JP3048014B2 - デジタル計装システムの警報装置 - Google Patents

デジタル計装システムの警報装置

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JP3048014B2
JP3048014B2 JP3272331A JP27233191A JP3048014B2 JP 3048014 B2 JP3048014 B2 JP 3048014B2 JP 3272331 A JP3272331 A JP 3272331A JP 27233191 A JP27233191 A JP 27233191A JP 3048014 B2 JP3048014 B2 JP 3048014B2
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金子  豊
雅一 中村
裕 山岸
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル計装システムの
警報装置に係り、特にシステム中に警報要因が発生した
時にオペレータに警報を音を使って知らせる警報装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル計装システムの警報装置におい
ては、システム及びプロセスで発生する警報をオペレー
タに報知するために、警報を分類しそれぞれの分類に対
応した警報音を出力する機能を備えている。この時の警
報音発生装置としてはブザー,ベルなどを用い、音量又
は音の出力間隔を変化させることで、警報の種類の識別
を行うことが一般的である。この種の装置としては、特
開平2−12400号「警報音設定装置」,特開平2−254597
号「異常報知装置」などが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル計装シ
ステムでは、種々の警報が発生した場合、警報の発生を
警報音によってオペレータに知らせ、オペレータは警報
音を聞き分けることで警報内容の識別を行っていた。し
かし、従来の警報装置ではオペレータによる警報内容の
識別が難しく、警報発生要因をただちに判別することが
出来なかった。
【0004】本発明の目的は、警報要因に応じて警報音
の音色やリズムを変化させ、オペレータが容易に警報内
容を識別できるデジタル計装システムの警報装置を提供
することに有る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデジタル計
装システムの警報装置では、周波数変調方式により警報
音信号を発生させる警報音信号発生装置と、検出された
警報状態を、その警報要因に基づいて分類する第1の警
報状態分類手段と、前記第1の警報状態分類手段により
分類された警報状態を前記各警報要因に予め設定された
重要度に応じて分類する第2の警報状態分類手段と、前
記各警報要因に割り当てられた相互に異なる音色と、前
記重要度毎に割り当てられた相互に異なる音の高さ及び
リズムとの組み合わせを記憶する記憶部と、警報状態が
複数発生した場合、当該複数の警報状態の重要度を比較
し、出力すべき1の警報状態を判定する判定手段を設
け、判定結果の警報状態に対応する警報音を前記記憶部
より読み出し出力するように構成する。
【0006】好ましくは、前記の構成において、警報音
を和音とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】警報状態が検出されると、第一の警報状態分類
手段により警報要因に基づいて分類され、さらに第二の
警報状態分類手段により予め設定された重要度に応じて
分類される。そして、警報状態の警報要因に基づいて警
報音の音色が決定し、重要度に基づいて警報音の音の高
さ及びリズムが決定し、警報音が一つに定まる。また、
警報状態の判定手段は、警報状態が複数発生した場合
に、警報状態の重要度を比較し、出力すべき1の警報状
態を決定する。そして、警報音信号発生装置は楽譜デー
タベースを参照しつつ警報音を発生する。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0011】図1は本発明に係るオペレータズコンソー
ルの警報装置に関する部分の構成を示すブロック図であ
る。1は警報分類表であり、発生した警報を分類する第
1の分類表とそれをさらに詳細に分類する第2の分類表
とから成る。2は音色対応表であり、警報分類表1の第
1の分類と音色を対応付け、第2の分類により楽譜を決
定するものである。4は警報音データであり、音色対応
表2で決定された楽譜をコード化したものと、警報が重
警報か軽警報かを判別するためのフラグから構成され
る。5は重警報/軽警報判定手段、6は警報音データ4
を一時的に格納しておくためのレジスタ、70は警報音
信号発生装置である。20は楽譜データベースであり、
警報音信号発生装置70から参照される。8は増幅器、
9はスピーカである。50はキーボードであり、本発明
のオペレータズコンソールを操作するための種々のキー
が配置されている。
【0012】このような装置構成において、警報30が
発生すると警報30は警報分類表1により分類される。
本実施例では第1の分類で3つに、第2の分類でそれら
をさらに2つに分けている。第1の分類は、通報,シス
テム警報及びプロセス警報に分類する。通報はたとえば
オペレータの操作用ガイダンスをオペレータズコンソー
ルのモニタ(図示しない)に表示したとき同時に発生す
る。第2の分類は、オペレータに何か操作を要求すると
きは分類を通報−1とし、単なる通報のときは分類を通
報−2とする。システム警報はコントローラ,オペレー
タズコンソールなど制御装置内部で生じた異常、例えば
補助記憶装置のアクセスエラーなどに対して発生する。
第2の分類ではこれを重故障と軽故障の2つのレベルに
分ける。プロセス警報はプロセス側で生じる異常、例え
ば反応槽の温度があるレベルを超えて上昇したなどのと
きに発生する。第2の分類ではこれを重故障と軽故障の
2つのレベルに分ける。
【0013】このように分類された後、第1の分類は音
色対応表2により警報音の音色と対応付けられる。音色
にはチャイム音,ベル音,ブザー音−1及びブザー音−
2の4つが有り、通報にはチャイム音,システム警報に
はベル音,プロセス警報にはブザー音−1がそれぞれ対
応している。ブザー音−2は予備用であり警報30とは
対応していない。さらに音色対応表2の下部では、警報
分類表1の第2分類に従い警報音を決定している。音色
対応表2には警報音に対応する楽譜を参照するために、
AからHの8種の楽譜コードが格納されている。
【0014】警報音データ4は音色対応表2で決定され
た楽譜コードと重警報/軽警報を判別するためのフラグ
から構成される。警報音データ4は一旦重警報/軽警報
判定手段5に入力される。重警報/軽警報判定手段5は
警報音データ4を内部にスプールし、それらのうちの重
故障に係る警報の楽譜コードを優先的にレジスタ6へ出
力する。警報音信号発生装置70は、レジスタ6の情報
を入力して楽譜コードを判別し、楽譜データベース20
から音声発生に必要な諸データを参照し、音声信号を増
幅器8に出力する。増幅器8はスピーカ9を鳴動させ警
報音が出力される。
【0015】警報音の出力解除は、オペレータがキーボ
ード50を操作しレジスタ6をリセットすることで行わ
れる。レジスタ6がリセットされても重警報/軽警報判
定手段5内に警報音データ4が残っていれば、続いてレ
ジスタ6へ楽譜コードが出力され、別の要因に基づく警
報音が出力される。
【0016】次に警報音信号発生装置70の動作を詳細
に説明する。図2は警報音信号発生装置70の動作原理
を示す図である。警報音信号発生装置70はモジュレー
タ71及びキャリア72から構成され、周波数変調方式
によって音声信号を発生する。楽譜データベース20は
音の高さとリズムから定義される楽譜と、音色と音量を
特徴付けるエンベロープ曲線の組によって構成され、楽
譜AからHの8曲分のデータが格納されている。楽譜は
モジュレータ71の入力となり、楽譜とモジュレータ7
1の出力がキャリア72の入力となり、キャリア72の
出力がすなわち警報音信号である。エンベロープ曲線は
モジュレータ71,キャリア72に入力され、それぞれ
音色,音量に変化を与える。
【0017】エンベロープ曲線の構成を図3に示す。横
軸は時間の経過を、縦軸はレベルを示す。エンベロープ
曲線は立上り、第1の減衰,第2の減衰及び第3の減衰
からなる。例えば時刻T0をピアノの鍵盤を押さえた瞬
間、時刻T1を鍵盤から手を離した時とすると、立上り
は音の立上りを強調する効果を、第1及び第2の減衰は
発音時から音が減衰していく効果を、第3の減衰は鍵盤
から手を離した後徐々に音が消えていく効果を定める。
【0018】次に、楽譜データベース20の楽譜につい
て具体例を図4から図11に示す。図4から図11は音
色対応表2の楽譜AからHにそれぞれ対応している。音
色対応表2に従えば、楽譜Aは通報−1に、楽譜Bは通
報−2に、楽譜Cはシステムの重警報に、楽譜Dはシス
テムの軽警報に、楽譜Eはプロセスの重警報に、楽譜F
はプロセスの軽警報に対応している。本実施例では、重
警報は連続的に鳴動させ、軽警報は間歇的に鳴動させる
ようにしている。これにより、重警報についてはオペレ
ータの迅速な対応を促すようにしている。また、軽警報
の間歇動作の一回をタイミングと音の高さをずらした2
音以上から構成し、より後の音は前の音より高くするよ
うにしている。これにより重警報と軽警報の識別をより
明確にしている。
【0019】さらに、本実施例では、キーボード50を
操作することにより音色対応表2の構成を変えることを
可能にしている。例えばプロセス警報にはブザー音−2
を対応させたとすると、新しい音色対応表は図12のよ
うになる。プロセスの重警報には楽譜Gが、プロセスの
軽警報には楽譜Hが対応する。このような構成によりオ
ペレータの操作により、警報要因と警報音の音色の対応
付けを任意に設定することが可能になる。
【0020】以上説明したように、本発明の実施例によ
れば、警報要因に応じて警報音の音色やリズムを変化さ
せてオペレータが容易に警報内容を識別することが可能
になる。
【0021】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の警報
装置では警報状態に応じて警報音の音色・音の高さ・リ
ズムが夫々異なるため、オペレータは発せられる警報音
が如何なる警報状態に対応するか容易に識別することが
可能となり、また、オペレータは警報状態と警報音の1
対1の対応関係をすべて記憶する必要がなく、各警報状
態に対応した音色と、重要度に対応した音の高さ及びリ
ズムとを記憶するのみですべての警報状態を理解するこ
とが可能となる。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】オペレータズコンソールの警報装置の構成図。
【図2】音声信号発生装置の動作原理を示す図。
【図3】エンベロープ曲線の構成を示す図。
【図4】楽譜A。
【図5】楽譜B。
【図6】楽譜C。
【図7】楽譜D。
【図8】楽譜E。
【図9】楽譜F。
【図10】楽譜G。
【図11】楽譜H。
【図12】音色対応表の別の構成を示す図。
【符号の説明】
1…警報分類表、2…音色対応表、4…警報音データ、
5…重警報/軽警報判定手段、6…レジスタ、70…音
声信号発生装置、8…増幅器、9…スピーカ、20…楽
譜データベース、71…モジュレータ、72…キャリ
ア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 裕 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社 日立製作所内 (56)参考文献 特開 昭57−86991(JP,A) 実開 昭61−147494(JP,U) 実開 昭61−65596(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 23/00 - 31/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発生した警報状態を検出し、対応する警報
    音を出力するデジタル計装システムの警報装置であっ
    て、検出された警報状態を、その警報要因に基づいて
    類する第一の警報状態分類手段と、前記第一の警報状態
    分類手段により分類された警報状態を前記各警報要因に
    予め設定された重要度に応じて分類する第二の警報状態
    分類手段と、前記各警報要因に割り当てられた相互に異
    なる音色と、前記重要度毎に割り当てられた相互に異な
    る音の高さ及びリズムとの組み合わせを記憶する記憶部
    と、警報状態が複数発生した場合、当該複数の警報状態
    の重要度を比較し、出力すべき1の警報状態を判定する
    判定手段を設け、判定結果の警報状態に対応する警報音
    を前記記憶部より読み出し出力することを特徴とするデ
    ジタル計装システムの警報装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデジタル計装システムの警
    報装置において、警報音が和音である ことを特徴とするデジタル計装シス
    テムの警報装置。
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