JP3048060U - 紙片固定具 - Google Patents

紙片固定具

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JP3048060U
JP3048060U JP1997010336U JP1033697U JP3048060U JP 3048060 U JP3048060 U JP 3048060U JP 1997010336 U JP1997010336 U JP 1997010336U JP 1033697 U JP1033697 U JP 1033697U JP 3048060 U JP3048060 U JP 3048060U
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JP
Japan
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magnet
fixing device
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transparent
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JP1997010336U
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Inventor
清 前橋
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Nichilaymagnet Co Ltd
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Nichilaymagnet Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁石によって着脱でき、しかも透明な製品と
して違和感がなく高級感を備え、加工の容易な紙片固定
具を提供しようとするものである。 【解決手段】 任意の形状の合成樹脂製透明体1に任意
の数の極小の凹部を形成し、この凹部内壁と極小の磁石
2とをあらかじめ着色した接着材料の層3によって固定
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
会社、学校、家庭用等で利用されるメモや予定表などをスチール製壁面に固定 する紙片固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁石を固定手段に用いた棒状の紙片固定具は裏側の長手方向に沿って、 磁石を設け、また円形の画鋲代用紙片固定具は不透明な合成樹脂製装飾部より少 し直径の小さい円盤状磁石を裏面に固定した構造が一般に用いられている。磁石 自体はその性質上、透明なものを形成することができないため、紙片固定具であ って透明なものは製造不可能と考えられていた。しかし、その一方では磁石によ って着脱でき、しかも使用者にとって透明製品として違和感なく使用できる製品 が望まれていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のように製造不可能と考えられていた透明な磁石製品すなわち磁 石によって着脱でき、しかも透明な製品として違和感がなく高級感を備え、かつ 加工の容易な紙片固定具を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために柱状や円盤状など任意の形状の合成樹脂製 透明体に任意の数の極小凹部を形成し、この凹部内壁と磁石とをあらかじめ着色 した接着材料の層によって固定したものである。したがって、紙片固定具のうち 不透明部分は色彩で覆われた極小の磁石装着部のみで、この部分は装飾部として の外観を有し、紙片固定具全体は透明商品と呼んでも全く違和感のない商品を提 供することができる。
【0005】
【実施の形態】 本考案は柱状や円盤状その他任意の形状の合成樹脂製透明体の任意の位置に極 小の凹部を設け、磁石の外観が分からないように着色した接着材料の層によって 磁石と透明体の凹部内壁とを固定したものである。
【0006】 合成樹脂製透明体としてはアクリル、ポリスチレン、ポリエチレン等、透明性 があれば材質は問わないが、透明感が強いものとしてはアクリル樹脂が最も望ま しい。凹部の形状は円、楕円、正方形その他の多角形状など任意の形にすること ができる。また、透明体自体の形状は長尺状、円形、楕円形、その他合成樹脂で 成型可能な種々の形状のものができ、形状及び合成樹脂の種類に応じて押出し成 型、射出成型、板状体のカットの方法など最良の方法で形成される。
【0007】 磁石はゴムマグネット、焼結磁石、ボンドマグネット等、種類は問わず、透明 体の凹部の形に応じて嵌合できる形状であれば良く、磁石の極性や磁極の配列は 問わない。しかし、紙片を固定するとき透明体が壁面と接触する面積に対して磁 石の接触面積が狭いので、比較的強力な磁石が必要である。
【0008】 凹部内壁と磁石とを固定する接着材料としては、あらかじめ接着剤の性質に応 じて顔料または染料を混合したもの又は両面テープの表面に着色したものが用い られている。
【0009】 本考案は上記のような構成を採ったので、透明体を介して見える磁石は着色し た接着剤層で覆われ、小さなものが水中で浮いているように見えることにより、 見た者の透明感を強調する結果になる。紙を磁性壁面に固定するときにメモや伝 言の記述に紙片固定具が重なっても透明体を介して読むことができ、あるいは読 めない場合でも記述の有無を確認することができるので、記述を見落とすおそれ がない。また透明体に設ける凹部の形成位置や形状を変化に富んだものにし、種 々の着色をした接着材料の層を設けることにより磁石の装着と同時に透明体に模 様を形成することができる。したがって、接着と同時に磁石外周を装飾化でき、 磁石面を隠すための装飾用別工程の必要がなく迅速かつ容易に加工することがで きる。本考案はこのように実用性と共に透明体であることにより高級感や清涼感 の伴った商品を提供することができる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案による紙片固定具の実施例を示した斜視図である。図2は断面図 である。1は角柱状のアクリル樹脂製透明体、2は両面2極の磁石で、アクリル 樹脂製透明体1の両端近傍の箱状凹部に嵌合されている。3は透明体1の凹部内 壁と磁石2の外周とを接着固定した接着剤層で、接着剤はあらかじめ任意の色の 顔料を混合することにより着色されている。透明体1の箱状凹部に接着剤を塗布 し磁石2を挿入することにより接着剤層3を形成し磁石2を固定すると同時に磁 石2を装飾性に富んだ外観にすることができる。
【0011】 図3(A)(B)は角柱状のアクリル樹脂製透明体1を用いた他実施例で、透 明体1の長い側縁に沿って極小の凹部を等間隔に4個形成し、それぞれの凹部に あらかじめ着色した接着剤により磁石を嵌合固定したものである。透明体の一方 側に極小の磁石2が固定されているので、図4のようにメモを押えたときに、記 載文字と重なっても透明部分を介して読むことができ、メモ押えとして使用する 上で極小の磁石は全く支障がない。
【0012】 図5(A)(B)(C)は円形透明体を用いた実施例である。4は円形のアク リル樹脂製透明体で、任意の位置に菱形及び三角形を組み合わせた凹部を有する 。5は前記凹部に嵌合した磁石で、あらかじめ磁石5の凹部内壁との接触面に、 接着材料の層6として両面接着テープを貼着する。両面接着テープの外面は紙片 固定具のデザインに応じて模様及び着色が施されている。
【0013】
【考案の効果】
本考案による紙片固定具は上記のような構成を採ったので、透明体でありなが ら磁石によって着脱することができ、使用者にとって違和感なく透明な製品とし て受け入れることができる。紙片固定具がメモ等の記述部分の上に重なって吸着 されても、透明体を介して記述の有無が分かり、伝言等を見落すおそれがなく、 実用性の優れた商品である。また、合成樹脂製透明体は無色透明な場合と色の付 いた透明体の場合とがあり、使用者の趣向に応じて高級感又は清涼感の備わった 商品を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案による紙片固定具の実施例を示し
た斜視図である。
【図2】図1の拡大断面図。
【図3】(A)は他実施例を示した背面図、(B)は同
断面図である。
【図4】図3(A)(B)の使用状態を示した説明図で
ある。
【図5】他実施例を示したもので、(A)は使用状態の
斜視図、(B)は拡大背面図、(C)は拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アクリル樹脂製透明体 2 磁石 3 接着剤層 4 アクリル樹脂製透明体 5 磁石 6 接着材料の層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製透明体に任意の数設けた極小
    の凹部と、この凹部に嵌合した磁石とを、あらかじめ着
    色した接着材料の層により固定したことを特徴とする紙
    片固定具。
JP1997010336U 1997-10-15 1997-10-15 紙片固定具 Expired - Lifetime JP3048060U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009063790A1 (ja) * 2007-11-12 2009-05-22 Yoshikazu Aizawa 保持体の中に屈曲された押圧体を有するシートホルダー

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WO2009063790A1 (ja) * 2007-11-12 2009-05-22 Yoshikazu Aizawa 保持体の中に屈曲された押圧体を有するシートホルダー

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