JP3047360B2 - 地下格納式立体駐車装置 - Google Patents

地下格納式立体駐車装置

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JP3047360B2
JP3047360B2 JP2236569A JP23656990A JP3047360B2 JP 3047360 B2 JP3047360 B2 JP 3047360B2 JP 2236569 A JP2236569 A JP 2236569A JP 23656990 A JP23656990 A JP 23656990A JP 3047360 B2 JP3047360 B2 JP 3047360B2
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正靖 亀川
洋一 白幡
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東急車輌製造株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地下格納式立体駐車装置、詳しくは三段駐
車装置に関するもので、特に地下格納部及び装置の構成
の単純化及び据付け作業の容易化を図り、屋内に設置し
た場合にも天井を高くする必要がなく、格納時には地表
面とフラットに構成できることを特徴とする。
〔従来の技術〕
従来、この種三段駐車装置としては、第7図に示され
ているように車の載置部、すなわちパレット(8a)(8
b)(8c)を三段に固定して構成し、それらを地下格納
部(P)の底面の略々四隅に起立させた固定柱(9)に
沿ってチェーンにより昇降させるものが提供されてい
る。
該装置は地下格納部(P)の底面の略々四隅部に設け
た固定柱(9)を基準としてすべての装置がセットされ
る。
そして、三段に構成された各パレット(8a)(8b)
(8c)及びそれらに載置された車輌(K)の荷重がすべ
て固定柱(9)にかかるため強固な固定柱(9)を使用
し、さらに該固定柱(9)が沈下あるいは傾斜等しない
よう基礎工事を堅牢とする必要があった。
例えば、上段パレット(8a)上に車輌(K)が載置さ
れた状態で下段パレット(8c)上の車輌(K)を出すた
め、三段に構成された各パレット(8a)(8b)(8c)を
上昇させる場合など、上方が非常に重い時、強い横風あ
るいは地震等の振動を受けても固定柱(9)上部が横揺
れ等せず、さらに固定柱基礎部が損傷等することがない
ような強度が要求されるものであり、地下格納部(P)
の底面部の工事に極めて手数と費用を要するものであっ
た。
また、下段パレット(8c)を上昇させた場合には、前
記各パレット(8a)(8b)(8c)が所定間隔を保ったま
ま上昇させられることになるため、屋内に設置する場合
には上段パレット(8a)が天井等に当たることがないよ
うに建物の天井を高く構成しなければならなかった。
さらに、前記各パレット(8a)(8b)(8c)をスプロ
ケット、チェーン等を介して昇降させる場合には通常、
吊り支点となるスプロケット等が地表面より高い位置に
設ける必要があるため、格納時に前記スプロケット等が
地表面に突出させられてフラットな地表面とすることが
困難であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記のごとき欠点を解決するために地下格
納部の構成を単純にするとともに、装置全体を下部昇降
装置、枠体及び上部昇降装置の三つのユニットの組合せ
で構成することにより単純化を図り、さらに部品点数を
少なくし、据付け作業の容易化を図り、屋内に設置した
場合にも特別に天井等を高くする必要がなく、さらに格
納時には地表面をフラットな形状にできる体裁のよい地
下格納式立体駐車装置を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記課題を解決するため、地下格納部の底
部と下段パレットの下面間に適数段X形状に止着され、
前記下段パレットを地表面部に到達させる伸縮自在の作
動杆と、前記下段パレットを上に車両格納空間をあけて
設けられた中段パレットと、該中段パレットと上段パレ
ット間にX形状に止着され、両パレット間に車両格納空
間を構成する伸縮自在の作動杆からなり、前記各部が前
記地下格納部に格納自在かつ前記上段パレットが地表面
と平らになる構成としたものである。
〔作 用〕
本発明になる地下格納式立体駐車装置は、地下格納部
(P)が掘削され、該地下格納部(P)内に、底部から
順次三つのユニット、すなわち、下段パレット(2b)を
有する下部昇降装置(1)、前記下段パレット(2b)上
に車両格納空間をあけて中段パレット(3a)を有する枠
体(2)及び上段パレット(3b)を有する上部昇降装置
(3)が積重ね状態に据付けられる。
そして、例えば車輌(K)の格納時には、前記下部昇
降装置(1)の作動杆(4)が昇降シリンダー(5)に
より伸長させられて下段パレット(2b)が地表面まで上
昇し、該下段パレット(2b)上に車輌(K)が乗入れら
れる。つぎに、前記下部昇降装置(1)が縮少させると
ともに、上部昇降装置(3)が伸長させられ、中段パレ
ット(3a)上に二台目が格納される。
さらに、前記下部昇降装置(1)、下段パレット(2
b)及び中段パレット(3a)が下降させられ、上段パレ
ット(3b)に三台目が乗り入れられる。
本発明では、下部昇降装置が地表面まで上昇した時、
上部昇降装置(3)を縮少させることができるため、屋
内設置の場合にも天井を特別高くする必要がない。
また、三台目乗り入れ時、あるいは装置の格納時に
は、上部昇降装置(3)の上段パレット(3b)の長手方
向の両端部が地下格納部(P)の上角部(10)に係合し
て地表面に突出しない平らになるため極めて体裁がよい
ものである。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面にもとづいて詳細に説
明する。
本発明になる地下格納式立体駐車装置の地下格納部
(P)は、適宜地表面を掘削して構成される。
そして、第1図に示されているように前記地下格納部
(P)内には底部から上方へ向けて三つのユニット、す
なわち、下部昇降装置(1)、枠体(2)及び上部昇降
装置(3)が順次連結されて構成した駐車装置が設置さ
れる。
前記下部昇降装置(1)は、第1図乃至第4図に示さ
れているように、基台部(1a)と支持板(1b)間がX形
状に止着した適数段の作動杆(4)で連結され、その間
が昇降シリンダー(5)を介して伸縮自在に構成され、
前記支持板(1b)上に設けた下段パレット(2b)が地表
面部にまで到達する構成となっている。
また、枠体(2)は、上面に中段パレット(3a)を有
する屋根(2a)を前記下段パレット(2b)間に車輌
(K)を格納できるように適当間隔が構成され、支柱
(2c)で固定されている。
また、上部昇降装置(3)は、前記下部昇降装置
(1)と同様にX形状に止着した伸縮自在の作動杆
(6)と上段パレット(3b)を備え、伸張時に中段パレ
ット(3a)と上段パレット(3b)間に車輌(K)の格納
空間を構成できるように構成されている。
図中(7)は昇降シリンダーである。
また、前記各部が前記地下格納部P内に格納自在であ
り、上部昇降装置(3)の上段パレット(3b)の長手方
向両端部が地下格納部(P)の上角部(10)に係合し、
地表面と平らになるように構成される。
前記構成による本発明の地下格納式立体駐車装置は、
格納時には、第1図に示されているように下部昇降装置
(1)の作動杆(4)が折りたたまれ、上部昇降装置
(3)の作動杆(6)が伸張させられ、上段パレット
(3b)の長手方向両端部が地下格納部(P)の上角部
(10)に係合し、上段パレット(3b)と地表面が平にな
っている。したがって、上段パレット(3b)上に車輌
(K)を駐車させることができる。
第2図は下段パレット(2b)上の車輌(K)を入出庫
する場合であり、上段パレット(3b)上の車輌を出庫
し、上部昇降装置(3)の作動杆(6)を折りたたんだ
状態とすれば、建物の天井等が邪魔になることもなく、
屋内に設置した場合でも特別に天井を高く構成する必要
がないものである。
また、第3図は中段パレット(3a)への入出庫状態で
あり、下部昇降装置(1)の作動杆(4)を途中まで伸
張させ、上部昇降装置(3)の作動杆(6)を伸張させ
た状態とし、上部昇降装置(3)の中段パレット(3a)
を地表面と平らにすればよいものである。
さらに、第4図に示されているように、下部昇降装置
(1)の作動杆(4)を折りたたむと、上部昇降装置
(3)の上段パレット(3b)の長手方向の両端部が地下
格納部(P)上角部(10)に係合して、前記上段パレッ
ト(3b)の上面と地表面が平らになり、上段パレット
(3b)上に3台目の車輌(K)を乗り入れることができ
るものである。
なお、出庫時は前記手順を逆に行えばよいものであ
る。
第5図及び第6図には他の実施例が示されている。こ
の実施例は前記実施例の駐車装置と同様構成の三段駐車
装置であるが、前記実施例に比べて地下格納部(P)を
浅く構成し、地上に二台の車輌(K)を駐車させるもの
である。
すなわち、まず、下部昇降装置(1)の作動杆(4)
を伸張させて、その支持板(1b)と一体となった枠体
(2)の下段パレット(2b)上に車輌(K)を乗り入れ
た後、第5図に示されているように、下部昇降装置
(1)、枠体(2)及び上部昇降装置(3)を下降させ
て上部昇降装置(3)の上段パレット(3b)の長手方向
の両端部を地下格納部(P)上角部(10)に係合させ、
車輌(K)を上段パレット(3b)上に乗り入れる。
その後、第6図に示されるように、上部昇降装置
(3)の作動杆(6)を伸張させて上部昇降装置(3)
の中段パレット(3a)上に車輌(K)を乗り入れればよ
いものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、地下格納部の構成及び三つのユニッ
トで構成される装置の単純化及び据付け作業が極めて容
易であり、屋内に設置した場合にも天井を高くする必要
がなく、さらに格納時には地表面をフラットに構成する
ことができ、体裁がよいものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は格納状
態を示す側面図、第2図乃至第4図はそれぞれ駐車状態
を示す側面図、第5図、第6図は他の実施例を示す側面
図、第7図は従来の駐車装置を示す正面図である。 (1)……下部昇降装置、(2)……枠体 (3)……上部昇降装置、(5),(7)……昇降シリ
ンダー (P)……地下格納部、(K)……車輌
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−62049(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下格納部の底部と下段パレットの下面間
    に適数段X形状に止着され、前記下段パレットを地表面
    部に到着させる伸縮自在の作動杆と、前記下段パレット
    上に車両格納空間をあけて設けられた中段パレットと、
    該中段パレットと上段パレット間にX形状に止着され、
    両パレット間に車両格納空間を構成する伸縮自在の作動
    杆とからなり、前記各部が前記地下格納部に格納自在か
    つ前記上段パレットが地表面と平らになる構成であるこ
    とを特徴とする地下格納式立体駐車装置。
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