JP2000157335A - 背負子用保持具 - Google Patents

背負子用保持具

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JP2000157335A
JP2000157335A JP10333770A JP33377098A JP2000157335A JP 2000157335 A JP2000157335 A JP 2000157335A JP 10333770 A JP10333770 A JP 10333770A JP 33377098 A JP33377098 A JP 33377098A JP 2000157335 A JP2000157335 A JP 2000157335A
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user
shoulder
holding
hook
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JP10333770A
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Bakusei Yoshida
麦生 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背負子の背負部と使用者の背中とを密着させ
ることにより、背負子の装着感を向上し、また、背負部
の位置ずれを防止し、使用者の疲労の低減を図ることの
できる背負子用保持具を提供する。 【解決手段】 上記背負子用保持具を上肩保持部として
の左,右の上肩ベルト2,2と下肩保持部としての左,
右の下肩ベルト3,3により構成し、上肩ベルト2,2
を背負部1の上部1aからほぼ垂直方向に延長した後、
下肩ベルト3,3の先端に設けられたリング3b,3b
を介して使用者30の胸前部30bに位置するように水
平方向に折り曲げ、連結具4,4により互いに連結す
る。これにより、上肩ベルト2,2はリング3bを介し
て水平方向に延長する部分で使用者30の胸前部30b
を保持する胸前保持部を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、背負いカバン,
背負式農作業用機器,荷物運搬用背負具,可搬型無線機
等の背負子を背負えるようにする背負子用保持具に係
り、特に背負った際の使用者の装着感の向上及び疲労の
低減を図ることのできる背負子用保持具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の背負子用保持具は、例えば、図9
に示すように、一例として背負いカバンを構成する背負
部20の左,右に設けられ、かつ上,下方向に延長し、
C字状となるようにその両端が背負部20の上部20a
及び下部20bに縫い付けられた肩ベルト21,21に
より構成される。この背負子の使用時においては、使用
者30の肩30aに上記肩ベルト21が掛けられること
により、上記背負い部20が使用者30の背中に背負わ
れることになる。
【0003】このように構成される背負子は、図示を省
略しているが、ナップサックの場合は、小物を出し入れ
するための出入口を上部に有し、この出入口を紐で絞る
ことができるように構成される。このような背負子の背
負部20は、登山の場合等、重量物を積み込んで使用す
る場合においては、一般に重いものを背負部20の上側
に配置するため、背負部20の上部20a側が矢印Xの
方向(後方向)に引張られ、背負部20の上側が使用者
30の背中から離れてしまうこととなる。このような状
態では、使用者30の背中に安定せず、使用者30の動
きにより背負部20に左,右方向のぐらつき等が生じて
しまうため、背負部20に積み込まれた重量物の荷重が
使用者の肩及び背中に均一に作用せず、使用者の疲労の
増大につながることとなる。
【0004】そこで、図10に示すように、大型化した
背負部22の使用者30側に板,パイプ等の補強材23
を入れたものや、特開平2−119808号公報に示す
ように、左,右の肩ベルト間を橋絡するように横方向に
延長する胸ベルト又は腹ベルト設けたものにより、背負
部20を使用者30の背中に安定させることが考えられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、背負部に補強
材を入れた場合には、背負部の構造の複雑化及び背負部
の重量の増大による使用者の疲労の増大という問題が生
じ、また、胸ベルト又は腹ベルトを設けた場合には、重
量物の荷重が肩,胸又は腹のいずれかに偏って作用する
ことにより、荷重のかかる部分に不要な圧迫を与えるこ
とがあり、使用者の疲労につながるという問題があっ
た。
【0006】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、保持部の構成により、背負部と使用者の
背中とを密着させつつ使用者の肩又は胸部等に対する不
要な圧迫を防止し、背負子の装着感の向上を図り、か
つ、重量物の搭載や使用者の移動に伴ない背負部が使用
者の背中から離れる等の位置ずれを防止することにより
使用者の疲労の低減を図るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
背負子用保持具を上肩保持部と下肩保持部とに、上,下
に分割し、下肩保持部の先端に掛け部を設け、この掛け
部を介して、左,右の上肩保持部を延長させて、先端同
士をほぼ腹部側で互いに連結するようにしたものであ
る。
【0008】請求項2記載に係る発明は、左,右の上肩
保持部の途中個所に、長さ調整具を設けたものである。
【0009】請求項3に係る発明は、上記掛け部をリン
グ又はC字状のフックより構成したものである。
【0010】請求項4に係る発明は、下肩保持部を、
上,下が上記背負子に取り付けられてC字状体を構成す
る紐部より構成し、この紐部の貫通部に上肩保持部を通
すようにして、この貫通部で上記掛け部を形成したもの
である。
【0011】請求項5に係る発明は、ほぼ掛け部を中心
として前,後方向に延長するほぼ筒状の袋体によって上
肩保持部の上記掛け部よりほぼ水平方向に延長する一部
と、下肩保持部とを被うようにしたものである。
【0012】請求項6に係る発明は、袋体における後方
向に延長する後方延長部を背負子の下部に取り付けて、
この後方延長部で上記下肩保持部を代用したものであ
る。
【0013】請求項7に係る発明は、ベストの背部に背
負子を取り付けるようにし、ベストの前縁は互いに連結
可能としたものである。
【0014】請求項8に係る発明は、肩部及び胸部に対
応するベストの部位に、締付け可能な長さ調整具を設け
たものである。
【0015】請求項9に係る発明は、肩部及び脇部に対
応する個所にパッドを設けたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図に基づいて説明する。 実施の形態1.この発明の実施の形態1に係る背負子用
保持具は、図1(a)に示すように、上肩から前方下部
方向にかけて延長する上肩保持部としての左,右の上肩
ベルト2,2と、脇部方向に延長する下肩保持部として
の下肩ベルト3,3とに分割して構成される。上記左,
右の上肩ベルト2は、一端2aが背負部1の上部1aに
縫い付けられ上肩方向から下部方向に延長した後、後述
の長さ調整部5からリング3bを介して他端2b側が使
用者30の腹前部30bに位置するように水平方向に折
り曲げられ、互いに近接するように延長し、その先端2
bに設けられた連結具4を介して連結される。また、
左,右の上肩ベルト2,2はその途中個所に長さ調整具
5,5を有し、この長さ調整具5,5により締付けの強
さを調整することができる。上記上肩ベルト2,2は上
記リング3bを介して水平方向に延長する部分で使用者
30の腹前部30bを保持するもので、これにより腹前
保持部が構成される。
【0017】上記連結具4,4は一例として図2に示す
雄部4Aと雌部4Bより成る。雄部4Aは基部4mより
突出する平板上の中央の突片4aの両側に係止片4b,
4bを設け、係止片4b,4bを突片4a方向に揺動自
在として成り、係止片4b,4bの外側には段状の係止
部4cを有している。また、基部4mの後部より突出す
る支持片4n,4nで支承された柱体4tに上肩ベルト
2の先端2bが接続される。雌部4Bは、係止片4b,
4bを挿入しうる薄型状の収容空間4dを有し、その両
側には凹状の切欠部4eが形成され、切欠部4eの一端
側で係止部4cを係合するための係合部4fが形成され
る。このような構成によれば、係止片4b,4bを両側
より押圧するようにして係止片4b,4bを収容空間4
dに挿入し、係止部4cを係合部4fに係合させること
により雄部4Aと雌部4Bとを連結できる。雄部4Aを
雌部4Bからはずすには、係止部4b,4bを両側より
押圧して係止部4cを係号部4fからはずして、係止片
4b,4bを引き抜けばよい。
【0018】上記長さ調整具5は、平板状の両サイド片
5m,5mの中央と両端とに橋絡片5a,5b,5cを
設け、上記の橋絡片5cに上肩ベルト2の上部材2cの
先端を接続して構成される。下部材2dは、橋絡片5a
の下部より橋絡片5bの下部まで延長した後、折り返さ
れてから橋絡片5bの上部側回り込んで橋絡片5aの下
部を通るようにして、長さ調整具5に装着される。上記
長さ調整具5を握持して、上肩ベルト2の下部材2dを
引張ることにより、上部材2c,下部材2d間の長さを
短くして長さ調整が行われる。
【0019】図1において、上記下肩ベルト3は、上記
上肩ベルト2に対応するように、左右一対に設けられ、
一端が背負部1の下部1bに縫い付けられ、脇部に対応
する如く前方向に延長する所定長さの布片3aにより構
成され、他端には上記上肩ベルト2が挿通され掛止され
る掛け部としてのリング3bが取り付けられている。こ
のリング3bは、プラスチックあるいは金属製のものか
ら成り、所定長さの布片3aの上,下の動きに伴い、そ
の掛止位置が多少上下動することとなる。
【0020】このような構成により、背負子の使用時に
おいては、図1(a)に示すように、長さ調整具5,5
の調整により予め使用者30の体型に合わせて所定の長
さに調整した上記上肩ベルト2,2を使用者30の肩3
0aに掛け、使用者30の胸先部30bにおいて上肩ベ
ルト2,2の先端2b,2bに取り付けられた連結具
4,4により左,右の上肩ベルト2,2を連結する。こ
のような状態において、上肩ベルト2の上端側及び下端
側がそれぞれ上肩保持部と腹前保持部として機能し、ま
た、下肩ベルト3が下肩保持部として機能することとな
り、使用者30の肩30a及び腹前部30b等に適度な
締付けを与えつつ、背負部1を使用者30の背中に確実
に安定させることとなる。
【0021】すなわち、使用者30の体型に合わせて長
さ調整具5で所定の長さに調整した上肩ベルト2を下肩
ベルト3先端のリング3bを通した後、使用者30の腹
前部30bで連結することにより、図1(b)に示すよ
うに、リング3bを中心として矢印A,B,Cの三方向
に力が働き、矢印A方向に力が働くことにより、上肩ベ
ルト2の下端側2B及び下肩ベルト3を通じて使用者3
0の腹前部30bを締付け、使用者30の背中を背負部
1の下部1bに密着させることとなり、また、矢印B,
Cの方向に力が働くことにより上肩ベルト2の上端側2
Aを通じて使用者30の肩を背負部1の上部1aに密着
させることとなる。
【0022】また、リング3bが多少移動可能となって
いることより、矢印A,B,Cの力の強さに応じてリン
グ3bによる上肩ベルト2の掛止位置がずれることとな
り、最終的に、図1(b)に示すように、矢印A,B,
Cの三方向の力が釣り合うような位置にリング3bが移
動し、矢印A,B,Cの三方向へ力を分散させることが
できる。すなわち、重量物の積み込み等により、下肩ベ
ルト3先端のリング3bに対し矢印A方向への力が働い
た場合、それに伴ない上記リング3bによる上肩ベルト
2の掛止位置も矢印A方向へ移動することとなるが、下
端側2Bにより使用者30の腹前部30bに対し一定の
締付けがされた後においてはリング3bに対し矢印B,
C方向にも力が働き、最終的には、矢印A,B,Cの三
方向の力が釣り合う位置でリング3bが止まることとな
るので、肩30a,腹前部30b,脇部30cへの締付
けが釣り合うこととなり、不要な圧迫を防止することが
できる。
【0023】このように、本実施の形態に係る背負子用
保持具により、使用者30の肩30a,腹前部30bに
対する締付けが均一となった状態で背負部1を使用者3
0の背中に安定させることができ、また、背負部1に重
量物を積み込むことにより背負部1がずり落ちる方向に
力が加わった場合、上肩ベルト2に矢印A方向の力が働
くこととなるが、その場合においても、リング3bを介
在させることにより、矢印B,C方向については、それ
ぞれ、使用者30の腹前部30bを締める方向、使用者
30の背中と背負部1とが密着する方向に力が働くこと
となるので、結局、背負部1と使用者30の背中を密着
させることとなり、装着感を向上させることができ、ま
た、背負部1の横揺れ等を防止することができる。
【0024】以上のように、背負子用保持具を上肩ベル
トと下肩ベルトに分割して構成し、上肩ベルトを下肩ベ
ルトの先端のリングに通し、左右の上肩ベルトを使用者
の腹前部において連結させることとしたので、重量物の
背負部への積み込みや使用者の移動等に伴なう背負部の
動きに対して、上肩保持部及び腹前保持部としての上肩
ベルトと、下肩保持部としての下肩ベルトによって、背
負部を使用者の背中に密着させることができるので、使
用者への背負子の装着感の向上及び背負部の位置の安定
性の向上を図ることができる。従って、背負部に積み込
まれた重量物の荷重を使用者の肩から背中に均一に作用
させることができるので、使用者に対する余分な疲労を
防止することができる。また、リングによる上肩ベルト
の掛止位置が移動可能となっているため、上肩保持部,
下肩保持部,腹前保持部の三方向への力が釣り合う位置
で掛止することにより各保持部への締付けの偏りを防止
することができる。
【0025】なお、本実施の形態に係る掛け部としての
リング3bは、プラスチック,金属等で出来たものでも
よく、リング3bが矢印A,B,Cの三方向の力が釣り
合うようにできるものであればよい。また、必ずしも、
布片と別にリングを設ける必要はなく、布片の先端を環
状に縫い付けたものにより構成してもよい。また、掛け
部としては、輪状に限られるものではなく、図1(c)
に示すようなC字状のフック3cにより構成してもよ
い。上肩ベルト2の長さ調整は、図3に示すような長さ
調整具によるものに限られず他の形状のものでもよく、
また、例えば連結具をベルクロファスナーの雄部と雌部
により構成し、それらの貼り合わせ位置の調整により長
さ調整を可能とすることにより、長さ調整具を省略して
もよい。
【0026】実施の形態2.本実施の形態は、図4
(a)に示すように、上記実施の形態1に係る背負子用
保持具を構成する下肩ベルト3のリング3bを中心とし
て前,後方向に延長するほぼ筒状の袋体6により、上記
上肩ベルト2の折返し部2mよりほぼ水平方向に延長す
る一部と、下肩ベルトの一部とを被うようにしたもので
ある。
【0027】この袋体6は使用者30の脇部30c付近
において、布等をその長さ方向が上記下肩ベルト3のリ
ング3bを中心として使用者30の腹前部30bに向か
う前方向及び背負子の背負部1に向かう後方向に延長す
るほぼ長辺形の筒状に形成したものである。上記袋体6
はその上辺において延長方向のほぼ中央に開口部6aを
有し、また、袋体6の前方向の一端側及び後方向の他端
側にそれぞれ開口部6b,6cを有している。このよう
な構成により、開口部6aから開口部6bに上肩ベルト
2が通され、また、開口部6cから下肩ベルト3が挿通
され、リング3bに上肩ベルト2が通された状態で袋体
6に被われることになる。なお、図4(b)に示すよう
に、袋体6の下辺の延長方向のほぼ中央に設けられてい
る切欠部6dは、開口部6cから挿通された下肩ベルト
3先端のリング3bを引出し、開口部6aから挿通され
た上肩ベルト2をリングに通す作業を行うために設けら
れている。
【0028】上記実施の形態1では、重量物を積み込ん
だ場合等において、下肩ベルト3の先端に設けられたリ
ング3bに力が作用し、リング3bを中心とした部分に
圧迫が生じることになる。そこで、リング3b及び上肩
ベルト2の折返し部2mの付近を袋体6で覆うことによ
り、リング3bを中心とした部分に生じる圧迫を袋体6
全体に作用させることにより、使用者30に不要な圧迫
感を与えることなく上記実施の形態1と同様に背負部1
を背中に密着,安定させ、使用者30の余分な疲労の防
止を図るとともに使用者30の装着感をさらに向上させ
ることができる。
【0029】なお、本実施の形態における袋体6は上記
下肩ベルト3の付近を覆うものとして説明したが、袋体
自体に下肩ベルト3と同様に下肩保持部としての機能を
持たせることとしてもよい。すなわち、図4(c)に示
すように、後方向へさらに延長させた袋体7を用い、こ
の後方延長部7cを背負部1の下部1bに縫い付けるよ
うにして取り付けることにより構成したものである。こ
の袋体7は、その上辺の延長方向のほぼ中央付近に開口
部7aを有し、また、前方向の一端に開口部7bを有す
るものであり、この開口部7aから開口部7bに上肩ベ
ルトが通されることにより、袋体7が下肩保持部として
の下肩ベルト3と同様の機能を有することになり、使用
者30の余分な疲労の防止を図ることができるととも
に、リングを用いないため、より確実に不要な圧迫を防
止でき、装着感のより一層の向上を図ることができる。
【0030】実施の形態3.本実施の形態は、図5
(a)に示すように、下肩保持部としての下肩ベルトを
C字状の布帯より成る紐部8により構成し、このC字状
の紐部8の貫通部8cに上記上肩ベルト2を通すことに
より、掛け部を構成したものである。すなわち、図5
(a)に示すように、紐部8の一端8aを背負部1の下
部1bに、また、他端8bを背負部1の上下方向のほぼ
中間部1cに縫い付け、貫通部8cを形成することによ
りC字状となるようにして下肩ベルトを構成したもので
ある。このC字状となった紐部8の貫通部8cに上肩ベ
ルト2が挿通されることにより、上肩ベルト2と紐部8
との交差部8mが上記実施の形態1におけるリング3b
と同様の機能を有することになる。
【0031】このような構成により、図5(a)に示す
ように、予め使用者30の体型に合わせて所定の長さに
調整された上肩ベルト2を紐部8の貫通部8cを通し
て、連結具4,4で連結することにより、図5(b)に
示すように、紐部8の交差部8mを中心として矢印A,
B,C,Dの四方向に力が働き、重量物の積み込み等に
より矢印A方向に力が働いた場合、上肩ベルト2の下端
側及び紐部8を通じて使用者30の腹前部を締付け、使
用者30の背中を背負部1の下部1bに密着させること
となる。また、矢印A,B,C,Dの方向の力の強さに
応じて交差部8mが移動することにより、最終的に図5
(b)に示すように、矢印A,B,C,Dの四方向の力
が釣り合うこととなり、矢印A,B,C,Dの各方向へ
の力の分散により、上肩保持部,下肩保持部,腹前保持
部のそれぞれの締付けが釣り合うこととなるので、使用
者30に対する不要な圧迫を防止することができる。さ
らに、矢印D方向については、背負部1の中間部1cに
縫い付けられることにより、使用者30の動き等により
背負部1の中間部1c付近がばたつくことを抑えること
が可能となる。
【0032】これにより、使用者の肩への負担の軽減及
び使用者の装着感の向上を図ることができるとともに、
背負子1の上下方向の中間部付近についても確実に安定
させることができ、背負子の装着感の一層の向上を図る
ことができる。
【0033】実施の形態4.本実施の形態では、図6
(a)に示すように、上記実施の形態3に係る背負子用
保持具の一部を構成する下肩ベルトとしての紐部8の交
差部8mを中心として前,後方向に延長するほぼ筒状の
袋体9により、上記上肩ベルト2の折返し部2mよりほ
ぼ水平方向に延長する一部と、下肩ベルトとしての紐部
8の一部とを被うようにしたものである。
【0034】この袋体9は、使用者30の脇部30c付
近において、ほぼ紐部8の交差部8mを中心として、前
方向については細幅となるような形状に、また、後方向
については幅広となるような形状に構成され、図6
(b)に示すように、上辺の延長方向のほぼ中央の位置
に開口部9aを有し、また、袋体9の前方向の一端及び
後方向の他端にそれぞれ開口部9b,9cを有してい
る。この袋体9に対し、上肩ベルト2が開口部9aから
開口部9bに貫通され、袋体9の内部においては、開口
部9cから挿入された紐部8の貫通部8cに上記実施の
形態3と同様に上肩ベルト2が挿通されることになる。
なお、図6(b)に示すように、袋体9の下辺の延長方
向のほぼ中央に設けられている切欠部9dは、上記袋体
6の切欠部6dと同様に、紐部8に上肩ベルト2を挿通
させる際において、利用されるものである。
【0035】上記実施の形態3では、上肩ベルト2の締
付けや重量物の搭載、使用者30の移動等に伴い、上肩
ベルト2と紐部8との交差部8m付近に力が作用し、使
用者30の脇部30cに対し不要な圧迫を与えることが
考えられる。そこで、上肩ベルト2と紐部8との交差部
8mを袋体9で覆うことにより、交差部8m付近に集中
的に与えられる圧迫を袋体9全体に作用させることがで
きるため、上記実施の形態3と同様に使用者の肩への負
担を最小限のものとすることができるとともに、使用者
の装着感をさらに向上させることができる。
【0036】なお、本実施の形態における袋体9は上記
紐部8の交差部8mの付近を覆うものとして説明した
が、袋体自体に下肩ベルトと同様に下肩保持部としての
機能を持たせることとしてもよい。すなわち、図6
(c)に示すように、背負部1側から腹前部30b側に
向けて細幅となるような形状で、その上辺の延長方向の
ほぼ中央の位置に開口部10a、また、延長方向の腹前
部30b側先端に開口部10bを有し、背負部1側先端
の下端及び上端に開口部10c,10dを有する袋体1
0により構成してもよい。この場合には、紐部8よりも
短い紐部11を上記開口部10c,10dに通し、ま
た、上肩ベルト2を紐部11の貫通部を通すことなく、
開口部10aから開口部10bへ通すことにより、上記
袋体10及び紐部11が紐部8と同様の機能を有するこ
ととなり、紐部8を用いた場合と同様に、使用者の肩へ
の負担の軽減及び使用者の装着感の向上を図ることがで
きるとともに、上肩ベルトと紐部との交差部を生じない
ため、より確実に不要な圧迫を防止でき、装着感のより
一層の向上を図ることができる。
【0037】実施の形態5.本実施の形態は、図7に示
すように、ベストの背部に背負子の背負部を一体的に取
り付けるようにすることにより、上記ベストを背負子用
保持具として構成したものである。ベストは、使用者3
0の両肩,両脇部及び腹前部を被うような形状の身頃1
3により構成され、その背部に背負子の背負部12を有
する。上記身頃13には、その左右の上肩部において一
対に設けられその一端が背負部12の上部12aに縫い
付けられ前方向に延長するように他端が身頃13の肩部
13a前方の位置に縫い付けられ、その延長方向の中央
よりやや前方の位置に長さ調整具14aを有する肩ベル
ト14と、身頃13の腹前部13bの位置に横方向に延
長するようにその両端が縫い付けられ、その延長方向の
ほぼ中央の位置に長さ調整具15aを有する4本の胸ベ
ルト15とを有することにより締付け調整が可能となっ
ている。
【0038】この実施の形態に係る背負子の使用時にお
いては、使用者30は、ベストの身頃13を着用する様
にして背負子を背負い、その後、胸ベルト15を締める
ことにより、身頃13の前縁を合わせることになる。こ
れにより、上記ベストの身頃13が上肩保持部,下肩保
持部,腹前保持部として機能することになり、さらに確
実に背負部12を背中に密着させることができる。
【0039】このように、本実施の形態では、使用者3
0の腹前部30b等においてより広い面積で保持し、肩
ベルト又は胸ベルト等の締付けをベストの身頃13全体
に作用させることにより、背負部12と使用者30の背
中をさらに確実に密着させることができ、使用者30の
移動等に伴なう背負部12の位置ずれをより確実に防止
することができる。また、重量物の荷重を、身頃13に
より使用者の肩,脇部及び腹前部等の全体で受けること
ができ、より確実に使用者の肩から背中に掛けて均一に
作用させることができるので、使用者の余分な疲労を防
止することができる。
【0040】実施の形態6.本実施の形態は、上記実施
の形態7の身頃13における肩ベルト14,胸ベルト1
5の代わりに、図8に示すように、身頃16の上肩部1
6a及び脇部16cに左右一対に背負部12側から腹前
部16b側へ延長するように位置するほぼ長辺形状のパ
ッドとしての弾性中空体17を取り付けたものである。
なお、身頃16の腹前部16bには前縁を連結するため
の連結具としてホックボタンの雄部と雌部から構成され
るボタン18が取り付けられている。
【0041】上記弾性中空体17には、その表面側に挿
入口17aが設けられており、そこから、窒素等の気体
又は水等の軽い液体を注入することにより、使用者30
の肩,腹前部,脇部に適当な締付けを与えることとな
る。これにより、背負部12が使用者30の背中に密着
されることとなり、背負部12が安定することとなる。
また、弾性中空体17を用いて締付けを行うため、使用
者30の体型等にかかわらず、弾性中空体17に挿入さ
れる加圧の気体等の調整により使用者に対し、適度な締
付けを与えることを可能とすることができる。
【0042】このように、本実施の形態では、上肩保持
部,下肩保持部及び腹前保持部を一体的に身頃16によ
り構成し、身頃16の腹前部16bのボタン18により
前縁を連結した後、弾性中空体内部の気体,液体等を調
整することにより締付け可能な構造としたので、使用者
30の腹前部30b等においてより広い面積での保持,
締付けを可能とすることにより、背負部12を使用者3
0の背中にさらに確実に密着させることができ、使用者
30の移動等に伴なう背負部12の位置ずれをより確実
に防止することができる。また、重量物の荷重を、身頃
16により使用者30の肩,脇部及び腹前部全体で受け
ることができ、より確実に使用者の肩から背中に掛けて
均一に作用させることができるので、使用者の余分な疲
労を防止することができる。さらに、弾性中空体17に
より締付けを行うこととしたので、使用者の体型等に関
わらず使用者への背負子の装着感のより一層の向上を図
ることができる。なお、弾性中空体の数は4つに限られ
るものではなくこれより少なく、または、多く設けても
よい。また、弾性中空体を設ける位置も両肩及び両脇の
他腹前部等に設けてもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、背負子用
保持具を上肩保持部と下肩保持部とに、上,下に分割
し、下肩保持部の先端に掛け部を設け、この掛け部を介
して、左,右の上肩保持部を延長させて、先端同士を互
いに連結することにより腹前保持部を構成したので、背
負子の背負部を使用者の背中に確実に密着させることが
でき、かつ、掛け部を介することにより上肩保持部,下
肩保持部,腹前保持部への力を釣り合わせることがで
き、背負子の装着感の向上及び背負部の位置ずれの防止
により使用者の疲労の低減を図ることができる。 この
発明は、上記課題を解決するためになされたもので、保
持部の構成により、背負部と使用者の背中とを密着させ
つつ使用者の肩又は胸部等に対する不要な圧迫を防止
し、背負子の装着感の向上を図り、かつ、重量物の搭載
や使用者の移動に伴ない背負部が使用者の背中から離れ
る等の位置ずれを防止することにより使用者の疲労の低
減を図るものである。
【0044】請求項2記載に係る発明よれば、左,右の
上肩保持部の途中個所に、長さ調整具を設けたので、前
記請求項1に係る発明と同様の効果が得られるととも
に、使用者の体型に合わせた適度な締付けをすることが
でき、装着感の向上及び位置ずれの防止による使用者の
疲労の低減をより確実に行うことができる。
【0045】請求項3に係る発明によれば、上記掛け部
をリング又はC字状のフックより構成したので、上記の
効果が得られるとともに、簡易な構成により上肩保持
部,下肩保持部,腹前保持部への力の釣り合いを確実に
行うことができ、装着感の向上及び位置ずれの防止によ
る使用者の疲労の低減をより確実に行うことができる。
【0046】請求項4に係る発明によれば、下肩保持部
を、上,下が上記背負子に取り付けられてC字状体を構
成する紐部より構成し、この紐部の貫通部に上肩保持部
を通すようにして、この貫通部で上記掛け部を形成した
ので、上記請求項1にかかる発明と同様の効果が得られ
るとともに、紐部上側の取付け部により背負部の中間部
付近についても使用者の背中に確実に密着させることが
でき、中間部付近のばたつきを抑えることより、背負子
の装着感の向上及び位置ずれの防止による使用者の疲労
の低減をより確実に行うことができる。
【0047】請求項5に係る発明によれば、ほぼ掛け部
を中心として前,後方向に延長するほぼ筒状の袋体によ
って上肩保持部の上記掛け部よりほぼ水平方向に延長す
る一部と、下肩保持部の一部とを被うようにしたので、
上記の効果が得られるとともに、掛け部に対して生じる
不要な圧迫を袋体全体に作用させることができ、背負子
の装着感の向上を一層向上させることができる。
【0048】請求項6に係る発明によれば、袋体におけ
る後方向に延長する後方延長部を背負子の下部に取り付
けて、この後方延長部で上記下肩保持部を代用したの
で、掛け部を設けることなく上記の効果を得ることがで
き、部品点数を減少させるとともに、不要な圧迫をより
確実に防止することによる背負子の装着感を向上を図る
ことができる。
【0049】請求項7に係る発明によれば、ベストの背
部に背負子を取り付けるようにし、ベストの前縁は互い
に連結可能としたので、使用者の肩,脇部及び腹前部等
においてより広い面積で背負子を保持することが可能と
なり、背負部を使用者の背中にさらに確実に密着させる
ことができ、背負子の装着感の向上及び位置ずれの防止
による使用者の疲労の低減を確実に行うことができる。
【0050】請求項8に係る発明によれば、肩部及び胸
部に対応するベストの部位に、締付け可能な長さ調整具
を設けたので、長さ調整具による締付け調整により、使
用者の体型に合わせた適度な締付けをすることができ、
装着感の向上及び位置ずれの防止による使用者の疲労の
低減をより確実に行うことができる。
【0051】請求項9に係る発明によれば、肩部及び脇
部に対応する個所にパッドを設けたので、使用者の体型
等に関わらず締付けによる不要な圧迫をより確実に防止
でき、背負子の装着感のより一層の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態に係る背負子用保持
具を示す斜視図である。
【図2】 この発明の一実施の形態に係る背負子用保持
具の連結具を示す正面図である。
【図3】 この発明の一実施の形態に係る背負子用保持
具の長さ調整具を示す正面図である。
【図4】 この発明の他の実施の形態に係る背負子用保
持具を示す斜視図である。
【図5】 この発明の他の実施の形態に係る背負子用保
持具を示す斜視図である。
【図6】 この発明の他の実施の形態に係る背負子用保
持具を示す斜視図である。
【図7】 この発明の他の実施の形態に係る背負子用保
持具を示す斜視図である。
【図8】 この発明の他の実施の形態に係る背負子用保
持具を示す斜視図である。
【図9】従来の背負子の一例を示す図である。
【図10】従来の背負子の一例を示す図である。
【符号の説明】
2 上肩ベルト、3 下肩ベルト、3b リング、6,
7,9,10 袋体、8 紐部、13,16 身頃、1
4 肩ベルト、15 胸ベルト、17 弾性中空体。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背負子の左,右に設けられ、かつ上,下
    方向に延長して、両肩を通すことのできるベルトより成
    る背負子用保持具において、上記ベルトを上肩保持部と
    下肩保持部とに、上,下に分割し、下肩保持部の先端に
    掛け部を設け、この掛け部を介して、左,右の上肩保持
    部を延長させて、先端同士をほぼ腹部側で互いに連結す
    るようにした背負子用保持具。
  2. 【請求項2】 左,右の上肩保持部の途中個所に、長さ
    調整具を設けたことを特徴とする請求項1記載の背負子
    用保持具。
  3. 【請求項3】 上記掛け部はリング又はC字状のフック
    より成ることを特徴とする請求項1記載の背負子用保持
    具。
  4. 【請求項4】 下肩保持部は、上,下が上記背負子に取
    り付けられてC字状体を構成する紐部より成り、この紐
    部の貫通部に上肩保持部を通すようにして、この貫通部
    で上記掛け部を形成した請求項1記載の背負子用保持
    具。
  5. 【請求項5】 ほぼ掛け部を中心として前,後方向に延
    長するほぼ筒状の袋体によって上肩保持部の上記掛け部
    よりほぼ水平方向に延長する一部と、下肩保持部とを被
    うようにした請求項1記載の背負子用保持具。
  6. 【請求項6】 袋体における後方向に延長する後方延長
    部を背負子の下部に取り付けて、この後方延長部で上記
    下肩保持部を代用した請求項5記載の背負子用保持具。
  7. 【請求項7】 ベストの背部に背負子を取り付けるよう
    にし、ベストの前縁は互いに連結可能としたことを特徴
    とする背負子用保持具。
  8. 【請求項8】 肩部及び胸部に対応するベストの部位
    に、締付け可能な長さ調整具を設けた請求項7記載の背
    負子用保持具。
  9. 【請求項9】 肩部及び脇部に対応する個所にパッドを
    設けた請求項7記載の背負子用保持具。
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