したがって、上記実施形 態のバッケット10の機能に加えふるい分けの機能が付加され、単一の大きさの ものを仕分けながらふるい落とすことができ、粒度が一定なものにできる。
【0012】 そして、図6及び図7には、本考案の第3の実施形態であるバケット10Bが 示され、前記第1の実施形態のバケット10に対してバケット本体の底部にマグ ネット8が設けられている。したがって、前記実施形態のバケット10の機能の 他に、マグネット8によって細かい鉄類の仕分けをすることができる。
【0013】 以上説明した実施形態は、従来のバケットを基本に、バケット本体内部につか み機構を付加したものであるが、以下に説明する実施形態は、これらの従来タイ プとは異なり、バケット底部分が可動部となってつかみ機構を形成するものであ る。なお、それぞれの機能は、上記実施形態と同様である。
【0014】 図8ないし図10には、本考案の第4の実施形態であるバケット10Cが示さ れている。バケット10Cの上方部分を形成する固定アーム11の後端部を支点 Xとして、バケットの底部分を構成する稼働アーム13の後端部が回動自在に支 持されている。そして、固定アーム11の先端部には複数の爪11aが下方に向 けて突設され、稼働アーム13の先端部に前方に向け突設された複数の爪13b と作動時(符号Bで示す)互いに噛み合うように配設されている。また、稼働ア ーム13の両側部には、板状のこぼれ止め9が取外し可能に立設されている。し たがって、対象物の大きさに応じて適宜取りかえればよい。そして、固定アーム 11の上面に立設された支持部材15には油圧シリンダ4の一端が軸支され、稼 働アーム13の後端部から突設された支持部材17にそのシリンダ4の他端が係 止されて、稼働アーム13が駆動されている。
【0015】 図11及び図12に示す第5の実施形態のバケット10Dは、稼働アーム13 の底部分13bが網目状(スケルトンタイプ)に形成されたものである。
【0016】 また、図13及び図14に示す第6の実施形態のバケット10Eは、稼働アー ム13の下方にマグネット8が設けられている。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成されているので、油圧シリンダの作動によって稼 働アームが回動し、対象物をつかむことができる。さらに、網目状のバケット底 部分によるふるい分け、マグネットによる鉄類の仕分け等を併用し各種仕分け作 業が行える。これにバケット本来の掬う機能と併用して1つのバケットで各種の 作業ができ、例えば解体現場のガラ処理、産業廃棄物の仕分け、車両への積込み 等に適し、多目的のバックホー取付けバケットとして利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態を示す側面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の斜視図。
【図4】本考案の第2の実施形態を示す側面図。
【図5】図4の平面図。
【図6】本考案の第3の実施形態を示す側面図。
【図7】図6の平面図。
【図8】本考案の第4の実施形態を示す側面図。
【図9】図8の平面図。
【図10】図8の斜視図。
【図11】本考案の第5の実施形態を示す側面図。
【図12】図11の平面図。
【図13】本考案の第6の実施形態を示す側面図。
【図14】図13の平面図。
【符号の説明】
1・・・バケット本体 1b、13b・・・爪 3a、11a・・・爪 3、13・・・稼働アーム 4・・・油圧シリンダ 5、15、17・・・支持部材 6・・・取付けブラケット 8・・・マグネット 9・・・こぼれ止め 11・・・固定アーム

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックホーに取付けるバケットであっ
    て、そのバケットにはつかみ機構が一体に設けられてお
    り、そのつかみ機構はバケット本体内部に支点を設けて
    稼働アームの後端部を回動自在に支持し、油圧シリンダ
    を設けて稼働アームを回動するように構成し、その稼働
    アームの先端部に下方に向けて複数の爪を稼働アームが
    作動したときにバケット底部分の先端部に突設した複数
    の爪と噛み合うように配設したことを特徴とするバック
    ホー取付けバケット。
  2. 【請求項2】 バックホーに取付けるバケットであっ
    て、そのバケットにはつかみ機構が一体に設けられてお
    り、そのつかみ機構はバケットの上方部分を形成する固
    定アームの後端部を支点としてバケットの底部分を形成
    する稼働ア−ムの後端部を回動自在に支持し、油圧シリ
    ンダを設けて稼働アームを回動するように構成し、固定
    アームの先端部に下方に向けて複数の爪を設け、稼働ア
    ーム先端部に複数の爪を稼働アームが作動したときに前
    記固定アームの爪と噛み合うように配設したことを特徴
    とするバックホー取付けバケット。
  3. 【請求項3】 前記バケット底部分が網状に形成された
    請求項1または2のいずれかに記載のバックホー取付け
    バケット。
  4. 【請求項4】 前記バケット底部分の下方にマグネット
    を設けた請求項1または2のいずれかに記載のバックホ
    ー取付けバケット。
JP1997009710U 1997-11-05 1997-11-05 バックホー取付けバケット Expired - Lifetime JP3048617U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3503119B2 (ja) 2002-04-16 2004-03-02 大成建設株式会社 植物移植装置及び植物移植方法

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