JP3046597B1 - リヤアクスルの支持構造 - Google Patents

リヤアクスルの支持構造

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JP3046597B1 JP11135143A JP13514399A JP3046597B1 JP 3046597 B1 JP3046597 B1 JP 3046597B1 JP 11135143 A JP11135143 A JP 11135143A JP 13514399 A JP13514399 A JP 13514399A JP 3046597 B1 JP3046597 B1 JP 3046597B1
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Abstract

【要約】 【課題】 回止めプレートをベースプレート側に押し付
けたときに平行状態を保ち、小型・軽量化が図られ、特
にレースにおいて後輪の瞬時の交換を可能にするリヤア
クスルの支持構造を提供する。 【解決手段】 一方のリヤアームの外側面に取着される
ベースプレート6にリヤアクスル1の軸部1aを挿通可
能な円形口6aを設けるとともに、ベースプレート6上
にリヤアクスル1を中心に同心円状に配置した3カ所の
ピン9に沿って回止めプレート6を接近離間可能に装着
し、回止めプレート6にリヤアクスル1の頭部2bに係
合可能な正多角形口6aを設け、ベースプレート6との
間で各ピン9の周囲にスプリング部材11を巻装して回
止めプレート6をリヤアクスル1の頭部2側に付勢して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に二輪自動車
において、後輪を所定間隔をあけて対向する一対のリヤ
アーム間に、回転自在に軸支するためのリヤアクスル
(後輪軸)の一端螺合部にナットを螺合して締め付ける
ことにより、リヤアクスルの他端頭部側を回転しないよ
うに保持して支持するためのリヤアクスルの支持構造に
関するもので、詳しくは特にオートバイレースにおいて
後輪を瞬時(数秒〜十数秒)に交換するのに好適なリヤ
アクスルの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般走行用の二輪自動車におけるリヤア
クスルの支持構造としては、例えば特開昭57−164
879号公報に記載されているように、所定間隔をあけ
て対向する一対のリヤアームの長孔の一方からリヤアク
スルが緩挿され、セレーションを介してリヤアクスルの
一端螺合部に螺合するナットを締め付けることによりリ
ヤアクスルが位置決めされている。また、リヤアクスル
のナットと反対側の端部(頭部)は、割りピンを軸方向
に対し直交する方向に貫通して設けたピン孔内に差し込
むことにより、リヤアームに対し回転しないように抜け
止めする構造が一般的である。
【0003】ところで、レース用に後輪を瞬時に交換す
るためのリヤアクスルの支持構造として、次のような構
造のものが提案されている。すなわち、図7〜図9に示
すように、リアアーム31の一側面に対しベースプレー
ト26を取り付けたのち、このベースプレート26に設
けた円形貫通孔26aにリヤアクスル21の一端を挿通
し、他端側の螺合部21b(図9)にナット(図示せ
ず)を螺合して締め付ける。そして、リヤアクスル21
の正六角形状頭部22に係合する正六角形若しくは正十
二角形の係合孔25aを備えた回止めプレート25を、
その一側部を貫通する一対の取付ボルト27によりベー
スプレート26に螺着するとともに、回止めプレート2
5の反対側部に設けた長孔25cに取付ボルト28を挿
通してリアアーム31の一側面に螺着することにより、
回止めプレート25をベースプレート26およびリアア
ーム31の一側面に対し接近離間可能に装着し、また各
ボルト27・28の周囲に巻装したコイルスプリング
(図示せず)により回止めプレート25をリヤアクスル
頭部22側に付勢して回止めプレート25の係合孔25
aをリヤアクスル頭部22に係合させてリヤアクスル2
1の回転を阻止する。一方、後輪の交換時には、回止め
プレート25をコイルスプリング29の付勢力に抗して
ベースプレート26側に押し付けることにより、リヤア
クスル頭部22との係合状態を解除し、この状態でエア
ーツール等の回転工具によりリヤアクスル21を回転さ
せてナットを取り外したのち、リヤアクスル21を引き
抜くことによって行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の支持構造あるいは新たに提案された支持構造
(図7〜図9)では、次のような改良の余地がある。
【0005】 上記公報に記載の構造では、割りピン
を引き抜き、リヤアクスルを回転させてナットを取り外
してリヤアクスルをリヤアームから引き出し、後輪を交
換したのちに、リヤアクスルを元のリヤアーム間にセレ
ーション部材とともに戻して割りピンを挿入して回止め
しなければならず、熟練者であっても十数秒程度で後輪
を交換するのは困難である。
【0006】 新たに提案された構造にあっては、エ
アツール等の回転工具を使用することにより瞬時に後輪
を交換できるが、リヤアクスル21をナットに対し高ト
ルクで締め付けるために、締め付け時に回止めプレート
25およびその取付ボルト27・28に大きな負荷がか
かるので、回止めプレート25および取付ボルト27・
28の強度を十分に確保する必要があることから、大型
化する。そして、大型化が重量アップにつながり、車体
重量のアップを招くので、スピードを競うレース車に採
用するためには、小型化および軽量化を図る必要があ
る。
【0007】また、3本の取付ボルト27・28はリヤ
アクスル21の中心に対し同心円状には配置されていな
いため、取付ボルト27・28に作用する負荷が不均一
になる。このため、取付ボルト27・28の径を共通に
できない。同様の理由により、取付ボルト27・28の
周囲に配置されたスプリング29による回止めプレート
25をリヤアクスル21の頭部22側に付勢する力が不
均一になるので、後輪の交換時に回止めプレート25を
スプリング29の付勢力に抗して押し付ける際に、回止
めプレート25がベースプレート26に対して平行にな
らないことがあり、この状態でリヤアクスル21を回転
させて回止めプレート25の係合孔25aの角部や取付
ボルト27・28に無理な力をかけるおそれがある。
【0008】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、図7〜図9に示した支持構造を改良して、回止めプ
レートをベースプレート側に押し付けたときに平行にな
り、また小型・軽量化が図られ、特にレースにおいて瞬
時に後輪を交換するのを可能にするリヤアクスルの支持
構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明に係るリヤアクスルの支持構造は、所定間隔
をあけて対向する一対のリヤアーム間に、後輪を回転自
在に軸支するためのリヤアクスルの一端螺合部にナット
を螺合して締め付けることにより、リヤアクスルの他端
頭部側を回転しないように保持するためのリヤアクスル
の支持構造であって、前記一方のリヤアームの外側面に
取着されるベースプレートに前記リヤアクスルの軸部を
挿通可能な円形口を設けるとともに、前記ベースプレー
ト上にリヤアクスルを中心に同心円状に配置した3カ所
又はそれ以上の支持部を介して回止めプレートをリヤア
クスルの軸方向に接近離間可能に装着し、前記回止めプ
レートには前記リヤアクスルの正多角形状頭部に係合可
能な正多角形口を設け、前記ベースプレートとの間で前
記各支持部の周囲にスプリング部材を巻装して前記回止
めプレートをリヤアクスルの前記頭部側に付勢したこと
を特徴としている。
【0010】上記の構成を有する本発明に係るリヤアク
スルの支持構造によれば、後輪の交換の際に、回止めプ
レートをベースプレート側に押し付けたときに、3カ所
以上の支持部の周囲に巻装されている各スプリング部材
がほぼ均一に圧縮され、回止めプレートはベースプレー
トに対し支持部に沿って平行に押し付けられる。こうし
てリヤアクスルの頭部と回止めプレートの正多角形口と
の係合状態が解除されるので、ナットを非回転状態に保
持しリヤアクスルをエアツール等で回転させることによ
り簡単にナットが外れ、リヤアクスルを引き抜くことに
よって後輪を取り外せる。一方、後輪の交換後は、リヤ
アクスルをリヤアーム(の長孔)間に差し込んでナット
を非回転状態に保持し、回止めプレートをベースプレー
ト側に押し付けたままリヤアクスルをエアツール等で逆
方向に回転させて締め付けたのち、回止めプレートの押
し付けを解消することによって各スプリング部材の付勢
力で回止めプレートが支持部に沿ってリヤアクスルの頭
部側にほぼ平行に移動し、リヤアクスルの頭部に回止め
プレートの正多角形口が係合してリヤアクスルの回転が
阻止される。また、回止めプレートは、リヤアクスルの
中心から同心円状に配された支持部のスプリング部材に
よってほぼ均一に付勢されるためにベースプレートに対
し平行状態を保つので、リヤアクスルの回転中に回止め
プレートの正多角形口がリヤアクスル頭部に係合されに
くく、したがって回止めプレートや支持部の強度を低減
できるので、装置全体の小型・軽量化が図れる。
【0011】また、請求項2に記載のリヤアクスルの支
持構造は、所定間隔をあけて対向する一対のリヤアーム
間に、後輪を回転自在に軸支するためのリヤアクスルの
一端螺合部にナットを螺合して締め付けることにより、
リヤアクスルの他端頭部側を回転しないように保持する
ためのリヤアクスルの支持構造であって、前記一方のリ
ヤアームの外側面に取着されるベースプレートに前記リ
ヤアクスルの軸部を挿通可能な円形口を設けるととも
に、前記ベースプレート上に円周方向に間隔をあけて配
置した複数の支持部を介して回止めプレートをリヤアク
スルの軸方向に接近離間可能に装着し、前記回止めプレ
ートには前記リヤアクスルの正多角形状頭部に係合可能
な正多角形口を設け、前記ベースプレートとの間で前記
各支持部の周囲にスプリング部材を巻装して前記回止め
プレートをリヤアクスルの前記頭部側に付勢し、前記リ
ヤアクスルの前記頭部を、前記ベースプレートの円形口
部に該リヤアクスル軸との段差部を係止可能で前記回止
めプレートの正多角形口内に緩挿可能な円形第3頭部
と、前記回止めプレートの正多角形口内に係合可能な正
多角形第2頭部と、前記回止めプレートの正多角形口
に正多角形第2頭部との段差部を係止可能な正多角形第
1頭部とから形成するとともに、前記正多角形第2頭部
を緩挿可能で前記正多角形第1頭部の前記段差部に係止
可能な円形口を有し、車幅方向の外側へ朝顔状に拡がっ
たフランジ部を備えたカラーを、前記正多角形第1頭部
と前記回止めプレートとの間に介設したことを特徴とし
ている。
【0012】請求項2記載のリヤアクスルの支持構造に
よれば、走行状態でカラーのフランジ部がリヤアクスル
の頭部の周囲を取り囲んでいるので、車体を傾倒させた
ときにリヤアクスルの頭部が地面に直接触れない。ま
た、後輪の交換時には回止めプレートをカラーを介して
均等に押し付け、回止めプレートの正多角形口とリヤア
クスルの正多角形第2頭部との係合状態を解除すること
ができるとともに、リヤアクスルをリヤアームの長孔か
ら引き抜くときにカラーのフランジ部を把持してリヤア
クスルの正多角形第2段部に円形口を係止し、カラーご
とリヤアクスルを簡単に抜き出すことができ、後輪交換
時の作業性がさらに向上する。このため、例えば、仮に
リヤアクスルの頭部が一部変形したような場合でもリヤ
アクスルの抜き差しをスムーズに行える。
【0013】請求項3に記載のように、前記支持部がピ
ンであり、該ピンの一端部周囲に鍔状受け座を突設し、
前記ペースプレートに穿設したピン孔に前記ピンの一端
部を緩挿して該ピン一端に環状溝を設けてサークリップ
等の支持部材を止着するとともに、前記回止めプレート
に穿設したピン孔に、前記ピンの他端部側を緩挿して
ピン他端に環状溝を設けてサークリップ等により支持部
材を止着することが望ましい。
【0014】請求項3記載のリヤアクスルの支持構造に
よれば、例えばリヤアクスルを高速回転してナットの締
付を行っているときに、回止めプレートの正多角形口に
リヤアクスル頭部が係合しロック状態となり、回止めプ
レートに強大な力が作用しても各ピンの傾斜が許容さ
れ、力が逃げるので、回止めプレートやベースプレート
に無理な力が作用しにくく、小型化し軽量化でき、装置
全体をコンパクトにできる。
【0015】請求項4に記載のように、前記ペースプレ
ートと前記回止めプレートの相対向する一方の面に、複
数の同一高さのストッパーを同心円状に突設することが
望ましい。
【0016】請求項4記載のリヤアクスルの支持構造に
よれば、エアツール等を用いて回止めプレートをベース
プレート側に最大限押し付けたときに、同心円状に配さ
れた複数のストッパーに当接し、回止めプレートがベー
スプレートに平行に保たれるために、各スプリング部材
が均等に圧縮され、変形しにくくなるので、長期間にわ
たって使用することができる。
【0017】請求項5に記載のように、前記ベースプレ
ートを前記リヤアームの外側面に取り付けるための複数
の取付ボルトの頭部を、前記ストッパーとして用いるこ
とができる。
【0018】請求項5記載のリヤアクスルの支持構造に
よれば、特にストッパーを設けておかなくても、ベース
プレートをリヤアームに取り付けるときに使用する複数
の取付ボルトの頭部が、ストッパーの代用になり、請求
項4の構造と同様の作用が発揮され、しかも構造が簡単
になる。
【0019】請求項6に記載のように、前記回止めプレ
ートの前記正多角形口の角形数を、該正多角形口が係合
する前記リヤアクスルの前記頭部の角形数の倍数にする
ことが望ましい。
【0020】請求項6記載のリヤアクスルの支持構造に
よれば、回止めプレートの正多角形口とリヤアクスル頭
部との係合(噛み合い)チャンスが倍増し、リヤアクス
ルのわずかな回転(回転角)調整で瞬時に係合する。
【0021】請求項7に記載のように、前記回止めプレ
ートに穿設した各ピン孔を、回止めプレートの回転が許
容されるように前記ピンの配置と共通の同心円状の円弧
状長孔にすることが一層望ましい。
【0022】請求項7記載のリヤアクスルの支持構造に
よれば、リヤアクスルをナットに対し強く締め付けた状
態で、回止めプレートのベースプレート側への押し付け
を解消したときに、回止めプレートの正多角形口とリヤ
アクスル頭部とが噛み合わない場合でも、走行時の振動
等により回止めプレートがわずかに回転し、回止めプレ
ートの正多角形口とリヤアクスル頭部とが自然に噛み合
い、リヤアクスルの回転を阻止する。したがって、リヤ
アクスルを締め付ける際に回転角度を調整する必要がな
くなる。
【0023】請求項8に記載のように、前記スプリング
部材を円錘コイルスプリングにすることができる。
【0024】請求項8記載のリヤアクスルの支持構造に
よれば、円錘コイルスプリングは円筒コイルスプリング
に比べて圧縮したときの軸方向寸法が短くなるので、回
止めプレートをベースプレート側へ押し付けた際の軸方
向長さを最小限に設定することにより、支持構造部分の
リヤアクスルの軸方向長さを短縮し、小型化できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリヤアクスル
の支持構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0026】図1は本発明のリヤアクスルの支持構造の
実施例を示す、リヤアクスルの一部を欠除した断面図、
図2は回止めプレートの第1実施例を示す正面図および
断面図、図3は回止めプレートの第2実施例を示す正面
図、図4はベースプレートの第1実施例を示す正面図お
よび側面図、第5図はベースプレートの第2実施例を示
す正面図および断面図である。図6はリヤアクスルの頭
部に本実施例の支持構造を組付けた状態を示す斜視図で
ある。
【0027】図1・図6に示すように、リヤアクスル1
は中空軸からなり、軸部1aの一端(先端)部分に雄ネ
ジ部1bが形成され、他端(基端)部分に頭部2が一体
に形成されている。頭部2は、正六角形の第1頭部2a
と正十角形の第2頭部2bと円形の第3頭部2cからな
り、第1頭部2aの外径(外接円)は第2頭部2bの外
径(外接円)よりも大きく、第1頭部2aと第2頭部2
bとの間に第1係止段2dが形成されている。また、第
2頭部2bの外径(外接円)は第3頭部2cの外径より
も大きく、第2頭部2bと第3頭部2cとの間に第2係
止段2eが形成されている。
【0028】リヤアクスル1は、所定間隔をあけて対向
する一対のリヤアーム(スイングアームを含む)31に
設けられた長孔32に一連に挿入され、リヤアーム31
間に後輪(図示せず)が回転自在に位置し、リヤアクス
ル1の雄ネジ部1bにナット3が螺合され、締め付けら
れる。
【0029】一方、リヤアクスル1の頭部2側には、図
6のようにカラー4、回止めプレート5およびベースプ
レート6がこれらの順に緩挿される。カラー4は浅い皿
状の円筒体で、図1のように第2頭部2bよりわずかに
大きく、第1頭部2aよりも小さい円形の中央開口4a
を備えるとともに、車幅方向の外側へ先端が朝顔状に拡
がるフランジ部4bに形成されている。このフランジ部
4bはリヤアクスル1の第1頭部2aを覆い、組付け状
態で第1頭部2aを取り囲むように構成されている。回
止めプレート5は、本例では図2に示すように略五角形
の薄板体からなり、長手方向の中間位置に正十角形口5
aが開口されている。この正十角形口5aは、リヤアク
スル1の第2頭部2bに対応し、係合(嵌合)する。ま
た、回止めプレート5の正十角形口5aの中心点oを中
心にした同心円状で回止めプレート5の隅部の3カ所
に、ピン孔5bが穿設されている。
【0030】ベースプレート6は、本例では図4に示す
ように略五角形の薄板体からなり、長手方向の中央部に
円形口6aが開口され、この円形口6aにはリヤアクス
ル1の軸部1aを挿通可能であり、またリヤアクスル1
の第2係止段2eに係止される。ベースプレート6にお
いて、円形口6aの中心点oを中心にした同心円状でベ
ースプレート6の隅部の3カ所に、ピン孔6bが穿設さ
れている。ベースプレート6の円形口6aを挟んで対向
する位置に、取付孔6cがそれぞれ穿設されている。ベ
ースプレート6において円形口6aの中心点oを中心に
した同心円状の3カ所に、同一高さの略円弧状のストッ
パー7が円周方向に等間隔に突設されている。ベースプ
レート6は、一対のリヤアーム31(図1)のうちの一
方の外側面に取付孔6cの挿入される取付ボルト8(図
5参照)により固定されている。
【0031】また、ベースプレート6のピン孔6bと回
止めプレート5のピン孔5bは、図1・図6に示すよう
に位置が対応しており、支持部として丸棒状のピン9が
使用される。ピン9は、両端にサークリップ取付用の環
状溝9a・9bが形成され、一端部に鍔状の受け座9c
が一体に固設されている。各ピン9は受け座9cをベー
スプレート6のピン孔6bに緩挿し、一方の環状溝9a
にサークリップ(図示せず)を止着したのち、各ピン9
の周囲に円錘コイルスプリング11を配装する。この状
態で、ベースプレート6に相対向させて回止めプレート
5のピン孔5bを各ピン9の反対側端部に緩挿して回止
めプレート5をベースプレート6側に押し付け、円錘コ
イルスプリング11を圧縮した状態で他方の環状溝9b
にサークリップ(図示せず)を止着する。これにより、
回止めプレート5は3本のピン9に沿ってベースプレー
ト6に対し接近・離間可能に組み付けられ、円錘コイル
スプリング11により離間する方向に付勢される。
【0032】リヤアクスル1は、カラー4の中央開口4
a内に軸部1aを挿通しカラー4を第2頭部2b上で第
1係止段2dに係止させた状態の下に、ベースプレート
6の円形口6aおよびリヤアーム31の長孔32(図
1)、後輪のハブ孔(図示せず)および他方のリヤアー
ム31の長孔32に挿通し、雄ネジ部1bにナット3を
螺合する。そして、カラー4で回止めプレート5を円錘
コイルスプリング11の付勢力に抗してストッパー7に
当接するまで押し付け、ナット3を回転しないように固
定した状態で、リヤアクスル1をエアツールの嵌合部を
第1頭部2aに嵌め込んで回転させて締め付ける。それ
から、カラー4を介した回止めプレート5の押し付けを
解除し、回止めプレート5を円錘コイルスプリング11
の付勢力によって第1頭部2a側に付勢し、正十角形口
5aを正十角形の第2頭部2bに嵌め込む。このとき、
正十角形口5aの角部と第2頭部2bの角部にずれがあ
れば、リヤアクスル1を回転させて第2頭部2bに嵌め
込み、リヤアクスル1の回転を回止めプレート5によっ
て阻止する。
【0033】次に図3は回止めプレート5の別の実施例
を示す正面図で、この回止めプレート5’が上記実施例
と相違するところは、中央の開口5a’を正二十角形口
に形成したことと、ピン孔5bを正二十角形口5a’の
中心点oを中心に同心円状の円弧状長孔5b’に形成し
たことである。この回止めプレート5’は、上記実施例
の支持構造において、回止めプレート5に代えて組み付
けることにより、次のような新たな作用効果が生じる。
すなわち、第2頭部2bの正十角形の2倍の角形数から
なる正二十角形口5a’にしたことにより、第2頭部2
bとの噛み合いチャンスが2倍になる。またピン孔を円
弧状長孔5b’にしたことにより、リヤアクスル1をナ
ット3に対し強く締め付け、回止めプレート5のベース
プレート6側への押し付けを解除したときに、回止めプ
レート5の正二十角形口5a’とリヤアクスル1の第2
頭部2b(図1)とが噛み合わない場合でも、走行時の
振動等により回止めプレート5がわずかに円周方向に回
転し、回止めプレート5’の正多角形口5b’と第2頭
部2bとが自然に噛み合いリヤアクスル1(図1)の回
転を阻止する。
【0034】図5はベースプレート6の別の実施例を示
す正面図で、本例のベースプレート6’はストッパー7
を省いて、図5(b)のようにベースプレート6をリヤア
ーム31(図1)に取り付けるための2本の取付ボルト
8の平坦な頭部8aで回止めプレート5のストッパーを
兼ねさせたことが上記実施例と相違している。その他の
構成および作用効果については上記実施例と共通するの
で、説明を省略する。
【0035】上記に本発明の実施例を示したが、次のよ
うに構成することもできる。すなわち、 カラー4を省くとともに、第1頭部2aと円形の第
3頭部2cから頭部2を形成し、回止めプレート5の正
多角形口5aを第1頭部2aに係合するように形成す
る。
【0036】 支持部をピン9から取付ボルトに代
え、ベースプレート6のピン孔6aの位置にネジ孔を設
け、回止めプレート5のピン孔5aを貫通する取付ボル
トをベースプレート6のネジ孔に螺着して固定する。な
お、コイルスプリング11は取付ボルトのネジ部の周囲
に配装する。
【0037】 円錘コイルスプリング11に代えて、
円筒コイルスプリングを使用する。
【0038】 支持部としてのピン孔およびピンを設
ける箇所は、4カ所あるいはそれ以上にすることもで
き、また必ずしも同心円状にしなくてもよい。
【0039】
【発明の効果】上記に説明したことから明らかなよう
に、本発明のリヤアクスルの支持構造には、次のような
優れた効果がある。
【0040】(1) 請求項1の発明では、回止めプレート
がリヤアクスルの中心から同心円状に配された支持部の
スプリング部材によってほぼ均一に付勢されるためにベ
ースプレートに対し常に平行状態を保つので、リヤアク
スルの回転中に回止めプレートの正多角形口がリヤアク
スル頭部に係合されにくいから、回止めプレートや支持
部の強度を低減でき、この結果、装置全体の小型・軽量
化が図れる。また、リヤアクスルの抜き差しを数秒〜十
数秒という極めて短い時間に行えるため、特にレースに
おいて瞬時に後輪を交換するのに好適である。
【0041】(2) 請求項2の発明では、リヤアクスルの
頭部の周囲を取り囲むカラーを設けているので、車体を
傾倒させたときにリヤアクスルの頭部が地面に触れるの
が防止され、また、後輪の交換時には回止めプレートを
カラーを介して均等に押し付け、回止めプレートとリヤ
アクスルの第2頭部との係合状態を解除でき、またリヤ
アクスルをリヤアームから引き抜くときにカラーのフラ
ンジ部を利用してカラーごとリヤアクスルを簡単に抜き
出すことができるので、後輪交換時の作業性が向上し、
リヤアクスルの抜き差しを数秒〜十数秒という極めて短
い時間に行えるため、特にレースにおいて瞬時に後輪を
交換するのに好適である。
【0042】(3) 請求項3の発明では、リヤアクスルの
回転時に回止めプレートにリヤアクスル頭部が係合しロ
ック状態となって、回止めプレートに強大な力が作用し
ても各ピンの傾斜が許容され力が逃げるので、回止めプ
レートやベースプレートに無理な力が作用しにくいの
で、装置全体をコンパクトにでき、軽量化が図れる。
【0043】(4) 請求項4の発明では、エアツール等を
用いて回止めプレートをベースプレート側に最大限押し
付けたときにストッパーに当接し、回止めプレートがベ
ースプレートに平行に保たれるので、各スプリング部材
の変形等が防止され、耐久性が向上し、長期間にわたり
使用できる。
【0044】(5) 請求項5の発明では、特にストッパー
を省いても、ベースプレートをリヤアームに取り付ける
ときに使用する複数の取付ボルトの頭部がストッパーの
代用になるため、請求項4の発明と同様の効果があり、
しかも構造が簡単になる。
【0045】(6) 請求項6の発明では、回止めプレート
の正多角形口とリヤアクスル頭部との係合(噛み合い)
チャンスが倍増し、リヤアクスルのわずかな回転(回転
角)調整で係合する。
【0046】(7) 請求項7の発明では、回止めプレート
の正多角形口とリヤアクスル頭部とが噛み合っていない
場合でも、走行時の振動等により回止めプレートがわず
かに回転し、回止めプレートの正多角形口とリヤアクス
ル頭部とが自然に噛み合い、リヤアクスルの回転を阻止
するから、リヤアクスルを締め付ける際に回転角度を調
整する必要がなくなり、後輪の交換を一層素早く行え
る。
【0047】(8) 請求項8の発明では、円錘コイルスプ
リングは円筒コイルスプリングに比べて圧縮したときの
軸方向寸法が短くなるので、支持構造部分のリヤアクス
ルの軸方向長さが短縮され、一層小型化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリヤアクスルの支持構造の実施例を示
す、リヤアクスルの一部を欠除した断面図で、上半分は
常態(走行状態)を表し、下半分はカラーと回止めプレ
ートを押し付けた状態を表している。なお、図1は一例
として水平断面で表している。
【図2】本発明のリヤアクスルの支持構造の構成の一部
である回止めプレートの第1実施例を示す図面で、図2
(a)は正面図、図2(b)は図2(a)のb−b線断面図で
ある。
【図3】本発明のリヤアクスルの支持構造の構成の一部
である回止めプレートの第2実施例を示す正面図であ
る。
【図4】本発明のリヤアクスルの支持構造の構成の一部
であるベースプレートの第1実施例を示す図面で、図4
(a)は正面図、図4(b)は図4(a)の側面図である。
【図5】本発明のリヤアクスルの支持構造の構成の一部
であるベースプレートの第2実施例を示す図面で、図5
(a)は正面図、図5(b)は図5(a)のb−b線断面図で
ある。
【図6】リヤアクスルの頭部に本実施例の支持構造を組
付けた状態を示す斜視図である。
【図7】本発明に先立って提案されたリヤアクスルの支
持構造を示す正面図である。
【図8】図7のリヤアクスルの支持構造のb−b線断面
図である。
【図9】リヤアクスルの頭部に図7・図8の抜け止め構
造を組付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 リヤアクスル 1a 軸部 1b 雄ネジ部 2 頭部 2a 正六角形第1頭部 2b 正十角形第2頭部 2c 円形第3頭部 3 ナット 4 カラー 4a 円形中央開口 4b フランジ部 5・5' 回止めプレート 5a 正十角形口 5a' 正二十角形口 5b ピン孔 5b' 円弧状長孔 6・6' ベースプレート 6a 円形口 6b ピン孔 6c 取付孔 7 ストッパー 8 取付ボルト 9 ピン(支持部) 9c 鍔状受け座 11 円錘コイルスプリング

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をあけて対向する一対のリヤア
    ーム間に、後輪を回転自在に軸支するためのリヤアクス
    ルの一端螺合部にナットを螺合して締め付けることによ
    り、リヤアクスルの他端頭部側を回転しないように保持
    するためのリヤアクスルの支持構造であって、 前記一方のリヤアームの外側面に取着されるベースプレ
    ートに、前記リヤアクスルの軸部を挿通可能な円形口を
    設けるとともに、 前記ベースプレート上にリヤアクスルを中心に同心円状
    に配置した3カ所又はそれ以上の支持部を介して、回止
    めプレートをリヤアクスルの軸方向に接近離間可能に装
    着し、 前記回止めプレートには、前記リヤアクスルの正多角形
    状頭部に係合可能な正多角形口を設け、 前記ベースプレートとの間で前記各支持部の周囲にスプ
    リング部材を巻装して前記回止めプレートを、リヤアク
    スルの前記頭部側に付勢したことを特徴とするリヤアク
    スルの支持構造。
  2. 【請求項2】 所定間隔をあけて対向する一対のリヤア
    ーム間に、後輪を回転自在に軸支するためのリヤアクス
    ルの一端螺合部にナットを螺合して締め付けることによ
    り、リヤアクスルの他端頭部側を回転しないように保持
    するためのリヤアクスルの支持構造であって、 前記一方のリヤアームの外側面に取着されるベースプレ
    ートに、前記リヤアクスルの軸部を挿通可能な円形口を
    設けるとともに、 前記ベースプレート上に円周方向に間隔をあけて配置し
    た複数の支持部を介して回止めプレートを、リヤアクス
    ルの軸方向に接近離間可能に装着し、 前記回止めプレートには、前記リヤアクスルの正多角形
    状頭部に係合可能な正多角形口を設け、 前記ベースプレートとの間で前記各支持部の周囲にスプ
    リング部材を巻装して前記回止めプレートを、リヤアク
    スルの前記頭部側に付勢し、 前記リヤアクスルの前記頭部を、前記ベースプレートの
    円形口部に該リヤアクスル軸との段差部を係止可能で前
    記回止めプレートの正多角形口内に緩挿可能な円形第3
    頭部と、前記回止めプレートの正多角形口内に係合可能
    な正多角形第2頭部と、前記回止めプレートの正多角形
    部に正多角形第2頭部との段差部を係止可能な正多角
    形第1頭部とから形成するとともに、 前記正多角形第2頭部を緩挿可能で前記正多角形第1頭
    の前記段差部に係止可能な円形口を有し、車幅方向の
    外側へ朝顔状に拡がったフランジ部を備えたカラーを、
    前記正多角形第1頭部と前記回止めプレートとの間に介
    設したことを特徴とするリヤアクスルの支持構造。
  3. 【請求項3】 前記支持部がピンであり、該ピンの一端
    部周囲に鍔状受け座を突設し、前記ペースプレートに穿
    設したピン孔に前記ピンの一端部を緩挿して該ピン一端
    に環状溝を設けてサークリップ等の支持部材を止着する
    とともに、 前記回止めプレートに穿設したピン孔に、前記ピンの
    部側を緩挿して該ピン他端に環状溝を設けてサークリ
    ップ等により支持部材を止着した請求項1又は2記載の
    リヤアクスルの支持構造。
  4. 【請求項4】 前記ペースプレートと前記回止めプレー
    トの相対向する一方の面に、複数の同一高さのストッパ
    ーを同心円状に突設した請求項1又は2記載のリヤアク
    スルの支持構造。
  5. 【請求項5】 前記ベースプレートを前記リヤアームの
    外側面に取り付けるための複数の取付ボルトの頭部を、
    前記ストッパーとして用いる請求項4記載のリヤアクス
    ルの支持構造。
  6. 【請求項6】 前記回止めプレートの前記正多角形口の
    角形数を、該正多角形口が係合する前記リヤアクスルの
    前記頭部の角形数の倍数にした請求項1〜5のいずれか
    に記載のリヤアクスルの支持構造。
  7. 【請求項7】 前記回止めプレートに穿設した各ピン孔
    を、回止めプレートの回転が許容されるように前記ピン
    の配置と共通の同心円状の円弧状長孔にした請求項3〜
    6のいずれかに記載のリヤアクスルの支持構造。
  8. 【請求項8】 前記スプリング部材が円錘コイルスプリ
    ングである請求項1〜7のいずれかに記載のリヤアクス
    ルの支持構造。
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