JP3048366U - 米 袋 - Google Patents

米 袋

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JP3048366U
JP3048366U JP1997009993U JP999397U JP3048366U JP 3048366 U JP3048366 U JP 3048366U JP 1997009993 U JP1997009993 U JP 1997009993U JP 999397 U JP999397 U JP 999397U JP 3048366 U JP3048366 U JP 3048366U
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JP
Japan
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heat
film
polyethylene film
rice bag
low
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JP1997009993U
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Inventor
省吾 北尾
Original Assignee
株式会社千代田セールズ社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小虫の侵入を防ぐことができ、かつ、通気性
の良好な米袋を提供する。 【解決手段】 耐熱性ポリエチレンフィルム11と低温
シール用ポリエチレンフィルム12とをドライラミネー
ション加工によって接着させてなるラミネートフィルム
1のその耐熱性ポリエチレンフィルム11側を表側とし
て、その両側を裏側に折り返し、その両接合端における
前記低温シール用ポリエチレンフィルム12同士を、小
虫の侵入を防げる程度の微細孔を有する不織布2を介し
て接合することにより両端開放の筒状体3を形成し、そ
の両開放端をヒートシール4,4によって接着・封止し
てなる.

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は米を充填して販売するための米袋に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
スーパーマーケット等で市販されている米袋は、通常ポリエチレン単体フィル ムまたはそのラミネートフィルム等よりなり、エアー抜き用の孔が設けられてい ることが多い。しかし、このような米袋では、そのエアー抜き用の孔から小虫が 侵入することがあった。
【0003】 また、一般に、フィルムの裏面側にのみコロナ(帯電)処理が施されていたた め、印刷はフィルムの裏面側に施されていた。そのため、袋体を形成した後に、 表面側に所望の印刷を追加したくてもできなかった。
【0004】 本考案はこのような実情に鑑みてなされ、小虫の侵入を防ぐことができ、かつ 、通気性が良好であり、また、表面側にも印刷が可能な米袋を提供することを目 的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】
本考案は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。 すなわち、請求項1に記載の考案では、耐熱性ポリエチレンフィルムと低温シー ル用ポリエチレンフィルムとをドライラミネーション加工によって接着させてな るラミネートフィルムのその耐熱性ポリエチレンフィルム側を表側として、その 両側を裏側に折り返し、その両接合端における前記低温シール用ポリエチレンフ ィルム同士を、小虫の侵入を防げる程度の微細孔を有する不織布を介して接合す ることにより上下開放の筒状体を形成し、その上下の開放端をヒートシールによ って接着・封止することを特徴としている。
【0006】 請求項2に記載の考案では、請求項1に記載の考案の前記ラミネートフィルム の表面をコロナ処理してなることを特徴としている。
【0007】 請求項3に記載の考案では、請求項1に記載の考案の前記ラミネートフィルム の表裏両面をコロナ処理してなることを特徴としている。
【0008】 ラミネートフィルムの表面にコロナ処理を施すことにより、表面印刷が可能と なり、あるいは、ラミネートフィルムの表裏両面にコロナ処理を施すことにより 、表裏両面の印刷が可能となる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施形態を詳細に説明する。 図1は米袋となる筒状体の斜視図、図2は米袋の裏側から見た斜視図で、これ らの図において、符号1は耐熱性ポリエチレンフィルム11と低温シール用ポリ エチレンフィルム12とをドライラミネーション加工によって接着させてなるラ ミネートフィルムで、その耐熱性ポリエチレンフィルム11を表面側とし、その 両側が裏側に折り返され、その両接合端における低温シール用ポリエチレンフィ ルム12同士が不織布2を介して接合され、両端開放の筒状体3が形成される。
【0010】 その不織布2は例えば、ポリエステルを芯材として、そのまわりにポリエチレ ンを被覆してなる芯鞘構造のものを用いることができる。この不織布2は、小虫 の侵入を阻止できる程度の微細孔を有しており、充分な通気性を確保することが できる。この不織布2と低温シール用ポリエチレンフィルム12との接着は接着 剤を用いて加圧下に加熱することによりおこなえるが、表面側には耐熱性ポリエ チレンフィルム11がラミネートされているため、表面で変形や変質を伴うこと がない。
【0011】 一方、このような筒状体3の形成に先立って、ラミネートフィルム1の表裏両 面にコロナ処理を施しておくことにより、筒状体3の形成前に裏面側に印刷を施 し、筒状体3の形成後には表面印刷が可能となる。従って、販売時期や販売地域 に応じて、適宜、必要な表面印刷を追加することができ、米袋の生産計画や納品 計画の設定の自由度が著しく向上する。
【0012】 このような筒状体3の上下の両開放端はヒートシール4によって容易に接着・ 封止することができる。従って、通常は、図1に示すような筒状体3として納品 し、米販売業者が、米を充填する際に両開放端のヒートシールをおこなえばよい 。また、必要に応じて、表面に追加の印刷を施せばよい。なお、納品の形態とし て、上述のように両端開放の筒状体3として納品する場合の他、両端開放のまま ロール状として納品する場合や、一端側(底側)のみヒートシール4して納品す る場合もある。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の米袋によれば、耐熱性ポリエチレンフィルムと 低温シール用ポリエチレンフィルムとをドライラミネーション加工によって接着 させてなるラミネートフィルムのその両接合端における前記低温シール用ポリエ チレンフィルム同士を、小虫の侵入を防げる程度の微細孔を有する不織布を介し て接合するので、その低温シール用ポリエチレンフィルムと不織布の接着部分が 耐熱性ポリエチレンフィルムで保護され、表面に変形や変質を伴うことがなく、 うまく接合でき、充分な通気性を確保することができる。
【0014】 また、そのラミネートフィルムの表面をコロナ処理しておくことにより、表面 印刷が可能となり、必要に応じて追加印刷ができる。あるいは、ラミネートフィ ルムの表裏両面をコロナ処理しておくことにより、筒状体の形成前に裏面印刷を おこない、筒状体の形成後に表面印刷を追加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の米袋の一実施形態を示す筒状体の裏側
から見た斜視図である。
【図2】同米を充填してヒートシールした状態の米袋の
裏側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1…ラミネートフィルム、11…耐熱性ポリエチレンフ
ィルム、12…低温シール用ポリエチレンフィルム、2
…不織布、3…筒状体、4…ヒートシール。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性ポリエチレンフィルムと低温シー
    ル用ポリエチレンフィルムとをドライラミネーション加
    工によって接着させてなるラミネートフィルムのその耐
    熱性ポリエチレンフィルム側を表側として、その両側を
    裏側に折り返し、その両接合端における前記低温シール
    用ポリエチレンフィルム同士を、小虫の侵入を防げる程
    度の微細孔を有する不織布を介して接合することにより
    両端開放の筒状体を形成し、その両開放端をヒートシー
    ルによって接着・封止することを特徴とする米袋。
  2. 【請求項2】 前記ラミネートフィルムの表面をコロナ
    処理してなることを特徴とする請求項1に記載の米袋。
  3. 【請求項3】 前記ラミネートフィルムの表裏両面をコ
    ロナ処理してなることを特徴とする請求項1に記載の米
    袋。
JP1997009993U 1997-10-25 1997-10-25 米 袋 Expired - Lifetime JP3048366U (ja)

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