JP3048404B2 - Bi系酸化物超電導線材の製造方法 - Google Patents

Bi系酸化物超電導線材の製造方法

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JP3048404B2 JP3122624A JP12262491A JP3048404B2 JP 3048404 B2 JP3048404 B2 JP 3048404B2 JP 3122624 A JP3122624 A JP 3122624A JP 12262491 A JP12262491 A JP 12262491A JP 3048404 B2 JP3048404 B2 JP 3048404B2
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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は結晶配向性に優れた臨界
電流密度の高いBi系酸化物超電導線材を製造する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀からなるシース材の内部にBi
系の酸化物超電導体を設けてなる酸化物超電導線材が知
られている。この種の超電導線材において、2223相
として知られる(BiPb)2Sr2Ca2Cu3xなる組
成の酸化物超電導体を備えたものを製造する方法の一例
として図3ないし図7を基に以下に説明する方法が知ら
れている。
【0003】この製造方法では、まず、Bi23、Pb
O、SrCO3、CaCO3、CuOの各粉末をBi:P
b:Sr:Ca:Cu=1.6:0.4:2:2:3の比
率で混合して図3に示す混合粉末1を作成し、加熱炉2
の内部において、750〜870℃の温度で8〜200
時間程度仮焼きして焼結体を得る。次にこの焼結体を粉
砕して得た粉砕物4を図4に示すように銀製のパイプ3
に充填し、次いで図5に示すようにスエージング伸線加
工により縮径し、更に図6に示すように圧延およびプレ
ス加工機5によって圧密し、次いで図7で示すように加
熱炉6で熱処理を施すことにより銀シース内部に222
3相の酸化物超電導体を生成させて超電導線材7を得て
いる。
【0004】このように得られた超電導線材7は、液体
窒素温度において、104A/cm2(外部磁場0T)台
の高い臨界電流密度を発揮するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の製
造方法で得られた超電導線材7にあっては、線材の長手
方向に臨界電流密度のバラツキが生じる問題があった。
即ち、得られた超電導線材の長手方向の種々の位置にお
ける臨界電流密度を測定したところ、図8に示すように
部分的に臨界電流密度が大幅に低下する部分があり、臨
界電流密度にかなりのばらつきがあることが判明した。
【0006】この問題の原因として種々のことが考えら
れるが、その1つとして、超電導相の生成割合が低いと
いう問題がある。即ち、熱処理により導体断面積の10
0%が超電導相に変換すれば問題がないが、実際は非超
電導相や不純物元素および未反応相といった部分が色々
な割合で含まれることが知られている。従ってなるべく
均一な反応状態でしかも100%に近い超電導相の反応
を確保することが高臨界電流密度の超電導線材を得る有
効な方法の1つであると考えられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は前
記課題を解決するために、Bi系の酸化物超電導体を構
成する元素を含む混合原料に圧密処理と熱処理とを施し
てBi系の酸化物超電導体を形成し、この酸化物超電導
体を溶融するとともに、この溶融体に種材を接触させた
後に引き上げ処理を行なって種材に方向性溶融凝固体を
付着生成させ、次いでこの方向性溶融凝固体を粉砕し、
金属シースの内部に充填した後にスウェージング加工、
伸線加工、圧延加工またはプレス加工等により圧密し、
その後に熱処理して金属シース内部にBi系酸化物超電
導体を生成させるものである。
【0008】請求項2記載の発明は前記課題を解決する
ために、Bi系の酸化物超電導体を構成する元素を含む
混合原料に圧密処理と熱処理とを施してBi系の酸化物
超電導体を形成し、この酸化物超電導体を部分溶融する
とともに、この部分溶融帯を移動させて酸化物超電導体
の全体を1回以上部分溶融して酸化物超電導体を帯溶融
材とするとともに、次にこの帯溶融材を粉砕し、金属シ
ースの内部に充填した後にスウェージング加工、伸線加
工、圧延加工またはプレス加工等により圧密し、その後
に熱処理して金属シース内部にBi系酸化物超電導体を
生成させるものである。
【作用】種材晶を用いた方向性凝固体あるいは帯溶融に
よる部分溶融を行なった帯溶融材は結晶方位がある程度
揃った特にc軸配向性の高い結晶体であるので、これら
のものは、粉砕物にしてもBi系超電導体に特有のフレ
ーク状結晶形を維持したまま粉砕物となっている。よっ
てこの粉砕物を金属シースに充填し、スウェージング加
工、伸線加工、圧延加工またはプレス加工等により圧密
し、熱処理するならば、線材の長手方向に並んだフレー
ク状結晶を更に熱処理することによって長手方向により
配向度を高めることになる。よってこの線材は、未反応
部分の少ない、不純物の少ない結晶配向性の良好な酸化
物超電導体が得られる。また、Bi系のフレーク状の超
電導体の結晶が再度配向するので、酸化物超電導体の結
晶の粒界が磁束のピンニングセンタとなって臨界電流密
度の磁界特性の向上に寄与する可能性がある。
【0009】以下に本発明について更に詳しく説明す
る。本発明方法を実施するには、まず、Bi系酸化物超
電導体の出発材料を用意する。出発材料として、Bi化
合物、Pb化合物、Sr化合物、Ca化合物、Cu化合
物あるいはこれらの複合酸化物を用いる。化合物として
は、各元素の酸化物、硫化物、炭酸塩、フッ化物などの
いずれでも良い。この例で具体的に用いるのは、BiC
3、Bi23、SrCO3、CaCO3、PbO、Cu
Oなどの粉末あるいは粒体などである。
【0010】前記の各粉末を用意したならば、Bi:S
r:Ca:Cu:O=2:2:2:3、2:2:3:4
または2:2:1:2などの割合になるように、あるい
は、(BiPb)2Sr2Ca2Cu3xなどの組成になる
ように混合して混合原料を得る。次に前記混合原料を大
気中において780〜850℃で数時間〜100時間程
度加熱し、不要成分を除去する仮焼を行なう。次にこの
仮焼物をプレス加工して圧粉体を形成する。ここで次に
種材を用いた方向性凝固処理あるいは加熱ヒータを用い
た帯溶融処理のいずれかを施す。
【0011】方向性凝固処理は、前記圧粉体を溶融させ
た溶融体に種材を浸積し、種材を一定速度で引き上げる
ことで種材に方向性溶融凝固体を付着させるものであ
る。ここで用いる種材は、融点が溶融体温度よりも高い
金属材料(例えばPt)や酸化物超電導体の結晶構造に
類似した結晶構造を有するMgO、SrTiO3などの
小片状の結晶体を用いても良い。帯溶融処理は、圧粉熱
処理体を加熱装置で帯状に溶融させ、帯状の帯溶融部分
を圧粉体の端部まで移動させて圧粉体の全体を一度、あ
るいは複数回溶融させる処理である。
【0012】次に前記方向性凝固処理あるいは帯溶融処
理を施した凝固体あるいは帯溶融体に熱処理を施す。こ
の熱処理は、820〜840℃で数時間〜100時間程
度加熱する処理である。この処理により、凝固体あるい
は帯溶融体はBi系酸化物超電導体となる。この酸化物
超電導体にあっては、Bi系酸化物超電導体に特有のフ
レーク状の結晶組織が生成し、超電導性を示すが、臨界
電流密度の面ではまだ不足がある。
【0013】次に前記超電導体を粉砕して圧粉して棒状
などの形状に成形した後に、この成形体を銀製などの金
属パイプに挿入し、これに伸線加工と圧延加工とプレス
加工などを適宜施して縮径し、テープ状あるいは断面円
形の線状の線材を得、次いでこれを820〜840℃で
数時間〜100時間程度加熱処理することで金属シース
の内部に酸化物超電導体が生成されたテープ状あるいは
線状の超電導線材を得ることができる。
【0014】図1は前述の工程により製造されたテープ
状のBi系酸化物超電導線材の一構造例を示すものであ
る。この超電導線材10にあっては、銀製の中空のテー
プ状のシース材11の内部に酸化物超電導体からなる帯
状の導体部12が形成されている。
【0015】この超電導線材10にあっては、途中の工
程において製造した超電導体のフレーク状の組織の粉砕
物を更に金属パイプに充填して加工によって圧密し、そ
れを更に熱処理して超電導体とするので、超電導体の生
成率の高い、未反応部分の少ない均一な組成の酸化物超
電導体を備えた導体部12を得ることができる。また、
方向性凝固法や帯溶融法によって結晶配向性を一度整え
た後の粉砕物をもう一度圧密して熱処理するので、金属
パイプに単に出発材料を充填した後に熱処理して得られ
る酸化物超電導線材に比較すると、より配向性の良好な
より細かい結晶の酸化物超電導体の導体部12を得るこ
とができる。更に、フレーク状の結晶が線材の長手方向
に並ぶので、超電導体の結晶粒界が磁束のピンニングセ
ンタとして作用し臨界電流密度の磁界特性が若干向上す
る。
【0016】
【実施例】(実施例1)BiCO3とSrCO3とCaC
3とCuOの各粉末をBi2Sr2Ca2Cu3xの組成
となるように混合し、780℃で5時間仮焼し、粉砕し
た。粉砕物をラバープレスによって直径1.5mmの棒
状に圧密した。この棒状体を930℃に加熱して部分的
溶融状態とし、この溶融体に種材を浸積して一定速度で
引き上げ、種結晶に付着一体化して凝固させた直径0.
3mmのファイバ状のBi系超電導素線を得た。この超
電導素線を780℃で100時間熱処理して臨界温度8
3K、臨界電流密度4000A/cm2の超電導体に仕
上げた。その後、この超電導体をボールミルや乳鉢によ
って粉砕し、細いフレーク状の粉砕物とした。
【0017】次にこの粉砕物を直径3mmの棒状体に圧
縮成形した後、外径6mm、内径4mmの銀製パイプに
挿入し、スエージング加工と伸線加工を繰り返し施して
直径2mmの線材を得た。その後、この線材に圧延加工
とプレス加工を施した後、大気中において840℃に1
00時間加熱する熱処理を施し、厚さ0.2mm、幅2.
5mmの銀シース付きテープ状のBi系超電導線材を得
た。この超電導線材の臨界温度は83K、臨界電流密度
は8000A/cm2(77K、磁場0T)に向上し
た。
【0018】また、前記超電導線材の臨界電流密度と磁
場の関係を図2に示す。図2においては比較例として、
BiCO3とSrCO3とCaCO3とCuOの各粉末を
Bi2Sr2Ca2Cu3xの組成となるように混合し、
780℃で5時間仮焼し、粉砕した物を前記と同等の寸
法の銀製のパイプに充填した後に前記と同様に圧密して
得られたBi系の超電導線材の臨界電流密度も併せて示
した。
【0019】図2から、本発明方法によるBi系酸化物
超電導線材が比較例の超電導線材に対し高磁場において
臨界電流密度の低下割合が少ないことが判明した。な
お、比較例のBi系超電導線材は0.1Tの磁場中にお
いては、1/10程度に低下し、1Tの磁場中において
は1/100以下に低下してしまうが、本発明例の超電
導線材においては0.1Tで1/3に、1Tにおいて1
/10程度の低下に抑えることができた。得られた超電
導線材を走査電子顕微鏡(SME)により観察したとこ
ろ、比較例の超電導線材の内部のBi系超電導体部分
は、大きなフレーク状の結晶が積層された形状であった
が、本発明のものは、より小さなフレーク状の結晶がよ
り密に積層された形を呈していた。
【0020】(実施例2)Bi23とSrCO3とCa
CO3とCuOとPbOの各粉末をBi2Bi1.9Ca2.2
Cu4Pb0.5xの組成となるように混合して混合原料
を得、これを780℃で10時間仮焼し、粉砕した。粉
砕物をラバープレスによって直径約3mmの円柱状に圧
密し、840〜870℃に10〜100時間大気中で熱
処理した。その圧密体にCO2レーザビームを当てて部
分溶融させ、部分的溶融状態とし、レーザビームを移動
させながら方向性凝固体を作成した。得られたBi系超
電導体は、臨界温度84K、臨界電流密度5000A/
cm2(77K、0T)の値を示した。
【0021】その後、この超電導体をボールミルや乳鉢
によって粉砕し、ラバープレスで直径3mmの圧粉体と
した。次にこの圧粉体を外径8mm、内径4mmの銀製
パイプに挿入し、スエージング加工と伸線加工と圧延加
工とプレス加工を繰り返し施し、途中において適宜中間
熱処理(810℃、5時間)を施し、厚さ0.15m
m、幅4mmの銀テープ線材を得た。その後、このテー
プ線材に、大気中において820〜840℃に10〜1
00時間加熱する熱処理を施して銀シース付きBi系テ
ープ状超電導線材を得た。この超電導線材の臨界温度は
83.5K、臨界電流密度は7500A/cm2(77
K、磁場0T)に向上した。また、この線材の0.5T
(77K)における臨界電流密度は500A/cm2
なり、1.5倍に向上した。
【0022】(実施例3)Bi系の2212相用に配合
した粉末混合原料を仮焼し、約1μm程度の粉末に粉砕
した後、粒径約1〜2μmの銀粉末を重量比で5〜10
%混合した。この混合粉末をプレス成形と粉砕と熱処理
(840〜860℃、1〜100時間)を繰り返して直
径約5mmの棒状試料を得た。この棒状試料を帯溶融法
により部分溶融させ、溶融帯を移動させながら直径約3
mmの凝固ロッドを得た。熱処理を経た凝固ロッドの臨
界温度は90K、臨界電流密度は3500A/cm
2(77K、0T)を示した。
【0023】この凝固ロッドを細かく粉砕し、棒状に圧
粉した後、外径10mm、内径5mmの銀製のパイプに
挿入し、スエージング加工と伸線加工と圧延加工とプレ
ス加工を施して最終的に厚さ0.2mm、幅5mmの銀
テープ線材を得た。この線材を820〜840℃で50
時間熱処理したところ、臨界温度90K、臨界電流密度
5600A/cm2に向上したBi系超電導線材が得ら
れた。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、種
材を用いた方向性凝固体あるいは帯溶融による部分溶融
を行なった帯溶融体を用い、結晶方位がある程度揃った
結晶体を用いるので、この結晶体の粉砕物はBi系超電
導体に特有のフレーク状結晶形を維持したまま粉砕物と
なっている。よってこの粉砕物を金属シースに充填して
圧密し熱処理するならば、圧密熱処理後もフレーク状の
結晶が線材の長手方向に容易に配向する。よってこの線
材を熱処理するならば、未反応部分の少ない、不純物の
少ない結晶配向性の良好な酸化物超電導線材が得られ
る。また、Bi系のフレーク状の超電導体の結晶が配向
するので、酸化物超電導体の結晶の粒界は磁束のピンニ
ングセンタとなって臨界電流密度の磁界特性向上に寄与
しているものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の酸化物超電導線材の
断面図。
【図2】図2は実施例で得られた酸化物超電導線材の磁
場と臨界電流密度の関係を測定した結果を示すグラフで
ある。
【図3】図3は従来方法において混合粉末を仮焼してい
る状態を示す説明図。
【図4】図4は従来方法において金属パイプに仮焼粉末
を充填する状態を示す説明図。
【図5】図5は従来方法において伸線している状態を示
す説明図。
【図6】図6は従来方法においてロールで圧延している
状態を示す説明図。
【図7】図7は従来方法において最終熱処理状態を示す
説明図。
【図8】図8は従来の酸化物超電導線の距離ごとの臨界
電流密度の測定結果を示すグラフである。
【符号の説明】
10・・・超電導線材、11・・・シース材、12・・
・超電導部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 友松 和彦 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (72)発明者 久米 篤 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−276113(JP,A) 特開 平2−188463(JP,A) 特開 平2−186511(JP,A) 特開 平3−55719(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 12/00 - 13/00 C01G 1/00,29/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Bi系の酸化物超電導体を構成する元素を
    含む混合原料に圧密処理と熱処理とを施してBi系の酸
    化物超電導体を形成し、この酸化物超電導体を溶融する
    とともに、この溶融体に種材を接触させた後に引き上げ
    処理を行なって種材に方向性溶融凝固体を付着生成さ
    せ、次いでこの方向性溶融凝固体を粉砕し、金属シース
    の内部に充填した後に加工によって圧密し、その後に熱
    処理して金属シース内部にBi系酸化物超電導体を生成
    させることを特徴とするBi系酸化物超電導線材の製造
    方法。
  2. 【請求項2】Bi系の酸化物超電導体を構成する元素を
    含む混合原料に圧密処理と熱処理とを施してBi系の酸
    化物超電導体を形成し、この酸化物超電導体を部分溶融
    するとともに、この部分溶融帯体を移動させて酸化物超
    電導体の全体を1回以上溶融して帯溶融材を形成し、次
    にこれを粉砕し、金属シースの内部に充填した後に加工
    によって圧密し、その後に熱処理して金属シース内部に
    Bi系酸化物超電導体を生成させることを特徴とするB
    i系酸化物超電導線材の製造方法。
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