JP3048361U - パレット支持枠構造体 - Google Patents
パレット支持枠構造体Info
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- JP3048361U JP3048361U JP1997010559U JP1055997U JP3048361U JP 3048361 U JP3048361 U JP 3048361U JP 1997010559 U JP1997010559 U JP 1997010559U JP 1055997 U JP1055997 U JP 1055997U JP 3048361 U JP3048361 U JP 3048361U
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- Japan
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- frame structure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】フォークリフトを使用して荷役用の平パレット
をパレット支持枠構造体に挿入して固定させ、共に移動
することができるようにすること。 【解決手段】支持枠構造体10は1対の前方親柱12
と、前記両親柱12の下端を接続する前方底部桁部材1
4と、前記前方底部桁部材14の端部から内方に間隔を
とって後方に伸長する1対の下側部桁部材16と、前記
各下側部桁部材16の後端部を接続する後方桁部材18
と、前記両下側部桁部材16の中間を結ぶ底部補強部材
20とから成るパレット支持台枠と、前記親柱12に固
定した1対の上側部梁部材22と、前記上側部梁部材2
2の後端を接続する後方梁部材24と、前記後方梁部材
24を前記後方桁部材に支持する1対の後方支柱26と
を有し、前記1対の下側部桁部材16の後端部に短支柱
34を固定し、前記短支柱34の上端を前記後方支柱2
6と接続部材36で結合し、前記接続部材36に前方に
伸長して前記パレット支持枠構造体10の底部に挿入さ
れた平パレット1の底板2の上面と接触する腕部材38
を設けて成る。
をパレット支持枠構造体に挿入して固定させ、共に移動
することができるようにすること。 【解決手段】支持枠構造体10は1対の前方親柱12
と、前記両親柱12の下端を接続する前方底部桁部材1
4と、前記前方底部桁部材14の端部から内方に間隔を
とって後方に伸長する1対の下側部桁部材16と、前記
各下側部桁部材16の後端部を接続する後方桁部材18
と、前記両下側部桁部材16の中間を結ぶ底部補強部材
20とから成るパレット支持台枠と、前記親柱12に固
定した1対の上側部梁部材22と、前記上側部梁部材2
2の後端を接続する後方梁部材24と、前記後方梁部材
24を前記後方桁部材に支持する1対の後方支柱26と
を有し、前記1対の下側部桁部材16の後端部に短支柱
34を固定し、前記短支柱34の上端を前記後方支柱2
6と接続部材36で結合し、前記接続部材36に前方に
伸長して前記パレット支持枠構造体10の底部に挿入さ
れた平パレット1の底板2の上面と接触する腕部材38
を設けて成る。
Description
【0001】
この考案はパレット支持枠構造体、より詳細に述べると、平パレットと共に使 用する鋼製の支持枠に関する。
【0002】
ある単位の物品を荷役、輸送、あるいは保管するには、通常、フォークリフト のフォークの差し込み口を有する木製の平坦な荷役台、即ち、平パレットに載せ 、荷崩れを防止するために、鋼製の支柱及び横桁部材でラック、即ち「支持枠」 を構成している。
【0003】 従来は、一般に、支持枠の底部に平パレットを載置し、あるいは平パレットと 一体になるように支柱を固定して枠組みを構成している。
【0004】 その一例として、実用新案登録第3018716号は、支持枠の底部に平パレ ットを載置する形式の構造体で、その特徴は不使用時に保管するスペースを節約 するために、複数のパレット支持枠構造体を互いに積み重ねることができるよう に構成したものを開示し、現在、広く有効に利用されている。
【0005】
この種の従来のパレット支持枠構造体において、支持枠の底部に平パレットを 載置するものでは、フォークリフトを用いて平パレットと共に支持枠を移動する ことができない。
【0006】 また、平パレット支持枠構造体を一体に組み立てる型式のものでは、荷役の現 場等で組立て作業を行う必要があり、その取扱いが極めて不便であり、また、パ レット支持枠構造体を使用しないときには、個々に保管しなければならないため 、広範な収容場所を必要とするという不利益がある。
【0007】 以上に述べた従来のパレット支持枠構造体の多くの問題点を考慮して、この考 案の主目的は、平パレットをフォークリフトを用いて、支持枠の底部に組み込む ことのできるパレット支持枠構造体を提供することにある。
【0008】 この考案の目的はまた、パレット支持枠構造体に装着した平パレットが装着さ れた部位から移動することなく、的確に固定されるパレット支持枠構造体を提供 することにある。
【0009】
これらの目的を達成するために、この考案は1対の前方親柱と、前記両親柱の 下端を接続する前方底部桁部材と、前記前方底部桁部材の端部から内方に間隔を とって後方に伸長する1対の下側部桁部材と、前記各下側部桁部材の後端部を接 続する後方桁部材と、前記両下側部桁部材の中間を結ぶ底部補強部材とから成る パレット支持台枠と、前記親柱に固定した1対の上側部梁部材と、前記上側部桁 部材の後端を接続する後方梁部材と、前記後方梁部材を前記後方桁部材に支持す る1対の後方支柱とから成るパレット支持枠構造体において、前記1対の下側部 桁部材の後端部に短支柱を固定し、前記短支柱の上端を前記後方支柱と接続部材 で結合し、前記接続部材に前方に伸長して前記パレット支持枠構造体の底部に挿 入された平パレットの底板の上面と接触する腕部材を設けて成るものである。
【0010】
この考案の好ましい実施態様を図について詳細に説明する。
【0011】 図1は、この考案のパレット支持枠構造体10の第一の実施態様を示す斜視図 であり、図2はこの考案に使用するとともに、通常一般に使用されている平パレ ット1を示す斜視図で、平パレット1は底板2と、この底板2の上方にフォーク リフトのフォーク(図に示してない)を挿入するフォークの差し込み口3を設け るように間隔をとって底板2に固定した荷役台4とから成っている。
【0012】 図1に示すように、この考案のパレット支持枠構造体10は、前掲実用新案登 録第3018716号に開示してあるパレット支持枠構造体と殆ど同一の構造で ある。
【0013】 すなわち、パレット支持枠構造体10は1対の前方親柱12と、両親柱12の 下端を接続する前方底部桁部材14と、この前方底部桁部材14の端部から内方 に間隔をとって後方に伸長する1対の下側部桁部材16と、それぞれの下側部桁 部材16の後端部を接続する後方桁部材18と、両下側部桁部材16の中間を結 ぶ底部補強部材20とによって、パレット支持枠構造体10の底部、すなわち平 パレット1を支持する台枠が構成されている。
【0014】 さらに、1対の親柱12の上端には、それぞれ上側部梁部材22が固定してあ って、その後端は後方梁部材24で接続してあり、後方梁部材24の中央部には 間隔を狭く取って配置した1対の後方支柱26が後方桁部材18から伸長して設 けてある。
【0015】 また、1対の前方親柱12の上端は相互に接続することなく、短い前方桁部材 28と、前方桁部材28の自由端を後方梁部材24に接続する中間梁部材30と 、上側部梁部材22および頂部補強部材32によって頂部棚構造にしてある。
【0016】 ところで、この考案のパレット支持枠構造体10においては、1対の下側部桁 部材16の後端部に短支柱34が固定してあって、この短支柱34の上端は後方 支柱26と接続部材36で結合してある。
【0017】 この考案によれば、パレット支持枠構造体10の底部に挿入して載置された平 パレット1の底板2の上面に接触して、平パレット1をパレット支持枠構造体1 0に固定するために、接続部材36から前方底部桁部材14に向けて前方に伸長 する平パレット1の支持用の腕部材38が接続部材36に固定されて片持ち支持 してある。
【0018】 なお、腕部材38は、図1に示す実施態様では、平板状の部材としてあるが、 必要に応じて、山形鋼、L字鋼、その他横断面を適当な形状のものとすることが てきる。
【0019】 この考案によれば、パレット支持枠構造体10に挿入載置し、支持用の腕部材 38で固定された平パレット1が、何らかの理由によってパレット支持枠構造体 10から抜け出ることがないようにストッパー40を取り付けることが好ましい 。
【0020】 このストッパー40は、図3に示すように、パレット支持枠構造体10の下側 部桁部材16の前方に設けることができるもので、下側部桁部材16の外側に前 方及び後方支持片42,44を溶接その他で固定し、両支持片に設けた開口46 に、L字状のハンドル48の軸50が滑動し回動できるように挿入してある。
【0021】 軸50の後部は後方支持片44より後方に伸長して、その伸長部にコイルばね 52が装着してあり、軸50の後端にはコイルばね52が脱出することがないよ うに、例えばナット等の適当な支持部材54が固定してある。L字状のハンドル 48のハンドル部56は、通常は前方親柱12と平行に直立位置にしておく。
【0022】 パレット支持枠構造体10に、前述したように平パレット1を挿入載置して、 さらに平パレット1が移動することがないようにする場合には、ハンドル部56 をコイルばね52の力に抗して前方に引き出し、直立位置から90度回動すれば 、L字状のハンドル部56が挿入されている平パレット1の前端に接触し、コイ ルばね52の作用で、脱出することの無いようにその場に支持する。
【0023】 以上に述べたストッパー40は、この考案の一実施例であって、これを当業者 は適宜変更して同じ目的を達成することができることは自明である。
【0024】
この考案のパレット支持枠構造体10は、以上に説明したところから容易に理 解できるように、パレット支持枠構造体10に平パレット1をフォークリフトを 用いて挿入することかでき、挿入された平パレット1は、その底板2の上面が腕 部材38によって確実に固定され、さらに必要に応じてはストッパー40によっ て、装着された位置から移動することなく保持される。
【0025】 したがって、従来の荷役作業においては、パレット支持枠構造体を平パレット と共にフォークリフトを用いて移動することができなかったが、この考案によれ ばその移動を自由にすることができる。
【0026】 また、この考案によれば、パレット支持枠構造体10の不使用時に保管すると き、前掲実用新案登録第3018716号に記載のものと同様に、複数のパレッ ト支持枠構造体10を相互に積み重ねることができ、保管スペースを節減するこ とができる。
【図1】この考案のパレット支持枠構造体の第一の実施
態様を示す斜視図である。
態様を示す斜視図である。
【図2】この考案のパレット支持枠構造体に使用する平
パレットの斜視図である。
パレットの斜視図である。
【図3】この考案のパレット支持枠構造体のストッパー
の略斜視図である。
の略斜視図である。
1 平パレット 2 底板 3 フォーク差し込み口 4 荷役台 10 第一の実施態様のパレット支持枠構造体 12 前方親柱 14 前方底部桁部材 16 下側部桁部材 18 後方桁部材 20 底部補強部材 22 上側部梁部材 24 後方梁部材 26 後方支柱 28 前方桁部材 30 中間梁部材 32 頂部補強部材 34 短支柱 36 接続部材 38 腕部材 40 ストッパー 42 前方支持片 44 後方支持片 46 支持片の開口 48 L字状のハンドル 50 ハンドルの軸 52 コイルばね 54 ナット等の支持部材 56 ハンドル部
Claims (2)
- 【請求項1】1対の前方親柱(12)と、前記両親柱
(12)の下端を接続する前方底部桁部材(14)と、
前記前方底部桁部材(14)の端部から内方に間隔をと
って後方に伸長する1対の下側部桁部材(16)と、前
記各下側部桁部材(16)の後端部を接続する後方桁部
材(18)と、前記両下側部桁部材(16)の中間を結
ぶ底部補強部材(20)とから成るパレット支持台枠
と、前記親柱(12)に固定した1対の上側部梁部材
(22)と、前記上側部梁部材(22)の後端を接続す
る後方梁部材(24)と、前記後方梁部材(24)を前
記後方桁部材に支持する1対の後方支柱(26)とから
成るパレット支持枠構造体(10)において、前記1対
の下側部桁部材(16)の後端部に短支柱(34)を固
定し、前記短支柱(34)の上端を前記後方支柱(2
6)と接続部材(36)で結合し、前記接続部材(3
6)に前方に伸長して前記パレット支持枠構造体(1
0)の底部に挿入された平パレット(1)の底板(2)
の上面と接触する腕部材(38)を設けて成ることを特
徴とするパレット支持枠構造体。 - 【請求項2】前記下側部桁部材(16)の外側に1対の
支持片(42;44)を固定し、前記支持片(42;4
4)にL字状のハンドル(48)から成るストッパー
(40)を回転自在に装着して、前記パレット支持枠構
造体(10)に装着された前記平パレット(1)の移動
を阻止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
のパレット支持枠構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010559U JP3048361U (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | パレット支持枠構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010559U JP3048361U (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | パレット支持枠構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3048361U true JP3048361U (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=43182642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997010559U Expired - Lifetime JP3048361U (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | パレット支持枠構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048361U (ja) |
-
1997
- 1997-10-24 JP JP1997010559U patent/JP3048361U/ja not_active Expired - Lifetime
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