JP3047887B2 - コンバイン等のキャビン - Google Patents

コンバイン等のキャビン

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JP3047887B2
JP3047887B2 JP10139378A JP13937898A JP3047887B2 JP 3047887 B2 JP3047887 B2 JP 3047887B2 JP 10139378 A JP10139378 A JP 10139378A JP 13937898 A JP13937898 A JP 13937898A JP 3047887 B2 JP3047887 B2 JP 3047887B2
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JP
Japan
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cabin
space
cockpit
ceiling
combine
Prior art date
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Application number
JP10139378A
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JPH10278853A (ja
Inventor
理一 越智
昌一 山本
敏克 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
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Publication date
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインやトラ
クタ等のキャビンに係るものである。
【0002】
【従来の技術】コンバインやトラクタ等の操縦席を内装
するキャビン内には、冷暖房機等の空調機器やラジオ等
が内装されて快適な環境としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このキャビン内から四
方が見渡せるように構成されているから空調機器は天井
部に内装されるが、車体の全高が高すぎると納屋や倉庫
などに収納する場合に不便であり、また、コンバイン作
業においては、操縦者が立ち姿勢となって前方の穀稈を
見ながら操縦を行う場合、運転者の頭が当る等、立ち姿
勢に支障を生じることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講じた。すなわ
ち、操縦席1を内装するキャビン2の天井部3の後側部
で且つ屋根との間にク−ラ−ユニット4を内装し、該ク
−ラ−ユニット4の前方における天井部3を上方へ凹ま
せて空間部5を形成し、該空間部5の後端を操縦席1の
前端を通る垂線Sよりも前方に位置してなるコンバイン
等のキャビンとした。
【0005】
【発明の効果】キャビン2の天井部3の後側部で且つ屋
根との間にク−ラ−ユニット4を内装しているものであ
るから、天井部3の前側部を活用出来る。そして、ク−
ラ−ユニット4の前方におけるキャビン2の天井部3を
上方へ凹ませて空間部5を形成しているものであるか
ら、キャビン内の上部の空間部を大きくできるので、キ
ャビン内での運転者の作業性を高め得る。
【0006】しかも、このキャビンの上部の空間部5
は、屋根11を上方に回動しなくて確保できるので、キ
ャビンの構成が簡単になる。さらに、空間部5の後端を
操縦席1の前端を通る垂線Sよりも前方に位置している
ので、運転者が斜めの立ち姿勢になったときに、運転者
の頭部付近に空間部5が位置することができるので、運
転者の動きが楽になる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例をコンバイン
に利用したものを例に説明する。コンバインは左右走行
装置6を有した車台7上に脱穀装置8を搭載し、前部に
刈取装置9を設け、該車台7上の一側前部に操縦席1を
内装するキャビン2等を設けた構成としている。
【0008】キャビン2の前部及び左右側部は内側から
外部が見通せるようにガラスなどの透明体で覆われた構
成としている。該キャビン2に内装の操縦席1は、ばね
によって上方へ付勢されており、操縦者が腰掛ける腰掛
姿勢の位置と、操縦者が立ち姿勢になると上動して操縦
者がもたれる上動姿勢とに切り換えられる構成としてい
る。
【0009】また、キャビン2内の前部及び左右一側に
は、左右走行装置6を前後進に変速走行させる変速レバ
−や刈取装置9及び脱穀装置8への伝動を入り切りする
クラッチレバ−等を排設した操縦台10を設けている。
キャビン2内の操縦席1上方の天井部3には、屋根11
との間にこのキャビン2内を冷房するク−ラユニット4
が内装されており、この天井部下部の左右一側にはこの
ク−ラユニット4の操作部やラジオ等を設ける計器ユニ
ット12を設けている。
【0010】天井部3の前側端部に、この天井部3を上
方の屋根11側へ湾曲した空間部5を形成している。こ
の空間部5は、後端が前記操縦席1の前端を通る垂線S
よりも前方に位置し、操縦者が立ち姿勢となったときの
頭部が位置する所であって、内側に緩衝材13を設けて
いる。操縦者が立ち姿勢になると、刈取装置9の先端の
分草杆14の先端部が見通せるような関係位置となって
いる。15は穀稈引き起し装置である。
【0011】操縦席1に操縦者が腰掛けて、操縦部10
のクラッチレバ−を操作して刈取装置9及び脱穀装置8
へ動力伝動し、変速レバ−を操作して走行装置6へ伝動
すると穀稈の刈取脱穀作業が行われる。穀稈が倒伏して
いるときは、分草杆13の先端によるこの倒伏穀稈の分
草状態や引き起こし状態をみるために立ち姿勢となる
が、操縦者は、頭部が空間部5に位置するように前屈み
の姿勢で立ち上がることができる。
【0012】そして、操縦者が立ち姿勢になると、操縦
席1が上動するから、この操縦席1にもたれて前方下方
の分草杆14の先端部の穀稈を見ながら刈取作業を行う
ことができる。そして、キャビン2の天井部3の後側部
にク−ラ−ユニット4を内装しているものであるから、
天井部3の前側部を活用出来る。そして、ク−ラ−ユニ
ット4の前方におけるキャビン2の天井部3を上方へ凹
ませて空間部5を形成しているものであるから、キャビ
ン内の上部の空間部を大きくできるので、キャビン内で
の運転者の作業性を高め得る。しかも、このキャビンの
上部の空間部5は、屋根11を上方に回動しなくて確保
できるので、キャビンの構成が簡単になる。
【0013】さらに、空間部5の後端を操縦席1の前端
を通る垂線Sよりも前方に位置しているので、運転者が
斜めの立ち姿勢になったときに、運転者の頭部付近に空
間部5が位置することができるので、運転者の動きが楽
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図。
【図2】一部の正面図。
【符号の説明】
1 操縦席 2 キャビン 3 天井部 4 クラ−ユニット 5 空間部 11 屋根 S 垂線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−55213(JP,A) 特開 平2−208176(JP,A) 特開 平9−70218(JP,A) 実開 昭62−33915(JP,U) 実開 昭60−180684(JP,U) 実公 昭63−43189(JP,Y2) 実公 平3−53927(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦席1を内装するキャビン2の天井部
    3の後側部で且つ屋根との間にク−ラ−ユニット4を内
    装し、該ク−ラ−ユニット4の前方における天井部3を
    上方へ凹ませて空間部5を形成し、該空間部5の後端を
    操縦席1の前端を通る垂線Sよりも前方に位置してなる
    コンバイン等のキャビン。
JP10139378A 1998-05-21 1998-05-21 コンバイン等のキャビン Expired - Lifetime JP3047887B2 (ja)

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JPH10278853A JPH10278853A (ja) 1998-10-20
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