JP3046869B2 - プリント基板穴明機におけるプレッシャフットの支持装置 - Google Patents
プリント基板穴明機におけるプレッシャフットの支持装置Info
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- JP3046869B2 JP3046869B2 JP3305167A JP30516791A JP3046869B2 JP 3046869 B2 JP3046869 B2 JP 3046869B2 JP 3305167 A JP3305167 A JP 3305167A JP 30516791 A JP30516791 A JP 30516791A JP 3046869 B2 JP3046869 B2 JP 3046869B2
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- Japan
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- cylinder
- circuit board
- printed circuit
- pressure foot
- pressure
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0011—Working of insulating substrates or insulating layers
- H05K3/0044—Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板穴明機に
おけるプレッシャフットの支持装置に関するものであ
る。
おけるプレッシャフットの支持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリント基板穴明機におけるプレッシャ
フットは、たとえば実開平2−36号公報に開示されて
いるように、一端が、プリント基板穴明機のサドルに支
持されたシリンダによって支持されている。このシリン
ダには、4から6kg/cm2の圧縮空気が供給され、
プレッシャフットを10kg/cm2の圧力で下方に向
けて付勢している。
フットは、たとえば実開平2−36号公報に開示されて
いるように、一端が、プリント基板穴明機のサドルに支
持されたシリンダによって支持されている。このシリン
ダには、4から6kg/cm2の圧縮空気が供給され、
プレッシャフットを10kg/cm2の圧力で下方に向
けて付勢している。
【0003】 また、穴明け加工時のサドルの移動速度
が1.5m/s程度であるとすると、プレッシャフット
は、1.5m/sの速さでプリント基板に衝突すること
になる。
が1.5m/s程度であるとすると、プレッシャフット
は、1.5m/sの速さでプリント基板に衝突すること
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、プレッシャ
フットがプリント基板に当ったとき、図2に示すように
プリント基板とプレッシャフットが振動する。そして、
この振動が収まらないうちに、ドリルがプリント基板に
切り込むと、たとえば、直径が0.4mm以下の小径の
ドリルを使用している場合、ドリル折れの原因になる。
フットがプリント基板に当ったとき、図2に示すように
プリント基板とプレッシャフットが振動する。そして、
この振動が収まらないうちに、ドリルがプリント基板に
切り込むと、たとえば、直径が0.4mm以下の小径の
ドリルを使用している場合、ドリル折れの原因になる。
【0005】本発明の目的は、上記の事情に鑑み、プリ
ント基板やプレッシャフットの振動を短時間で収束させ
るようにしたプリント基板穴明機におけるプレッシャフ
ットの支持装置を提供することにある。
ント基板やプレッシャフットの振動を短時間で収束させ
るようにしたプリント基板穴明機におけるプレッシャフ
ットの支持装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、一端が、プリント基板穴明機の
スピンドルの軸方向に摺動可能に配置されたサドルに支
持され、他の一端に、前記スピンドルの一端に摺動可能
に嵌合するプレッシャフットを結合したシリンダによっ
て構成されるプレッシャフットの支持装置において、前
記サドルとシリンダの間に、前記シリンダに供給される
圧力より小さい圧力が供給される第2のシリンダを設け
この第2のシリンダに前記シリンダを支持させた。
め、本発明においては、一端が、プリント基板穴明機の
スピンドルの軸方向に摺動可能に配置されたサドルに支
持され、他の一端に、前記スピンドルの一端に摺動可能
に嵌合するプレッシャフットを結合したシリンダによっ
て構成されるプレッシャフットの支持装置において、前
記サドルとシリンダの間に、前記シリンダに供給される
圧力より小さい圧力が供給される第2のシリンダを設け
この第2のシリンダに前記シリンダを支持させた。
【0007】
【作用】そして、プレッシャフットがプリント基板に当
接したとき、第2のシリンダの作用により小さな圧力で
プリント基板を押えた後、高い圧力が供給されたシリン
ダによりプリント基板を固定することにより、プリント
基板やプレッシャフットの振動を抑制する。
接したとき、第2のシリンダの作用により小さな圧力で
プリント基板を押えた後、高い圧力が供給されたシリン
ダによりプリント基板を固定することにより、プリント
基板やプレッシャフットの振動を抑制する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。同図において、1はプリント基板穴明機のテー
ブル。2は下板。3はプリント基板で、下板2と共にテ
ーブル1に固定されている。
明する。同図において、1はプリント基板穴明機のテー
ブル。2は下板。3はプリント基板で、下板2と共にテ
ーブル1に固定されている。
【0009】4はスピンドルユニットで、図示しないサ
ドルに支持されている。5はスピンドルで、スピンドル
ユニット4に回転可能に支持されている。6はドリル
で、スピンドル5に着脱可能に支持されている。7はハ
ウジングで、スピンドルユニット4に嵌合するようにサ
ドルに固定されている。
ドルに支持されている。5はスピンドルで、スピンドル
ユニット4に回転可能に支持されている。6はドリル
で、スピンドル5に着脱可能に支持されている。7はハ
ウジングで、スピンドルユニット4に嵌合するようにサ
ドルに固定されている。
【0010】8は空気室で、ハウジング7に形成され、
供給口9を介して圧縮空気の供給源に接続されている。
10はシリンダで、Oリングなどの気密手段を介して、
空気室8に摺動可能に嵌合し、ハウジング7とシリンダ
10で第2のシリンダを構成している。
供給口9を介して圧縮空気の供給源に接続されている。
10はシリンダで、Oリングなどの気密手段を介して、
空気室8に摺動可能に嵌合し、ハウジング7とシリンダ
10で第2のシリンダを構成している。
【0011】11は空気室で、シリンダ10に形成さ
れ、供給口12を介して圧縮空気の供給源に接続されて
いる。13はピストンロッドで、一端が、シリンダ10
の空気室11にOリングなどの気密手段を介して摺動可
能に嵌合するピストン14に固定されている。シリンダ
10とピストン14およびピストンロッド13で第1の
シリンダを構成している。
れ、供給口12を介して圧縮空気の供給源に接続されて
いる。13はピストンロッドで、一端が、シリンダ10
の空気室11にOリングなどの気密手段を介して摺動可
能に嵌合するピストン14に固定されている。シリンダ
10とピストン14およびピストンロッド13で第1の
シリンダを構成している。
【0012】15はプレッシャフットで、スピンドルユ
ニット4に摺動可能に外嵌合し、かつピストンロッド1
3に固定されている。
ニット4に摺動可能に外嵌合し、かつピストンロッド1
3に固定されている。
【0013】このような構成で、たとえば、空気室11
に4から6kg/cm2の圧縮空気を供給し、空気室8
には、これより低い圧力の圧縮空気を供給する。また、
シリンダ10の移動量は、1ないし2mm程度に設定す
る。
に4から6kg/cm2の圧縮空気を供給し、空気室8
には、これより低い圧力の圧縮空気を供給する。また、
シリンダ10の移動量は、1ないし2mm程度に設定す
る。
【0014】そして、穴あけ加工のため、スピンドル5
が回転し、サドルが加工すると、プレッシャフット15
がプリント基板3に当接する。そして、さらにサドルが
加工すると、シリンダ10が空気室8内に押し込まれ、
空気室8に供給されている圧縮空気の圧力P2でプリン
ト基板3をテーブル1に押し付ける。
が回転し、サドルが加工すると、プレッシャフット15
がプリント基板3に当接する。そして、さらにサドルが
加工すると、シリンダ10が空気室8内に押し込まれ、
空気室8に供給されている圧縮空気の圧力P2でプリン
ト基板3をテーブル1に押し付ける。
【0015】さらにサドルが下降すると、シリンダ10
が空気室8の天井に当接して、シリンダ10がサドルと
共に下降する。すると、相対的にピストン14が空気室
11内に押し込まれ、空気室11に供給されている圧縮
空気P1の圧力で、プリント基板3を押えることにな
る。
が空気室8の天井に当接して、シリンダ10がサドルと
共に下降する。すると、相対的にピストン14が空気室
11内に押し込まれ、空気室11に供給されている圧縮
空気P1の圧力で、プリント基板3を押えることにな
る。
【0016】このような状態で、さらにサドルが下降す
ると、ドリル6によってプリント基板3の穴あけが行わ
れる。
ると、ドリル6によってプリント基板3の穴あけが行わ
れる。
【0017】上述のように、加工時に必要な押え力より
小さな力でプリント基板3をテーブル1に押さえ付けた
後、必要な力で押さえるようにしたので、プリント基板
3をテーブル1に押さえ付ける時の衝撃を小さくし、振
動の発生を抑制することができる。
小さな力でプリント基板3をテーブル1に押さえ付けた
後、必要な力で押さえるようにしたので、プリント基板
3をテーブル1に押さえ付ける時の衝撃を小さくし、振
動の発生を抑制することができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、一端
が、プリント基板穴明機のスピンドルの軸方向に摺動可
能に配置されたサドルに支持され、他の一端に、前記ス
ピンドルの一端に摺動可能に嵌合するプレッシャフット
を結合したシリンダによって構成されるプレッシャフッ
トの支持装置において、前記サドルとシリンダの間に、
前記シリンダに供給される圧力より小さい圧力が供給さ
れる第2のシリンダを設けこの第2のシリンダに前記シ
リンダを支持させたので、プリント基板3をテーブル1
に押さえ付ける時の衝撃を小さくし、振動の発生を抑制
することができ、振動を短時間で収束させることができ
る。また、小径のドリルの折れを防止することができ
る。
が、プリント基板穴明機のスピンドルの軸方向に摺動可
能に配置されたサドルに支持され、他の一端に、前記ス
ピンドルの一端に摺動可能に嵌合するプレッシャフット
を結合したシリンダによって構成されるプレッシャフッ
トの支持装置において、前記サドルとシリンダの間に、
前記シリンダに供給される圧力より小さい圧力が供給さ
れる第2のシリンダを設けこの第2のシリンダに前記シ
リンダを支持させたので、プリント基板3をテーブル1
に押さえ付ける時の衝撃を小さくし、振動の発生を抑制
することができ、振動を短時間で収束させることができ
る。また、小径のドリルの折れを防止することができ
る。
【図1】本発明におけるプリント基板穴明機におけるプ
レッシャフットの支持装置の一例を示す正面断面図。
レッシャフットの支持装置の一例を示す正面断面図。
【図2】従来のプレッシャフットの振動特性を示す特性
図。
図。
7 ハウジング、 8、11 空気室、 9、12 供給口、 10 シリンダ、 15 プレッシャフット。
Claims (1)
- 【請求項1】一端が、プリント基板穴明機のスピンドル
の軸方向に摺動可能に配置されたサドルに支持され、他
の一端に、前記スピンドルの一端に摺動可能に嵌合する
プレッシャフットを結合したシリンダによって構成され
るプレッシャフットの支持装置において、前記サドルと
シリンダの間に、前記シリンダに供給される圧力より小
さい圧力が供給される第2のシリンダを設けこの第2の
シリンダに前記シリンダを支持させたことを特徴とする
プリント基板穴明機におけるプレッシャフットの支持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3305167A JP3046869B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | プリント基板穴明機におけるプレッシャフットの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3305167A JP3046869B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | プリント基板穴明機におけるプレッシャフットの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05138417A JPH05138417A (ja) | 1993-06-01 |
JP3046869B2 true JP3046869B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=17941875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3305167A Expired - Fee Related JP3046869B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | プリント基板穴明機におけるプレッシャフットの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046869B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20060082368A (ko) * | 2005-01-12 | 2006-07-18 | 최종용 | 공압을 이용한 드릴링 머신의 회전축 승강장치 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP3305167A patent/JP3046869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20060082368A (ko) * | 2005-01-12 | 2006-07-18 | 최종용 | 공압을 이용한 드릴링 머신의 회전축 승강장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05138417A (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000229 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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