JP3046702U - ザック - Google Patents

ザック

Info

Publication number
JP3046702U
JP3046702U JP1997008231U JP823197U JP3046702U JP 3046702 U JP3046702 U JP 3046702U JP 1997008231 U JP1997008231 U JP 1997008231U JP 823197 U JP823197 U JP 823197U JP 3046702 U JP3046702 U JP 3046702U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waist belt
backpack
tape
main body
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997008231U
Other languages
English (en)
Inventor
隆道 金野
Original Assignee
有限会社金野縫製
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社金野縫製 filed Critical 有限会社金野縫製
Priority to JP1997008231U priority Critical patent/JP3046702U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3046702U publication Critical patent/JP3046702U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Outdoor Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 背負う人の背中の長さに合わせてショルダー
ベルトとウエストベルト間の距離を調整することがで
き、しかも、背負ったときに、人の背中とザック本体に
おける背負い面のカーブを一致させて良好なフィット感
を得ることができ、さらに、ショルダーベルトがしっか
り固定してザック本体の横振れ等の問題が生じないザッ
クを提供する。 【解決手段】 ウエストベルト2をザック本体1から分
離して、そのウエストベルト2に掛止部4を設けるとと
もに、ザック本体1の背負い面12における高さの異な
る複数箇所にウエストベルト2の掛止部4が着脱自在な
受部5を設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は登山などに使用するザックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ザック本体にショルダーベルトとウエストベルトを取付けて、荷重を肩 と腰で分担して支えるようにしたザックが公知である。また、ザックを背負う人 の背中の長さに合わせてショルダーベルトとウエストベルトとの距離を調整する ために、ショルダーベルトの位置を上下方向に変化可能としたザックも公知であ る。
【0003】 ところで、人の背中は略S字状に曲がっており、ザック本体の背負い面にも人 の背中にフィットするようにカーブを持たせている。そして、上記の公知例のよ うにショルダーベルトの位置を上下方向に変化させると、人の背中とザック本体 の背負い面のカーブが不一致になってフィット感が失われるという問題がある。 また、ショルダーベルトがしっかり固定されていないと、若干の遊びが生じるの で、背負ったときにザック本体が横振れを起したりフィット感が損われるという 問題が生じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、背負う人の背中の長さに合わせてショルダーベルトとウエス トベルト間の距離を調整することができ、しかも、背負ったときに、人の背中と ザック本体における背負い面のカーブが不一致にならず良好なフィット感を維持 することができ、さらに、ショルダーベルトがしっかり固定してザック本体の横 振れ等の問題が生じないザックの提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案のザックは、ウエストベルト2をザック本 体1から分離して、そのウエストベルト2に掛止部4を設けるとともに、ザック 本体1の背負い面12における高さの異なる複数箇所にウエストベルト2の掛止 部4が着脱自在な受部5を設けたことを特徴とする構成を採るものである。
【0006】 なお、ウエストベルト2の位置を上下に変化させてもバック本体1とウエスト ベルト2を繋ぐ締付テープ14が水平姿勢を維持できるようにするため、ザック 本体1の側面に上下方向のガイドテープ13を取付けて、ウエストベルト2のバ ックル16に対し着脱自在な締付テープ14に取付けたコキ15をガイドテープ 13に対し上下方向へ移動自在に連結することが好ましい。
【0007】 また、ザック本体1の底の位置が高くて、ウエストベルト2の位置を下げたと きに、ザック本体1とウエストベルト2を繋ぐ締付テープ14が傾いても、その 締付テープ14をウエストベルト2に自然な態勢で接続できるようにするため、 ザック本体1に一端を繋ぐ締付テープ14の他端が着脱自在なバックル16に環 体18を一体的に取付け、その環体18に挿通してくの字状に折り曲げ可能な取 付けテープ17の上下両端をウエストベルト2に接続して、環体18を取付けテ ープ17に沿って移動可能とすることが好ましい。
【0008】
【実施例】
以下、図示した実施例について説明する。まず、図1に示すように、ウエスト ベルト2はザック本体1から分離して形成されている。そして、ウエストベルト 2は外面側の中央部に掛止部4を設け、又、ザック本体1は背負い面12の中央 下端部に掛止部4が着脱自在な受部5を設けている。
【0009】 ウエストベルト2の掛止部4は、楕円形で縦長の傘部を有する主突起6と、そ の両側に位置して頭部にスリットを有する副突起7とによって構成され、これら はプラスチック製の基板8に一体的に成形されている。
【0010】 ザック本体1の受部5は、楕円形で横長の主孔9と、その両側に位置する副孔 10とによって構成され、これらはプラスチック製で中空の基板11に穿設され ている。なお、受部5は4箇所に設けられ、それらは上下方向に並んでいる。
【0011】 ウエストベルト2は、図2及び図3に示すように、まず、縦向き姿勢にして主 突起6の傘部をザック本体1の受部5における主孔9に挿入してから、図4乃至 図6に示すように、90°回転させて横向き姿勢になし、且つ、副突起7を受部 5の副孔10に嵌め込むことによってザック本体1に接続することができる。な お、ウエストベルト2をザック本体1から再び分離するには逆の操作を行えばよ い。
【0012】 ウエストベルト2はその掛止部4を接続する受部5を、複数の受部5の中から 任意に選択できるので、使用者はショルダーベルト3とウエストベルト2間の距 離が自分の背中の長さに合うように、ウエストベルト2の取付位置を上下に調整 することができる。なお、ショルダーベルト3は取付位置を変更できないように ザック本体1に固定されている。
【0013】 次に、図7に示すように、ザック本体1の側面の下端部に上下方向のガイドテ ープ13を取付けて、そのガイドテープ13に締付テープ14のコキ15を上下 方向に移動自在に取付けている。締付テープ14はウエストベルト2に取付けた バックル16に着脱自在になっている。ウエストベルト2の位置を上下方向に変 えた場合に、それに対応してコキ15をガイドテープ13の上下方向へ移動させ ることにより、締付テープ14の水平姿勢を維持することができる。これにより 締付テープ14の機能を有効に発揮させることができる。
【0014】 また、ウエストベルト2の位置に対しザック本体1の底の位置が高くなって、 ザック本体1とウエストベルト2を連結する締付テープ14が傾く場合は、図8 に示すように、取付テープ17をくの字状に折り曲げてその上下両端をウエスト ベルト2に接続し、その取付テープ17を環体18に挿通して、その環体18を 取付テープ17に沿って移動自在となし、その環体18にバックル16を一体的 に接続した構成にするのがよい。これにより、締付テープ14が傾いたときに、 それに対応してバックル16も傾斜して、両者は自然な態勢で接続することにな り、締付テープ14の機能を有効に発揮させることができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案のザックは、上記のように、ウエストベルト2の取付位置を上下方向に 変化できるので、ショルダーベルト3とウエストベルト2間の距離を背負う人の 背中の長さに合うように調整することができる。そして、ショルダーベルト3は ザック本体1にしっかり固定して位置を変化させる必要がないので、背負ったと きに、ザック本体1の背負い面12と人の背中のカーブが不一致にならず、良好 なフィット感を維持することができ、又、ザック本体1が横振れする等の弊害も ない。 また、請求項2記載のように構成することによって、ウエストベルト2の位置 を上下に変化させても、ザック本体1とウエストベルト2を繋ぐ締付テープ14 が水平姿勢を維持できるので、締付テープ14の機能が効果的に発揮されるとい う利点が得られる。 また、請求項3記載のように構成することによって、ザック本体1の底の位置 が高くて、ウエストベルト2の位置を下げたときに、ザック本体1とウエストベ ルト2を繋ぐ締付テープ14が傾いても、それに対応してバックル16も傾斜し て、締付テープ14をウエストベルト2に自然な姿勢で接続できるようになり、 締付テープ14の機能が効果的に発揮されるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウエストベルトをザック本体に取付ける前の状
態を示す正面図である。
【図2】ウエストベルトをザック本体に取付ける途中過
程を示す正面図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】ザック本体に対するウエストベルトの取付けが
完了した状態を示す正面図である。
【図5】図4のB−B線における断面図である。
【図6】図4のC−C線における断面図である。
【図7】背負った状態を示す側面図である。
【図8】ウエストベルトとザック本体を連結する締付テ
ープを繋ぐバックルを示す側面図である。
【符号の説明】
1 ザック本体 2 ウエストベルト 3 ショルダーベルト 4 掛止部 5 受部 6 主突起 7 副突起 8 基板 9 主孔 10 副孔 11 基板 12 背負い面 13 ガイドテープ 14 締付テープ 15 コキ 16 バックル 17 取付テープ 18 環体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエストベルト2をザック本体1から分
    離して、そのウエストベルト2に掛止部4を設けるとと
    もに、ザック本体1の背負い面12における高さの異な
    る複数箇所にウエストベルト2の掛止部4が着脱自在な
    受部5を設けたことを特徴とするザック。
  2. 【請求項2】 ザック本体1の側面に上下方向のガイド
    テープ13を取付けて、ウエストベルト2のバックル1
    6に対し着脱自在な締付テープ14に取付けたコキ15
    をガイドテープ13に対し上下方向へ移動自在に連結し
    た請求項1記載のザック。
  3. 【請求項3】 ザック本体1に一端を繋ぐ締付テープ1
    4の他端が着脱自在なバックル16に環体18を一体的
    に取付け、その環体18に挿通してくの字状に折り曲げ
    可能な取付けテープ17の上下両端をウエストベルト2
    に接続して、環体18を取付けテープ17に沿って移動
    可能とした請求項1又は請求項2記載のザック。
JP1997008231U 1997-08-29 1997-08-29 ザック Expired - Lifetime JP3046702U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997008231U JP3046702U (ja) 1997-08-29 1997-08-29 ザック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997008231U JP3046702U (ja) 1997-08-29 1997-08-29 ザック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3046702U true JP3046702U (ja) 1998-03-17

Family

ID=43181031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997008231U Expired - Lifetime JP3046702U (ja) 1997-08-29 1997-08-29 ザック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3046702U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005048769A1 (en) * 2003-11-19 2005-06-02 Sancheong Co., Ltd. Backpack

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005048769A1 (en) * 2003-11-19 2005-06-02 Sancheong Co., Ltd. Backpack
US7367749B2 (en) * 2003-11-19 2008-05-06 Sancheong Co. Ltd. Backpack

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7494031B2 (en) Nursery band
US5772279A (en) Coupling system for infant carrier to second support device
US6098856A (en) Shoulder baby carrier
US5344055A (en) Bottle holder accessory for an inline rollerskate
US6672663B2 (en) Retainer system for juvenile vehicle seat
US20030204940A1 (en) Harness retainer with limited-travel button
KR0127819Y1 (ko) 안전밸트에 장착되는 어린이용 보조구
JP3046702U (ja) ザック
US8424820B2 (en) Universal crib clamp and method of use
JPH1156472A (ja) ザック
JPH0889342A (ja) 背負バッグ
JP2000157335A (ja) 背負子用保持具
CN2441680Y (zh) 汽车用儿童座椅
JP2817090B2 (ja) 背負バッグ
JP3615719B2 (ja) 車両のつり革構造
JP3048971U (ja) リュックサック
JPS5843885Y2 (ja) リユツクザツクの背負ベルト取付装置
JP3048074U (ja) ザック
JPH09262114A (ja) 背負いベルト用連結具
JPH0715706U (ja) ブラジャー
JP3884157B2 (ja) 釣竿ケース
JP2511602Y2 (ja) 携帯用ポット
JP3054142B1 (ja) 肩紐用止め具、同止め具を用いた肩紐止め構造および衣類
JP3031592U (ja) 装身具
JPH0339089Y2 (ja)