JP3048027B2 - トンネル用移動式型枠装置及びその型枠の位置決め方法 - Google Patents

トンネル用移動式型枠装置及びその型枠の位置決め方法

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JP3048027B2
JP3048027B2 JP5240189A JP24018993A JP3048027B2 JP 3048027 B2 JP3048027 B2 JP 3048027B2 JP 5240189 A JP5240189 A JP 5240189A JP 24018993 A JP24018993 A JP 24018993A JP 3048027 B2 JP3048027 B2 JP 3048027B2
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雪久 稲川
毅 相崎
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岐阜工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トンネルのコンクリ
ート覆工に際して使用されるトンネル用移動式型枠装置
及びその型枠の位置決め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のトンネル用の移動式型枠装置に
おいては、トンネル内にフレームが走行移動可能に配設
され、そのフレーム上に型枠が支持されている。そし
て、トンネルのコンクリート覆工に際しては、フレーム
のトンネル長方向への走行移動により型枠をトンネル内
の所定位置に移動させた後、型枠の位置や姿勢を目測し
ながら、人力作業により型枠を位置決め配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この従来の
移動式型枠装置においては、型枠の位置決め作業が多大
な苦渋作業で、時間がかかるとともに、型枠を所定位置
に正確に位置決めすることができないという問題があっ
た。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。そして、そ
の目的とするところは、型枠の位置決め作業を短時間に
容易、かつ正確に行うことができる移動式型枠装置及び
その型枠の位置決め方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、トンネル内に、同トンネル
長方向へ走行移動可能に配設されたフレームと、そのフ
レーム上に支持され、成型位置と離型位置との間を移動
可能な型枠と、その型枠とフレームとの間に介在され、
型枠の成型位置を変更するために作動される作動機構
と、その型枠の位置または姿勢を検出する検出手段と、
その検出手段の検出結果に応じて前記作動機構を作動さ
せる制御手段とを備え、前記作動機構は、型枠を横方向
へ移動させるための第1のアクチュエータと、型枠を上
下方向へ移動させるための第2のアクチュエータとから
構成され、第1及び第2のアクチュエータは、それぞれ
型枠の前後に設けられ、それぞれ単独に動作され、検出
手段は、型枠の端面に配置された複数の反射板と、前記
型枠から離隔した位置に設けられ、かつ前記反射板に対
して位置計測のためにレーザ光を照射するレーザ計測器
とよりなる
【0006】
【0007】請求項の発明では、第2のアクチュエー
タは、左右一対であって、それぞれ単独に動作される
【0008】
【0009】請求項の発明では、検出手段は、請求項
1又は2において、前記反射板とレーザ計測器に代え
て、トンネル壁面の指標を指向するために型枠の端面に
縦横方向に移動可能に支持された移動台に支持された
針と、その指針の縦横方向の移動量を検出するための検
出器と、前記移動台に設けた受光板と、前記型枠から離
隔した位置に設けられ、かつ前記受光板にレーザ光を照
射するレーザ照射器とよりなる。
【0010】請求項の発明では、トンネル内に、同ト
ンネル長方向へ走行移動可能に配設されたフレーム上
に、型枠を成型位置と離型位置との間を移動可能に支持
してなるトンネル用移動式型枠装置において、フレーム
の走行移動により型枠をトンネル内のコンクリート覆工
位置の所定位置に移動させた後、検出手段を構成するト
ンネル壁面側に設けたレーザ計測器からレーザ光を型枠
の端面に配置された複数の反射板に照射することにより
型枠の位置または姿勢を検出し、その検出手段の検出結
果に応じて、型枠を位置決めする。
【0011】
【作用】上記のように構成された移動式型枠装置及びそ
の型枠の位置決め方法において、型枠をトンネルの所定
位置に位置決めする場合には、フレームの走行移動によ
り型枠がトンネル内を移動される。その後、検出手段
構成するレーザ計測器からレーザ光を型枠の端面に配置
された複数の反射板に照射することにより型枠の位置ま
たは姿勢が検出される。そして、この検出手段の検出結
果に応じて、制御手段により作動機構が作動されて、型
枠が所定位置に位置決め配置される。従って、型枠の位
置決め作業を、熟練を要することなく短時間に容易、か
つ正確に行うことができる
【0012】
【第1実施例】以下、この発明を具体化したトンネル用
の移動式型枠装置の第1実施例を、図1〜図11に基づ
いて詳細に説明する。
【0013】図1及び図2に示すように、トンネル1は
断面ほぼ半円形状に形成され、その底部を除く内周面に
は一次覆工のコンクリート壁2が形成されている。トン
ネル用移動式型枠装置3はトンネル1内に設置され、こ
のトンネル用移動式型枠装置3がトンネル1の長手方向
(トンネル長方向)に所定距離ずつ移動されながら、一
次覆工のコンクリート壁2の内周面に二次覆工のコンク
リート壁4が形成される。
【0014】図1〜図3に示すように、前記トンネル用
移動式型枠装置3における一対の走行用レール5はトン
ネル1の内底部に幅員方向に所定間隔をおいて平行に敷
設されている。各走行用レール5は、底部の自走用そり
部6と、その上面に延長配置された支持用レール部7と
から構成されている。一対のブラケット8,9はそり部
6の両端上面に突設され、それらの先端には取付金具1
0,11が回動可能に支持されている。
【0015】チェーン12は一端において一方の取付金
具10に取り付けられ、その他端がピン13を介して他
方の取付金具11に移動可能に取り付けられている。バ
ネ14はピン13上のバネ座金15と取付金具11との
間に介装され、このバネ14によりピン13が図3の右
方に移動付勢されて、チェーン12に対し緊張力が付与
される。
【0016】図1、図2及び図4に示すように、前記移
動式型枠装置3のフレーム16は走行用レール5のレー
ル部7上に複数の車輪17を介して走行移動可能に支持
されている。そして、前記走行用レール5の長さは、こ
のフレーム16の移動方向(トンネル長方向)の長さの
約2倍に設定されている。複数の支持用ジャッキ18は
フレーム16の両側下部に取り付け固定され、このジャ
ッキ18が伸長されることにより、フレーム16がレー
ル部7から持ち上げ支持される。
【0017】走行移動機構19は前記フレーム16の両
側に固設され、チェーン12を介して走行用レール5ま
たはフレーム16を走行移動させる。すなわち、ブラケ
ット20はフレーム16に取り付け固定され、このブラ
ケット20には駆動スプロケット21及び一対の案内ス
プロケット22が回転可能に支持されている。そして、
この駆動スプロケット21には案内スプロケット22を
介して前記チェーン12が掛装されている。
【0018】エンコーダ付きのモータ23は前記ブラケ
ット20上に装着され、このモータ23により減速装置
24を介して駆動スプロケット21が回転される。そし
て、前記支持用ジャッキ18の伸長により、フレーム1
6が走行用レール5のレール部7から持ち上げられた状
態で、駆動スプロケット21が図4の時計方向に回転さ
れたとき、チェーン12を介して走行用レール5に右方
への移動力が付与される。これにより、走行用レール5
がトンネル1の内底部に沿って、二次覆工コンクリート
壁4の既設位置から未設位置に自走移動される。
【0019】その後、支持用ジャッキ18の収縮によ
り、フレーム16が走行用レール5上に下降支持された
状態で、駆動スプロケット21が図4の反時計方向に回
転されたとき、チェーン12を介してフレーム16に右
方への移動力が付与される。これにより、フレーム16
が走行用レール5のレール部7上を、二次覆工コンクリ
ート壁4の既設位置から未設位置に走行移動される。
【0020】図1、図5及び図6に示すように、左右一
対の横移動装置27は前記フレーム16の両端上面にそ
れぞれ装設され、それらの上部には第2のアクチュエー
タとしての各一対の電動ジャッキ28が支持されてい
る。型枠29は電動ジャッキ28上に支持され、頂部の
天フォーム30と、その両端にヒンジ31を介して開閉
回動可能に取り付けられた一対の側フォーム32と、そ
れらの下端にヒンジ33を介して開閉回動可能に取り付
けられた一対のインバートフォーム34とから構成され
ている。
【0021】前記横移動装置27における一対の支持ベ
ース35はフレーム16上に所定間隔をおいて配設され
ている。一対の横送り台36は支持ベース35上に横移
動可能に支持され、それらの上面にはサドル37を介し
て電動ジャッキ28が装着されている。一対のボールス
クリュー38は支持ベース35に回転可能に支持され、
第1のアクチュエータとしてのモータ39により減速装
置40、カップリング41及び連結棒42を介して回転
される。このモータ39はエンコーダ(図示しない)を
有している。そして、このボールスクリュー38の回転
量に応じて、図示しないナットを介して横送り台36が
横方向に移動される。
【0022】前記電動ジャッキ28のジャッキ本体43
は取付板44を介して横送り台36のサドル37上に取
り付けられ、その可動体45上には型枠29の天フォー
ム30が支持されている。減速装置付きモータ46は取
付板44上に取り付けられ、カップリング47を介して
ジャッキ本体43に作動連結されている。このモータ4
6はエンコーダ(図示しない)を有している。そして、
このモータ46により可動体45が出没されたとき、型
枠29の天フォーム30が上下方向に移動される。
【0023】この実施例においては、前記横移動装置2
7及び電動ジャッキ28等により、型枠29を成型位置
を変更するために作動される作動機構が構成されてい
る。また、フレーム16の両端の第1,第2の各アクチ
ュエータ39,28はそれぞれ単独に動作される。
【0024】図1に示すように、複数の側フォーム用油
圧シリンダ50は前記フレーム16の両側と側フォーム
32との間にそれぞれ所定間隔おきで配設され、両端に
位置する一対の油圧シリンダ50には作動量を検出する
ためのエンコーダが設けられている。そして、これらの
油圧シリンダ50によって、側フォーム32がトンネル
1に二次覆工コンクリート壁4を成型するための成型位
置と、その二次覆工コンクリート壁4から離間した離型
位置とに開閉回動される。
【0025】複数のインバートフォーム用油圧シリンダ
51は前記フレーム16の両側とインバートフォーム3
4との間にそれぞれ所定間隔おきで配設され、両端に位
置する一対の油圧シリンダ51には作動量を検出するた
めのエンコーダが設けられている。そして、これらの油
圧シリンダ51によって、インバートフォーム34がト
ンネル1に二次覆工コンクリート壁4を成型するための
成型位置と、その二次覆工コンクリート壁4から離間し
た離型位置とに開閉回動される。
【0026】図1、図2及び図7に示すように、複数の
天フォーム用センサ52は前記天フォーム30の進行方
向の後方側の外周縁に、ブラケット53を介して所定間
隔おきで取り付けられ、二次覆工コンクリート壁4との
間の距離を静電容量の多寡で検出する静電容量形近接ス
イッチから構成されている。接触板54は天フォーム用
センサ52の近傍において、ブラケット53上にバネ5
5を介して配設されている。
【0027】そして、天フォーム30が前記横移動装置
27及び電動ジャッキ28により、二次覆工コンクリー
ト壁4を成型するための成型位置に移動配置されたと
き、このセンサ52が既設の二次覆工コンクリート壁4
に所定間隔をおいて対向配置されて、天フォーム30の
位置信号が出力される。このとき、接触板54が二次覆
工コンクリート壁4に緩衝的に接触して、コンクリート
壁4にクラックが発生するのが防止される。
【0028】図1及び図8に示すように、各一対の側フ
ォーム用センサ56及びインバートフォーム用センサ5
7は、前記側フォーム32及びインバートフォーム34
の進行方向の後方側の外周縁に配設されている。これら
のセンサ56,57は、ブラケット58上に取り付けら
れた検出コイル59と、そのコイル59内に移動可能に
挿通支持されたコア60と、そのコア60の先端に取り
付けられた接触体61とから構成されている。
【0029】そして、側フォーム32及びインバートフ
ォーム34が前記油圧シリンダ50,51により、二次
覆工コンクリート壁4を成型するための成型位置に移動
配置されたとき、このセンサ56,57の接触体61が
既設の二次覆工コンクリート壁4に接触する。これによ
り、センサ56,57のコア60が移動されて、検出コ
イル59から側フォーム32またはインバートフォーム
34の位置検出信号が出力される。
【0030】図1、図2及び図9に示すように、3つの
反射板64は前記天フォーム30の進行方向の後端面に
所定間隔をおいて配設されている。レーザ計測器65は
既設の二次覆工コンクリート壁4の内頂面に装設され、
各反射板64にレーザ光を照射するとともに、各反射板
64からの反射光を受光するようになっている。そし
て、このレーザ計測器65において、反射光の受光に基
づき三次元座標計測により、天フォーム30の位置また
は姿勢が検出されるようになっている。この各反射板6
4及びレーザ計測器65により検出手段が構成されてい
る。
【0031】次に、前記のように構成された移動式型枠
装置の制御回路について説明する。図10に示すよう
に、制御手段としての制御装置68はマイクロコンピュ
ータからなり、装置全体の動作を制御するためのプログ
ラムや、天フォーム30の位置データ等を記憶してい
る。
【0032】この制御装置68の入力側には、前記レー
ザ計測器65よりなる天フォーム用位置検出装置、天フ
ォーム用間隔センサ52、側フォーム及びインバートフ
ォーム用間隔センサ56,57、前記各モータ23,3
9,46等に組み込まれたエンコーダ等のセンサ69、
及び操作パネル70が接続されている。また、制御装置
68の出力側には、天フォーム横移動用モータ39、電
動ジャッキ用モータ46、側フォーム及びインバートフ
ォーム用油圧シリンダの切換バルブ71、及びレール等
の移動用モータ23が、駆動回路72〜75を介して接
続されている。
【0033】そして、前記制御装置68は、フレーム1
6の走行移動により型枠29をトンネル1内の二次覆工
コンクリート壁4の覆工位置に移動させた後、レーザ計
測器65により型枠29の天フォーム30の位置及び姿
勢を検出させる。そして、制御装置68は、このレーザ
計測器65からの検出結果に応じて、横移動装置27の
モータ39及び電動ジャッキ28のモータ46を単独
で、あるいは複数駆動させ、天フォーム30の一端側あ
るいは両端側を横方向、縦方向、あるいは斜め方向に移
動させて、二次覆工コンクリート壁4を成型するための
所定の成型位置に配置する。
【0034】次に、前記のように構成された移動式型枠
装置3を使用して、トンネル1の一次覆工コンクリート
壁2の内面に二次覆工コンクリート壁4を順に形成して
いく場合の動作を、図11に従って説明する。
【0035】さて、図11(a)に示すように、トンネ
ル1内の所定覆工位置に形成された二次覆工コンクリー
ト壁4の養生が完了すると、油圧シリンダ50,51に
より、型枠29の側フォーム32及びインバートフォー
ム34が二次覆工コンクリート壁4から離間した離型位
置に回動される。この状態で、操作パネル70上の図示
しないスイッチをオンすると、図11(b)に示すよう
に、電動ジャッキ28が設定ストロークだけ収縮され
て、型枠29の天フォーム30が二次覆工コンクリート
壁4から離間した離型位置に下降される。
【0036】その後、支持用ジャッキ18及び走行移動
機構19の協働により、走行用レール5及びフレーム1
6が二次覆工コンクリート壁4の既設位置から未設位置
に走行移動される。このとき、走行用レール5やフレー
ム6の走行移動誤差に起因して、図11(c)に示すよ
うに、型枠29には既設の二次覆工コンクリート壁4に
対して、姿勢の傾きが生じるとともに、横方向、上下方
向またはトンネル長方向への位置ずれあるいは姿勢ずれ
が生じる場合がある。
【0037】そこで、図9に示すように、レーザ計測器
65から天フォーム30上の各反射板64にレーザ光が
照射されるとともに、各反射板64からの反射光がレー
ザ計測器65に受光されて、その反射光に基づき三次元
座標計測により、天フォーム30の位置ずれまたは姿勢
ずれが検出される。そして、この検出結果に応じて、図
11(d)(e)に示すように、複数の電動ジャッキ2
8が各別に作動され、型枠29の天フォーム30が、最
低レベル側を基準にして最高レベル側を下降させるよう
に姿勢変更される。これにより、天フォーム30は二次
覆工コンクリート壁4の覆工位置において水平な状態に
配置される。
【0038】次に、図11(f)に示すように、制御装
置68により横移動装置27が作動され、天フォーム3
0が横方向に移動修正されて、既設の二次覆工コンクリ
ート壁4と合致した位置に配置される。
【0039】また、図11(g)に示すように、前記の
検出結果に応じて制御装置68により、電動ジャッキ2
8が作動され、天フォーム30が上下方向に移動修正さ
れて、既設の二次覆工コンクリート壁4と合致した位置
に配置される。
【0040】また、図示はしないが、型枠がトンネル長
方向においてずれている場合、すなわちトンネル長方向
において前部側と後部との高さが相違して傾斜している
場合には、その前部側と後部側との各アクチュエータの
動作量を相違させる。
【0041】以上の動作によって、図11(h)に示す
ように、型枠29の天フォーム30は、二次覆工コンク
リート壁4を成型するための所定の成型位置に正しく位
置決め配置される。その後、油圧シリンダ50,51に
より、型枠29の側フォーム32及びインバートフォー
ム34が、二次覆工コンクリート壁4を成型するための
所定の成型位置に回動配置される。この状態で、型枠2
9と一次覆工コンクリート2との間にコンクリートが打
設されて、二次覆工コンクリート壁4が成型される。
【0042】このように、この実施例の移動式型枠装置
においては、レーザ計測器65及び反射板64により型
枠29の天フォーム30の位置が検出され、その検出結
果に応じて、制御装置68により横移動装置27及び電
動ジャッキ28が作動されて、天フォーム30が所定位
置に位置決めされるようになっている。このため、型枠
の位置を目測しながら手動操作により位置修正を行って
いた従来構成とは異なり、型枠29の位置決め作業を短
時間に容易に行うことができるとともに、型枠29を所
定位置に正確に位置決めすることができる。
【0043】
【第2実施例】次に、この発明を具体化したトンネル用
の移動式型枠装置の第2実施例を、図12及び図13に
基づいて説明する。
【0044】さて、この第2実施例においては、トンネ
ル1が断面円形状に形成され、その内周面の全体に亘っ
て一次覆工のコンクリート壁2が形成されている。移動
式型枠装置3のフレーム16は走行用レールを使用する
ことなく、一次覆工コンクリート壁2の内底部に車輪1
7を介して走行移動可能に配設され、図示しないモータ
等により自走移動されるようになっている。
【0045】型枠29は頂部の天フォーム30と、一対
の側フォーム32と、一対のインバートフォーム34と
に分割して構成され、一次覆工コンクリート壁2の内周
面全体に亘って二次覆工コンクリート4を成型できるよ
うになってる。側フォーム32を成型位置と離型位置と
に開閉回動させるための側フォーム用油圧シリンダ50
は、フレーム16と側フォーム32との間に配設されて
いる。インバートフォーム34を成型位置と離型位置と
に開閉回動させるためのインバートフォーム用油圧シリ
ンダ51は、インバートフレーム34とそれに対向する
側フォーム32との間に配設されている。
【0046】また、図示しないが、この第2実施例にお
いても、前述した第1実施例と同様に、レーザ計測器6
5や反射板64よりなる検出装置、及び制御装置68等
が設けられている。そして、第1実施例の場合と同様
に、レーザ計測器65及び反射板64により型枠29の
天フォーム30の位置が検出され、その検出結果に応じ
て、制御装置68により横移動装置27及び電動ジャッ
キ28が作動されて、天フォーム30が所定位置に位置
決めされるようになっている。
【0047】
【第3実施例】次に、この発明を具体化したトンネル用
の移動式型枠装置の第3実施例を、図14〜図17に基
づいて説明する。
【0048】さて、この第3実施例は、型枠29の天フ
ォーム30の位置を検出するための検出装置において、
前述した第1実施例と相違しているが、他の構成につい
ては第1実施例と同様である。
【0049】すなわち、この第3実施例においては、天
フォーム30の進行方向の前後両面に検出装置81,8
2が設けられている。そこで、この検出装置81,82
について詳述すると、一対の検出テーブル83は天フォ
ーム30の進行方向の前後両面に固定され、その表面に
は上下方向へ平行に延びる一対の縦レール84が敷設さ
れている。
【0050】水平方向に延びる横レール85は前記縦レ
ール84に上下動可能に支持され、この横レール85上
には移動台86が横移動可能に支持されている。横方向
位置検出器87は横レール85上に装設され、その検出
ロッド88が移動台86に連結されている。縦方向位置
検出器89は一方の縦レール84上に装設され、その検
出ロッド90が横レール85に連結されている。
【0051】指針としての調整棒91は前記天フォーム
30の進行方向の後面側に位置する検出装置82上の移
動台86に突設され、この調整棒91と対応するよう
に、既設の二次覆工コンクリート4の内頂部には指標9
2が埋設される。受光板93は天フォーム30の進行方
向の前面側に位置する検出装置81上の移動台86に取
り付けられ、この受光板93にレーザ光を照射するよう
に、一次覆工コンクリート2の内頂部にはレーザ照射器
94が配設されている。
【0052】そして、この第3実施例においても、前述
した第1実施例の場合と同様に、フレーム16が二次覆
工コンクリート壁4の既設位置から未設位置に走行移動
された後、検出装置81,82により、型枠29の天フ
ォーム30の位置が検出される。すなわち、天フォーム
30の進行方向の後面側の検出装置82において、移動
台86を横レール85及び縦レール84に沿って横方向
及び縦方向に移動させ、調整棒91を指標92に合致さ
せる。それにより、移動台86の移動量に応じて、横方
向位置検出器87及び縦方向位置検出器89から、天フ
ォーム30の進行方向の後方側の位置検出信号が出力さ
れる。
【0053】また、天フォーム30の進行方向の前面側
の検出装置81において、レーザ照射器94から検出装
置81に向けてレーザ光を照射する。そして、移動台8
6を横レール85及び縦レール84に沿って横方向及び
縦方向に移動させ、レーザ照射器94からのレーザ光を
受光板93上の所定焦点位置に受光させる。それによ
り、移動台86の移動量に応じて、横方向位置検出器8
7及び縦方向位置検出器89から、天フォーム30の進
行方向の前方側の位置検出信号が出力される。
【0054】その後、前述した第1実施例の場合と同様
に、検出装置81,82からの位置検出信号に基づい
て、横移動装置27及び電動ジャッキ28が作動され、
天フォーム30が横方向及び縦方向に移動修正されて所
定位置に位置決めされる。
【0055】ただし、この第3実施例においては、図示
しない水準儀等の傾斜計を使用して、水平面に対する型
枠29の天フォーム30の傾きが計測される。そして、
この計測結果に基づいて、複数の電動ジャッキ28が各
別に作動され、図11(d)に示すように、型枠29の
天フォーム30が、最低レベル側を基準にして最高レベ
ル側を下降させるように姿勢変更される。これにより、
天フォーム30は二次覆工コンクリート壁4の覆工位置
において水平な状態に配置される。他の位置または姿勢
の修正は第1実施例と同様である。
【0056】従って、この第3実施例においても、前述
した第1実施例と同様に、型枠29の位置決め作業を短
時間に容易に行うことができるとともに、型枠29を所
定位置に正確に位置決めすることができる。
【0057】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で、次のように任意に変更して具体化することも可能
である。
【0058】(1) 各アクチュエータをシリンダ、リ
ニアモータ等の他の手段に変更すること。 (2) 移動式型枠装置3の動作を制御するための操作
パネル70のほかに、リモート操作装置を設け、このリ
モート操作装置によって、移動式型枠装置3を遠隔操作
できるように構成すること。例えば、トンネル内にテレ
ビカメラを設けるとともに、制御信号を受信して、各ア
クチュエータに動作信号を出力するための受信機をフレ
ーム16に設け、トンネル外にはテレビカメラによって
撮影された画像を表示するためのモニタと、制御信号を
送信するための送信機とを設けること。このように構成
すれば、作業がより容易となる。
【0059】(3)実施例1又は2において、レーザを
常に照射して移動式型枠装置の位置測定をリアルタイム
に行い、その測定データに基づいて同移動式型枠装置の
姿勢制御を走行中に行うように構成すること。
【0060】これにより、トンネル内における移動式型
枠装置の走行面が極端に悪路で、同移動式型枠装置が走
行中に既設のコンクリート壁やトンネル内面等に接触す
るおそれがある場合、前記移動式型枠装置の走行中の姿
勢制御によりその接触を防止することができる。また、
位置測定をリアルタイムに行うことにより、上記実施例
で行っていたモータ23が有するエンコーダによる移動
式型枠装置の移動量の測定をレーザにより正確に行うこ
とができる。
【0061】(4) 図7に示す静電容量スイッチ52
の代わりに、他の種類のスイッチ、例えばコンクリート
壁4に接触して、接触圧の多寡により天フォーム30の
位置を検出する圧力スイッチ使用すること。
【0062】(5) 図8に示す接触型センサ56,5
7の代わりに、他の種類のセンサ、例えば非接触型セン
サを用いること。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明において
は、型枠の位置決め作業を短時間に容易に行うことがで
きるとともに、型枠を所定位置に正確に位置決めするこ
とができるという効果を発揮する。
【0064】また、この発明においては、型枠の位置ま
たは姿勢のずれをレーザ光を用いて検出するため、その
検出が特に正確である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化したトンネル用の移動式型枠
装置の第1実施例を示す側横断面図である。
【図2】同じく移動式型枠装置の部分正断面図である。
【図3】その移動式型枠装置における走行用レールを部
分的に断面にして示す拡大正面図である。
【図4】同じく移動式型枠装置のフレーム及び走行用レ
ールを走行移動させるための走行移動機構を拡大して示
す部分正面図である。
【図5】型枠の天フォームを横方向に移動させるための
横移動装置を示す部分正面図である。
【図6】同じく型枠の天フォームを昇降させるための電
動ジャッキを部分的に断面にして示す拡大正面図であ
る。
【図7】型枠の天フォームの成型位置を規制するための
センサ部分を拡大して示す部分断面図である。
【図8】型枠の側フォーム及びインバートフォームの成
型位置を規制するためのセンサ部分を拡大して示す部分
断面図である。
【図9】型枠の天フォームの位置を測定する方法を示す
概略斜視図である。
【図10】移動式型枠装置の制御回路を示すブロック図
である。
【図11】同じく移動式型枠装置の動作を順に示す説明
図である。
【図12】この発明を具体化したトンネル用の移動式型
枠装置の第2実施例を示す側横断面図である。
【図13】その移動式型枠装置の部分正断面図である。
【図14】この発明を具体化したトンネル用の移動式型
枠装置の第3実施例を示す側横断面図である。
【図15】その移動式型枠装置の部分正断面図である。
【図16】型枠の天フォームの位置を測定する方法を示
す概略斜視図である。
【図17】その測定装置の一部を拡大して示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1…トンネル、3…移動式型枠装置、4…二次覆工のコ
ンクリート壁、5…走行用レール、12…チェーン、1
6…フレーム、19…走行移動機構、27…横移動装
置、28…第2のアクチュエータを構成する電動ジャッ
キ、29…型枠、30…天フォーム、32…側フォー
ム、34…インバートフォーム、39・・・第1のアク
チュエータとしてのモータ、64…検出手段としての検
出装置を構成する反射板、65…検出手段としての検出
装置を構成するレーザ計測器、68…制御手段としての
制御装置、81…検出手段としての検出装置、82…検
出手段としての検出装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/10 E04G 11/34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル内に、同トンネル長方向へ走行
    移動可能に配設されたフレームと、 そのフレーム上に支持され、成型位置と離型位置との間
    を移動可能な型枠と、 その型枠とフレームとの間に介在され、型枠の成型位置
    を変更するために作動される作動機構と、 その型枠の位置または姿勢を検出する検出手段と、 その検出手段の検出結果に応じて前記作動機構を作動さ
    せる制御手段とを備え 前記作動機構は、型枠を横方向へ移動させるための第1
    のアクチュエータと、型枠を上下方向へ移動させるため
    の第2のアクチュエータとから構成され、 第1及び第2のアクチュエータは、それぞれ型枠の前後
    に設けられ、それぞれ単独に動作され、 検出手段は、型枠の端面に配置された複数の反射板と、
    前記型枠から離隔した位置に設けられ、かつ前記反射板
    に対して位置計測のためにレーザ光を照射するレーザ計
    測器とよりなる ことを特徴とするトンネル用移動式型枠
    装置。
  2. 【請求項2】 第2のアクチュエータは、左右一対であ
    って、それぞれ単独に動作されることを特徴とした請求
    項1に記載のトンネル用移動式型枠装置。
  3. 【請求項3】 検出手段は、前記反射板とレーザ計測器
    に代えて、トンネル壁面の指標を指向するために型枠の
    端面に縦横方向に移動可能に支持された移動台に支持さ
    れた指針と、その指針の縦横方向の移動量を検出するた
    めの検出器と、前記移動台に設けた受光板と、前記型枠
    から離隔した位置に設けられ、かつ前記受光板にレーザ
    光を照射するレーザ照射器とよりなることを特徴とした
    請求項1又は2に記載のトンネル用移動式型枠装置。
  4. 【請求項4】 トンネル内に、同トンネル長方向へ走行
    移動可能に配設されたフレーム上に、型枠を成型位置と
    離型位置との間を移動可能に支持してなるトンネル用移
    動式型枠装置において、 フレームの走行移動により型枠をトンネル内のコンクリ
    ート覆工位置の所定位置に移動させた後、検出手段を構
    成するレーザ計測器からレーザ光を型枠の端面 に配置さ
    れた複数の反射板に照射することにより型枠の位置また
    は姿勢を検出し、その検出手段の検出結果に応じて、型
    枠を位置決めすることを特徴としたトンネル用移動式型
    枠装置における型枠の位置決め方法。
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