JP3046618U - 棒様燃焼体における指定位置燃焼停止装置 - Google Patents
棒様燃焼体における指定位置燃焼停止装置Info
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- JP3046618U JP3046618U JP1997008106U JP810697U JP3046618U JP 3046618 U JP3046618 U JP 3046618U JP 1997008106 U JP1997008106 U JP 1997008106U JP 810697 U JP810697 U JP 810697U JP 3046618 U JP3046618 U JP 3046618U
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- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼作用が緩慢な筒体、無垢体等の棒様燃焼
体の全長中、任意所望の設定個所で自然消火できる燃焼
停止装置である。 【解決手段】 径時的に燃焼作用が伝播する中空体ある
いは無垢体等の棒様燃焼体において、任意所望設定燃焼
停止位置の外周に金属による消火片を環状となるように
接合してなるものである。
体の全長中、任意所望の設定個所で自然消火できる燃焼
停止装置である。 【解決手段】 径時的に燃焼作用が伝播する中空体ある
いは無垢体等の棒様燃焼体において、任意所望設定燃焼
停止位置の外周に金属による消火片を環状となるように
接合してなるものである。
Description
【0001】
この考案は、径時的に燃焼作用が伝播する棒様燃焼体の任意所望の指定消火位 置に装着する燃焼停止装置に関するものである。
【0002】
燃焼伝播作用が緩慢な棒様燃焼体の全長未満における所望指定個所で消火作用 を促す燃焼停止装置に係る。
【0003】
燃焼伝播作用が緩慢な棒様燃焼体の全長未満の任意所望設定個所で燃焼停止を 所望する場合には、人為的、かつ、能動的に消火しなければならなかった。
【0004】
燃焼作用が全長に及び、かつ、燃焼伝播作用が緩慢な棒様燃焼体の一方端に一 旦点火すれば終端までの燃焼に要する径時的作用が大に及び、径時的中間または 燃焼道程の量的中間で消火したい場合には、その燃焼伝播状況を常に監視を要求 されるものであった。
【0005】 このように継続燃焼作用が径時的に比較的大なる棒様燃焼体にあって、燃焼道 程の中間に燃焼量が予め設定できる燃焼体に対し、該所望設定消火位置に燃焼が 伝播到達した時点で自動的に消火させようとするものである。
【0006】 この考案の目的とするところは、燃焼作用が緩慢な筒体、無垢体等の棒様燃焼 体の全長中、任意所望の設定個所で自然消火できる燃焼停止装置を提供するにあ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】 この考案は、上記の目的を達成させるための手段として、径時的に燃焼作用が 伝播する中空体あるいは無垢体等の棒様燃焼体において、任意所望設定燃焼停止 位置の外周に金属による消火片を環状となるように接合してなるものである。
【0008】
この考案は、燃焼作用が緩慢な筒体、無垢体等の棒様燃焼体の全長中、任意所 望の設定個所で自然消火できる燃焼停止装置である。
【0009】 自然消火の手段は、棒様燃焼体の外周に酸素遮断層を層成するものである。
【0010】 この酸素遮断層は不燃性である金属片の巻着によって形成するもので、酸素遮 断と相俟って燃焼作用の低下とともに吸熱作用とが相乗的に作用し、燃焼の3要 素中、酸素の供給、高温の維持の2要素を断つことにより、累進的に燃焼発熱量 を低下する方向に作用させ、棒様燃焼体外周に環状をもって巻着した金属体より なる消火片の幅方向、つまり、棒様燃焼体の軸方向の延焼伝播距離に比例して燃 焼作用を低下させ、消火片の巻着範囲を脱出できないで燃焼作用が終焉し、消火 するものである。
【0011】 消火片1は金属を基調とするもので、板状片、線条体、箔、環状片、管体等の いずれかである。
【0012】 この消火片1を棒様燃焼体2の長手方向の任意所望する設定消火位置の外周に 密に巻着して環状形成するもので、その幅寸法、すなわち、棒様燃焼体2の軸方 向の長さ寸法は少なくとも被巻着体である棒様燃焼体2における巻着個所の直径 と略同等とするものである。
【0013】 消火片1の素材がシート状の場合に接着剤をもって少なくとも一重または一重 以上に巻着することが必要で、該巻着個所において棒様燃焼体2の外周が部分的 にも露出させないことが肝要である。
【0014】 また、線条材の場合には緻密に、かつ、螺旋状に巻着するものである。
【0015】 環状材、筒材の場合は当然であるが、その他前記した素材であっても棒様燃焼 体2の外周を圧迫するようにして接合してなるものである。
【0016】
この考案は以上のように、径時的に燃焼作用が伝播する棒様燃焼体において、 全長未満の任意所望設定位置で、自然消火させたい個所の外周に消火片を密に装 着して置くだけで人為的に消火のための監視を不必要とし、自然消火が完璧であ るので、他の可燃物に対して延焼を完全防止することができる効果あるものであ る。
【図1】 消火片の正面図
【図2】 図1のA−A線断面図
1 消火片 2 棒様燃焼体
Claims (1)
- 【請求項1】 径時的に燃焼作用が伝播する中空体ある
いは無垢体等の棒様燃焼体において、任意所望設定燃焼
停止位置の外周に金属による消火片を環状となるように
接合してなる棒様燃焼体における指定位置燃焼停止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008106U JP3046618U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 棒様燃焼体における指定位置燃焼停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997008106U JP3046618U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 棒様燃焼体における指定位置燃焼停止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3046618U true JP3046618U (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=43180951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997008106U Expired - Lifetime JP3046618U (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 棒様燃焼体における指定位置燃焼停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046618U (ja) |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP1997008106U patent/JP3046618U/ja not_active Expired - Lifetime
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