JP3047147B2 - エレベーターのドア制御装置 - Google Patents
エレベーターのドア制御装置Info
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- JP3047147B2 JP3047147B2 JP4310778A JP31077892A JP3047147B2 JP 3047147 B2 JP3047147 B2 JP 3047147B2 JP 4310778 A JP4310778 A JP 4310778A JP 31077892 A JP31077892 A JP 31077892A JP 3047147 B2 JP3047147 B2 JP 3047147B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B13/00—Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
- B66B13/02—Door or gate operation
- B66B13/14—Control systems or devices
- B66B13/143—Control systems or devices electrical
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- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
御装置に関する。
ターンの制御は、固定化されたものであり、各階床に取
り付けられたドアに合せて各階床毎に前記パターンの変
更を行うことは困難であった。最近になって、インバー
タ制御を応用したドア制御装置が採用され、また、マイ
クロコンピュータが使用されるようになって、簡単にド
ア開閉の速度を変更することができるようになった。特
開平3ー158382号公報には、各階床毎にドア開閉
速度をデータとして電気的書込み消去可能なROMに記
憶し、エレベーターの停止階に応じてドアの開閉速度を
制御するエレベーターのドア制御装置が記載されてい
る。
階床のドアの開閉速度を低くあるいは高く変更可能とし
たものであり、利用客の使い勝手を向上させるものでは
なかった。また、ドアの開閉スピードが遅ければ、速い
スピードに変更したとしても、ただ速くするだけであ
り、子供などが乗込む時に危険を伴うと考えられる。本
発明の目的は、利用客の使い勝手を向上させることので
きるエレベーターのドア制御装置を提供することにあ
る。
に、本発明の主特徴とするところは、複数の異なるドア
速度の中からひとつのドア速度を選び、また、たとえば
開閉時間に対するピーク速度の位置が異なる複数の速度
パターンの中からひとつの速度パターンを選び、この二
つを組み合わせてドア開閉パターンを作成し、エレベー
タのドアを開閉制御することである。
らそれぞれひとつづつ選ぶことによって、多数のドア開
閉パターンを得ることができ、たとえば各階床に応じた
ドアの開閉パターンでドアの開閉を制御する。このよう
にすることで、利用者にとって使い勝手の良いエレベー
ターにすることができ、また、顧客の要求に対して迅速
に対応することができる。
て説明する。図3は、本発明のエレベーターのドア制御
装置のハード構成を示す。ドア制御装置10は、ドア制
御用マイコン12とドア開閉制御用ゲート回路13から
なる。ドア制御用マイコン12は、ドアの速度制御を行
う制御プログラムとドアの速度パターン制御を行う制御
プログラムを内蔵している。ドア制御用マイコン12が
エレベーター運転制御用マイコン11からの指令信号を
受けると、前述した二つの制御プログラムによる信号が
出力され、ドア開閉制御用ゲート回路13を介してドア
モータ14を駆動し、エレベーターのドア15を開閉制
御する。
ーのドア制御装置の機能ブロック図である。1は階床毎
のドア制御用のコードテーブルであり、1階床のコード
の詳細は、2のように速度データと速度パターンデータ
から構成されている。このデータは、エレベーターが設
置されている現地で顧客の要望に対応できるように、電
気的書込み消去可能なROM内に設定されている。この
階床毎のデータに基づいて、コードに対応した速度制御
定数3と速度パターン制御定数4が選択される。速度制
御定数3と速度パターン制御定数4は、複数のドア開閉
制御を実現するためにコードに対応してテーブルを持
つ。図1では速度2種類(0,1)、速度パターン3種
類(1,2,3)の場合を示す。5は、速度制御定数テ
ーブル3からコードテーブル1で示されたコードに従っ
て選択された制御定数により、ドアの速度制御を行なう
制御プログラムである。この制御プログラムの(イ)は
ドアの速度が速い制御プログラム、(ロ)はドアの速度
が遅い制御プログラムを示す。同様に6は、速度パター
ン制御定数テーブル4からコードテーブル1で示された
コードに従って選択された制御定数により、ドアの速度
パターン制御を行う制御プログラムである。この制御プ
ログラムの(ハ)はドア速度のピークがドア開閉に要す
る時間帶の前半に、(ニ)はその中央に、(ホ)はその
後半になるように制御する制御プログラムをそれぞれ示
す。
ログラムを説明する。図2において、まず、ステップA
でコードテーブル1からエレベーターの停止階に対応す
るコードを読みだす。例えば、図1のコードテーブル1
においてTABLE+0が1階、TABLE+1が2
階、TABLE+2が3階というように定め、それぞれ
にコード(「1」,「2」)、(「1」,「1」)、
(「1」,「3」)を記憶しておく。今、エレベーター
が2階に停止しているとすると、ステップAの実行によ
りコード(「1」,「1」)が選択される。次に、ステ
ップBにおいて、ステップAで選択されたコードに対応
した制御定数群が速度制御定数テーブル3から選択され
る。図示の例では、コードテーブル1のコード「1」に
対応した速度制御定数テーブル3の1の制御定数群が選
択される。同様にしてステップCにおいて、選択された
コードに対応した制御定数群が速度パターン制御定数テ
ーブル4から選択される。図示の例では、コードテーブ
ル1のコード「1」に対応した速度パターン制御定数テ
ーブル4の1の制御定数群が選択される。このように図
示例では、速度はコード「1」に対応するデータ、速度
パターンはコード「1」に対応するデータが選択され
る。最後に、ステップDではステップBにより選択され
た速度制御定数に対応するドアの速度制御プログラム、
図示の例では、ドアのスピードが高い速度制御プログラ
ム(イ)が選択され、ステップEではステップCにより
選択された速度パターン制御定数に対応するドアの速度
パータン制御プログラム、図示の例では、ドアスピード
のピークがドア開閉に要する時間帶の前半に現われる速
度パータン制御プログラム(ハ)が選択され、この二つ
が組み合わされてドアの開閉制御が実行される。
速度パータン制御プログラムが組み合わされたときに作
成されるドアの開閉パターンを説明する。図4は、ドア
開閉パターンの一例であり、ドアが開く時の速度カーブ
を表している。縦軸に速度、横軸に時間を示す。また、
7はドアの加速走行、8は定速走行、9は減速走行の各
曲線を表す。ここで、加減速度は、開閉パターンによっ
てそれぞれ異なった定数をもっており、一定時間毎に速
度を計算している。図4において、ドアは設定された開
閉パターンの加速度で設定速度8まで加速走行7を行
う。この場合、ドア速度を設定速度8より高く設定する
と、その高い速度に達するまで、加速走行7の傾きで加
速走行が継続される。また、減速走行9も開閉パターン
毎に設定された減速度によって行われる。この時、ドア
制御用マイコンでは常時ドアの位置を見ているので、ド
ア間口にあわせて所定時間でドアが開き切るように制御
をしている。減速度の傾きは開閉パターンによって決ま
るので、定速走行8の時間はこの減速度すなわち開閉パ
ターンによって求められる。このように設定された開閉
パターンの加減速度と速度が組み合わされて任意のドア
開閉パターンが得られる。
プスピードの速さが異なる場合の例を図5に示す。図5
(a)は、ドアの速度制御プログラムの設定速度8が小
さく(図1の速度制御プログラム5の(ロ)に相
当。)、速度パターン制御プログラムのドア速度のピー
クがドア開閉に要する時間帶の中央になる速度パターン
(図1の速度パターン制御プログラム6の(ニ)に相
当。)とを組み合わせたときのドアの開閉パターンを示
す。このドアの開閉パターンにおいて、ドアが開き切る
ために要する時間及び速度パターン制御プログラムを同
一として、ドアの速度制御プログラムの設定速度8’を
大きくした場合、ドアの開閉パターンは図5(b)のよ
うになる。すなわち、図5(b)の開閉パターンの加速
度7’の傾きは、図5(a)の加速度7の傾きと同じで
あり、減速度の傾きも両者は変わらないため、トップス
ピードつまり設定速度8’の時間が設定速度8の時間よ
りも短くなる。この具体例の場合は、ドアを開き切るた
めに要する時間が同じであるため、図5(b)の開閉パ
ターンは設定速度が大きい分、図5(a)の開閉パター
ンに比べ、ドアのスピードは素速く、これに反して、図
5(a)の開閉パターンのドアのスピードはゆったりと
している。以上、速度パターンを変更せずに設定速度を
変える場合について説明したが、同様の手法で、設定速
度を変えずに速度パターンを変更した場合には、ドアの
スピードは次のように見える。例えば、ドアを開き切る
ために要する時間が同じであるとき、図1の速度パター
ン制御プログラム6の速度パターンが(ハ)の場合は、
ドアのスピードは素速く見え、逆に、速度パターンが
(ホ)の場合は、ドアのスピードはゆったりと見える。
また、設定速度と速度パターンを同時に変更した場合に
は、それぞれの特徴を組み合わせた細かなドアの開閉制
御を実行する。
数の速度パターンの中からそれぞれひとつづつ選ぶこと
によって、多数のドア開閉パターンを得ることができ、
たとえば各階床に応じたドアの開閉パターンでドアの開
閉を制御することができる。例えば、同じドアのスピー
ドを設定しておいても、乗客の多いロビーの様な階では
素速く見える速度パターン、人の乗込みが少ない階や子
供が乗込む階などではゆったりと見える速度パターンを
採用するというように、各階の用途に合せたドアの開閉
制御を行うことができる。つまり、ドア開閉に要する時
間が同じでも、各階床によって速い感じや遅い感じの速
度パターンを設定することにより、感覚的には階床によ
って素速く開閉するように見えたり、ゆったりと開閉す
るようにドアを制御することが可能となる。また、本発
明によれば、電気的に書込み消去可能なROM内のデー
タを変更することにより、エレベーターが設置されてい
る現地において、顧客の要望に迅速に対応することがで
きる。
さが異なる場合の例
Claims (3)
- 【請求項1】 マイクロコンピュータにより制御される
エレベータのドア制御装置において、あらかじめ設定さ
れた複数の異なるドア速度と、あらかじめ設定された時
間に対して異なる複数のドア速度パターンと、前記ドア
速度のひとつと前記ドア速度パターンのひとつを組み合
わせてドア開閉パターンを作成する手段と、前記エレベ
ータが停止する階床に合わせて前記ドア開閉パターンを
選択する手段とを備えたことを特徴とするエレベータの
ドア制御装置。 - 【請求項2】 エレベータのドア制御装置において、複
数の異なるドア速度を設定する手段と、時間に対して異
なる複数のドア速度パターンを設定する手段と、前記ド
ア速度のひとつと前記ドア速度パターンのひとつを組み
合わせてドア開閉パターンを作成する手段とを備えたこ
とを特徴とするエレベータのドア制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
ドア速度及び前記ドア速度パターンに対応するコードを
エレベータの階床毎のデータとして記憶する手段を備え
たことを特徴とするエレベータのドア制御装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4310778A JP3047147B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | エレベーターのドア制御装置 |
KR1019930021345A KR940009047A (ko) | 1992-10-27 | 1993-10-14 | 엘리베이터의 도어 개폐 장치 |
SG1996005726A SG46540A1 (en) | 1992-10-27 | 1993-10-22 | Apparatus for opening and closing elevator doors |
GB9321804A GB2272079B (en) | 1992-10-27 | 1993-10-22 | Apparatus for opening and closing elevator doors |
HK21497A HK21497A (en) | 1992-10-27 | 1997-02-27 | Apparatus for opening and closing elevator doors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4310778A JP3047147B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | エレベーターのドア制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06135669A JPH06135669A (ja) | 1994-05-17 |
JP3047147B2 true JP3047147B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=18009363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4310778A Expired - Lifetime JP3047147B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | エレベーターのドア制御装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
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KR (1) | KR940009047A (ja) |
GB (1) | GB2272079B (ja) |
HK (1) | HK21497A (ja) |
SG (1) | SG46540A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITMI20010472U1 (it) * | 2001-08-09 | 2003-02-09 | Sematic Italia Spa | Ascensore dotato di dispositivo di rilevazione porte |
WO2005123563A1 (ja) * | 2004-06-22 | 2005-12-29 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータのドア装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4305481A (en) * | 1979-12-27 | 1981-12-15 | Otis Elevator Company | Elevator door motion modification |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP4310778A patent/JP3047147B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-10-14 KR KR1019930021345A patent/KR940009047A/ko not_active Application Discontinuation
- 1993-10-22 GB GB9321804A patent/GB2272079B/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-22 SG SG1996005726A patent/SG46540A1/en unknown
-
1997
- 1997-02-27 HK HK21497A patent/HK21497A/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940009047A (ko) | 1994-05-16 |
GB2272079A (en) | 1994-05-04 |
GB2272079B (en) | 1996-04-17 |
JPH06135669A (ja) | 1994-05-17 |
SG46540A1 (en) | 1998-02-20 |
GB9321804D0 (en) | 1993-12-15 |
HK21497A (en) | 1997-02-27 |
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Legal Events
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