JP3047249B2 - カラーエンコーダ - Google Patents

カラーエンコーダ

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JP3047249B2
JP3047249B2 JP2293630A JP29363090A JP3047249B2 JP 3047249 B2 JP3047249 B2 JP 3047249B2 JP 2293630 A JP2293630 A JP 2293630A JP 29363090 A JP29363090 A JP 29363090A JP 3047249 B2 JP3047249 B2 JP 3047249B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はデジタル的に色信号を規定の色信号に変換す
ることを目的とするカラーエンコーダに関する。
(従来の技術) 例えば、コンピュータより生成されるデジタルな色
(RGB)信号をデジタルNTSC信号に変換する手段とし
て、第5図に示すデジタルNTSCエンコーダLSIが提案さ
れている(1989年テレビジョン学会全国大会225〜226
p)。
これは、入力されたデジタルな色信号は、RGBマトリ
ックス回路1で輝度信号Yと色信号R−Y,B−Yに変換
される。その後、色信号(R−YとB−Y)はローパス
フィルタ2,3で夫々高域成分を除去された後、コサイン
(cos)発生器4,サイン(sin)発生器5(何れもROMで
構成)からのコサイン成分、サイン成分の色副搬送波の
係数が加えられる乗算器6,7により夫々デジタル的に平
衡変調処理を受け、遅延調整回路8を経て入力される輝
度信号Yや、SYNC信号を入力とする同期信号発生回路9
からのカラーバースト信号等の同期信号を加算器10で加
算し、デジタルNTSC信号が作成される。
ところで、色信号を変調するには、元の色信号にその
色信号に同期した色副搬送波(3.58M Hzサイン波)を乗
ずる必要があり、この色副搬送波の生成をPLL回路等が
従来技術では必要であった。
上記第5図はこのPLL回路を不要とするため第6図に
例示するところの1クロック毎にそのクロックと色副搬
送波(3.58M Hz)周期波との周波数差に相当する量βを
レジスタ(A)11に累積加算する。これで、該レジスタ
(A)11に3.58M Hz周期波の位相成分に相当する量θが
蓄積され、このθに相当するsinθ及びcosθ演算をcos
発生器4,sin発生器5で行い色副搬送波を作成する。こ
の生成された色副搬送波cosθと色信号R−Y、色副搬
送波sinθと色信号B−Yを、乗算器6,7で夫々乗ずるこ
とにより色信号R−Y,B−Yを変調し、PLL回路が不要な
デジタル色変調回路を実現している。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来例では、cosθ,sinθ係数の発生
器4,5にはROMを使い、デジタル平衡変調には乗算器6,7
で行なっている。これによると、乗算器6と7の2つ分
のチップサイズをIC化した場合、大きくなり、全体のIC
のチップが大形化し、コスト的にも高価となるという欠
点がある。
本発明はこのような従来の欠点を除去し、チップサイ
ズを小形化し、かつ、低コストのカラーエンコーダを提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決し目的を達成するため、デジ
タル的に色信号を規定の色信号に変換することを目的と
するカラーエンコーダにおいて、入力された2つの色信
号を、デジタル的に平衡変調を行う夫々のROMと、該ROM
に対応するアドレスを発生し、かつ前記色信号と同期し
たアドレス発生器と、前記2つのROMの変調出力を加算
する加算器と、該加算器の加算器出力で不要な周波数成
分を除去するデジタル帯域波器と、を有することを特
徴とする。
(作 用) 本発明のアドレス発生器は、入力される標本化クロッ
クをカウントし、各色信号をデジタル的に平衡変調する
ROMに対応するアドレスを発生し、かつ、各色信号と同
期をとるためのリセットパルスが入力され、各色信号と
同期してアドレスがリセットされる。このように標本化
システムを1つに固定し、サイン,コサインの係数発生
のアドレス発生器(ROM)と、各色信号をデジタル的に
平衡変調するROMとを一体化して全体としてのROMの容量
を減らし、更にアドレス発生器は色信号を平衡変調する
色副搬送波周波数のサイン成分及びコサイン成分の1/4
波長を持つようにすることで、小容量のROMでカラーエ
ンコーダのICを小型化することが出来る。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係るデジタルカラーエン
コーダのシステム構成図を示す。図において12,13,14は
切換スイッチで、切換スイッチ12,13はブラキングパル
スBLKによって切換が制御され、入力端子(1),
(2)からの色信号R−Y,B−Yと、入力端子(3),
(4)からの帰還消去期間データ“0"とを切換る。切換
スイッチ14はバーストゲートパルスBGPによって切換が
制御される。前記切換スイッチ12からの色信号R−Yと
バーストレベルのデータAとを切換る。15,16は2つの
入力色信号をデジタル的に平衡変調するROM、17はアド
レス発生器で標本化クロックCLKをカウントし、各色信
号R−Y,B−Yに対応するアドレスを発生し、かつ、各
色信号と同期をとるためのリセットパルスRSTが入力さ
れる。18は前記ROM15,16からの変調出力を加算する加算
器、19は該加算器18の加算出力から不要な周波数成分を
除去するデジタル帯域波器(BPF)、20はデジタルカ
ラーエンコードされた信号の出力端子である。
次に動作を説明すると、デジタル色信号R−Y,B−Y
は、8ビット(−128〜+127…第2図参照)信号として
入力端子(1),(2)に入力される。この時、帰還消
去期間の雑音を除去するためのブランキングパルスBLK
により、前記デジタル色信号R−Y,B−Yの夫々を切換
スイッチ12,13で、入力端子(3),(4)からの帰還
消去期間データ“0"と切換える。
次にバーストゲートパルスBGPで切換スイッチ14を動
作させ、バーストレベルのデータA(約−40)をデジタ
ル色信号R−Yに加える。
ここで、アドレス発生器17は入力される標本化クロッ
クCLKをカウントし、R−Y信号用のROM15と、B−Y信
号用のROM16に対応するアドレス、つまり、コサイン(c
os),サイン(sin)成分の色副搬送波の係数を出力す
る。
また、入力されたR−Y信号,B−Y信号と同期をとる
ためのリセットパルスRSTもアドレス発生器17に入力
し、R−Y信号,B−Y信号と同期して前記アドレスをリ
セットする。
この結果、R−Y信号用のROM15,B−Y信号用のROM16
には、R−Y信号,B−Y信号(カラム)と、コサインア
ドレス,サインアドレスROW(ロー)を入力し、ROM15,R
OM16の出力は入力のR−Y信号,B−Y信号のデータと変
調する周波成分のコサイン成分とサイン成分のアドレス
に対するサイン成分,コサイン成分数値の乗算値を出力
する。つまり、夫々のROM15,ROM16の出力はデジタル的
にコサイン,サインで平衡変調されたデジタル色信号R
−Y,B−Yと同じである。
そして、ROM15とROM16の各変調出力は、加算器18で加
算され、デジタル帯域波器(BPF)19により不要な周
波数成分を除去し、デジタルカラーエンコードされた出
力が出力端子20より出力される。
第2図は上記第1図に示すROM16の内容を説明する図
であって、一例として、標本化周波数FSを13.5M Hzとす
ると、NTSCの色副搬送周波数3.58M Hzとの関係は、13.5
M Hz:3.58M Hz=132:35となる。ここで、第2図(1)
に示す3.58M Hzのsin ωtは132分割されるROM内には、
132アドレスに対応したsin ωtと、入力されたデジタ
ル色信号B−Yの乗算結合をデータとして持っており、
入力に対しこの出力は第2図(2)に示すようにsin ω
t×(B−Y)のデータが出力される。ROM15について
も同様にcos ωt×(R−Y)のデータが出力される。
第3図は第2図の動作タイミングを示す図であり、同
図(a)は13.5M Hzの標本化パルス,(b)は色信号B
−Y,(c)はsin ωt,(d)はsin ωt×(B−Y)で
ある。(c)のsin ωtの標本化点上の数字は第2図
(1)に示すsin ωtのアドレスである。これは、(i
×35/132)の剰余として表せる。つまり、アドレス発生
器17のアドレスを、“1",“35",“70",“105",……とカ
ウントして行けば第3図(d)に示すsin ωt×(B−
Y)の出力がROM16から得られる。これと同様にしてROM
15についてもcos ωt×(R−Y)の出力が得られる。
第4図はROMの容量を1/4に減らす説明図であって、同
図(1)はアドレス発生器17における前記第2図(1)
に示すアドレス1〜132に対してのsin ωtを表してい
るが、同図(2)に示すようにアドレスを1〜33とする
と、sin ωt(ただし、 )は0から1までとなる。
ここで、アドレスを1〜33までカウントアップし、ア
ドレス33からカウントダウンし、1になったらsin ωt
の出力を反転(−sin ωt)することにより、1〜33の
アドレスがsin ωt(ただし、0<ωt≦2π)の1波
長を表すことができる。したがって、アドレス発生器17
へのクロックCLK入力に対し、該アドレス発生器を1〜3
3まではカウントアップし、34〜66はカウントダウン
し、66〜99,100〜132は符号反転のパルスを出力するこ
とでROM容量を1/4に減らすことが出来る。これは、cos
ωtの場合も同様である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、標本化システムを1つ
に固定し、サイン,コサインの色副搬送波の係数発生の
アドレス発生器(ROM)と、入力色信号をデジタル的に
平衡変調するROMと、を一体化して全体としてのROMの容
量を減らし低コストが可能となった。
また、アドレス発生器でのアドレスのカウンタをある
アドレスまでカウントアップし、その後、カウントダウ
ンし、1になったら出力を反転することで、更にアドレ
ス発生器(ROM)の容量を1/4とし、容量の小さいROMで
デジタルカラーエンコーダのICを小型化、低コスト化が
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るデジタルカラーエンコ
ーダのシステム構成図、第2図は第1図のROMの内容を
説明する図、第3図は第2図の動作タイミングを示す
図、第4図はROMの容量を1/4を減らす説明図、第5図は
従来のデジタル色信号をデジタルNTSC信号に変換するデ
ジタルNTSCエンコーダLSIブロック図、第6図は第5図
で生成される3.58M Hz色副搬送波を説明する図である。 (1),(2)……R−Y,B−Y信号の入力端子、
(3),(4)……帰還消去期間データ“0"の入力端
子、12,13,14……切換スイッチ、15,16……入力色信号
をデジタル的に平衡変調するROM、17……アドレス発生
器、18……加算器、19……デジタル帯域波器(BP
F)、20……出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−152887(JP,A) 特開 平1−157188(JP,A) 特開 昭63−76693(JP,A) 実開 昭58−175392(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 H04N 9/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル的に色信号を規定の色信号に変換
    することを目的とするカラーエンコーダにおいて、入力
    された2つの色信号を、デジタル的に平衡変調を行う夫
    々のROMと、該ROMに対応するアドレスを発生し、かつ前
    記色信号と同期したアドレス発生器と、前記2つのROM
    の変調出力を加算する加算器と、該加算器の加算出力で
    不要な周波数成分を除去するデジタル帯域波器と、を
    有することを特徴とするカラーエンコーダ。
  2. 【請求項2】入力された2つの色信号をデジタル的に平
    衡変調を行うROMのアドレス発生器は、色信号を平衡変
    調する色副搬送波周波数のサイン成分及びコサイン成分
    の1/4波長のROMデータ分を持つようにアドレスを発生す
    ることを特徴とする請求項(1)記載のカラーエンコー
    ダ。
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